すべてのおすすめ
音大生とつきあったことがある

NTTのとか、東京海上とかもある

大学や会社と付き合っていた訳じゃない

深層心理では、そうなのかも知れない


新緑の影が濃くなる

そのした ....
地下の機械室で
とつぜん白熊が働くことになった
あの北極の白熊である
会社では白熊も雇わなければならない
そのような法改正があったらしい
私の部下として配属された

初対面のとき
イッ ....
コルトレーンのサックスが
僕のペンを踊らせて

水色のノートに
リズムを覚えた言葉達
派手に転んでは
また立ち上がる

詩がダンスなら
人生だってダンス
空白のページに
素敵な言 ....
素潜りで
{ルビ鮑=あわび}を密漁する


丹後半島の
夜明け


海で生まれた太陽と
山に入る月の夢、
肩がこる


髭の男が少年や
座礁した五月


白身のま ....
Ser immortal es baladi;
menos el hombre, todas las criaturas lo son, pues ignoran la muerte;
lo  ....
出会ったばかりだから

いや、

付き合いはじめたばかりだから

いや、

裸になったあとのふたりだから

つぎいつ会えるのか、六月会議をする


そいつを消費したあとは
 ....
布のむこうから近づく光
同じかたちの虹に割れ
いつか集まり 一羽の蛾となり
風の重さを聴いている


葉と花の舟
水の上の いくつもの空
花ひらく音 ほどく音
ひとつひと ....
       1

ひかりは、不思議な佇まいをしている。
向かい合うと、わたしを拒絶して、
鮮血のにおいを焚いて、
茨のような白い闇にいざなう。
反対に、背を向ければ、向けるほど、
やわ ....
ずっとむかし
ひとも蛇のように脱皮したのよ
そう言いながら
そのひとは裸になりました


きょうは
わたしの水が澄んでいるから
涙の色がよく見えるとか
そんなことを
とつぜん言 ....
街燈の光から
裸にされた
月世界のモノローグ

夜の哀しみの
ねぐらを見据え
月光に混じりあう
葬列を往けば

緩和されゆく
視界のほつれ
伏した肩肱は
硝子の時計を踏 ....
 外した眼鏡でランボー全詩集を退ける
 シャワーを浴びた後髪を乾かさないでベッドに横になる
 ボディーソープとシャンプーの香りが順番に香ってくる
 おでこに滴が落ちて眉毛の上をカーブして流れてい ....
はなれたくないよ はなれたくないよ
時間は止まることを知らずに ただ流れていく



どれだけ ふたりが 強く願い合っても
若すぎる力じゃ なにも叶えられず

君の声や仕草を深 ....
木々によるさまざな動議が
夜の土に投げ出されている
光源を追い抜く影の群れが
道を軋ませ ころがってゆく


空は三つの重なりから成り
そのどれもが朝から遠く
空は
自由 ....
君が、いつもは強そーで男っぽいフリしてるのに「ミルクレープ、自分へのおみやげなんだ」って女の娘の顔してくれた時
僕、ときめいた

君が、何歳も何歳も年下でまだ幼さも残っててほんとは死にたくて死に ....
光と影の悪戯な満ち引きに操られるように
僕の足は急いだり止まったり

そして派手に曲がった{ルビ歪=いびつ}な足跡が
僕のたましい

美しい汚れと汚れた美しさの
どちらにも触れながら首を ....
おとうさんはきっと

こうやってきょうもかいしゃで

ひとをきずつけてきたんだろうな


帰宅しておそい飯を食う

おいしいからこれあげるよ

息子がこんにゃくゼリー青りんご味を ....
のぼる陽に、いつからか
乾いて乾いて、
ぼくの精いっぱいは灰のようになっていた


ビートニクにとりつかれた黒人の青年が、
若者が、
口々にさけぶ、

「 光が 今、必要なんだ
 ....
診察室は楽園で 白黒ピエロが唄うのさ
受け取る耳は いつしか言葉にならない悦びを

この世の生物じゃないんだろ 翼の折れた天使とか
はぐれた悪魔の落とし子とか それによく似たもんだろ

大 ....
ガードマンはハンコを押す
祝日だから
ビジネス街はひっそりとしている
八十八階の窓から山が見える
あの向こうで母は
病室の四角い空を見てるのだろう
雲という名前を失った雲は
やはり雲 ....
山鳥は、
 語りえない

