{引用=
「詩とはなにか?−この問いに対する答えは、詩の方法的、形式的側面からなされるのが普通です。しかし、形式的規律をもたない自由詩以後は、こうした側面からこれに答えることは、全く困難になってしま ....
日参6000人の大型サイトに、1人のサイト荒らしが訪れた。
5999人がそのサイトを好きだったが、その1人はそのサイトを憎んでいた。
3年前、現在のサイトの前身サイトでそいつと話したことがあった気 ....
さよなら、ブラジャー
白くて
可愛い布切れでした
もう誰に着けられることもなく
誰に脱がされるわけでもない
ブラジャー
風に吹かれて
善光寺参り
他の女と遊んでるとすぐに怒って
そのくせ
中指を突っ込んでやると
悲しそうな声をあげながら
すぐに抱きついてきた
寄ってくる女を全部食ってた頃の話
たぶん好きじゃなかったと思う

包丁 ....
お子さまからお年寄りまでみんなに人気の定番メニュー、
コアセルベート・スープはいかがでしょうか。

まず恒星の素を用意します。恒星の素はガスまたは液状です。
缶やビンに入ったものがスーパーで売 ....
{引用=
「詩学は詩の屍体解剖である」  高村光太郎


○まえがき:

 
   はじめにことわっておきますが、私は「詩学」について全くの無知です。はっきり言って、「詩学」が何たるか ....
メール


メール大臣


反メール


メール子



にわかには信じがたいことかもしれないが、育児の最中に、自宅の電話線を抜いている主婦は多い。同時に彼女たちは、インター ....
車内はひんやり寒い
乗客はみな一様にうつむき
僕の呼吸だけがまた
不細工な格好で繰り返される

耳元で川が流れている
昔、綺麗な魚に見とれて
手袋の片方を落とした
それは確かにあっ ....
呪文をおしえてください
あのひとまで、とどくような
たとえ とどかなくてもいいとさえ
思えるような
わたしを消してしまえるほどの
それは
風にも似て
耳もとをとおに過ぎてから気づく

 ....
扉しかない部屋で
君は朝焼けを食べている
朝焼けを食べ終わっても
朝焼けはなくならない
俺が隣で朝焼けを描いているから
なくならない朝焼けを食べ続け
そして君はまた扉を排泄する ....
 この近くの木蓮と何処か遠くの木蓮が通じ合ったことがあった。見る眼球の違いにより感じ方も異なっていたけれども、それでも木蓮に目を留めた、という一点、それで充分、強い強い糸がその一点を通った、少なくとも ....  詩を読んだり批評書いたりするときの話。
 その作品に対して「それはどこで笑うのか」って思う。それはどこで泣くの
か、それはどこでグッと来るのか、それはどこで頬を染めるのか、どう言い換
 ....
女の日     檮瀬チカ 

今日は雨
傘を左手に持ち
雨の中 神社の鳥居の前に独り立ち
今日は女の日で有ったことを思い出す
誰もいない境内の中 鳩たちがひさしに隠れて群れているのを聴く
 ....
日めくりカレンダーをめくって
紙飛行機にする

1年間で365機の飛行機が
この部屋を飛ぶ

赤い3の字を模様にしたのが
白いテーブルに不時着する
他に行くところもなく

行く ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32856


題名がいい。期待感がある。駆け抜けるっていうのが宇宙がコスモでエクスプ
レスって感じでダイナ ....
人さらいは人をさらったことがない
これからもさらう予定がない
けれど人さらいは人さらい
それは何の比喩でもなく
人さらいが人さらいであるということだ
何故人さらいは人さらいなのか
生まれた ....
依頼 の 扇状地 コウノトリ 掘削 消灯 の 手のひら またたいて 構図 radio speaks old stories ふうわりと 散財する 消去法 の 導き 砂漠 頬ずりして 策動する 短め の .... テーブルの上ではコンニャクが
ぷるんぷるんとダンスをしている
花束は戸籍を失効してしまった
僕のポケットには扉が無い
行きつけの店で転んだまま
起き上がれない児童相談員は綺麗な歯肉
 ....
美しい花が咲くよ
飲み込めないものを置き去りにして
美しい花が美しく咲くよ
思い出を糧に
忘れられた形を残して
美しい花が咲く美しい夜に
僕たちの魂は震えているよ
僕たちの魂は淡雪のよう ....
眼、鼻、耳、口、毛穴
すべての穴に私たちは窓を取り付け続けた
窓に明りが灯ると私たちはそれを街と呼んだ
街が体中に繁茂していく傍ら
明りの消えていく窓がある
その浮力により
私たち ....
おはよう
で、今日も誰かが溶けていく
それでも、空を見上げることを止められなくて
いつの間にか、あちこち穴だらけになっている


