かどの さかなや
まがった まがった

かどの おすしや
まがった まがった

かどの ポストで
まよった まよった

ゆうびんやさん
かえらない
夏が終わって僕等
錆びたバスに入れっぱなしの花火
コンビニでやろうと買ったのに
すれちがったものだってみんな
帰ってくるまでのさようならだって
コカコーラのヨーヨーみたいに、
短い煙草吹か ....
口のなかの、右側の、親知らずを抜いたところが腫れている。そこはたびたびそのように腫れるのだけど、それは、「ばいきんが入った」せいだと、ずっと思っている。むかし長年歯列矯正をしていたころにも、そのよ .... きのう 被災地の蔵人さんの作ったお酒が とどいて 嬉しかった。タイミング 良すぎで届いたので、涙が ちょちょぎれたくらいに嬉しかった。ネット家計簿ソフトを開くと、被災地にできることが何か解らない、 お ....  先日アップした、「がんばるな、ひとよ」への補足です。

 表現者が、パフォーマンスをする、文章を書く、絵を描く、そのような行為に、自己満足や自慰の要素がないことがあるだろうか。人を傷つける可能性 ....
 大塚に住んでたころ朝シャンとかいうのが流行ってたんだけど家からすぐのところに村田女子高校があったから朝仕事行くときすごい匂いだったっけなあ。ああいう風習は本当に困るです。北海道弁でいうとぐあいわるい .... 女子に対するメールで、「こんばんは」を「こんばんわ」と書いてくる男がいる。
同年代の女子、または、年下の女子からの「こんばんわ」というメールは許せる。「こんばんゎ」すらも許せる。
しかし私は、年上 ....
ふと真夜中に鏡をのぞきこんだ。

眉間のしわは、わたしはそう思わないの勲章かな。

右にはずし、左へはずれて、ごろんごろん。

蛭にひるを吸われて夜を生きたしるしの肌はエノキダケみたいよれよれ白く ....
電子辞書たちに至言はなく
足りないものばかり、あった
セカイ
曇り空には
未だ一つの解釈も与えられない

空腹を
脳が発信するかぎり
食う
食われる
何か素晴らしいものに
なりた ....
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ

運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた

 ....
救済は必要とされてなかった。
必要なのは、ダメージだ。



別に、


マックフルーリーチョコでもダークモカフラペチーノでもよかった。
磨かれたフローリング。ひと一人分のス ....
退院してからというもの、自分でも呆れるほど堕落した生活をしている。
今朝にはもう、痛みは殆ど消えた。
我慢できないようならと、処方された痛み止めは一度も飲んでいない。
それでも、左手に大袈 ....




ケータイてふしぎ。緑やら黒やらちいさくひかる固まりを手にとりそれぞれの速度でひとは文字をなだれこむ。きみの分身をうすくふりつもらせる。地上絵はモザイクのこうずいみたいで。 ....
 ぼくの友人K君は隔週水曜日の資源ゴミの日に古本古雑誌の束を拾ってくるのが得意な男で、切り貼りしてノートにコレクションしている。しかし、K君は活字を読むことには興味がないみたいだ、ぼくは思う。刻まれて .... −−−−−−−

03/9

自戒として、あるいは、第「二者」の言葉として〜

「お前の言葉とやり方は、
以前からわたしに吐気を催させている。
なぜお前はいつまでも沼地に住んでいて、
 ....
雨が降ってきた。"hamburger lady"がやってきた。雑草に露の湛えられた音が、道路工事のピストン音と重なりながら、ビルとビルの間の路地から聞こえる。雨が降ったのだ、と机の .... 「なんでくやしかろ」
早朝の庭で蛙が聞く
「お前はのんきだ」
私が答える
ひとのもんじゃ
もともとじゃ
愛しただけでいいじゃあないか
蛙が言う

夢をみたのだ
ひさしぶりに
その ....
将来の展望というものが、希薄だなと思う。それは他人と話していて、感じる。
思い出というものも、同じようにうすぼんやりしている。未来のことも、過去のことも、ぼんやりとしていて、遠い。
二年後とか ....
「お兄ちゃん助けて」って声が、聴こえるんだよ、妹の声が。こんな事は初めてだ。俺がこの世界に生まれ堕ちてから、俺には妹なんていなかった。だから今、生まれて初めて耳にした妹の声だ。それが助けを求めているん ....  本当の事を言うとね、僕は、君と離れ離れになる事を悲しんでなんかいないんだよ。だから僕の事は心配しないで、安心して、君ももう泣かないで、そして、笑ってお別れしようよ。
 春になったら、僕はジャンガリ ....
枯枝は空に根を伸ばす
海辺の曇天の白の先
遠く遠くに根を伸ばす

