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空を見て歩いていたら
どこまで行っても空で

そりゃ曇る時も
ポツリと来る時もあるけれど
夜になっても
そこには空があって

そうそう大雪の日は
空も地もその間も真っ白で
境界線す ....
朝の
薄暗い雲の間から
朝だよって
太陽の光が差し込んでいる


昼の
地球で生きている
すべての生き物を育み
暖かく
時には生き物を殺してしまう
熱い太陽が光る


 ....
言葉と言葉の間には
言葉はないけれど
言葉にはならない
人から人への言葉がある
言葉は全ての中の
ほんの一部分の表れ
書かれてあることよりも
書かれていないことの方が
圧倒的に多くある ....
今宵も偽りの服を着て 裏の門をくぐる
嘘を吐くクチビル 罪悪感はない

ムズカシイ言葉を喋りだす テレビの音を消して
砂漠への時間を 優雅に楽しむ

タバコに火をつけないで 白い煙を吐かな ....
飛ぶ鳥から抜け落ちた羽根が
地面に墜落する運命に気付かず
いつまでも空を飛び続けていることがある
これを残鳥という

猟銃で撃たれた鳥の
飛び散った大量の羽根が
そのまま鳥の形をして飛び ....
僕は怪物なので
あなたを犯してしまってもいいと思った。

有毒な手であなたの体を触る
汚染襞で同じばしょを何度もほふる

結局僕は
あなたが嫌がらないのが嫌になって
愛撫をやめた

 ....
「私は狂えるモンスターだ!」

と突然、君が叫び
13秒後

ああきっと、今聴いている音楽の影響なのだろうと
僕は理解し

もう一度テレビを見ようとした。
ちら、と横目で君を見てみる ....
さんびどおもってらば
まだ ゆぎっこ ふってくるおだおの

まぢの たんぼだば すてっときえで    
ながぐつなば はずがしして
みせっこさ よ ....
寝息が聞こえる

12時、目をあけている

ピンクの携帯は鳴らない

あなたからの安心をまっている

あなたの言葉を頭でくりかえし聴いている

あなたが触った頬の位置に手をおく
 ....
あらあらこんなに散らかして

歩く隙間も無いじゃないの

ちょっとコレ去年の雑誌よ
DVD返済期限切れてるじゃない

古雑誌を出す日は何曜日なの?
DVDはもう見たの?

このジュ ....
雪が舞い下りる 夜の街角  肩寄せあう恋人たち
  ふたりをつなぐ 赤いマフラー      テレビの中のセカイ

駅前の広場 十人十色  待ち合わせの恋人たち
  タバコの吸殻 風が濁ってく  ....
楽しいのか

いま

楽しい

いま

楽しいとき

うん

楽しい

楽しいよ!

と言って楽しがる
ような楽しさがふと晩ご飯の後なんかにあって
またはそれは昼ご ....
また忘れそうになる

朝のほんのわずかな時間だけ、星が猛スピードで動く

いつ死んでしまってもおかしくない

でも、いま死んでもいいと思える朝方の奇跡が起こる

落っこちるのならこちら ....
君は、恋人なくて
君は、友達なくて
君は、親兄弟なくて
君の中には、誰もいなくて
僕は、そんな君に憧れた

君は、恋心なくて
君は、友情なくて
君は、家族愛なくて
君の中には、なんの ....
           
          2007/04/02
また一日が過ぎた
杉田君、一日が
一日が空しく過ぎたのだ
君の性だ
どうしてくれる
損害は莫大だ
一日の糧を空しくして ....
花を摘んだ
小さな
嘘をついた
魚になりたい
そんなもの

月のない夜
寝返ると
水の底で
泡してる

パパも
ママも
いない
でんぐり返る
せかい

朝もやで
目 ....
ある夜ふと私は眠り方を忘れてしまった
思い出そうと頭を振り絞ってみたけれど
それほど易しいものではないようだ
私の眠り方は私しか知らない

何日もすると
私は眠り方を忘れた自分に ....
             2007/04/02


椎の木林のすぐ傍に
小さな小山がありまして
小さな杉の子育ってた
育って育って大きくなって
美しい御国のためになりますと
 ....
ビニール傘さしてぼんやりと空をみあげてた。
ぽたぽた落ちる雫、ひとつひとつに混じって白い絵の具の水玉模様が描かれていく。

