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父母の死骸が漂着した浜辺で
わたしは目を細めている

命を細めてしまった妹の責任の所在をおもいながら
眉をそっている。

この列島に
もはや窓はなく。

わたしはおうどいろの浜辺をセ ....
私生まれも育ちも
川崎堀之内
「どりいむらんど」でお風呂に浸かり
性癖はいたってノーマル
名は亀太郎
人呼んで
フーゾクの亀と発します

俺がいたんじゃ
オナニーできぬ
わかっちゃ ....
わたしは縄文の舟を漕いでいる
トチノキを刳り貫いた
粗末な舟だ
赤い犬をいっぴき乗せていた
これが最後の猟だと
わたしは思った


子どもたちは
夏の来なかった時代を知らない
もう ....
タイトルは僕の信念だ
















座右の銘と言ってもいい
















 ....
チキンナゲットのある砂漠
生命が群がる
死に死に死 死に
ぷちぷちと砂がなるので
精密機械の昆虫たちが油を求めて追い求めていて
鶏肉 あるのでむさぼるのである
虚にポンとおかれた
肉?
 ....
山が燃えております
勢子が駆けております
楽しいばかりで得た物は帰り道におきます

あんたなんと思いよ
私の運ぶものよ
稗粟を炊いて帰り道で食べます

病が流行っております
人も死ん ....
いいえ私は天秤座の男
なんでいきなり否定から入るのさ
(「あなたひょっとして乙女座ですか?」とか何とか訊かれたので
 それに対する返答からはじまっていると思います、恐らく)
あなたは遊びのつも ....
あの人の奥さんに会わせてと
強硬に主張したのよ
わたしを散々弄んでおいて
逃げるのは許さない

あの人に
頸を絞められて
バスルームにルージュで遺言
不安な気持ちは確かにあったの
そ ....
明け方、10人目の被害者が見付かった。
大雪で逃げ場のないホテルで、人々は各々の恐怖と
寒さに震えながら戦っていた。
10人目の被害者の名前は、坂上圭子。
ホテルにスキー合宿で来ていた女子大生 ....
 
 
ピキは犬ではないのかもしれない
犬だと思ってドッグフードまであげていたのに
買ってきた犬図鑑に載っているどの犬とも
その形状は一致しない
図鑑の犬はすべて四本足なのに
ピキは六本 ....
ざわざわ
ざわざわ
ざわざわ
広い校庭を埋め尽くす生徒たちが
ざわざわ
ざわざわ
ざわざわ
騒がしいから注意したい
だけど今日も見わたすかぎり
キミたちのほとんどの苗字が佐藤
この ....
 ヒューストン ヒューストン 聞こえるか
 君がどこかでこの声を聞いていることを信じて電波をとばしている
 あと2時間で金星の長い夜があける
 ただし30分後から 強い雨がふりはじめる 間違いな ....
家の中で一番大きな窓に身体が映る
わたしの本当に美しい姿は
ピアニストになり損ねた青年の指にゆっくりと裂かれるとき
離れていく右半身と左半身が完全に分離する寸前に
皮膚が結露に触れて濡 ....
転がると死にます
死がこわいなら転がりません立ちます
座るのでもよいでしょう
はいそこの彼は転がったので死です
死んだら転がります
つまり大体転がりました

鮭の切り身をむしゃむしゃやり ....
伊藤くんがなにかべつの存在に入れ代わっていた

双眸にうかんだ青い月影

柔和に引きつれた微笑にそれが凄絶をあたえている

土蔵の板窓が震えているのは僕のふるえでも風で起こったものでもなか ....
ハーブを植えてる家の前を歩く
さみしい気分はそのままだった
風邪をひいてる子供が走る
さみしい気分は溢れていった
長いこと眼鏡をかけていて
いつからこんなに目が悪くなったんだって
ある ....
飯を喰らって寝るだけで、
ヒトの体ってやつぁ生きていけるにも拘らず。
軒下のコンクリートが古くなり
小さな穴が開いている
そこに ひょろりとしたものが居た
それは小さな子供の蛇
大きなミミズかと思ったが蛇だ
二十匹程の蟻が 体中にたかっている

ひょろりと ....
梅雨が酸っぱかったら困るけれど
梅雨が酸っぱくないのも少し寂しい
酸性雨の話は置いといて

梅雨を「つ・ゆ」と読むけれど
梅干しは「つぼし」と読まないね
酸性雨も「さんせいゆ」だったら温泉 ....
ちょっとだけ
似てると言われるから
なれそうな気がして
試験受けてみようかな
(募集要項をペラペラめくる)
やっぱり無理か

