すべてのおすすめ
ぽちむは家を出ました
モスクワに行きました
それで売春婦に会いました
自分もなろうと思いました
その売春婦にいくらって言えばいいのって聞きました
売春婦ははっきりしたことは何 ....
桜風にさらわれ春が来ました

小刻みに震える世界

ほとんど嘘みたいな青空にのびていった

飛行機雲のお絵描き

駆ける疾走鼓動

ブラックライトは光って光って輝いて
 ....
あなたが中にいる時は
わたしはずっと外にいて
見下ろしている、。心臓
二つ((十五度ずれて
地球が振り向く
その音に
カーテンは揺れ
隠れた場所を明かしてしまう

鳥が
 ....
君が読みたいって云ふのなら

 書かないことはない。 

  書けないこともない。


愛は 込めておこうか?
猫になりたい
と思った
近所の公園に行った
が、逃げられた
ので不採用
 
魚になりたい
と思った
海に潜った
が、溺れた
ので不採用
 
学歴はあった
求人雑誌ひろげれば
 ....
行かないで、お願い

そう言って小さな女の子が俺の手を引いた
夕暮れ 海に落ちてゆく日は
どうしていつもあんなに決定的に
強烈に 
美しいのか

海辺の教会から ....
青い電球が砂漠に落ちたころ
水筒の中にらくだのチーズができていた
生家の窓の外にはスニーカーが干されている



チーズが波形に切られた

ぼくにも一切れ
ときみは言うが
切り取 ....
神社で
英文おみくじを見つけたので引いてみた
ときには外人になって
日本の文化を外から眺めてみる
青い目でみれば
大凶が出たからってアイドンノーだ
開いてみたら
おもてが英文 うらが ....
長い年月を波に洗われて打ち上げられた
流木のように古びた椅子に座っている
おまえがいるだけだった

正午の青空のした 影もなく

呼吸さえ 受動で
降りかかる陽射しに ....
街で 偶然 君に会っても 大丈夫なように

朝 鏡を見る時間が 長くなりました
君は鳥が好きですか
僕はどちらでもないです

桜が咲くと嬉しいですか
僕は土手で寝転びます

今日は何か音楽を聴きましたか
僕は鈴木茂を二回かけました

夕ご飯は美味しかったですか
 ....
空と 空のかたちの窓と
空のかたちの音が重なり
幾つもひらくものの内の
悲しいものが言葉だった


小鳥が鴉のうたをついばみ
鴉が小鳥のうたをついばみ
小鳥は鴉に 鴉は小鳥 ....
君を思う

とき

上と
下に

僕は
引かれて

風も冷たく高く高く上り
落下を予感する
ケラの様に深く僕を隠し
浮揚のしかたを知る

地平からすれば同じこと
君から ....
?.

神経質そうに痩せた手を合わせて祈っている
ひざまずいて
教会の中 ステンドグラスを割ってこぼれる夕日に溶けそうな 
白金の髪

俺はその斜め後ろに座って
じっと ....
安吾がありったけのはっか煙草を持って私の部屋の押入れに住み着いた
部屋がヤニ臭いのは元からだからまぁいいとして
夜中に私のビールをくすねるのはやめてほしい


   安吾、安吾
   なん ....
みどりいろのタネから
ぼくはうまれた

うまれたときから
ぼくにはポケットがあって

そこにはぜんぶが
つまっていたけれど

たいようにこがされたり
あめにしみこまれたり
ほしに ....
遅い流れにひたされる街
今日も鏡は隠されてゆく
たましいのないもののふるえを聴く
たましいではないものに包まれたたましい


蜻蛉や蜉蝣
碧い石の眼
空を分け
空に埋もれ ....
目を閉じると
ざわざわとした瞼の光がある
生き死にとは関わりのない所で
夜に終わっている

大変な引力で
言葉が土に還っていく
無音とはそういったもので
雪でも降ったりするんだろうか
 ....
図書館前のCDショップで 貴女の姿を見つけました


貴女が あまりにも眩しかったので

つい 逃げ出してしまいました


 ....
久しぶりに良く晴れたその日の夕暮れに
私の体温が奪われていく様子を
歩道橋の上から透明なカラスが見ていた

カラスはその向こう側が
全く透けて見えるほどに透明だったけれど
そのカラダの形 ....
カノジョは抱きしめると林檎の匂いがして
ニュートンの空を見つめている

ちきゅう

と、くちびるが動いて
俺は抱きしめて
「おまえさんを中心に地球は まわってるな」と言うと
 ....
左目の蜂
音を運び
ひとつふたつ
鎖骨に沈み
水音になる
心音になる


