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みんなおやすみ

きょういちにち

散歩していたひとも

友達とすごしたひとも

じぶんの心とすごしたひとも

みんなおやすみ


ぼんやりとした不安や

ちいさな怒りで ....
広島と山口を旅した春

26年まえの薄曇りの駅

初めて泊まったビジネスホテル

飲み慣れないスーパードライ

吸い慣れたマイルドセブンライト

深夜番組見つめながら

予定などないあしたをぼんやりと ....
森を見つめていると宇宙に見えてくる

宇宙を見つめているとそれが湖に見えてくる

そして湖を見つめていると

やっぱりそれは緑の木々に見えてくる

そんなところからこの詩ははじまる
 ....
バスで海沿いを旅していたら

財布をどこかになくしてしまった

海に財布を探していたら

ひととはぐれてしまった

海の底にはレールが見えた

おおきな白鳥が海面から飛びあがって
 ....
東京は避暑地のような涼しさだった

朝は黄昏れのようだった

夕暮れは朝のようだった

避暑地・東京

季節のひかりしかそこにはなかった

記憶の主役はいつも

温度ではなくてひかりなのだ


勘のい ....
子守唄を歌っていたよ

おとなになったきみは

あの頃のきみだ

雨降るあの夜の

きみの正義感は正しい

おとなになったぼくは

あの頃のきみに

寄り添っていた

 ....
飛び降りる

頭を強くうつ

あっ、死んだ

灯を終わらせた日


晴れていましたか

雨でしたか

灯を終わらせた日

影は引き継がれた

それが僕に

ながれ ....
いつのまにか

中心に据えられて

またいつのまにか

中心探しからは外されて

うん・・・・

ぼくは太陽のようだ

いや、太陽ほど影響力もないから

太陽の子供のようだ ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
森のなかにひかりの妖精が住んでいることをアーヤは知っています

