雲が白く山肌を覆う
そんな雨が途切れた夕方に
幻を見たような気がした
むせかえる夕立の後で
耳元で囁いた
その柔らかい息づかいが
脳裏に焼き付いて
繰り返すフラッシュバック
目眩の底に ....
流れ流れて
川を下り
行き着いた場所は
滝つぼ
抜け出す事は
容易で無い。
苦しみを乗り越えて
耐える
盆踊りを
垣間見て
いつか踊ってみたい
落ち葉はまた旅に出ます。
虹の涙が透明だから 僕と君の泉は清く正しく
青春の 透明な恋 眩しくて もう出来ないと ジブリで悟る
自分をコケにして笑う
自分をさげすむ
自分をさらけ出す。
自分を下僕という。
自分に自信がある。
皆同じ命と言う自負がある。
自分の仕事を全うする。
一人コツコツ勉強をする。
....
おはよう
君の声が聞こえただけで
こんなに朝は踊るよ
眩しいのは
陽射しが口笛吹いているから
朝露垂れて木琴を叩く
こんにちは
君の笑顔と弾んだ君の声
僕はおかげで嬉しくなって ....
ダイエット目的にはじめたジョギングだったはずなのに
夢はホノルルマラソンなんて張り切っている
フルマラソンって42.195kmも走るんだよね
あの子の精神構造ってどうなっているんだろう
....
羅漢頭をペコリと叩きゃ 大人の漫画の声がする
1998.04.07. YIB01036 Tamami Moegi.
....
震える声で もう会わないからと 背中の君が とても愛しくて
なんでも分けあっていたから 小さなアイスも 僕には多すぎる
君が残して行ったサボテンは 今でも窓辺を占領してます ....
僕のしがない手を
君への花向けだと思って受け取ってくれ
僕の干からびた足は
君への愛着だと思ってくれ
僕の垢だらけの耳は
君への差し入れだと思ってくれ
僕の乾いた眼球は
....
自分には何も持っていない。
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おばちゃんに「目が ....
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ははは
ひひひ
ふふふ
へへへ
ほほほ
愉快でならない。
自分の時間が進んでいる。
自分の思い通りになり
好き勝手な事を言って
感謝される。
強引でない。
心を聞いて
....
多くの人に
影響を与え
多くの人に
励まされる
愉快な一日
楽しい毎日
色々考えて
実行をして
今日も電話
明日も電話
人の輪作り
落ちないよ
青い葉を濡らす滴を
指先で弾いた
確かに躍動する心をもって
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土のにおい、が立ち込める
トマトの苗を植えたとき
爪を黒く染めたあれのにおい
官能的に厚く漂う
雨上が ....
あめのひは
おそとへでられない
まどにつるした
てるてるぼうずも
どこかしぼんじゃって
おひさまをよぶ
まほうがきかないのかな
かぜがつよくふくたびに
あめがまどをたたく
あそび ....
月に兎が
みぴょこぴょこ
現実から抜け出したい。
苦しみから抜け出したい。
宇宙人と話しをして
涙を流す。
天には鳥を
水には魚を
果てしない地平線
果てしない運命線
灰色の向こうから垂れた糸が
わたしのさらけ出した肉体をなぞってくれる
何千もの指が触れていくように
ひとつひとつわたしの感情に絡まって
蜘蛛に食べられてもいい
今はわたしなんか身動き一つ ....
これだけは誓おう
君だけは幸せにしよう
子供だけは幸せにしよう
いつでも立ち会おう
空気の様な存在でいよう
存在を忘れてしまうが
無くては生きられない様な
そんな存在になりたい。
....
ただ苦しみに耐え
傷ついた心に
薬を塗り
癒される。
涙が出てくる
重い太陽
軽い月
アルペジオ
ぼやけた視界
生きているのか?
死んでいるのか?
切れかかった弦。
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ぱちぱちと 雨は窓を 叩くけど ごめん今日は 遊びに行けない
流れる水
流れる音
流れる空
流れる川
落ちる稲妻
落ちる水滴
落ちる花弁
落ちる聖霊
全ての命の為に
全ての心の為に
全ての詩の為に
全ての神の為に
えっ、ここなの?
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