ゴム、しゃぼん
 せかいは いとも
  かんたんに

 喧嘩する
  きみを ぼくは零す
しゃぼんのせかい しゃ
 ぼんの せかいは 簡単に
 ....
     1

逆光の眼に飛んでくる鳥を、
白い壁のなかに閉じ込めて、
朝食は、きょうも新しい家族を創造した。

晴れた日は、穏やかな口元をしているので、
なみなみと注がれた貯水池を、
 ....
月見て一杯 花見て一杯
六甲卸を耳にし 乾杯

寝起きに一杯 寝る前に一杯
浮世を笑って 一杯二杯

酒代 かさんで 家賃滞納
これが お酒と 生きる道



冬は熱燗 行き見て ....
鳥の声
若葉の陰
見えている
見えている


まるい晴れ間
地をすぎる羽
曇のかたち
飛び去る声


灰に引かれた
緑の線
唱がひとつ
はじまるしるし

 ....
裸をわしづかみにする彼のことを

ひとびとは

才能と肉体の絶倫者と呼ぶかも知れない

それは間違いだ

彫刻とは

宇宙に開いた精神の運動のことだ

あえていうならば

 ....
もっと早く気づけば良かったのに

今ソレを気が付いたって

手遅れであって僕にはどうすることもできず

ただこの狭き場所で立っているだけだった

まぶしすぎるくらいヒカルライト ....
あなたを大事に思っている人がいます


あなたを見守っている人がいます


あなたは気づいていないかもしれないけれど






半信半疑や

距離感や

 ....
海の中にいる夢をみた
凍えていたのか
そうでなかったかは
夢だったのでわからない

光に包まれる夢をみた
暖かかったか
幸せだったかは
夢だったのでわからない

でも海の中でも光の ....
新興住宅地には

ツツジとハナミズキ

さやかな風には

幹線に植わられた緑


光の匂いのしたを

家族という関係で

存在で歩いている


新興住宅地には

ツ ....
僕の手が
僕の指が
父の手にみえることがある

どこからか父の
僕を呼ぶ大きな声がきこえてくる
指さす先には誰もいない
声だけが耳に残る

七年ぶりに
父の洋服ダンスを開けた
 ....
子どもたちのかおり水はかがやく
わたしの足をのみさらうもの
それはとても自由な戯れに見えたけれど
目をとじて 耳をすませば
ひとつの韻律をかんじるわ
わたしもむかしは うたでした

 も ....
モーヌ。さんの自由詩おすすめリスト(522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
チェロ子- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
白熊- yo-yo自由詩11*07-5-25
ダンス- Porter自由詩19*07-5-23
密漁- はらだま ...自由詩29*07-5-21
夕日- 水在らあ ...自由詩54*07-5-20
六月会議- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-19
午後と迷光- 木立 悟自由詩507-5-19
ふたつの曳航- 前田ふむ ...自由詩27*07-5-18
結婚- yo-yo自由詩8*07-5-18
葬列- たね。自由詩12*07-5-17
春へGO!- はじめ自由詩7*07-5-17
さんせっと- 北大路京 ...自由詩14*07-5-16
夜と自由- 木立 悟自由詩607-5-16
僕、ときめいた- うおくき ...自由詩4*07-5-15
首をかしげて- 松本 涼自由詩1007-5-14
かじかむこころ- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-14
もしも、だれかに愛されたなら未来は変わっていたかもしれない- わら自由詩19*07-5-14
混沌〜罪と救いの詩- 北大路京 ...自由詩7*07-5-14
ガードマン- yo-yo自由詩8*07-5-11
ゴム- はらだま ...自由詩38*07-5-10
静かな氾濫をこえて—四つの断章___デッサン- 前田ふむ ...自由詩29*07-5-8
お酒の歌- 北大路京 ...自由詩9*07-5-8
ノート(灰緑)- 木立 悟自由詩507-5-8
ロダンという男- 吉岡ペペ ...自由詩307-5-7
ロボットハートストーリー- こめ自由詩1407-5-6
あなたへ- わら自由詩18*07-5-5
夢の顔- 自由詩307-5-5
五月を抜ける- 吉岡ペペ ...自由詩107-5-4
- yo-yo自由詩10*07-5-4
わたし_うたでした- soft_machine自由詩29*07-5-3

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