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もともと
昏睡状態にあることに
無自覚なだけだったのかもしれない

スクリーンを流れていく
大きなもの

あれが大地だろうか
空中ブランコに
さかさまにぶらさがって
考えている
ジム・モリソンは
私の
ネガティブなスター
ドラッグで死んだから
昏い目をしていたから

死は怖い
私は臆病者だから

せいぜい
アルコールの海で
泳ぐくらい
死なないように
 ....
ものごとに集中できないのは
この世の外の亡霊が
ドアを叩いているからなのか

背を向けたドアを
激しく
静かに
叩く
海鳴りのように

そんな亡霊は本当はいない

それは私の欲 ....
ライトアップされた満開の夜桜は
どこか
厚く化粧をした
美しい女を思わせ
その穢れた美しさが
夜の闇をいっそう暗いと想わせる

赤いぼんぼりが
点々とぶら下がっている
風に揺れ
大 ....
考えがカタチを成さない



この世界には

美しいものが

なにも無い



朝の光に白く光る道の

その先がどこへいくのか

それもなんだか

もうどうでもいい ....
テーブルについて
紅茶を飲んでいる
ふとこんなことを想う

夜明け前の岩場を
やみくもに進む亡者
はるかな地平線に
やがて オレンジ色の陽が昇る
亡者はときおり立ち止まり
陽をみつめ ....
夕暮れ
街音が
ゴォー

下から吹き上がる

丘の上の
寺の境内
結界
そこにひとり

一瞬の事だった
耳鳴りのように

夕日が割れて
輝かしい光があふれ
われるよう ....
鳥獣店の前を通った
すきとおる鳥の声が
鋭い刃のように空をゆく
黒いアスファルトに金の粉が撒かれた
夕暮れ

私は子供に戻っていた
道の小石を蹴飛ばした
顔を上げると
夕日の逆光の中 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青空- ty自由詩208-10-6
ジム・モリソン- ty未詩・独白4*05-3-12
untitled- ty未詩・独白105-2-24
春(その5)- ty自由詩105-1-30
風邪気味の日は- ty自由詩2*05-1-22
無題- ty自由詩205-1-22
啓示ーひとり- ty自由詩104-11-14
デジャヴ- ty自由詩204-11-14

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