見たことはないけれど知っています

森のなかに足を踏み入れると辺りはほの暗くなりました

アーヤはうえを見上げます

木漏れ日がちらちら ....
太陽が照らしてる

偶然も

雲を

空を

病を

君を

僕を

不器用も

太陽が照らしてる


考えなければ

うまく生きてゆけない

のびのびなんて出来やしない

そんな僕なのに

君をギュ ....
今日という日ほど

あなたのいのちを

祈ったことはない

いままでの気持ち

浅くて浮かれてた


今日なんど泣いた

今日なんど祈った

今日なんど愛した


 ....
わっと咲いた桜の枝の花束が

額縁のなかに吊されています

青い敷布の上に座るあなたが

花降る午後に微笑んでいます

ぼくらは宇宙で会いましょう


祈ります

科学じゃな ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
井上雄彦のスマイルを見つめていると

それがぜんぶあなたの顔に見えたのです

みんな笑いたかったんだ

できれば一緒に

みんな笑いたかったんだ

できれば何処かで


老若 ....
童話にとじ込めたかっこと

それは嘘偽りの教訓などではなかった

あの人の夜をとじ込めたかった


童話は宝石箱だった

そうすればあの人の夜が宝石になる

エジソンが夜を明るく ....
日暈が出ている

ゴルフそっちのけで写真をとる

これを見た誰かたいせつな人が

きれいだと感じて

洗われてくれたら

逆光で真っ暗だったから何枚も

何枚もゴルフそっちのけでとる

あ、オレの番だ
幸せについて考えたことがある

小学二年生だった

結論がだせなくて

茶色いサインペンで童話を書いた

空になった女の子、という題名だった

一行めは、これはロシアのお話です
 ....
テラスに出て月を見つめる

街明かりは月とは関係なく輝いている

夜を跳ね返そうとしているのだろう

ずっと起きているほうが楽しいだろう


きのうの夕方ぼくは誰もいない家に戻った

みんな俺が蒔いた ....
きょう太陽のまわりに

虹が円を描いていたよ

ぼくはそれを伝えたくて

太陽を建物で隠して

写真を撮ってみたよ

会社の人に言ってみたら

外も見ずにこう言った

めずらしいですねって
でこぼこしていた大好きが

たましいにプリントされて

僕のたましいそのものになっていた

だからもうあんなに痛くはなかった

あなたは僕のいちぶです

やっとここまで辿り着けたよ ....
夜の公園で

ひとりベンチに座っていたのは

さくらの花の塊を

じっと見つめていたかったから

ぼくは淋しいんじゃないきっと自由だ


さくらの花が止まっていた

地上の珊瑚のようだ

ぼくはあるは ....
青い夕方町ぜんたいが霞んでいる

ひとの群れいくつかが近づきながら歩いている

ぼくらはコンビニの袋を揺らしている

ぬるくて冷たい風が髪をなぶっている

スーツの下で素肌が舐められて ....
あなたを写した線や形や色を見つめる

あなたの記憶とぶつかりながら

あなたの名を叫びながら白濁を飛ばす


名を叫んでしまうと

こころたちはまた

苦しんでしまうのではないか ....
桜よ月よ

僕は孤独だ

桜よ月よ

おまえの前で

素直になれない僕だから

桜よ月よ

誰かと眺めないでくれ

感情は揺れ動きもしないのに

桜よ月よ

おまえの前だけ

僕は素直なのかも知れない ....
さくら散る幻か

わっと降らせよ

さくらの花びら

水いろの影

灰色の青空

もも色の風

さくら散る幻か

わっと降らせよ

さくらの花びら


街道を犬ころになってさ迷いゆく

ぼくはひと懐こ ....
名前を呼ぶくらいじゃダメだ

名前を唱えるくらいじゃなきゃダメだ

そうすれば忘れない

記憶だけがふたりの

帰れる場所になるのだろうから


ぼくがまもっているから

ぼ ....
もう消灯の時間だ

ぼくは個室だけれど消灯は絶対だった

暇だから携帯で詩のサイトばかりのぞいていた

自由だった

あの頃もそうだったか

ぼくは中学生のとき病室に住んでいた

がらんとした冷たい部 ....
はぐれてしまった宇宙飛行士は

地球を見つめながら死んでゆくのだろうか

ぼくは誰とはぐれてしまったのだろう

かなたに何を見つめながら死んでゆくのだろう


下唇をすこし噛んだら
 ....
恋人の心変わりを感じていた頃、辞表を出してくる社員がいた。

彼らはぼくをひどく傷つけた。

ひとのこころなんて分からないものだ。

思い返してみればそんなそぶりもあった。

そぶりかあ・・・・

人 ....
森の猫さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(383)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みんなおやすみ- 吉岡ペペ ...自由詩612-7-16
遥か空のした- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...812-7-15
貧しき想い出- 吉岡ペペ ...自由詩1412-7-13
波しぶき- 吉岡ペペ ...自由詩912-7-2
避暑地・東京- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-6-27
おとなの子守唄- 吉岡ペペ ...自由詩512-6-23
灯を終わらせた日- 吉岡ペペ ...自由詩312-6-21
太陽の子供- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-17
雨好きです- 吉岡ペペ ...自由詩2012-6-8
(第2話)アーヤと森とふしぎなひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-6-6
太陽が照らしてる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-30
今日なんど- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-24
宇宙のお花見- 吉岡ペペ ...自由詩612-5-22
深夜のファミレス- 吉岡ペペ ...自由詩1112-5-20
スマイル- 吉岡ペペ ...自由詩812-5-11
夜の童話- 吉岡ペペ ...自由詩312-5-10
日暈- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-5-8
幸せについて- 吉岡ペペ ...自由詩812-5-8
スーパームーン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-5
誰も知らない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-4-19
プリントたましい- 吉岡ペペ ...自由詩512-4-14
地上の珊瑚- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-4-14
ひとり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-4-10
あなたの名- 吉岡ペペ ...自由詩412-4-8
桜よ月よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-4-7
さくら散る幻か- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-4-2
帰れる場所- 吉岡ペペ ...自由詩2*12-3-27
消灯- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2*12-3-25
はぐれてしまった宇宙飛行士- 吉岡ペペ ...自由詩14*12-3-25
思い出のなかへ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...16*12-3-23

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