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アンドロイドになるのは容易い




くだらねえ、というなら
くだる人間になれよ馬鹿だな
愚かとかももー安っぽくて
足りない
足りないから100万回くらい言うよ

でもそ ....
ロッキングチェアーにもたれた
揺れて、揺られながらも
パパに貰った上手い生き方
が、出口を求めている

夜の内、網戸の向こう側
君の描いた闇、に似た闇が
すそを広げていく
 ....
                                   あたしは、
                         綿のスカートを翻して逃げる。
誰もいない、
  ....
そりゃあ、権威を罵るやつが まさか
舞台ウラでは権威にペコペコしてたなんて
あー 嫌だ、嫌だ、たまらねぇ。
 (もう終わりだナ、早く忘れちゃおう

 酒美味し祭鱧佳し夕べかな

 ――ゴ ....
君はいつも白いシャツ
風の中を泳いでる
魚みたいに
僕の心を泳いでる

そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていき
そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていっては
 ....
ずっと向こうの
そのまた ずっと向こうの
背中の海で
泳ぐひとがいる


しずかな潮がつぶやいている


わたしたち
泡ぶくだったのね
小さな水とたわむれて
いつか
生まれた ....
いつから?
 
 一日。指を立ててアタシは言った 

今日から?
 
 いいえ。7月の1日。 もう一度 指を立てていった

え?いつ?昨日?

 医者はまっすぐこちらを見ていた
 ....
すり減るばかりのラバーソウル 



「もういいかい」



「もういいよ」
と言えず咬みつく爪は 



ずらるらり ずらるりら
右でびぃという感じが消えない
夜は寝過ぎたほどに
朝の曇り空が
重い球体になる

その右耳の雑音が
圧迫すれば圧迫するほど
集中神経の軍隊が
閲兵式の完璧さを加味する

そ ....
飛行機を知らない人と轍を踏む
想像よりも柔らかい轍だった
この先に飛行機があるんだよ
そう言うと向こうは深く頷いた

生まれたときから教えられた通り
正しく騙せば
一族は末永く恵まれる
 ....
あさ
ゆうやけ色のやさいたちを
こわしてゆくときに
ふと香る 昨夜の
ねむりにおちてゆく、
やわらかい
眩暈



きょうはいつも きのうの続きだから
きのうの夜も
まくらにほ ....
ぼくのこの手に

あのあたたかい

陽だまりを拾うことができるなら


あなたのもとに持ってゆくよ




いのりが

ああ、
きこえない



キズだらけのあな ....
眠りかけの夜に

キスをするしぐさの

芳しさ




ああ…




少女は

小さくため息して

壊れかけの夢を

抱きしめていた



 ....
その本を開くと
ガラス玉のような星がこぼれました
しみだらけの古い本です


星を見失わないために
すべての星に名前が付いていました
本にはページがなかったけれど


ページをめく ....
プラグマティズムを
食人種に与える
もぐもぐ、
益々、世界を成敗


有象無象、
思ひ解いて
改めて人口を計算

もぐもぐ、

人は浄土を前にしても
衝突銀河 ....
楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ....
目を瞑り
微笑んでいたのは
遠い日の残像に似た
脆い、光
 
壊れないように
そっと、手を触れてみる
優しく息づくそれに
耳をすませた私は
ふと、安らぎを覚えて
 
 
多分そ ....
温かい霧雨は
失われた羊膜の記憶のように
柔らかに
わたし
という意味を
緩やかに包括する

鳴き声のような雨音は
鼓膜に優しいけれど
痛みに疼く左目が
暗転する風景を拒絶している ....
濡れた羽が陽に群がり
熱と風をついばんでいる
粒にこぼれ 分かれる光
陽のかたちをひろげゆく


わずかな空と多くの地があり
様々な花に覆われている
重なりとはざまのひとつ ....
昨日の夜、ナポリタンを食べた

それは嘘です


本当はお豆腐を一丁食べて
日本酒を飲んだ

豆腐にライムとハーモニーを併せる

ギターに味噌汁とめざしで米を食う


 ....
徹夜あけ

会社ちかくの銭湯にゆく

塩サウナの日だったから

嬉しかった

露天の空の紫は

薄まるように青く白んだ

ひとけのない夕方のようだ


朝日が体の黄色をあ ....
誰も、僕ごときには教えてくれねーよ!!
独りで生きろ。生きるんだ!!!!
神様が罰をくれたんだな。
いかれた僕にはなにもできない。できなかった。できてるつもりだった。
君にも、あの娘にも、誰に ....
すれちがいたち
ひびきたち
ある日ふたたび
はじまるものたち


雨のなかの火
海辺の火
生きものに囲まれ
朝の霧を燃す


髪の毛から見える
耳の応え
ひらい ....
さ よ な ら

ロウセキでアルファルトに書いた

さ よ な ら

声に出して読んでみると
更に文字はアスファルトの上で白く浮き上がった

さ よ な ら

道行く人が小さく読 ....
兄弟達が助けを呼んでいる
僕は駆け出す
金持ちのようなダンスを踊る
止めて欲しい
この街でいつも孤独なアゲハチョウは風を浴びて天使を待つ僕の懐にいつも突然に
飛び込んでくるような錯覚 ....
?.

七百七十六番目の天使が
翼をなくした
俺は 黙っていた
言葉は全て 汚れているから
俺は 黙っていた
あと十秒



?.

六百六十五番目の悪魔 ....
フレッツ光に入ったから
確かに長澤まさみは
俺を大好きであるはずだった

来ないラブレター
ドラマ忙しいのか
そういえば月9は何故か
俺は恋人役じゃなかったな
と言ってたら虚しくなった ....
夜が放つ神聖さを模倣しただけの
薄っぺらな言葉に、
どうしてこんなにも
心を掻き乱されて、しまうのだろう


持て余している
誰かの足になりたい思い、と
震えてそっぽを向く頑な ....
 自我像を絵にして生きている
 ゴッホの生まれたオランダ南部のズンデルトで豊かな自然に囲まれて
 元々風景画を専門として描いていたが
 信頼していた精神科医の女性が死んでから
 精神医学を勉強 ....
家の陰の家
窓に映る窓
白詰草 光の辺


鳥と風 声の影
低い曇を照らす原
曇とともに揺れる原


歩むもののないにぎやかな道
川岸に沿い 川に重なり
流れとは逆 ....
モーヌ。さんの自由詩おすすめリスト(522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ライフ- うわの空 ...自由詩3*07-7-31
あまのじゃく。- うわの空 ...自由詩5*07-7-31
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背中の海- yo-yo自由詩9*07-7-27
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摩耗- ムラコシ ...自由詩5*07-7-21
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飛行詐欺- ロカニク ...自由詩1407-7-21
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フローラ- おるふぇ自由詩607-7-20
星の本- yo-yo自由詩13*07-7-20
ごちそうさま- うわの空 ...自由詩5*07-7-20
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