すべてのおすすめ
 ははがいなくなりました。ぼくをおいて、ぼくよりかわいがっていたいぬもおいて。
 ははがかえってこないから、ぼくはイライラして、まいにちまいにちいぬのけをむしりました。
 ちちがひさしぶりにかえっ ....
絡めた指先を離れない
伸ばしたり縮めたり
輪ゴム

楽しかった四時間
無駄に過ごしたなんて思いたくない
気持ち、若かったから
きっと何かしらの意味があった
そう思いたい

たぶんこ ....
気付けばここまで来てしまった、が安っぽくていい
ネットカフェで飲むアイスココアの氷が少しだけ
ぴったりよりも、多いので
右こめかみがざわざわと血を滞らせている
それは偽りで本当は寒さか睡眠不足 ....
 僕はサバンナの中心で死にたいと思った。それはサバンナの中心ならば、よく分からない生き物にモサモサと食べてもらえると考えた末、至った結論だ。
 けれど、わざわざ、そんなことをしなくても良いんだという ....
真っ直ぐな軌道であなたが空から降ってきたのなら、僕は、あなたを受け止めるだろう。けれど、そんなにユラユラと揺らめいてられると、正直な話、少し自信がない。

僕は、あなたのことが全部好きで、すべてを ....
ヨルノテガムたちが寝静まった夜
ヨルノテガムたちの月は空を埋めつくした
明るいなぁ。そして、
苦しいなぁ。と彼らのひとりは洩らした
踊るヨルノテガムたちの首筋に風は舞い
 ....
教室を静かにしたかったんだ。
教室の話し声
雑踏
ドアの閉まる音
机やイスが触れ合う音
黒板とチョークが擦りあう音
男子たちの汚い会話
女子たちのもっと汚い会話


全ては僕が耳を ....
カキ氷が溶けた後の 蚊の乱舞
 床に描かれた光の窓を 開けようともがいている

犬達は皆 昼間は外にでない
やつらは 過ぎ去った陽光の中を
 影を伸ばしながら歩くのが好きなのだ
人間の針金を抜いたけれども冬が
そうそこに鐘があるわけで、この世の洗濯機を貝化した怖ろしきその
その、えっと、副旋律があって、
ごめんなさい、やっぱり製造できません。
僕以外に十五人いる

色とりどりに燃え上がり
景色も人物も皆さびしくない
互いに何をしているのか
首を傾げるくらい顔がない
8つの場面に区切られて
ひとりであってもひとり ....
見知らぬ人が
兄の名を呼んだ
父と
母は
やさしく訂正し
弁明したが


祖父は私の名前を知らなかった


手を握られてしまって
逃げることすらできない
 ....
群盲 象をなでる

象がバターになる
ゴミゴミした宇宙の中で、いや
わたしの部屋の中で、いやらしいパンティーをカラスがくわえて
去っていったっきり、6月なのに雪が降ったり、
猫が炬燵を探し疲れて居眠ったりする
ハート型の天 ....
たとえば、全部うそでもいいんじゃない?
とか、そういう中途半端な感じのあなたの話を聞くとうんざりする

うんざりするし、僕はあなたが嘘だと困るから、やだ
ボクヨルノが杉崎美香と相撲取りが着るような
大きなTシャツに二人で入ってイチャイチャし
ているとべらんめえに酔っぱらった綾瀬クンが
先生 酒、飲みましょうや酒といって肩を組ん
 ....
暗い中パソコンの作業をしていると
ときどき小さなこびとが出てきて
私に向かって微笑み掛ける

あなたはどこから来たの
私はね あちらから来たの
というと

おばたんはあちらがこわくない ....
暗闇の先
見つけてしまった光
遠く遠く
手の届かない才能
同じ時代に生きてるなんて
点火されてしまった

どっちにしろ
太陽の様に赤いひまわりはもう枯れてしまった

残されたわたし ....
目覚めると女の身体は何十メートルもの大きさになっていた千切れた服を破り捨て裸のまま扉を開けると女は新しい一歩を踏み出したギャンブル狂いで借金まみれになりそれを責められ口論の末に妻を刺殺しこれからどうす .... アイラブユーが、上手く言えない。
愛してるにいたっては、言えない。

