すべてのおすすめ
死んだと思っていたお前がふらっと訪ねてきて
またいっしょに暮らそうよって言う
普段飲まないワインを開け
二つっきりのワイングラスにそそぐ
ザナス シガフタリヲワカツマデ
太陽は随分傾いたけど　.... 　




　生身の夜だ
　おれは背中のニキビをつぶす
　コンビニで二時間過ごせるあの女を手放した
　ひどいいびきをかくくせに脚はきれいだった
　といってもおれはそんなに　.... 　誰の所有でもない
　扇風機が回っている


　建売の新築住宅の壁にこびりついた
　電信柱の影は
　皮膚病
　二階の窒息のベランダに干された
　布団は
　　.... 結婚したてのころ
奥さんがバスンバスン布団を叩く音を聞いて
親のかたきじゃないんだから何もそんなにまで
なんて思ったけど
十年目に
「布団は親のかたきなの」
衝撃の告白
親のかたきに　.... たおれてしまったものを
たてなおすとき
きみがどう思っているのか
ぼくが
知らないとでも
思っているのかい

かえらざる
都合があり情緒がある
結構なこと
思い出は
日記と写真で　.... 陰線苻　人殺しtt、オットー牛小屋2tの文沫
チリチリ散る酸化した散花、惨禍の唄
saw,you,なら左様な螺旋　Love send f glow ff千度の熱を
狂信的な「そうでありますように　.... 山ブドウのつたに
寄生しているから
ブドウムシと呼ぶ。
冴えないちっぽけな芋虫。

それがどんな成虫になるか
私は知らない。
たぶん冴えないちっぽけな蛾か蜂に
なるんだろうと思う。
　.... ４歳のこどもを
正面から抱っこすると
つい４年ほど前には
お腹の中にいたことなど
信じられないほど大きい

わたしたちひとつだったはずなのに
分裂したね
さびしいけどもう元には戻れない　.... それでもまだ日付が変わるまでは　黙っていたいことがあって／わたしは玄関にいる　幼年期に買ってもらえなかった自転車は買ってある　柱にくくり付けられていて　犬のようにはしゃぎもしない　鍵の番号は親の誕生日　.... 位置erGirl 振り上げた腕が灰とに受胎
産れた水平線d a 彼岸への海にボート 着床
精製された箱庭の隅、三線in点に胎動する
白い子供達。 Utero 幽点６to線 曲がりed マグリット
放線花の束 回転er サウンドに
曲がりed マグネット磁界 三方向の灰と
Fast不安st 流渦er from 幽点６to硬化！
降下する球　.... 指、で押す
蝉のお腹の柔らかさのことを
私はぼんやり考えている


お腹、を
開いた人は
仰向けになり空の方角へ開いている


光、の直進は
結局ことごとく挫折し　.... ガソリン浴びて火をつけられりゃ誰だって悲鳴を上げたくもなる
ああ悲鳴　それだ　おれの耳に直接届くのはその声だ
燃えてら　どっかの惑星じゃ燃えることもなかったもしれないが
ここ　.... 　俺はグレープフルーツジュースを
　飲み干す。
　頭上の空に半分の月が
　まぬけに浮かび上がっていて
　横を振り向くと
　夕日が海に沈もうとしていた。
　グレープフルー　.... 華を咲かせた
スケレトネマが
珪素の骨を
みごとに咲かせた 残業もそこそこに
今夜もいそいそと帰ってきた
玄関のすぐ脇の部屋で
かつて母だった生き物が
また呻いている


父の三回忌を済ませた頃から
母は溶け始めた
ビデオテープのように過去を　.... 倒れた自転車から音は聞こえない。

コインロッカーに花束を忘れてきた。

クレーン車の輪郭が闇に消える。

花壇の整列した花々で指先を切った。

低気圧、靴紐を揺らす。

埋められ　.... 子供の頃のいたずらの跡がまだ　障子に残っているから　ぼくは床に伏したままでも透視することが出来る　空は曇っていて　北と南で濃淡が違う　あの人は傘を持っている　カラスは濡れても構わない　あるいは飛び立っ　.... エアコンのない、
中途半端に古い家にいるものだから、
ほんとに蒸し暑くってかなわない。
料理なんかする気力ないし、
食欲ないし、
おまけに、
部屋のなかがへんになまぐさい。
生ゴミが腐っ　.... 血が欲しいんだ血が欲しいんだと繰り返し言うことが本当に必要だったらやってみるがいいよ今にじみ出すような本当にきみが必要としてるような世界は赤いセロハン一枚で事足りてしまうぞどうするんだ幼稚園児と手をつ　.... 青い糸は政府専用の糸だから切ってしまう
そんなこと言ったって
道路は糸電話の糸であふれかえっているし
不自然な形で投網まで紛れ込んでいるからな
こんな偽装はもうたくさんだ、腹立たしい
と言っ　.... 3er摂り倦む　帽射る雨陰頭
増えす　多有ると演奏edの喧噪土
剣-Swordが葬土上の楽園ed
3冠詞on先刻の　宣告の依と唖は
It an hour、糸編んで泡に回帰
3韻は媚位置　re　.... ウルトラマンは公園のベンチに座っている
子供たちのいない公園でひとり
ペンキのはげたブランコへとうつった