時折太陽の欠片が見える
それはとても美しい白
何もかもを焼きつくせる

貨物列車の重たい音
耳を切る様な唸り声の風
 ....
夜の冷たさに嘘を吐いて
僕の感覚を消そうとしているんだね
君は背中を向けたままで
腕に煙を纏わせている

月の影に目を伏せて
海月のような溜息を吐いて
「どうしたいの?」
夢のままで、 ....
{引用=


けだものばかりではないのだ

けだものにもけだものの
規則というものがあるので
卑下することはできないが
それでも少年には疑問だった

戦争は
どこにあるのだろうか ....
カナリアが鳴くまでは炭鉱を進め








酒量がヤバイが呑むしか道は無い
なら呑めよ
ザッツオーライ分かってる引っ込んでろ犬の糞あと勝てよ
阪神タイガース
呑める呑める ....
私は時々、こう考える。私以外の人間は存在せず、現実は全て私の夢で、その私はまだ生まれてさえいないのではないかと。
また、こうも思う。宇宙全体が本当はバスケットボールくらいの球で、アメリカ人の子供がい ....
珈琲とアルトサキソフォンの豊穣に液晶の海漕ぎ出でる人

珈琲とピアノの滴海となり夜の彼方に跳ねたトビウオ

女生徒の「わたしバカです」渦まいて沈積してゆく初雪の夜

この宇宙は蜘蛛の巣状の ....
皮膚の下ふえる傷がいとおしくまたひとり肉を咬んで夜。


肉袋の中ひとつちいさくふるえる眼に皮を縫い付け朝。


剥き出しの肉にあなたの名と眼を付けて飼 ....
新しい芸術とは、本来、違和感が伴うものだ、なぜなら、私たちが、見慣れている既成のものから、逸脱している部分が作品上、多分に見られるからだ。それを言葉にすれば、欠損および不足、過剰、単調、複雑、奇妙な美 .... 朝方にゆったりとした気分で、散歩をしていると、
ようやく眼を覚ましている住宅地、その街並みに、申し訳そうに咲いている草花、入道雲、青い空、次々と目にはいり、通り過ぎていく、その時、僕は、朝の ....
まだ読んでるライト・ヴァース関係。
とはいえ、ライト・ヴァース関係の本は前回読んだ二冊しかないので、アメリカの詩ってことで検索・予約しまして、色々借りてきました。

『アメリカ詩の世界 成立から ....
榊 慧さんのおすすめリスト(606)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ダンジョン- 小川 葉自由詩4*11-4-16
夏が終わって僕等- はだいろ自由詩411-4-16
菜の花のこと- はるな散文(批評 ...1*11-4-15
今こそ、詩を書こう。- るるりら散文(批評 ...10*11-4-12
売名上等- 白糸雅樹散文(批評 ...311-4-10
仕事してるときおもいだすこと- 日雇いく ...散文(批評 ...3*11-4-4
「こんばんは」を「こんばんわ」と書いてくる男について- wasao散文(批評 ...211-3-5
かおの履歴- 阿ト理恵自由詩9*11-2-21
空腹ランドスケープ- めー自由詩511-2-18
黒き稲妻- モリー自由詩9*11-2-14
わたしたちの安心と釈放- ねことら自由詩311-2-13
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」- アマメ庵散文(批評 ...311-2-13
1ビットにもみたない手紙- ねことら散文(批評 ...411-2-11
読書ノート- ああああ散文(批評 ...4*11-2-11
詩、薬、病のこと等、ノートより寄稿- 小野 一 ...散文(批評 ...3*11-2-7
hamburger_lady- ehanov自由詩1*11-2-6
つらい夢- 非在の虹自由詩311-2-6
世界のこと- はるな散文(批評 ...211-2-3
妹の声- 光井 新散文(批評 ...111-2-2
春とハムスターと恥- 光井 新散文(批評 ...211-2-1
つーかさ、あれだよ。- プル式自由詩6*11-2-1
嘘になる- 智鶴自由詩211-2-1
戦争だって、にんげんだ- 真島正人自由詩7*11-2-1
カナリアが啼くまでは炭鉱を進め- TAT自由詩4*11-2-1
無題- モリー散文(批評 ...5*11-1-29
回転木馬- 都志雄短歌511-1-23
「_わるい肉。_」- PULL.短歌5*10-11-8
新しさと、詩と__mixi日記より- 前田ふむ ...散文(批評 ...11*10-9-28
人格的な、入道雲、青い空___mixi日記より- 前田ふむ ...散文(批評 ...210-9-17
ライト・ヴァース雑感_その2- ふるる散文(批評 ...15+*10-8-6

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