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ひかり

ワイシャツが透き通る

暑い夏

湿気が熱を孕んでいる

だから

日向も日影も暑いのだ


でも未来がくれば

ひかりに熱がなくなって

湿気もなくなって ....
白いおこめをぼくは買った

あなたのからだよくなるように

白いおこめをぼくは買った

二人のいのりかわされるように


シャケのおにぎり

緑のブロッコリー

小さなお弁当 ....
くそさびしい夜だ

痛かったやろ

こわばったやろ

目どこ見たら

わからんようなったやろ

胸こげたやろ

ゆびさきしびれたやろ

息あさくなったやろ

そんなじぶ ....
生きている

やさしいから

目につくことがある

傷つくことがある

こころが折れそうな

日々の機微を

吐き出したくて

みんなときどき意地悪になる

でも大丈夫 ....
寄せ集める

時間を

自然を

法則を

さざれ石

意外を

自然を

法則を

寄せ集める


苔のむすまで

緑におおわれるまで

森のうえから

さざれ石

山のうえから

緑におおわれるま ....
傷つく準備

傷つかない準備

私は傷つく準備のほうをとる

一人では生きてゆけないから

なんども分かったことだから

傷つく準備のほうをとるのだ

傷つく準備

傷つか ....
ぼくは

命なのだろうか

魂なのだろうか

心なのだろうか

精神なのだろうか

それをいつか感じられたら


ビジネスで

文学で

愛で

ぼくたちで

 ....
あたたか

そぼくな

にんげんの

らくになる

ホッとする

なつかしくなる

あめのまえの

かぜ

がいとうにてらされた

みどり

もっといっしょにい ....
言ってしまった

分かるから言ってしまった

めまいがする夜

近くの室内プールに行ったことを

心配させたくなくて

弱いと思われたくなくて

みにくい心を知られたくなくて

ぼくはあの夜

水のな ....
金色のさなぎ

ぼくは頭で考えてしまう

なぜ金色なんだろう

なぜ金色は美しいんだろう

この金色はなにでできているんだろう

意味や理由はあるのかも知れない

でもそれは

人間本意の意味や理由で ....
悲しいから嘘をつく

しばらくじっと

あなたの顔を見つめていたい

理由など聞かないで欲しい

悲しいと嘘をついてしまうから


気圧のせいかな

悲しい悲しい

気圧 ....
電磁波はタイムスリップしているという。

相殺されなかったクォークは未来から電磁波を引っ張ってきて調和しているのだ。

クロノスタシスとそれは似ている。

この原理をつかえばタイムマシンは ....
神様、仏様、ご先祖様、

ぼくは手を合わせて祈っていた。

目の前では先生が怒っていた。

神様、仏様、ご先祖様、

本当に手を合わせてぼくは祈った。

先生はいちにちにいちど烈し ....
こんなにちかく

腕が800メートルくらい伸びれば

額に手をおいてあげられる

首が800メートルくらい伸びれば

おつむであなたに甘えられる

300キロは無理だけど

8 ....
生まれろ緑

しずまるな緑

はやまるな愛

普通な愛を

取り戻せ愛を

泣かない夜に

生まれろ緑


いかないでくれ

あなたの思考よ

いかないでくれ

ぼくのなまえにゃ月がある

ぼくはかな ....
一週間まえのこの午後を想う

気がくるいそうになって辺りを見回す

きらめいているゆれている

あの光あの風

泣きそうになる

胸の空洞がぼんやり

ほんとは死んでしまうくら ....
つかれすぎたら最高の忘我がひつようだ

それがおまえだからおまえがそばにいたらなにもいらない

おまえがそばにいたらなにもいらない


勝俣が気の利いたことを言った

そして朴訥なドヤ顔をしていた

 ....
傷ついていたんだ

うんと傷ついていたんだ

それを思い出したくないんだ

そうじゃない

つぎそうなったら

こわれてしまうのが分かるんだ

思い出せないみたいになって

ぼくは言葉をうしなっていた ....
悲しくて

からだじゅうの細胞が泣いている

でも涙はでていない

がんばってるからだろう

あいつもがんばってるからだろう

涙は細胞にまかせたから

ぼくは目のまえのことにがんばろう

呼吸もいち ....
ぼくはまだそれを途中だと思い

あなたはそれを

途中ではなく逡巡と受け取っていた

自然にまかせることができなかった


ぼくは不要だった

死を想ったら

もうなじんでい ....
成熟めざすやわらかな自由

繰り返すいのちの加速度

緑の効用を想うとき

かならず思い出すのは雅子さまのことだ

東宮御所のあの緑のなかで

それでも御病気がよくならない雅子さま ....
ひとりのひとに分かって欲しい

ぼくはまだふさわしいのかな

ひとりのひとだけに分かって欲しい

いまじゃもう

みじめな話だけれど素直な気持ち

なぐさめて欲しいわけじゃない

生きていることを

 ....
ひとは裏切りをぼくに見せるまで

どんな密談かさねていたのだろう

ひとがそれをかさねているあいだ

