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海の方へと走らす車の中
僕は何を考えて運転しているのだろう
自分に質問しても何も答えは出ず
アクセルを踏む足に力を入れた

優しさなんて口先だけ
と、思えてしまう
信じる程に失望は大きく ....
短所

破滅願望
自殺願望
仮想願望

心 弱体化

半信半疑
人物 嫌


憂鬱

自我 消滅
快楽 取得
世界 崩落

未来絶望
過去 ....
{引用=お嬢ちゃん、夕凪ドロップって知ってるかい?}

駅前で老人は呼び止めている
誰も足を止めずに長い髪を風に乗せて歩く

夕焼けを写真に撮る
カメラマンが其処にいた
近づくと後ろに周 ....
月は高く窓ガラスをすり抜けて
フローリングの床で優しく揺れている

君の声は夜風に乗って流れて
頬を伝う涼しさは本のページを捲って
私は一枚と一枚と戻している

扉を叩く音が静 ....
雲色のミルクをコトコトと温めて
お鍋はグツグツと音を出す

夜空を優しく撫でる様に流れ星が堕ちる
三回願い事を声にすれば願いは叶う
でも、本当の願いは胸の中に在る

北風は窓枠 ....
 昔々、向日葵村と言う場所がありました。其処はヒマワリしか住んでいませんでした。どのヒマワリも背が高いので、ノッポさんと呼ばれていました。この村でノッポさんと呼べば、何人も振り向いてくれます。ただ、一 .... ざぶん
   ざぶん

さらさら
    さらさら

波は寄せて
砂は浚われて

すっーと記憶を読み返せば
海水の味が甦る


ざぶん
   ざぶん
 ....
生暖かい風を受けて
君は眠りについている

世界のリズムを君だけは止めたみたい・・・

緩やかに雲は流れて
静かに時は刻まれて
未来に進んでいる

水面を優しく撫でて
 ....
何にも問題が起こらず日々は過ぎて行く
唐突に自分自身に何が起こることはない
そんな風に感じている

ベランダに住み着いた
鴉に夕食の残りをあげる
有無を言わずに皿を突付く
その姿が何処か ....
緩やかに伸びる陽射し
カーテンの影が揺らめく日曜日
君のいないソファーに転がり
時の流れを穏やかに感じています

淹れたての珈琲の芳醇な香り
苦味の中に隠した砂糖の甘さ
見え ....
縁日の知らせを笛太鼓が告げる
心底に響く懐かしいメロディー
思い出す思い出に花を咲かし
酒の肴にする

最近の子供は金魚掬いを知らないだろう
と、飲み屋の親父はそんなことを呟き

串揚 ....
広大な夜空の万華鏡
瞬く間に移り変わる

世界の姿は明日と今日では何も変わらないけど
数百年単位や数千年の単位で少しだけ成長している

打ち寄せる波
浚われる砂
帰らない人

心の ....
誰かに理解してもらおうなんて思いたくない
そんな事を考えて数年が経つ
共に過した月日に傍に在るのは治らない病

例えば、「おやすみ」と言って欲しいと頼む
そしたら誰かは「おやすみ」と ....
たった一人を満足させるために
君は不自由な生活をする
寝不足と二日酔い
時間と比例して蓄積していく

両手一杯の雪の華
自分の手の温もりで
溶けて、さぁ...
哀しいけど生きている
 ....
今日も俺は外に憧れている
教室の外に確実に在る自由
犬の散歩をする老人
手の届かない高い所を飛ぶ鴉
クダラナイ授業と堅苦しい校則
僕を縛り付けるにはどちら一つで十分だろう
反抗 ....
君のオルゴールは静かに音色を響かす
今まで聴いた事の在る音の中でも存在感が合った

君は決意に満ちた顔
迷いと運命を受け入れた様な顔
昨日の切ない横顔の面影はない

手紙を読んでくれたん ....
昨日のアルコールが抜けていなくて
頭痛と吐き気を催す目覚めになった

ポストに足を運び新聞を取りに行く
ひらり、と舞った
茶封筒

君の決意が其処に書かれていた

{引用=
昔から ....
休みだからと昼間で寝むれる
と、夜更かしをした
そのために目覚めたら頭痛がして
さらに眠りに付いた

同窓会の予定が数週間前に届いていた
そんなことを思い出して手紙を探す
約束の日取りは ....
自分の信用の分だけ渡された仕事
自分で築いた
信用と言う建築物
一つの柱が壊れてたら他の柱に負荷がかかり
簡単に全てが壊れてしまうだろう

実体の無いものだからこそ
儚くて切なくて
ラ ....
昨日の予告通りの日程をこなす
文句を言わずに外回りをしている
「暑い」とも口にせずに
灰色の{ルビ地面=アスファルト}を歩いている