みどりじゃないもん
薔薇は
許されたかったのだろう

棘をまとって
なお、
許されたかったのだろう

それゆえ薔薇は
愛された

かつ、
おなじ分だけ
避けられた


薔薇には罪が
 ....
スロープが設置され
単離された感情が乗って行くスロープ
サングラスが監視する目を伏せ
切り刻む風景を随時放り込む

横縞の観覧車が上下に回転する
警笛がしずかに
きわめて静かに鳴っていく ....
性欲がないなんてありえない〜って言えるほど 元気モリモリの年でもないので むしろ俺に性欲がまるっきりなかったら どんな人生を送ってきただろうなんて 考えてみたくなる今日この頃ごろ 皆さん如何お過ごしで .... 春日早々
蒼穹にひるがえり
はためく何か白いもの

ああ
あれは一反もめん
由緒正しき日本の妖怪

いったんもめんがいったんもめんとけんかしちょる?
ひらひらきれいじゃけんがいったん ....
春の便りは未だ届かないのでしょう
もう通わない通学路
バスからの景色は結露に滲んで消えそうで
改札は湿り気の強い泥だらけですもの

誰も居ないキャンパス
いつもより広く見えた
喫煙禁止エ ....
 わたしは蓋をしめていた

あきっぱなしのものを見てしまうと
得体の知れない
なにかが
侵略をしに来るのではないか
感情は青ざめ
そして おののくのです


 気付けば穴をみつめて ....
 
 
手紙を出す用事があって
エレベーターを待ってる
扉が開く
エレベーターの中が
こんにゃくでいっぱいだったので
乗らずにに見送る
あんなに沢山のこんにゃくを積んで
あのエレベー ....
細いラインの

その奥が

何故だか

無性に気にかかる

穿いてないより

気にかかる

凡そ分かっているはずなのに

そんなに違いはないはずなのに

そっと隠してい ....
散乱した部屋の中で
テーブルは孤島と化す。
一体どうしたものか?
無傷のまま空き瓶に貯めこまれていた
コインを眺めながら男は考える。
数年後、交通事故に巻き込まれ
ストレッチャーで運ばれて ....
 高村光太郎は嫌いだが
 高村光太郎風に
 朗読がしてみたくなった

 人間の口は
 そんな所についてないじゃないか
 人間の眼は
 そんな風に並んでないじゃないか
 人間の顔は
  ....
テシノさんの自由詩おすすめリスト(119)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸せな窓辺- はたらく ...自由詩612-6-27
兄貴はつらいよ- 花形新次自由詩112-4-7
縄文の犬- たま自由詩29*12-3-12
戦い抗い続ける者は無条件に美しい- TAT自由詩312-3-10
回転軸- KETIPA自由詩211-7-3
忘れ物- トキハ  ...自由詩7*11-5-23
天秤座の男- 花形新次自由詩311-4-26
ルージュで遺言- 花形新次自由詩211-4-24
殺戮のスモウ取り- オノ自由詩4+11-3-26
愛犬ピキ- たもつ自由詩811-3-8
佐藤!キミだらけ- 花形新次自由詩4+*11-2-16
金星応答せよ- ああああ自由詩5*11-2-15
乱視- 手乗川文 ...自由詩17*11-1-10
webbed- KETIPA自由詩3*10-12-18
白い白い土蔵のなかで- 吉岡ペペ ...自由詩510-10-6
doogks_and_maadly- 竜門勇気自由詩1*10-8-9
問題提起- R.F.自由詩1*10-7-15
狩る- 砂木自由詩3*10-7-11
置いといたり持ってきたり- ミサイル ...自由詩310-6-23
ガチャピンになりたい- 花形新次自由詩3*10-6-9
同罪- 千波 一 ...自由詩3*10-6-3
半袖のかいだんです- KETIPA自由詩310-5-26
性欲のない世界- 花形新次自由詩2*10-3-30
一反木綿の恋- 海里自由詩310-3-4
- 相羽 柚 ...自由詩2*10-2-22
蓋をしめる- 窓枠自由詩11*10-2-21
こんにゃく(さん)- たもつ自由詩910-1-26
Tバック・ドリーマー- 花形新次自由詩4*10-1-16
夜逃げ- プテラノ ...自由詩310-1-7
ピカソ- 藪木二郎自由詩110-1-4

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