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 よねたみつひろ氏は、現代詩フォーラムでは「みつべえ」というお名前で沢山の詩を発表しておられます。みつべえさんが発行なさっている「風羅坊」という個人発行の詩誌の配布を申し込みまして、そのご縁で詩集を分 .... ええと、言うまでもないことですが、この鉄道は実在します。京蘭線という路線で、1958年に全線開通しています。蘭州まで直行するのは特急列車なんですが、作者の乗ってるのは急行ですね…急行もきっと直行す ....  世代の昂奮は去った。ランベルト正積方位図法のなかでわたしは感覚する。


とうとう『楽章』まで来たね。前半のクライマックスだ。ぼくはいつも、この冒頭の一文に殺されてしまう。読むたびに、何度も、 ....
ツルファン(一般にはトルファンと呼ばれています)盆地もまた、東トルキスタン(新彊ウイグル自治区)内にあります。この区域のシルクロードは砂漠やら山やらがあるため、敦煌付近から三つのルートに分れていて、そ .... 新彊(しんきょう)ウイグル自治区、いや、東トルキスタンのことを調べていく毎に、どんどん気分が沈んでいく自分がわかる。この世界には、ぼくの知らないこと、知らされていないことが、あまりにも多すぎる。
清 ....
モンゴルは実は分断された国家で、現在のモンゴルは外モンゴルと呼ばれていたそうです。んで、現在中国領である南側が内モンゴル(蒙古)自治区、なわけですね。これは前者がロシア、後者が日本を後ろ盾として分割さ .... 「ながあめにつれそってもうふたつきになる。みずいろの笹。みずいろの岩。みずいろのほら。」

結論から言いましょう。寧夏回族自治区を舞台に選んでしまったがために、この詩世界は、完全に破綻してしまいま ....
白ロシア共和国。のっけから登場しますね。現在のベラルーシのことです。ベラルーシのお隣さんは、東にロシア、西にポーランド、南にウクライナ、北にラトビアとリトアニア、とくれば、だいたいの地理感は掴めますで .... 1958年の青野季吉(すえきち)のモルダビア紀行になぞらえた、仮想の夫婦旅行。モルダビアとは現在のモルドバのことです。モルドバはウクライナとルーマニアに挟まれた黒海西側の内陸国で、1992年に旧ソ連か .... 荒川洋治のふたつの初期詩集、『娼婦論』『水駅』。ぼくの大好きな詩集なんですが、ともに難解なことでも知られています。
大岡信が以前、(荒川の『水駅』はみんな素晴らしいと言うけど、まあ俺もそう思うけ ....
 前回登場したA氏の話を続ける。月日が経ち、ネットの海辺で呆
然としていたA氏も素潜りなどできるようになった。詩論を交わせ
る知り合いも幾人かできた。様々なサイトを足繁く覗くうちに素晴
らしい作 ....
 インターネットが現在の詩の状況に光明をもたらすとは、じつは
露ほどにも思っていない。何らかの状況変化が起きるとは思うが、
それが「光明」であるとは限らない。インターネットほど閉鎖的な
媒体はな ....
女房と二人で梅干づくりをする。
台風が近づいている。
空は青く晴れているが、蒸し暑く
窓から入ってくる風は生暖かい。
梅の実のいい匂いがする。
昨日、兄嫁の実家からいただいてきたもの ....
今月末、女房の実家に墓参りに行く。
仕事の都合などで、もう三年ほど実家には帰っていない。
鹿児島なので、千葉からそう簡単に行けるところではない。

墓地は高台にある。
眼下にはきらき ....
先日、父方の伯母が亡くなった。
父は十人兄弟の六番目。
兄弟のなかで、この世を去ったのはこれで二人目になる。


雨が降っていた。
最初父は、「お前は来なくてもいい」、と言っていた ....
ベンジャミンさん
「知らないことを知っている」に寄せて
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=64380


自分の思いを伝えて他人を感動させることが目 ....
ある日、大学の売店で飲みものを買いました。
三十九ルーブルだったので、十ルーブル札を四枚だしました。
売店のおねえさんはお釣りの一ルーブル硬貨(日本円で四円くらいでしょうか)を探しましたが、ありま ....
『寝ながら学べる構造主義』というおもしろい本を書いた内田樹さんのサイトをのぞいたところ「内田樹の研究室: オリジナリティについての孔子の教え」(http://blog.tatsuru.com/arch .... http://www.po-m.com/forum/showdoc.php?did=25775


「ビラビラの花内部に侵入しました、館長!」
「なにっ、浣腸だと!?」

燃えた。批評であ ....
はるか昔、世間は男脳・女脳という話で盛り上がってたみたいです。簡単に言っちゃえば、
男脳は左脳右脳(特に左脳)がそれぞれに特化した脳、女脳は左脳右脳の橋渡しとなる脳
梁(のうりょう)が発達して ....
大脳生理学と大きく出たけど、実際のところ俺も脳のしくみについてそんなに詳しいこと
は知らない。一般常識程度。というわけで一般常識程度の大脳生理学の知識によって詩に
どこまでアプローチできるかい ....
アリとキリギリス。なんでキリギリスなんやろね。イソップの寓話は手元にはないが、ラ・フォンテーヌのものならある。でも仏語のものでは、アリとセミなのですよ。


