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非常口まあくの男は
誘う
非常事態に備え
非常時に誘う

その下の扉は
笑う
非常事態には
非常時を笑う

男の未来は
扉の先には



点滅する
非常口をヂッと見る
うふふふふ。
いいもんだ。
もう引き返さなくて良いのは。


良かったじゃないか。
僕なんかの思い通りに
ならなくって。


すべてうっちゃらかして、ぶらぶら。
ご近所の真っ昼間 ....
 


  
 ちくわ
 が好きだとしても
 ぼくを獅子丸あつかいしないで
 水でっぽうから
 ミサイルを発射しても
 ぶっしゅだとは思わないで
 ぼくは下駄をはいて
 まっすぐ ....
 ハンカチを落とした 鶏の胸肉のような色
 ペンギンが踵から剥ける
 中身は大吾
 繰り返し描かれるマジックの人面魚のひげ
 さきほどは嘘だったのに
 感動を呼ぶ映画にな ....
とべない君の
飛び箱になりたい
夏のあいだの
君の上履きになりたい

君のすくうプリンの
一口目になりたい
君のぬるリップクリームの
真ん中らへんになりたい

君のさくらんぼの種に ....
わたしは 貝殻 
海に 寄せる 貝殻 。
同じことを 思っては 
眠っている 
明日は 晴れるだろう 
ついでに いえば あの人にも あえるだろう 、
雨も 上がり おひさまが
顔を 出すだろう 
か ....
ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐるぐる
時計の針は止まらない

ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐるぐる
扇風機も止まらない

ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐるぐる
赤とんぼを捕ま ....
これは6月にはじまる
怒りのものがたり
無にされたひとの墓碑
降り続く雨のなかに
いつのまにか青く牙を開いた樹
物言わぬものが
そんなにも美しいか
君!


大文字で書かれたNOT ....
あたしの踵にね
鈴が入ってるの

歩くたびにね
動くたびにね
すごく
いい音で鳴るの

お母さんがね

入れてくれたの

うれしいときは
すごく可愛く
なるの

怒って ....
唄は かなしい 唄 しか うたわない 。唄は 悦び しか うたわない 。きの遠くなるような 歳月 くりかえしてきた 年月。 満月がわたしを わらっても カレは わたしを わらえない 。  花つき言葉   −もとこへ−


一周年の祝いに
なにか書いてみせようと思ったが
気負いのせいかどうもうまく書けず
かといって最初の年に
なんにもなしでは済まないぞと思い
月並みだが ....
暗い夜から
桜の木へ
落ちていく途中
わたしは足から
落ちようとしていた

美容院は何軒行っても
満足できないし
恥かしいくらい何度も何度も
求めたくなるし

ねえどうかしちゃっ ....
あなたの こころに あいにいく 。せいざでは わからぬ こころ 。神話の 世界を 夢見ながら あなたに あいに いく 。  ぴんくの 傘を さしながら
まえへ 進もう 。
ことばは ときに あやふや
まえへ すすめない 時は 笑おう 。センチメンタルにならずに 前に すすもう。鍵穴に 鍵を 差し入れて扉を 拓く前に  ....
  




 歩道橋の真ん中に
 枯れた花束があった
 しなびて横に傾いていた
 錆びついた階段を
 とにかくのぼって
 誰かが飛び降りた





 歩道橋の下の
 ....
好きなこと言ってりゃいいさ、雨!



自慢の大観覧車に、落雷。



キュートなヒップに、ゲフンゲフン!



もしも地球が60億人の村だったら



物真似ぬきで森 ....
がっこう帰りの夜
よだかのホシをよんだ。
ママはくもんしきのテストにいそがしくかえりはおぼつかない。ともだちはとっくに先に帰った。と思ったらがっこうかばんのなかに紅い絆創膏とまっかなガーゼが入って ....
巨大建築物の
ユウワク
屹立してわたしを
待つ

なぜ
登るのか
それは
そこにビルが
あるから
あかいほんにかかれた
しおりがよびかけるから
きょうおいらは
めつぼうします


このほしのひややかなこころに
よりそってさくしおりのはな
きょうおいらは
めつぼうします


 ....
ぐらぐらと、
煮え立っていた。

ぐらぐらと、
煮え立っていた。

ぐらぐらと、
煮え立っていた。


やかんは、
気が付くと、
空になっておっ ....
座布団一枚。  もしも
わたしが




もしも
私がそうだとしても
愛してくれる?