ぼくは一体なにしていたのだろう


お客様に怒られていたのか

コンビニの夜 ....
きょうもいちにちよく恨まれた

恨まれてることがいっぱい分かった

精一杯してきたことは

むこうにはあたりまえだった

むこうにとってこっちは

足りないか過剰だったのだろう
 ....
雨の日曜日

その午前のひかり

冷えた大気がまだ

あらゆる空間に存在している

すべての音は軽やかな音楽だ

うしろから突かれる

指紋は溶け合うことはないのに

ちび ....
損か得かもわからない

疲れ終わったからだには

世間の香りが辛かった


諦めきれない思いより

あなたと繋がっていたかった

さびしい変態行為でも

あなたに見ていて欲し ....
涙がとまらないよ

どれだけこの世が淋しいところか知ってるよ

それをみんなに気づかれように

ふたりでありがとうって言葉見つけ出したよ

いっつもごめんな


幸福は状態じゃな ....
桜の散り枯れた花びらが道端を汚していた

街道はツツジの赤や白に埋められて

木々は煙りのような新緑を纏い始めていた


移りゆくいのちの景色よ

あなたは無常ではない

私がい ....
風の声
風の声
緑の声
緑の声
木の声
木の声
自然の声
自然の声
地球の声
風の声
風の声
風の声
風の声
緑の声
緑の声
木の声
木の声
自然の ....
あなたにはこれからも

たくさんたくさん良いことがある

たくさんたくさん温かいことがある

その夜大好きなカレーうどんを食べたあなたは

孫たちに惜しまれながら逝くだろう


どれだけ離れていても
 ....
北大路京介さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(431)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暑い夏- 吉岡ペペ ...自由詩1513-8-24
白いおこめの歌- 吉岡ペペ ...自由詩613-8-20
くそさびしい夜- 吉岡ペペ ...自由詩1013-8-3
機微の唄- 吉岡ペペ ...自由詩1113-7-27
さざれ石- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-7-5
傷つく準備- 吉岡ペペ ...自由詩913-7-4
ビジネスで文学で- 吉岡ペペ ...自由詩613-6-25
いっぱいあい- 吉岡ペペ ...自由詩713-6-18
めまいがする夜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...8*13-6-5
金色のさなぎ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...6*13-5-31
悲しいから- 吉岡ペペ ...自由詩513-5-27
最近の宇宙論- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-5-25
教室- 吉岡ペペ ...自由詩613-5-22
こんなにちかく- 吉岡ペペ ...自由詩613-5-16
生まれろ緑- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-5-15
あんな美しい存在に- 吉岡ペペ ...自由詩513-5-13
忘我よ、そばに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-5-11
思い出せない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-5-11
がんばってる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...813-5-4
途中- 吉岡ペペ ...自由詩713-5-4
緑の効用- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-30
ひとりのひとに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-4-28
それをかさねているあいだ- 吉岡ペペ ...自由詩713-4-27
ガラスのあなた- 吉岡ペペ ...自由詩813-4-25
宿題の獲得- 吉岡ペペ ...自由詩313-4-21
世間の香り- 吉岡ペペ ...自由詩713-4-19
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-18
無常と常住- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-15
あの木々たちは今も- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-4-14
水色の空を- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-4-13

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