傷は多く
果実の匂い
口でふさぐ
はばたきの色
外へ 外へ
去ろうとする色


水 ....
木彫りのゴリラを作った
魂をこめたつもりが
こもったのは悲しみだった
真夜中彼はがんがん胸を叩いて吠える
号泣だ
朝、机の上の涙の水溜りに半べそでモップかけてる
あんまりか ....
草花が咲いて
古いバラの木がアーチに寄りかかり
向かい合った椅子には
誰も座っていないのに
まるで
それで満足しているかのように
風に吹かれている
恋に落ちるって こんな気持ちだったっけ?
もしかして 初めての想い

 カラダ全ての細胞が変わったようです

あいつと別れて 泣いた夜も
貴女との出逢いのためと 今は思える 
何 ....
音がする
地の音がする
木の音がする
だったん

奈良東大寺二月堂
「当堂の行法、今に改らず。」
木沓が走る
火が走る
だったん

ひとからひとへ
音が伝わる
くりかえし ....
久しぶりのその声は やはり心なしか疲れていて
ごめんね と 零れ落ちた言葉に
君は苦笑する

久しぶりのその声は 相変わらず可笑しなコトしか口にしなくて
その優しさに思わず 言葉をなくして
 ....
カーテン越しに映った朝の青空に
起きて起きてと催促されて

今起きますよ のどが渇いた
風はどこです 小川は澄んでる
今起きますよ おなかが減った
太陽さんさん 緑におはよう

僕はと ....
やってみたいことはたくさんある けれど、
やっておきたかったことも、たくさんあった

高く、空に流れていった最後の校歌と
旅立ちの、握りしめたら少しだけ痛い
金釦のような歌
それらをいいわ ....
     1

うすい意識のなかで、
記憶の繊毛を流れる、
赤く染まる湾曲した河が、
身篭った豊満な魚の群を頬張り、
大らかな流れは、血栓をおこす。
かたわらの言葉を持たない喪服の街は、 ....
モーヌ。さんの自由詩おすすめリスト(522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぽちむ- 水在らあ ...自由詩33*07-3-22
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鳥籠日和- 焼石二水自由詩15*07-3-21
お望みとあらば- 北大路京 ...自由詩12*07-3-21
就職活動- 倉持 雛自由詩1207-3-20
ジプシー- 水在らあ ...自由詩38*07-3-19
日曜日- 水町綜助自由詩10*07-3-19
ときには外人になってみる- yo-yo自由詩2*07-3-16
キス- 水在らあ ...自由詩32*07-3-16
- 北大路京 ...自由詩9*07-3-15
ところで- 松本 涼自由詩2107-3-15
ひとつ_ことのは- 木立 悟自由詩607-3-15
colors- 水町綜助自由詩18*07-3-15
祈れ- 水在らあ ...自由詩23*07-3-14
押入れの安吾- リヅ自由詩10+*07-3-13
みどりいろのタネ- 松本 涼自由詩1607-3-13
ひとつ_みつめる- 木立 悟自由詩607-3-12
その街/知られざる- 石田 圭 ...自由詩4207-3-12
CDショップ- 北大路京 ...自由詩13*07-3-11
透明カラスと夕暮れ- 松本 涼自由詩1007-3-6
林檎- るるりら自由詩1807-3-6
降り来る言葉_XXVIII- 木立 悟自由詩907-3-6
- 水在らあ ...自由詩29*07-3-6
Garden- チアーヌ自由詩807-3-5
初恋?- 北大路京 ...自由詩8*07-3-5
だったん- yo-yo自由詩2*07-3-5
夜風<18のprose-9->- ウデラコ ...自由詩5*07-3-4
サンデーモーニング- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-3-4
第ニボタン- Rin K自由詩31*07-3-3
蒼い微光- 前田ふむ ...自由詩25*07-2-28

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