すべてのおすすめ

散天したナンテンを摘む球体関節の
長足が天圃を揺らすモールス-テンポ
もう留守になった巣箱のサテンの毛布に
告発者の独白がchillを喪して震えている
朝靄の満ちる未知の一縷は揮発性
 ....
たなかさんちに
ようじがあるとかで
おばあちゃんについていった
すごくおおきないえで
おばあちゃんとたなかさんのはなしが
いつまでたってもおわらないので
ろうかをたんけんするうち
す ....
バス 食いてえ
ツートン・カラーとか たっぷりの水分を含んだ 薄皮に包まれて
タイヤは曲がったゴムの匂い うは やっぱり
バス 食いてえ 
運転手が禁忌する交差点の手旗信号
それ ....
木の音
水の反射
日なたの匂い

奪われたあと
残るもの


木の匂い
水の音
日なたの反射

午後の恐竜    ※
砂に埋まる墓碑


言わないさあれこれ
ひと ....
見知らぬ少年が大きくなり
間違えていないか
何度か数えなおしてみる
口あとの残った譜面や
カロリーの低い清涼飲料水
忘れるたびに覚えていく
右手では保つことのできない
左手のもの ....
ぼくはおんなを殴打する めちゃくちゃになるまで殴打する マウントポジションで殴打する 大通りのど真ん中で 分離帯の真上で殴打する オーストリアの悲劇の歴史を暗唱しながら 念力で街路樹を根っこから持ち上 .... こうして
らーめん食べてると
あったかいなあ

白い女がカウンターに汁を激しくこぼしている
あきらかに絡み付く独り言を言う人だ
やばい
僕もかなりヤバイ
さっきから肩が回ると変な音が ....
少女の症状は幕間の口上 抒情工場の霊るダンスで
胎陽を弾巣より護衛する光栄に頬を紅潮させ
薬用ガーゼの風でレースにお礼するキスは傷塗れedな
0℃の赤い唇で ドレスに号令す恒例の賛淫美歌で
リ ....
私は素手で土を掘った
逆さ剥けから血がにじんだ
さらに掘り進むと爪が剥がれた
赤土は血を吸いながら悦んで湯気をあげた

肥ってはいるけれどゆがんだ芋虫が
私の掘った穴から這い出し ....
男には
オレ

わしとか色々な呼び名で文字地平を歩けるのに
女の子は私とかしかなくて、あえて僕と書いたりすると女の人が言ってたので
うむむ、わからん
でも男も辛いのよ
なんて
これは ....
btqhd氏は明け方の空を見上げて口吻をねじまげメタンガスを
含有する吐気を噴出した。氏は恋に悩んでいる。16人の氏の恋人
が揃って氏を紛糾するのだ。氏は16人の恋人すべてを愛していた。
その姿 ....
ガロイ先輩は
割れにくい卵の研究に6年

チブラさんは
すぐ割れる卵の研究に3年

間に挟まれる僕は
ただ暖め続けている
だけ


やがて

夕暮れになってやっと君たちは
 ....
現存するものとしては
最後のヒメギミ

中継映像
物音ひとつしない部屋に
ただ一人のヒメギミ

ふわり
優雅なパニエは
裾がゆらいでる
注視かたずを呑む

23:05
 ....
  破水-再度の胎陽吊るロープのsinの深紅色
オットー繰る繰る砂時計落ちて永遠を底辺に泥pす
 胎動のリズムは祝辞の韻律、羊水のシャワー
       「朱はきませり。」
          ....
謎るRing-Oと林檎のお菓子
凹齧れば王子仮死
しかし詩菓子を可視れば
桜花氏と王子がシンバルで
追う歌誌のモノローグ
「サンジですよ、内緒!」
「はい、次のひとー」
「こんにちわ」
「はい、今日はどうしましたか?」
「どうも最近ヒメギミみたいなんですが」
「ああ、あなたくらいの年齢だとね、よくありますね、ほんと」
「そうなん ....
尖天O:itを負う糸の振動 BellManの朝の一声の世界kaaaankaranと
伽蘭のトタンに降り真下、或る身に産む神託 アルミニウム運命局
より鋭角な御子の宣紙の散布 0時のchild-Aに ....
a)

足りない
右の手


本は昨日から
ゆっくりと
閉じられた
まま


b)

たくさんの階段や
もっとたくさんの
階段
のぼる足音や
もっとのぼ ....
電車に乗ってるやつらの膝を砕き週刊プレイボーイの中吊り広告を見て勃起する
終電前の電車だ
吊り革の円がほんとに丸くて
消費者金融の広告の女のくどいほどの笑顔とホームの青葱まじりの大量のゲロ
役 ....
小さな目
小さな手
枯れた指