ウルトラマンは地球防衛軍をクビになっていた
肝心なときに、いつもいなくなるのだから　.... 飛ぶ鳥は水平線を濁しながら渡る　その足が青いのを見て追いかける　何か落とした！　青色一号の入っていた分別されていない容器につまずくと　足が染色されてしまうことがよくある　もし洗っても取れないなら　その　.... 青ざめた夜に
チック、音


青ざめた夜にチックが走る
そして、音のある鬱
青ざめた夜にチックが走る、そして
音のある鬱


を、雷光が
ヒステリックに笑う、雷光が
　.... 夕暮れの熱を
ポリエチレン越しに感じながら
運び込まれたボク

「急患です」とは
誰も（もちろんボクも）
叫ばなかったので
薄暗いベッドの上に放置される
意識もうすら遠のいて
そのま　.... 　佐藤君は思います。

　たまには西田君みたいに
　晒されたり裏返されたり、
　そんな生き方もいいかも知れない。

　いくつもの賞をもらっても、
　皮を剥がれ焼かれ煮詰まり
　透明な堅　.... エレベーターに張り巡らされた毛細血管が
落下速度で波うっている
床の区画整理は大方終了し
換地では細胞がでろでろ
何故だろう
僕らはあんなにも愛し合ったというのに
上腕の発疹が赤らんでいる　.... 実家に帰った妻から電話があった
私はその時一人で部屋にいた
お互いの今日の無事を確認した後
私は巨人が広島に負けていると告げた
長距離電話
他に話すこともあるだろうに妻は
清原の調子はどう　.... ひじクッションの当たり所が悪く、曽祖父が死んだ。
だから僕の名前は今日からニックネームだ
曽祖父の遺体を三週間ぐらい置きっ放しにしたので追加料金が発生した。
だから曾祖母は諸事情により、とだけ書　....

鏡文字さんの自由詩おすすめリスト（442）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
楽しいお墓	- 王	自由詩	3	04-8-19
リッツ	- カンチェ ...	自由詩	3*	04-8-18
斜線が入った	- カンチェ ...	自由詩	13*	04-8-17
スイッチ	- たもつ	自由詩	60	04-8-17
レバー引かれた	- 黒川排除 ...	自由詩	3	04-8-17
引火学＿1-a	- 六崎杏介	自由詩	2	04-8-14
ブドウムシ（百蟲譜44）	- 佐々宝砂	自由詩	6*	04-8-10
祭りのあと	- チアーヌ	自由詩	17	04-8-9
あるいはスペースを入力してください。あるいはスペースを入力し ...	- 黒川排除 ...	自由詩	4*	04-8-7
立方体-1	- 六崎杏介	自由詩	1*	04-8-6
球体-1	- 六崎杏介	自由詩	1*	04-8-6
遠隔作用	- A道化	自由詩	9*	04-8-5
器官Ｂａｂｙ	- カンチェ ...	自由詩	4*	04-8-4
黄身	- カンチェ ...	自由詩	4*	04-8-4
干潟の風景〜泥の華	- 草野大悟	自由詩	2*	04-8-2
肉じゃが	- 窪ワタル	自由詩	60*	04-7-31
埋められた飛行機に乗っている	- カンチェ ...	自由詩	14*	04-7-30
雷	- 黒川排除 ...	自由詩	5	04-7-28
夏のナイフ	- 佐々宝砂	自由詩	7*	04-7-27
ワンダーセロハン	- 黒川排除 ...	自由詩	6	04-7-21
つめ痕	- 黒川排除 ...	自由詩	3	04-7-19
3×3×3	- 六崎杏介	自由詩	1	04-7-16
公園のウルトラマン	- 辻野克己	自由詩	6	04-7-12
青足は且つ踊りて	- 黒川排除 ...	自由詩	5	04-7-12
ヒステリック	- A道化	自由詩	7	04-7-11
シュガースポット	- 望月　ゆ ...	自由詩	2*	04-7-10
友情（税込１０３０円）	- 涼（すず ...	自由詩	8	04-7-9
夜更し	- たもつ	自由詩	7	04-7-8
長距離電話	- たもつ	自由詩	9	04-7-6
いつものように	- k o u j i * ...	自由詩	6*	04-7-5

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