昼食はいつもと同じコンビニ弁当で390円
その重みを僕 ....
明日の花火大会の知らせがコンビニの壁に貼られていた
家からそれほど遠くないけど行く気がしない
それは単純に仕事の疲れなのかな?
社会人という存在だからなのだろうか・・・

数年前の大学時代
 ....
ベランダに出れば灰色の空が明るく色付く
何処から現れた一匹の鴉に餌をあげる
近所では餌をあげるな
と、注意を受けた
そのために誰も起きていない時間を選んだ

まだ、電車も走ってな ....
殺風景な商店街を抜けて
五分ぐらい歩くと謙遜な{ルビ都会=ビル}が其処に在る
僕を手の届かない高い所から見下ろす
その度に少しだけ背伸びをして届こうと頑張った

お昼ご飯は外で五百円以内で済 ....
午後の陽射しがビルに反射して
僕の全身をくまなく照らす
焼け付くアスファルトの上を上手に歩く
日陰だけを探して帰る小学生

公園ではブランコが哀しく揺れている
作りぱなっしの砂の ....
青々しく若葉が{ルビ萌=もゆ}る
初夏の凛とした姿に眩暈を覚えて
倒れこむ様に入った
喫茶店

働いている人は全部で二人
十代半ばと二十代半ば
珈琲は飲めないから紅茶を頼む  ....
ねぇ 葵さん

どうして、日常はコラージュなの?
誰かと誰かを一部だけ繋いで
今日を生きていくの・・・
それでも、良いの?

僕ら大きなジグゾーパズル
一人でも欠けたら絵は ....
灰色の空から零れ落ちる
一つ二つと数えられないほどに
アスファルトの上
ビニール傘の上

少し冷めた珈琲を一口
苦味が口の中から浸透して
全身に伝う
角砂糖を二つ入れると ....
初夏の暑さが永い眠りから目を醒まし
地上暮らしの人々を焦がす

赤や黄色のピーマンが八百屋に並び
肉屋さんでは安く国産牛が売られている

こんやはかれーにしよう

と、母は娘 ....
午前三時を時計の針は少し過ぎる
雨の音が雨戸を叩き
一人身の僕を起こす
「遅刻しないように」と余計なお世話してくれます

目覚めは少し不快だけど心地良さも在る
六時に遅刻寸前で起きるのとは ....
 仕事を終え会社を出ると、今まで涼しいエアコンの効いたオフィスに居たためなのか、外の温度が異常なほどに暑く感じる。こんな日はビールでも飲むに限ると、同僚は何人かを誘い飲み屋に行った。僕にも誘いが来たけ ....
ペポパンプさんの海月さんおすすめリスト(123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君に会いに行くために海へ行く- 海月自由詩3*06-7-30
自我詩- 海月未詩・独白1*06-7-30
夕凪ドロップ- 海月自由詩2*06-7-29
家出少女の置き手紙- 海月自由詩1*06-7-28
ホットミルクデイに優しいキスを・・・- 海月自由詩2*06-7-27
向日葵村のタンポポと蒲公英村のヒマワリ- 海月散文(批評 ...1*06-7-26
- 海月自由詩2*06-7-26
優しい日々- 海月自由詩3*06-7-25
嘔吐- 海月自由詩2*06-7-24
風車- 海月自由詩1*06-7-23
縁日を居酒屋で- 海月自由詩4*06-7-22
- 海月自由詩1*06-7-21
未来手紙- 海月自由詩1*06-7-19
終着駅で君を待つ- 海月自由詩1*06-7-18
黒猫- 海月自由詩1*06-7-17
一週間_ー日曜日・後半ー- 海月自由詩1*06-7-16
一週間_ー日曜日・前半ー- 海月自由詩2*06-7-16
一週間_ー土曜日ー- 海月自由詩2*06-7-15
一週間_ー金曜日・後半ー- 海月自由詩2*06-7-14
一週間_ー金曜日・前半ー- 海月自由詩1*06-7-14
一週間_ー木曜日ー- 海月自由詩1*06-7-13
一週間_ー水曜日ー- 海月自由詩3*06-7-12
一週間_ー火曜日ー- 海月自由詩2*06-7-11
一週間_ー月曜日ー- 海月自由詩2*06-7-10
紅茶一葉- 海月自由詩2*06-7-6
現実が吐く優しい嘘- 海月自由詩2*06-7-5
- 海月自由詩3*06-7-5
夏夜の夢- 海月自由詩3*06-7-2
「おはよう」で「おやすみ」- 海月自由詩3*06-6-29
電車の中でも暑さは変わらない- 海月散文(批評 ...1*06-6-27

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