LA CIGALE ET LA F ....
驚くべきことに土佐日記はおとこがおんなになっておとこのことばを使うしか日常の文学が書けなかったという困難を表している。日本語を使うときそんな歴史があったことを考えるといろんなことがみえてきそうだ。おと .... たもつさんの詩集が届く。注文してから、すでに2ヶ月が過ぎていた。発送元には何の罪もない。メールで注文したのはいいが、自分のアドレスを間違って入力していたのだ。いつまでも連絡がこないはずだ。ネットは、す .... uminekoさん 「sky」に寄せて。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=48600




読者の心を揺り動かすだけなら、
技巧はいら ....
僕に露天風呂の中で本を読むという楽しみを教えてくれたのは友人Tだった。Tが言うには、夜の鞍馬温泉は人が少なくて、本を読むのにもってこいだという。僕は鞍馬温泉には行かなかったが、さまざまな旅行先で本を携 .... 承前 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=33616


繰り返すものたち


ひとつの車輪が回っていった http://po-m.com/foru ....
僕が初めて書いた詩は高校の漢文のノートの最後のページに書かれ
ていました。暇だったんだと思います。しかしこの漢文ノートを
うっかりある女の子に貸してしまうとは。

その日、私は今まで絶対に ....
作者 : かえるのこ
原作者 : かえる
かえるは かえるのこ のために 今まで持ったこともない筆を手にした。
実のところ
かえるのこは この作品で 鳴くことを覚えた。

{引用=

 ....
アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler、俳優、1989年4月20日 - 1945年4月30日)

1889年4月20日、ドイツとの国境近くに在るオーストリアの小さな町ブラウナウで税関吏ア ....
みつべえさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(142)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
よねたみつひろ氏『鬱曜日には花を刈って』によせて- ふるる散文(批評 ...8*09-4-5
荒川洋治を読んでみる(八)_『北京発包頭経由蘭州行き』- 角田寿星散文(批評 ...206-10-29
荒川洋治を読んでみる(七)_『楽章』- 角田寿星散文(批評 ...1*06-10-7
荒川洋治を読んでみる(六)_『高所の毬』- 角田寿星散文(批評 ...206-10-5
荒川洋治を読んでみる(五)_『ウイグル自治区』- 角田寿星散文(批評 ...206-10-4
荒川洋治を読んでみる(四)_『内蒙古自治区』- 角田寿星散文(批評 ...206-10-3
荒川洋治を読んでみる(三)_『ながあめの自治区を』- 角田寿星散文(批評 ...206-10-3
荒川洋治を読んでみる(二)_『消日』- 角田寿星散文(批評 ...206-10-1
荒川洋治を読んでみる(一)『水駅』- 角田寿星散文(批評 ...3+*06-9-30
荒川洋治を読んでみる(序)- 角田寿星散文(批評 ...2*06-9-30
インターネットの閉鎖性_2- いとう散文(批評 ...17+*06-8-7
インターネットの閉鎖性_1- いとう散文(批評 ...13*06-8-7
台風が近づいていた- たもつ散文(批評 ...8*06-4-11
託されている- たもつ散文(批評 ...1406-4-9
当たり前のこと- たもつ散文(批評 ...1206-4-7
在り方を成立させる技術について- いとう散文(批評 ...13+*06-2-22
キャラメルと価値と詩について- 馬場 こ ...散文(批評 ...1306-1-6
オリジナリティの範囲---片岡直子さんをダシにして- 藤原 実散文(批評 ...1305-12-28
【批評ギルド】_『愛の22』_瓜田タカヤ- Monk散文(批評 ...905-12-11
詩と大脳生理学。その2- いとう散文(批評 ...13*05-11-11
詩と大脳生理学。その1- いとう散文(批評 ...7+*05-11-11
キリギリス考- こたろう散文(批評 ...305-10-24
土佐日記からおんなへ- 石川和広散文(批評 ...11*05-10-17
こっそりと白の時代〜たもつさん詩集に寄せて- umineko散文(批評 ...18*05-10-8
指標を越えて- いとう散文(批評 ...14+*05-9-28
霧の様な死あるいはナルシシズムについて/立原道造を読む- 渡邉建志散文(批評 ...13*05-9-21
繰り返すものたち/生得(こもん氏の作品について2)- 渡邉建志散文(批評 ...4*05-9-20
こんなものを書いてきた_01- Monk散文(批評 ...1205-9-4
"はじまりを残そう"そう_思った- ひより散文(批評 ...4*05-8-30
アドルフ・ヒトラー全仕事- がらんど ...散文(批評 ...7+05-8-23

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