伸びようとする背の
愛おしさに

震える腕で筆を持ち
涙の雫で絵の具を溶いた

土喰子らのみせる笑顔を
描き留めるただその為に


ああ
 ....
 ぐったりのびた豚の死体を担ぎ上げて
 好きな方角に向かって投げる
 車の後輪タイヤは空気が抜けてて
 地面にホイルがめり込む
 大切な約束をしたはずが
 赤 ....
枝で割れ
高くてたまらない空から降る日の光と共に
枝で割れ、枝から漏れ
枝で割れ枝から漏れる紅い朽ち葉は
可愛い可愛いと思った者への
女の、口付けの跡の
剥離、
塵、

 ....
 
 改札を抜けた人びとの足元に散らばった夕日の残骸を
 数えきれないうちに死は桝目の地面を漂い始め
 人びとは疲れ切った無表情で
 詰め込まれた電車の中と何も変わらな ....
 目覚めたのは何時でもいいだろ
 パンの朝食でコーヒーを飲んだ
 新聞を読んだ
 もうその記事など一つも覚えてない
 世界が反転すると何色だ?
 反転する ....
 俯瞰で死ぬのは結構なことだ
 いい自殺とわるい自殺を引き算して
 割れた反射鏡にぶらさがってる俺の首から下
 生きてるかもしれない小便をかけてくれ
 化学物質漬の ....
迷子のお知らせをします
赤い帽子をかぶった
ワンピース姿で
後期量産型の
中年男性が
迷子になっております
アナウンスはスロープを
なだらかに崩れ落ちる
伏せられたメガホン
かぶせら ....
立ってくれ
全身はだけて
白いペンキで
塗りたくる

裂けている
それでも暗く
ひらいてる


あちこちに


ひらいてる
それでも暗く
裂けている

塗りたくる ....
 
 蕁草の茂みから
 ひろいあつめた言葉たちの匂い
 朽ちた戦車が砲弾を着装し
 森のかなたへ/詩人が放った
 焚き火のなかに原稿をほうりだすように/
 もう蛇は春から冬眠してい ....
  


  ジャック・デリダが/
  が/
  死んだ日/
  チベットのモーツアルト*は/
  差異のユートピア/で
  ざわざわ/
  ざわざわ/と
  さわ蟹に/
  囲 ....
まだ 小さな眠りのことから うまく話せないでいる 濁ったものや 透き通ったものが 次々と流れていく 潮の引いた海岸 陥没の七色の群れたがり 等しくなく問いかけるもの 温度を感じるならば それは揺らぐ雲 ....
鏡文字さんの自由詩おすすめリスト(442)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Q潭- 六崎杏介自由詩404-11-12
かお- アンテ自由詩6*04-11-10
バス食いてえ- たもつ自由詩1404-11-7
感傷旅行- 大村 浩 ...自由詩10*04-11-6
晩秋- たもつ自由詩1004-11-5
殴打- 黒川排除 ...自由詩304-11-2
- 石川和広自由詩2*04-11-2
ロリータ- 六崎杏介自由詩304-11-2
赤土の唄- 佐々宝砂自由詩1104-10-26
フレル- 石川和広自由詩3*04-10-26
16とそれからもうひとつ- 佐々宝砂自由詩304-10-26
孵化- AB(な ...自由詩604-10-24
ヒメギミ_#02- Monk自由詩804-10-20
Bath- 六崎杏介自由詩104-10-20
O-八つ- 六崎杏介自由詩204-10-20
ヒメギミ_#01- Monk自由詩9*04-10-19
幼-A- 六崎杏介自由詩104-10-19
惜別- たもつ自由詩1404-10-19
ハズバンドの処刑- カンチェ ...自由詩5*04-10-18
土喰子- 斗宿自由詩2*04-10-18
視覚神経- カンチェ ...自由詩4*04-10-18
剥離過程- A道化自由詩404-10-18
夕日の残骸- カンチェ ...自由詩3*04-10-17
袈裟懸けメロウ日記- カンチェ ...自由詩6*04-10-17
おまえの耳にいつか聞こえるはずだ- カンチェ ...自由詩4*04-10-17
3000リットル- 黒川排除 ...自由詩804-10-13
立ってくれ- バンブー ...自由詩204-10-12
海岸図- 天野茂典自由詩204-10-12
現代思想は何を問題にしてきたのか?- 天野茂典自由詩304-10-11
それから- 黒川排除 ...自由詩304-10-10

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