すべてのおすすめ
どうしてあんなに楽しかったのか
もう思い出せない
青空
柿の木
白い雲
板の間から見上げた
空気のことを覚えている
ちょっと冷たくて
遠くで
バイパスを走る車の音が
聞こえた
....
どういう自分になりたいか
頭痛の中で考えた
それはやはりなんと言っても
他人(ひと)のための人になりたい
見返りなんぞは求めずに
ただただ他人(ひと)の役にたちたい
そのそのためにまず最初 ....
君の仕事が終わるのをずっと待ってて
ふたりで買い物に出かけた
“今年のワインは美味しらしい”って
ボジョレーとチーズを探した
知識も教養も君が上だし
任せてしまってるけど
....
帰り道 疲れて眠る 君の傍
愛しい寝顔 可愛くてつい
キスしたい そんな気持ちに なっちゃう
グッと堪えて 頭こっつんこ
裸足で歩いておりましたら
誰か聞き覚えのない声で
僕の名前を呼ぶのです
立ち止まり振り向くと
そこには小太りの
白いワンピィスを着た
婦人が一人おりました
もうすぐ雨が降るから
....
朝の笑顔を迎えた日曜日
夢紅葉
雑誌も吟味、眠れないままに
秋色のフリーペーパー
君の趣味趣向
時事ネタの展開
絞っていくプラン
H2Oに近い水が
流れるような呼吸 ....
何が悩みかって・・・?
ニキビ
あ、今笑ったでしょ?
そんな事かよって思ったでしょ?
乙女にとっては深刻なのよ?
一体全体何が原因なのかしら? ....
都会に住みはじめ一番変わったのは
靴が汚れなくなったこと
母に駅まで長靴持ってきてと頼んだのは
実家に帰った際の笑い話しとなったし
でこぼこ道に足をとられることもなくなった
色とりどりに ....
ピアノは好きだけど嫌いだった。
鍵盤が硬かった。
嫌いで嫌いで
ハーモニカを習った。
おじさんがタバコで
輪っかの煙を吐いてくれて
嬉しくて
通った
親はすぐにエレクトーンを
....
生まれてこなければ
本当はよかった
みんなもそれを望んでいる
そっと瞼を閉じる瞬間に
白い羽がこの瞳に張り付いて
視界を失くしてくれたなら
眼はやがて解けて
空のアイホールに花が咲く ....
車のテールランプに照らされながら
独りバス通りを歩いていた
馴染みのバーには足が向かず
辿り着いたはアイツと来るバー
独りで来るのは初めてだ
そんな事に気付きながら
店の扉を開 ....
今年こそ
サンタさんの お手伝い
したいと思ってたんだけど
まだまだ力不足
家にいるよ
雪の結晶
光
三次元の万華鏡
夜空のスクリーンに映し出す装置があるんだよ
....
自慢話うまいひとって羨ましいな
自分のこと話したくても
つい口ごもったりして
自信が無いだけなのかな
たとえばカラオケに行っても
わたしの番になると
他のひと達世間話なんかはじめた ....
「あの宝くじ売り場は、当たるらしいよ」か
その売り場まで行くのに
片道320円、往復で640円
その交通費で2枚多く買えるやんか
たくさん買うほうが当たる確率は高くなるわけで
当 ....
明日はマンデー
次はチュースデー
次はウェンヅデー
次はサースデー
次はフライデー
最後にサタデー
ダイエーでクレープ食べてこよう!
煙草ふかしながら 流れる人の顔を見る
今夜は誰と飲もうかと ぼんやり考える
ブルースマニアの公務員は 最近付き合いが悪い
オンナができたと噂があったが どうやらホンマみたい
不景気の風 ....
ねぇ
ぼくたちは、
もっと、笑っていてもいいと思うんだ
もっと、はにかんでいたっていいと思うんだ
むずかしいこととかじゃなくて
かなしいくらいの澄んだ青空を見上げていて、 ....
キミとの思い出に蓋をする
上から錘を載せて
例え其れが未熟だとしても
私は大切に抱き締める
壊されてゆく今を
崩れて泣き叫ぶ事しか
まだ出来なくて
朝が来るのが怖くて
私に誰か ....
キミは太陽でボクは月
ボクはキミに照らされて
キミはボクを照らしてくれた
たまに喧嘩したり拗ねたりで
姿を地球に隠して
みんなを困らせたね
曇りは雲がくれた優しい時間
雲に隠 ....
今年のクリスマスは
1人かな2人かな
楽しいクリスマスが
いいな
冗談ばかり言って
おどけて笑う
彼はもう道化師
もう止まらない
ごちそう食べて
酒飲んで
歌って笑って
....
金は純度が高いと
弱いものです。
鉄は炭素を入れると
強くなります。
鋼はさらに純度が高くなり
不純物が減り
使いやすい鉄となります。
柔軟性が増します。
人はたたかれ
たた ....
ファイアー
ファイアー
熱い思いを
燃えたぎらせよ
ネズミの絵を描いたら
それは蛙の足だと
人の心を平気で傷つける
鈍い男!
他の人には優しいのか
ちょっと変わっている。
....
who
おまえは誰だって問われても
わたしって誰なのかな
今のわたしがわたしなのか
ほんとうのわたしは他にいるのか
自分探しの旅路
だなんて聞き飽きた科白だけど
わたしってやつは
....
夕日に泣いた僕
友達の顔を怪我させて
電話ごしに泣いた
大切な友達
君はトランペットを
僕だけに吹いてくれた
君につられて
吹奏楽部に入った。
できない僕を
指揮者の君は
....
僕らが待ち合わせるのは
いつも駅前のCD屋で
僕が 君より早く着くと
たいして好きでもないんだけど
難しそうな JAZZを視聴して待つ
*
....
コーヒーを飲みながら
オレオでオセロをすると
きみは決まって怒る
きみが黒
手持ちのオレオが両面黒になるよう、ハンディをあげ分けているのに
それがひどいとなじる
こ ....
あたしのなかにあなたが
ひと雫しみて
ふた雫しみて
だんだんと濃度が増してゆく
こうやって蝕まれていくのね
、この世のすべてのものは
細胞が喰われた、あなたの言葉に
血液 ....
アルテミスは美しい
心美しく優しい
苦難を乗り越え
大人の味がする
柔軟に対応し
さりげなく気を使う
ロドリゲスはアパッチの
成れの果て
血は血を呼ぶ
肉を食べると闘争心がわ ....
あなたへの気持ちが 膨らんで 苦しくなって 立ち上げた。
パソコン。
片想いの あなたに向けて「好き」と書いたメール。
送信ボタンを押せないまま
....
山紫水明
本当に 和らいだ 世界は {引用=
君のそばにあった
}
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