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別れの理由

十一ヶ月考えて
やっとわかったよ

本当に好きでいてくれたから
ずっと拒めずにいたんだね

無理させちゃってごめんね

気付かないふりして
甘えてばかりだったね
 ....
黒いパンツと白いTシャツをたたんでしまった。

レースのブラジャーとパンツ、赤・黒・青、全部捨てた。
西遠くきた乾いたふくは、こないだの火曜日に。
2年前に心配されていた交通安全・学業お守りも ....
床の下でわたしは黒びかりするほどに焼け焦げていて、炭化した指を伸ばしてみたりする
西日も差し込まないで、漂う鉄粉、口元にバーミキュライト
そうやってギシアギシアと空気を切って、わたしの一週間の内三 ....
気づくとまた独り

箱の中から私を見つめる

その箱はとても大切なものだけれど

そこに入ってしまったら

優しい時間しか流れない


痛んでゆく時間に触れていてほしかった
 焼きたてのロンドン焼きを手に
 あなたと歩く四条通りは、
 日曜日の人の多さでさえ
 気にならないほど眩しく見える


 京都の空は意外と濁っていて
 千切れた雲が小さく揺れる
 今 ....
僕の心は寒くって
三日月のように凍ってしまいました
そういえばあの時に見た月に
突き刺さっていたのは何だったっけ?

今の僕には太陽さえも豆電球
猫の光る目の方が輝いてるさ
あき缶の車が ....
かなしいくらいに
空は青かった


夜は、
かなしいくらいに
星は綺麗だった






あぁ、 あぁ、
この一歩先へ

この一歩先へ
ゆけたなら


 ....
「悲しみ」は噛まない、。」


この子が
尾を振る仕草の延長で鼻を鳴らしながら
十畳を嗅ぎ回っても期待は裏切られ
グラスの中で氷が踊る、。刹那
街は窓を彩って
鮮やか ....
 
  あの
  しずかな箱のなかに
  とじこめられる 
  ふたりきりで 

  わたしたちは
  上昇する 

  風が吹いてくる/寒い/しまいに雨までふってきて/ずぶぬれだ
 ....
あなたのところから お月さまが見えますか

お月さまと 木星と アンタレスで
一辺が5度ほどの 正三角形を つくっています

(ほんとうの once in a blue moon は、
  ....
植物園まで
はちの子を送っていく
バスは回ってこないから
自転車でまいあさ運んでやる
自由ぐらい自分で守れと
けさ見た夢の話をしながら
ペダルをこいで坂道を登る
はっぱの裏に書いてあるこ ....
昔ね人はお月さまに住んでいたの
だけど色んな事があって
お月さまと喧嘩しちゃったの
人間はわがままだったから
もうお月さまなんて嫌い
無くなっちゃえって
魔法をかけちゃったの
お月さまは ....
ひどい肩こりと不安から朝の4時とか5時に目を覚ましてしまうことが最近多く、本日も、久々の休みなのにたぶん4時くらいに目が覚め、サロンパスを貼り、布団に入って仕事のことで悩んだり腹が立ったりで眠れず、そ .... わたしはかつて
子供でした

あなたはどうですか


助け合うことが
正しいことだと知っていました

よろこびを
分けあうことができました

愛の意味を
知りませんでした
 ....
ミンククジラのパンプスの中で
小さな金魚が揺らめいている

落雷があった駅からは
洪水が始まっていて
横断歩道の境界は灰に変わる

賭けに出る前に
豪雨の隙間ですれ違った少年は
折れ ....
からだのすきまからくうきが
めにみえない
こぼれものがこぼれていく
それはうちゅうのもととなるものかもしれない
どんどんじょうはつしていくの

ひきとめておいてください
そのてをひっぱっ ....
確かに存在するのに

掴まえる事ができない

掴まえたと思った瞬間

それは形を変えてしまう

目の前に飛び出そうとしているそれが

ぎっしりと並んでいるのに

飛び出した瞬間 ....
夏がはじまる

簡単なこと

色画用紙をぺらりとめくる

緑の次は青

それくらいの
何処の誰だか存じませぬが、
それでもやはり生きていて欲しいのです
忘れかけていたフレーズが
検索にたまに現れて
クリックしそうになることを
僕は言わなくちゃいけません

気にしないなんて言ったのは
誰にも興味がないためで
アイスクリームが好きだから
 ....
あなたの声の聞こえない場所へ

駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ

そんなこと
迂闊に人に言えない

だからひそかに
ひとり歩き ....
「かたまるな、走れ」って先生の声
ほっとして立ち上がる
さなえちゃんを蹴飛ばしちゃったら
泣いちゃったから

あ、またあの感じ
透明になる感じ
太陽がわたしの体をすけすけにして
なにも ....
今日擦れ違えたのは偶然です
分かっているけど嬉しくて、今もにまにま笑顔です

いつものように お疲れさまですの挨拶をして
その後 暑いですねってあなたの声
眼がまっすぐわたしを見てて そ ....
ふつふつと醗酵を始める嫉妬の萌芽は
決して所在など確かめぬまま
春の夜風に放り捨てればいいのだ

分かっていても
握りしめた手のひらはこわばったまま
開かない
体温のある限り{ル ....
子ども電話相談室で
かめさんは なにをたべるのですか
と訊かれた おねいさんが
かめをかみと聞き間違えて 
とたんに 形而上学的哲学的になってしまった
疑問符を 回答の先生に たら ....
あおいあめがふります、
貧しい地上に。
遠くのほうで、鈴を、
鳴らして。


真赤な、村で、眠る、
幾千もの、子供たち、
声を、ふるわす、なみだいろの、あめ



あおい戦争が ....
 睡眠導入剤 入手
「 眠れないときがあるの!」

 私と貴方の境界線
 もう一度引き直して。

 私と貴方の拙い距離感
 もう一度 壊して。
 焼き飯の唄

捨てるにはもったいない
一山の残飯
ねぎを刻み
いり卵をこしらえ
焼き飯にしたら
妻がおいしいという

ふと若い若い頃を
思い出す
不良少年でしょうの
なか ....
私は生まれる前は0だった

私は生まれて1になった

私は死んで0に戻る

0が0 0が1 0が100

0が0 0が−1 0が−100
水をつかみそこねて
ひとりでいる



いつまでも乾かない髪
水はしたたりつづけ
消えてゆく



窓には音だけが残り
ひとつひとつが
異なる外を映しながら
結 ....
北大路京介さんの未詩・独白おすすめリスト(331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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