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デカダンスな景色が焼きついて
あんまり考えてると
半身の喪失感がひどくなる
空は青いね
君は元気にしてますか?
....
やさしい色を身に付けたいけれど
うまく馴染んでくれない
気が付くと
いつも
寂しい風景
「いろはにほへと」
と、言うけれど
夏の幻 ....
星空をみてた
指で細い線を描いた
流れ星をみた
折れた花の茎のように
頭を垂れた
空が白む頃
帰りそびれた月が
少しだけ
....
ノートに「ごめんなさい」と書いたら
そのページを破って
紙飛行機を作ろう
夕日に向かって投げれば
しょっぱい気持ちで一杯だ
....
甘い夢
白くて冷たい手の
泣きたかったよ
悲しくて
片目は自然と閉じてしまうから
何となく
あなたが羨ましい ....
虚ろな空を切り抜いて
僕らは少し安心する
ボクラトカクノガキニサワルノナラ
ボクハトカコウ
形ないものに
形を与えたのは
先人の知恵だろう
....
三月になると思い出す
透明な夢をみてた人
・・・頭イタイ
あー、また左腕が・・・。
あー、神様、なんらかの罰でしょうか?
それとも
単に僕がおかしいだけでしょうか?
わかりませんが
なんかごめん
....
死に損ないのウィルオウィスプ
何を思うのだろう?
灯りを持って
あっちへ
うろうろ
こっちへ
うろうろ
....
裏
通り
軒下で雨宿り
忘れた探し物
を探して
正しい君の言い分と
間抜けな僕の足跡と
賢い泥棒の筆先と
贅沢な僕らの為 ....
ステンレスはなんか寂しい
錆び難いし硬いけど
なんか寂しい
差し込まれた記憶と
三日月の笑み
滴る血と銀のグラス
....
忘却の向こうに浮んでる
約束もないけど覚えてる
知らないけれど
いつも思うよ
不思議だね
....
ありがとう
落雷で二つに裂けた木の根幹を眺めてた
理由もわからずに
それは起こったことであり
また、失われたもので
わずかに残った根元が
暖か ....
何かを失うたびに思うのは
自分の愚かさと
失ったものの大事さで
さよならダーリン
君が歩けば道が出来るよ
と
....
甘いものが欲しくって
沁みるものが欲しくって
・・・
見えないナイフが
空気を切り裂くと
景色は加速する
僕は時計のワニに怯えて
部屋の掃除に明け暮れる
千切れた布切れみたいな寂しさは
何処にも結びつか ....
あなたの声で生まれた
僕の心
が
時々いたい
んです
気のせいだと
よく思ってたんですけど
あれは
そういうことだったんだろ ....
カビの生えたパンと
皿に盛られた生魚
オレンジジュースの代わりに
エンジンオイル
ピーナッツバターはグリースで
テーブルクロスは純白のレース付き
....
箱の中の彼女を見つけてしまい
(彼女は彼女の理性の為に生きるだろう)
僕は少し間違えた気がした
(いつも足りない何か)
君が左手ひっぱった日から ....
フェンスの向こうで笑ってる
あの人が好きだった
とても高い所でも見てるような
目をして笑ってたんだ
だから
綺麗な帽子が風に飛ばされないように
祈ってた ....
始まりと終わりは
いつも同じ場所な気がする
まるで
ブーメランみたいに
だけど
その距離は少しづつ遠のいていく
何処へ投げたか忘れるくらいに
....
何だかわからない
半分あげた所為だろうか
「半分あげた」
って
掠れた記憶の中
しるしみたいに
僕は多分パラ ....
僕の杞憂は
きっと
畏れ多くて
上手く言えないので
頭部に注射器が刺さってる感じです
と・・・
....
思えば今日だった
ような気がする
何が?
と
尋ねられる事はないけど
もし ....