彼女は、ニューヨークに旅立って、大きくなって、もう、きっと帰ってこない。

私は小鳥になりたかったし、代々木アニメーショ ....
発泡した軽石は海にぷかぷかと浮かぶので
さしずめそれは人の身体
海は空の鏡と言い得て妙
波長が合えば共鳴してくれるか
海風を真向かいにバグパイプを
水平線まで届けと
音が満ちる
そこ ....
「ある公園の風景」



ゆらゆらと 斜めからのぞく朝日
下着まで剥れた 木立の挨拶
群がる鳩 チカチカ光る噴水
大晦日を焚火で過ごした日雇い人たち

くすぶる焚火 水浴びを楽しむ鳩 ....
[星]

星は、ちょっと寄り道をして、
俺んちで遊んで帰る、
幼稚園ときからのともだちだかんな、星は。




[さよならの国]

うさぎが泣いている
らくだが泣い ....
どこまで行ったら、安心できるのか
僕は知らない
俯瞰図は、耐えられずに大気圏で燃えてしまった
切な過ぎて
未確認生物を探すしか手が無い

谷川俊太郎の言う孤独はさわやか過ぎる
本当は ....
 壁に咲く花を見落としても
 私は死なない
 

 夏は確かにあった
 冷蔵庫の置きすぎた麦茶からは
 想像もできない


 どこか
 ダムの底に消えた役場のよ ....
赤子持って来い
蹴るための
持って来い

赤子泣かして 博打に向かう
赤子泣かして 博打に走る
博打や博打や 博打持って来い
赤子泣かして 博打に謝る
勝たんなあかん 勝たんな ....
秋は
もともとが 美しいものだから
心を奪われないように歩く

木琴の連打がやわらかな足跡をつけていくとしても

スリットのむこう
無言のまま去っていった あの
影のない犬の
ように
公園の芝生に、
なんとなく秋を感じ
吹く風に甘く薫る美女たちが歩き去っていった。

そして、
氷塊が粉砕されて砕け散り、
意識の底の粘膜に降ってきたのだよ。
百足百匹に爛れるように腹を這 ....
もともと
昏睡状態にあることに
無自覚なだけだったのかもしれない

スクリーンを流れていく
大きなもの

あれが大地だろうか
空中ブランコに
さかさまにぶらさがって
考えている
白クマ
トラ
コヨーテ
ゾウ

シカ
イヌ
ネコ
カメ

カエル
バッタ
カブトムシ
コアラ
なあ あんちゃん
俺たちふたり ドラム罐転がして
まっすぐな坂道のぼっていこうよ
ここ二週間 頭は痛えし咳がとまらねえ
たぶん少しだけちがった空気吸って さ
たぶん少しだけちがった景色を ....
m.qyiさんの自由詩おすすめリスト(1225)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくのストレス- 光井 新自由詩1*09-1-7
失った物- 光井 新自由詩2*09-1-2
iei- 船田 仰自由詩409-1-1
この表現があってる- がん自由詩708-12-29
体の芯が冷える- がん自由詩108-12-28
ヨルノテガムたちの絶望- ヨルノテ ...自由詩308-12-15
最後のチャイム- 青木龍一 ...自由詩3*08-12-10
- 佐藤伊織自由詩4*08-12-3
こんにちの- KETIPA自由詩108-11-29
夢の- ヨルノテ ...自由詩3*08-11-27
代打- 北村 守 ...自由詩1*08-11-24
落度- 吉岡孝次自由詩108-11-22
無味- ヨルノテ ...自由詩3*08-11-11
例えばの話- がん自由詩408-11-9
どんチャン騒ぐ- ヨルノテ ...自由詩208-11-8
こびと。- すぬかん ...自由詩408-11-8
書く事- 光井 新自由詩408-11-7
痴態女砲号- 雑魚ヒロ ...自由詩108-11-7
アイラブユーが上手く言えない(発音的な問題で)- がん自由詩308-11-1
緩慢する海の響鏡にして- mizu K自由詩1408-10-31
ある公園の風景- 高橋鉄次 ...自由詩108-10-27
ぼろぼろのつばさ_3- 青色銀河 ...自由詩308-10-24
人間の土地- 山田三平自由詩408-10-22
壁に咲く花- カンチェ ...自由詩1008-10-16
キ狂い憑き- ヨルノテ ...自由詩2*08-10-13
影のない犬- 角田寿星自由詩808-10-7
写生- さかまき自由詩108-10-6
青空- ty自由詩208-10-6
- ペポパン ...自由詩4*08-10-2
星になる方法- 角田寿星自由詩8*08-10-1

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