すべてのおすすめ
去年から残してあるの ハートの小瓶に春の雫
リボン掛けて あげる

嬉しいでしょ 真白な冬に桃色ひとつ

作りかけのロマンの迷路

覚えてるの 傾いた横顔

甘くて柔らかい愛しい人
 ....
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど

そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ
いくら落ち目のわたしだからって
何でこんな仕事しなきゃいけないのかな
数人のテレビクルーを引き連れて
どれだけ歩いてきたんだろう

雲の上を歩かされるなんて思ってもみなかった

富士山の ....
怒っている

ほったて小屋の前で
巣箱なんか作りやがってと
空に
怒っている

怒っている
俺の仕事が
詩人で
せっかく
命がけで
産んできたのに
何の恨みがあって
背中か ....
お願いだよお願いだよ
口には出せない思いって
本当に在るんだ
世間から迫害されちゃって
もう誰も
僕の言う事を信じは
しない――

あれから僕は胸が軋んで
悪夢に魘されて
彼さえ居 ....
あなたを支えていきたい

いっしょう恋ができなくても

あなたを守っていきたい

いっしょう恋が実らなくても いいから


ねぇ わたし
咲かなくたっていいの
花なんかじゃな ....
お日様サンサン
犬の散歩
へいのへい
楽しい日曜日

誰もが優しいと
笑顔で挨拶
皆一声掛ける。
尾をフル犬

雨が降ってきた
誰とも会わない日
ちょっと寂しいな
ジョンと二 ....
僕を裏切った人達が居る
確かに僕は路を間違える事もある
そんな時は手を強く引いて
ほしかった

声をかけても無反応
他人よりも遠い存在で
もう僕は独りであると
わかった

脚に絡み ....
うつ、という言葉が好きではありません

その言葉で
ああ、自分は、そううつというヤツなのだ、
と思えば
すこし、居場所をあたえられたような気にもなりますが
なんだか、その言葉ひとつで
自 ....
波は寄せたり引いたり
ゆっくり変化し続ける。
月の力は大きい
右から欠け、右から現れる。

人間のいる前の太古から
存在していた。
月を自分のもののように
考え、兎が居るんだって

 ....
窓硝子越しに見えますは
黒装束の参列です
列の中央に柩らしき箱
あの中には無数の過去の粒子よ
誰が眠っているのでしょう

わざとらしく顔を伏せ
道をゆっくり歩き
向かう先は大きな墓地で ....
朝がくるまでに
悪いことしましょ

朝がくる前に
悪いことしましょ

 願いごと叶えてあげるわ

 悪魔のKissしてあげるわ



朝がくるまでに
悪いことしましょ

 ....
仰向けに寝台に横に
疲れた魂はこの身体から
しばらく戻らぬ旅に出る
わたくし、自然と目蓋を閉じます
赤や白の球が目蓋の裏側で
そっと弾けると
静かに涙が零れるのです

意識を寝台に委ね ....
多摩川に架かる鉄橋を渡りきる頃
メールの着信を知らせる携帯の光が走る
両親も恋人と認める彼からのメール
簡潔な朝の挨拶に優しさ溢れる短いことば

先輩は幸せ過ぎるから

傍から見ると憂鬱 ....
手を叩いて
肩を叩いて
足をもんで
背をさする

マッサージで
スキンシップを
図る
良い気持ち

雪の日心は寒い
1人ぼっちで
ボイスパーカスで
ラップを歌う
貴方だけ
心を許すのは
貴方だけ
私を愛する人は

私だけ
攻めるのは
私だけ
守るのは

激しく
強く
速く
優しく

お日様はいつも明るく
接してくれる。
あたた ....
見上げた空もいつかは
大地へと落ちる
地面を藍に染めながら
ゆっくり光を帯びる

風がやめば聞こえる
敗者の悲鳴と嗚咽
この世界にはもう
救いなどない
嘆いている

誰も手を差し ....
平穏の中の静と動
平穏の中の戦い
平穏の中の癒し
平穏の中の不安感

心の痛み
体の悲鳴
助けて
助けて

スポーツで現実を忘れ
音楽を聞いて時間を忘れ
泣いて笑って叫んで
 ....
ラクダに乗って楽だ!
チーちゃん待って
じゃんけんポン
たんすでダンス

くだらない事言って
生きてゆく。
時間の共有
時間の長さに満足

如何に有意義に生きるか?
死とは何か? ....
恋をしてもいいですか
この思いを隠さなくても
構わないと勇気の出ない僕に
後ろから軽く背中を
押してやってくれませんか

覗いた万華鏡に拡がる
美しい鮮やかな世界
白い兎が手招き
こ ....
ひねもすノタリノタリかな
花瓶の中の水仙
洗濯物を干す
有給を取る

世界は逆ねじの歌
世界は左回り
世界は平和の歌
世界は大人になる

私に夢を下さい。
私に愛を下さい。
私 ....
何をどこに忘れたのですか?
駅の係員は開いた記録簿に目を落とし尋ねた

普段から乗りなれた通勤電車
それなのに今夜は何かが確かに違っていた
勧められるまま飲んでしまった新年会
赤ら顔の同僚 ....
 さらさらと

お前は何しに来た

 こんこんと

お前は何を話しにきた

 しんしんと

お前は何を聴きにきた


 さらさらと

また人々の掌に舞い降りてきた
 ....
裏切りはやがて 憎しみへと
色を変える 亀裂が入るは
この心 その奥
優しく疼く

思い出が砕けて 散って
床できらきら光る
ひとつ、拾い上げれば
頬を伝う 冷たい涙

どうして  ....
つま先立ちで そっと
両腕を広げて
目蓋は閉じたまま
屋上で こうしていると
天使になれる
そんな気がしてた

天使は僕の憧れ
純白のワンピィス
柔らかな羽根
羽ばたかせて空を舞う ....
潜り込んだ布団から
寒い朝、這い出て
コーヒー飲んで
コーンフレークを食べる

今日は日曜日何もない
天気は良い
ヒゲをそり
歯を磨く

寝ぼけて新聞取りに行って
みかん食べて
 ....
もう何も要らないよ
全て捨ててきた
風が身体を包むだけ

垂直に
定規で線を引いたみたく
落ちて落ちて落ちて
今、一番輝いているよ

背中に羽なんかないよ
僕は天使じゃないからね
 ....
あたたかな
あたたかな皮膚を
思う


なんだか涙がこぼれてくる

いのち
ってものを
意識にうつす

ゆっくりと、
ゆっくりと、

つぶやくような

そんな言葉で
 ....
いつもと同じ場所から何ら変らずに
初日がひょいっと昇ってきただけなのに
「ありがたや」と皆で拝んだりする

昨日までの日の出とどっか違うのかな

江戸時代の「つけ」とかの借金って
支払期 ....
うまいもん食って
うまい酒飲んで
うまい話して
うまい思いして

さあ明日から仕事
遊びがあるから
頑張れる
そして又うまい酒を飲む

世渡りを上手く
お小言を聞き流し
うそを ....
妖刀紅桜さんの自由詩おすすめリスト(687)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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