空はこんなに高いのに

緑がゆれて
間から光が挿すのね

私は怒りに溢れているけれど
 ....
自炊なんかしねぇ
俺の部屋 三角コーナーのスポンジから
俺の生活の血が滴り落ちる
見ず知らずの人刺したのは
後でやっと気づいた
赤目剥いて俺を見つめる信号の赤
 ....
ボウフラは夢を見る、
希望の果ての、
水溜を。

カゲロウは旅立つ、
蜃気楼の彼方の、
空を求めて。


カタツムリは、
無理をする。
せっかちなん ....
うたはとても眠たかったのです。

歌は やはり かぁさんが 好きでした。
かぁさんは よく 草原の 歌をうたってくれました。
かぁさんの 子守歌は ねむい ワタシを よく なでてくれました ....
みきすけは ぐっすりとねむりました。
みきすけは とても眠たかったのです。
みきすけは かぁさんがとても すきでした。

かぁさんのこえを ねむりながらきくのが とてもすきでした。

かぁ ....
みきすけは さかなの話し をしている。
みきすけは わにの話し をしている。
みきすけは 涙の話し をしている。 

みきすけの流した涙は 終らず
川になり 山になり うみをさかのぼり
ご ....
凍てる指よ
  松井の骨折のように外野は
  草が深い
  ぼくの夕陽から伸びる野の球。
  眼球のようにやわらかいものが骨折している
  ぼくのさみしい眼球譚が
  そうして麦笛に ....
ひゃくねんまえのしじんのしを、おとうさんがよませてくれました。
いまはもうおはかのなかですごしているひとだそうです。
ひゃくねんまえのしだけど
きれいなしろいかみにかいてありました。
ものをた ....
あおいあおいゆめをみてた

くろとあかをカラダにまきつけながらゆめをはんすうしてばかりいる
そらからふってくるこんじきのつぶをゆるりながめてはとおざかるあかいいとのなるおとをさがしてばかりい ....
m.qyiさんの自由詩おすすめリスト(1225)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
緑にしろ男- 藤井和自由詩106-8-19
マーキング- 大村 浩 ...自由詩18*06-8-17
ちくわ- カンチェ ...自由詩306-8-7
きんぎょ鉄パイプ- カンチェ ...自由詩206-8-7
蚊取り線香になりたい- しゃしゃ ...自由詩1006-8-5
わたしは_貝殻の_うた_。- すぬかん ...自由詩506-8-3
ぐるぐる- 神音自由詩206-7-29
ジューン・ブライド- 大村 浩 ...自由詩7*06-7-22
あたしの踵のステキな鈴- 初代ドリ ...自由詩7*06-7-20
うたのうた_。伝言版_。__- すぬかん ...自由詩206-7-19
花つき言葉- 大村 浩 ...自由詩22+*06-7-17
桜の木の上へ- チアーヌ自由詩606-7-15
こころに__- すぬかん ...自由詩106-7-5
ピンクのかさをさしながら。- すぬかん ...自由詩306-7-5
レモン水- カンチェ ...自由詩806-7-3
Poembar一行詩集- 吉岡孝次自由詩1*06-6-25
かえり道。- すぬかん ...自由詩206-6-25
落下中- チアーヌ自由詩406-6-24
めつぼうのひ_そのに- 青色銀河 ...自由詩406-6-17
「_やかん。_」- PULL.自由詩10*06-6-15
おもしろいから。_- すぬかん ...自由詩206-5-31
といっても私は狂っているわけではない- 初代ドリ ...自由詩8*06-5-28
教科書どおり- カンチェ ...自由詩206-5-20
「_あめ。とも。だち。_」- PULL.自由詩10*06-5-19
ジユウのうた。- すぬかん ...自由詩5*06-5-16
彼等_の_杜_り_- すぬかん ...自由詩206-5-15
みきすけの話し。_−風。−- すぬかん ...自由詩506-5-15
光臨- 天野茂典自由詩1106-5-15
ひゃくねんまえ- Tommy自由詩206-5-4
オルフェ- 自由詩206-5-4

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