使い古しの気持ちを手紙に残して
あなたもすっかりと溶けて ....
戒厳令の布かれた残暑
透きとおっていく言葉の
飛沫のように

あなたは白く皮膚の薄い手で
一すじの光を木箱に閉じ込めた

二人の椅子に
二人の卓上に
二人のナイフに

あ ....
さわれそうなほどの青、空
心音の近くで
水の流れる音がしている

少し、痛い


大気圏の底辺で沸騰している僕ら
水を注いでみると、遮断機が下りて
通過していく何かがある
夕暮れに ....
徴兵された兵士のように
寒い目をしてあなたは通路を行く
改札を抜け再び階段を降り
あなたの目が地下鉄に乗る
と、私の目だけが置き去りにされる
壁にはたくさんの色あせたポスター
その ....
心臓の近くでセミの声がしている
冷蔵庫を開けると
大きめのロブスターが、ヤー、ヤー、と
おもちゃの銃を振り回しているのが見える
いつだって無邪気な者には罪が無い

野菜室からよく冷えた ....
とても新しい
墓石に刻まれた文字が
読めない
わたしの名前が
書いてある
はずなのに
目を開いたまま
ぶったおれ

何が見えた?

あかいふうせんがどうんどうんとそらへそらへと侵食してい
















  き
 ました
広い、窓のあった部屋
私の一部分がそこで途切れていて
確かな
薄い胸で必死に空気を集めていたこと
息切れと
ほんの少し気持ち良いと思える
ぴりぴりとした痺れとで
滑り込んできた電車は目眩 ....
ふたばさん「某日」に寄せて。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=33259




真夜中に一人というシチュエーションは、
石垣り ....
ヤギさん郵便
おてがみ迷子
もしもし此処はどこですか

広くは乙女座超銀河団
狭くはフォッサマグナの東
地球的には春分点前
世の中的には年度末

わたしはわたしが生きている
時と場 ....
みつべえさんのおすすめリスト(1351)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【家庭の詩学】_#1_詩とはなにか- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-9
サイト荒らしと冬と春- 第2の地 ...散文(批評 ...905-4-8
何度目のさよなら- たもつ自由詩1005-4-8
あけみ- いとう未詩・独白1505-4-8
コアセルべート・スープのつくりかた- 佐々宝砂自由詩9+*05-4-8
【家庭の詩学】_まえがき- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-7
メール/リトルネロ- チアーヌ自由詩705-4-6
車内- たもつ自由詩1005-4-6
空と足音のあいだ- 望月 ゆ ...未詩・独白7*05-4-3
- たもつ自由詩1305-4-3
日々の垂れ流し050402、木蓮に連なる- A道化散文(批評 ...605-4-3
それはどこで笑うのか- Monk散文(批評 ...3705-4-2
女の日- 梼瀬チカ自由詩205-4-2
4月4日の朝- たもつ自由詩605-4-2
【批評ギルド】『煌く銀河を駆け抜ける僕の銀河鉄道』宮森_竜- Monk散文(批評 ...305-4-2
人さらい- たもつ自由詩1805-3-30
飄々と_埋もれ_る_人間状_の_化合物- ななひと自由詩305-3-30
優しい仕事- たもつ自由詩805-3-30
美しい夜に- いとう未詩・独白18*05-3-30
- たもつ自由詩1105-3-29
水溶性の、誰かの- 霜天自由詩2905-3-29
残暑- たもつ自由詩505-3-28
浮上未遂- 霜天自由詩1005-3-27
失踪- たもつ自由詩1505-3-26
減速- たもつ自由詩1305-3-24
- チアーヌ自由詩1305-3-24
目を開いたまま- ふるる自由詩5*05-3-23
大きくはない、手で- 霜天自由詩905-3-23
侵食と同化/「某日」に寄せて- いとう散文(批評 ...6*05-3-23
銀河郵便はヤギたちが運ぶ- 小池房枝自由詩10*05-3-22

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