すべてのおすすめ
転んで擦りむいた
歩くたびに
ズキンズキンと
痛みが伝わる

小さな傷が
私は生きている
私は生きている
と叫んでいる
なぜか痛みが心地良い

どこかいとおしいその傷は
独り転 ....
お嬢さん、ハンカチ落としませんでしたか

なんか懐かしいよね

それから腕時計しているくせに
いま何時?とちゃっかり左手首隠しつつ尋ねてみれば

そうねだいだいね♪

あの頃のあなた ....
甘いものが欲しくって


沁みるものが欲しくって



・・・
夕暮れに帰る道は
ぐるぐるって ぐるぐるって
迷子になりそう

見たことある帰り道が
ぐちゃぐちゃって ぐちゃぐちゃって
消えてしまいそう

顔の無いパパとママがけんかしている
いや ....
 
Moonlight
さっきまで聴いていた君の声
月に浚われた気がして・・・

確かめたくて
電話してみたけど
月まで電波は届かなかったみたいだね


Moonlight
いつ ....
叩かれた
殴られた
蹴られた

常に恐ろしい存在だった
決して逆らわなかった
母に気に入られるように
顔色を伺って生きてきた
いつもどこか緊張していた
心の底から甘えた記憶はない
 ....
鳴らないチャイムを待ち続け

今日も1日が過ぎて行った

明日の僕に手渡す物は

多すぎて目眩がした

足も耳も目も鼻も手も全てのパーツは

一つも合うものがなかった

中古と ....
ふと見上げると
高層マンションが視界に入る
真っ青な空に
突き刺さる白い壁
屋上に立つ自分の姿が見えた
ああ 飛んでしまいたい
あそこから飛んだら
気持ち良いだろうか
心が穏やかになれ ....
赤ん坊が泣く
抱き上げる

お腹がすいたと泣く
抱き上げる

眠たいと泣く
抱き上げる

えくぼを見せて泣く
抱き上げる

毎日 毎日
抱き続ける

柔らかな頬
ミルク ....
祖父が死んだ

ほんでもえらいわ
そう言って祖父は私の手を頼りに起き上がった
寝ているままでいい
そう言う私を制し

それは昨日のことだった

いつものようにコンビニで
祖母のおに ....
離れていても近くに感じる
会わなくてもいつも心にある
不思議な存在

いつも何処かが繋がっている
けれどベッタリと張り付くことはない
会った瞬間キラキラとした思いが弾ける

悲しみと絶 ....
見えないナイフが

空気を切り裂くと

景色は加速する



僕は時計のワニに怯えて

部屋の掃除に明け暮れる



千切れた布切れみたいな寂しさは

何処にも結びつか ....
     その人を見て

     わたしはぼんやりほほえんでいた

     はじめて会ったような気がする

     だが、あたりまえにほほえんでいた

     「お迎えです ....
三十年ぶりに会った母
記憶の片隅にも無い母
けれど会った瞬間に
本当の母なのだと実感した

今まで母(と呼んでいた人)に感じていた
違和感の訳がわかった気がした
何故だかはわからない
 ....
真っ赤な炎に焼かれて
小さな体がさらに小さく
ただの真っ白な骨になった

小さな 小さな
わずかばかりの骨を拾い上げる
小さくて真っ白な頭蓋骨

穏やかな日々が
一瞬の煌きのように脳 ....
腹の肉 尻の肉
ぶよぶよと揺れる肉
だらりとたれる肉

肉はどんどん増殖し
私の心を包み込み
内臓を圧迫し
そしてついには
心臓をも締め上げる

そして私は
ただの肉の塊に成り果 ....
幸せってなんだろう
お金?
友達?
家庭?
仕事?

不幸ってなんだろう
病気?
借金?
偏見?
不仲?

そんな事どうでもいいじゃん!
美味しいものパクパク
スポーツして ....
お喋りふえる昼下がり
乳母車がやってきた
子鬼百匹のせてきて
笛太鼓が踊り狂う

電柱そばの主婦三人
近所の浮気を暴露した
音楽隊のエレキギター
 イクラデモ言エチャウワ
 私ノコト ....
疲れすぎると
悲観的になってしまう。

全てが良い方向へ向かっている
心配する事はない。
頑張れペポ!
とつぶやいてみる。

神様!助けてと言っても
助けてはくれない。
自らを助く ....
なんて気持ち良いんだろう
長湯につかって
居眠り
足を伸ばして

よく泡立ててから
シャンプー
よく泡立ててから
体を洗う
よく泡立ててから
顔を洗う。

擦って洗うと
乾燥 ....
ちぇっ!