-たったそれだけの時間。

一人で酔い冷まししながら見上げる ....
「あんたのこと嫌いや
大、大、大っ嫌いや
もう一緒におりたくない
一生おりたくない
ほんまに嫌いやからな!」

シャイなあんたは、アタシのことぎゅーってして

「俺も嫌い
たぶん ....
沢山の人をあいするあなたは、

私に使うじかんがないのではなくて

あなたにはじかんを贅沢につかいましょう

そう、言われたようで

勝手にですが、あんしんというやつをするのです
空が青いから
僕は屋根を焼く
焦げて崩れたその隙間から
青かった空を覗く
思うほど息苦しくもない午後
崩れた屋根は既に屋根ではなく
いつまでも煙を空へと飛ばし続ける

僕は灰空を見るの ....
空、止んじゃって
飲み込みの悪いびしゃびしゃ
その青さなんてどっかいっちゃって
仄明るいコンニチハ。

響く草の根
落ちた地面に
染み渡るその震え。

【春】だなんて言わないで
も ....
愛のこくはく

抱き合ってもいいのに、そうしないと決める

そうしないと言い放つ

体を共有しないことが愛しているということ

わたしと、あなたにとって
フ と目の前に綿毛が飛んでいたので

ク とつかまえて離して見ると

それはチカリと赤い血の玉で

もう一度握ってはなすと

{ルビ捩=よじ}れてつぶれて菱形のいのちに変わった ....
未来なんて見てきたもんだから
毎日が退屈になっちゃった

未来なんて見てきたもんだから
想像する楽しみが減っちゃった

未来なんて見てきたもんだから
選択肢がなくなっちゃった
 ....
息を吸って
止めて
3秒
空を見て
太陽に勇気を貰って
小鳥さんにコンニチハをして
そっと
前を見て
渇いた眼球に
一度瞬きをして
口を引いて
目を細めて
全感情を注ぐ
 
 ....
洗濯物が風に揺られて
乾きやすい季節になりました
洗う回数も増えてしまって
あなたの香りもすぐに消えてしまいます

四月の暖かさは
すべてを曖昧にしてしまうから
あなたと過ご ....
亀を背負って
懐かしい人の苗字を呼びながら
塩を舐め続ける
水が飲みたい

+

かまきりの新しい
亡骸を
司書は黙って
見ている

+

カンガルーが直立したまま
波音 ....
メガネは目が見えなくなってしまった
どこに何があるのかわからない
手探りで記憶と慣れを頼りにしながら
必要なものを手にとるしかなかった
メガネにとって
目の前も頭の中も全てが真っ白だった
 ....
蔦谷たつやさんの自由詩おすすめリスト(439)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空と旅する- mac自由詩3*07-4-4
- 結華自由詩4*07-4-3
言葉と言葉の間に- ぽえむ君自由詩15*07-4-3
No_Smoking- 北大路京 ...自由詩14*07-4-3
残鳥- 楢山孝介自由詩18*07-4-3
傲岸- チグトセ自由詩5*07-4-3
スモーキン- チグトセ自由詩11*07-4-3
んだがらしゃ_(訳在り)- 砂木自由詩15+*07-4-3
電気をつける- 猫のひた ...自由詩207-4-3
救世主あらわる- mac自由詩307-4-3
テレビの中のセカイ- 北大路京 ...自由詩10*07-4-2
青空で出張- 水町綜助自由詩18*07-4-2
エイプリルフールの真実- 猫のひた ...自由詩507-4-2
なくて少女- うおくき ...自由詩307-4-2
唐様- あおば自由詩5*07-4-2
淡水魚- 夕凪ここ ...自由詩1207-4-2
眠り- なかがわ ...自由詩2*07-4-2
噛みつく童話- あおば自由詩14*07-4-2
酔桜- 自由詩607-4-2
優しいエイプリル・フール- 愛心自由詩6*07-4-2
手紙をありがとう- 猫のひた ...自由詩107-4-1
カラスは空にいない- 自由詩12*07-4-1
はるさめ- チェザー ...自由詩307-4-1
こくはく- 猫のひた ...自由詩207-4-1
1997- 水町綜助自由詩27*07-4-1
タイムマシーンに乗って- 優飛自由詩6*07-4-1
ありがとうの言い方- 倉持 雛自由詩707-4-1
春の光- なかがわ ...自由詩2*07-4-1
かなしみ- たもつ自由詩37*07-3-31
盲目なメガネ- ぽえむ君自由詩11*07-3-31

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