右肩に強い衝撃を感じたと思ったら
見知らぬ男のひとの舌打ちが耳奥にまで突き刺さる

ちぇって言われてもね

いつもと変わらぬおっちょこちょいだから
うっかり階段踏み外して捻 ....
ぱたぱたぱた と
歩いていたらスリッパが脱げました
おちたスリッパは星になりました
たくさんの人がここでつまづきます

そうっと歩いていたのにぶつかりました
ここは世界の端っこです
だれ ....
疲れすぎで
寒気がする。
頭が痛い。
皿洗いしたくない。

お客さんの家では
笑顔で明るく
後になって
どっと疲れが出る。

理想と現実の狭間
生と死
善と悪
愛とマスコミ
 ....
冷たい氷菓子を たべてみた

きんとする冷たさとともに

かるい頭痛


もう食べまいと おもっても

やめられない


私をつかんで離さない

それでいてすぐに溶けてしま ....
観覧車にのって 赤い空を見つめながら

貴方が『すきだ』といってくれただけで

なぜだか無性に 泣きたくなった


ああ このまま地上につかなければ

ずっとずっと 幸せなのに
          
           きみに『しあわせ』だといってもらいたくて

            ぼくはいっしょうけんめいはたらいた
例年通り僕の誕生日は雨だった

街の所々から音泉が湧き出ていた

それは素晴らしい日々の幕開けだろう

それ以外は考えられなかった

なんなんだろう

この不思議な気持は

プ ....
あなたの声で生まれた

僕の心




時々いたい


んです





気のせいだと

よく思ってたんですけど

あれは

そういうことだったんだろ ....
 雪

       乱太郎 作

雪がひらひら舞い降りて
少女の耳元
静かにささやく
――ごめんね
  冷たいでしょう

手のひらの上で
溶けていった雪に
少女 ....
あたいね
あの人の事が
好きなのよ
こっちを見て欲しいの

貞子には負けないわ
パーティーには
香水で攻撃して
赤いドレス着てゆくの

彼ってね楽しい人なの
彼のね笑顔は最高なの ....
そよ風さんさんの自由詩おすすめリスト(701)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 綾瀬のり ...自由詩710-1-26
尋ねるひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*10-1-25
三行- 自由詩2*10-1-25
迷子- 朧月自由詩310-1-25
Moonlight- 乱太郎自由詩1010-1-25
- 綾瀬のり ...自由詩610-1-25
盗めない宝石- こめ自由詩1310-1-25
衝動- 綾瀬のり ...自由詩510-1-24
ぬくもり- 綾瀬のり ...自由詩710-1-24
憂愁の瓦- 朧月自由詩1010-1-23
- 綾瀬のり ...自由詩510-1-23
- 自由詩5*10-1-23
創書日和「迎」_はじめてのひと- 逢坂桜自由詩410-1-23
- 綾瀬のり ...自由詩710-1-22
- 綾瀬のり ...自由詩310-1-22
- 綾瀬のり ...自由詩610-1-22
What_I_wanted_to_say_you_this.- ペポパン ...自由詩5*10-1-22
百鬼音楽隊- りょう自由詩11*10-1-21
地獄への階段- ペポパン ...自由詩5*10-1-20
お風呂- ペポパン ...自由詩5*10-1-19
歩めるひと- 恋月 ぴ ...自由詩15*10-1-19
過ちの街角- 朧月自由詩610-1-16
フォーレンエンジェル- ペポパン ...自由詩6*10-1-16
氷菓子- くろきた自由詩710-1-16
今日だけの- くろきた自由詩910-1-16
きみに- くろきた自由詩410-1-16
誕生日は雨な世界- こめ自由詩1510-1-16
_だるまおとし- 自由詩2*10-1-15
- 乱太郎自由詩1510-1-15
アイサレンダー- ペポパン ...自由詩4*10-1-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24