立ち止まらずに振り返って
転んでしまったような朝

あなたに見せたかった景色は 今どこに在るかな?


キスマークも青たんも
同じ内出血だ
血は出なくても
胸が 痛む


 ....
わたしたちも歳をとったね
幼い頃に持ってた可能性なんて大して活かせずに大人になっちゃった
だって昔から
泳ぐのは上手かったんだから


何が欲しい?
酸素と食べ物と寝る場所はもう当たり前 ....
「ひとを殴るって、
 どんな感じ。」

リイは変な女。
いつだって変な女。
いつも変なことを訊いてくる。
いつもおれにばかり訊いてくる。

「楽しい。
 ....
携帯電話の電池が切れかけている。私の電池も切れかけている。38時間近く眠っていない。忙しかったのではなく単に眠れなかった。眠剤がきかなかったのだ。時々こういうことがある。交替制の工場で働いていて生活リ .... そらはあんなに晴れているのに
君はないている

なかないで
と肩をだいても

なき止むことはなくて

ただ抱きしめて
おおげさだよ、と笑われて

それでもはなさないん ....
火をみた事が無い彼女の為に
僕は火をつけて回ったのだ
燐寸箱
煙草の箱
捨てられた新聞紙

彼女は大きい火を見ると喜ぶので
どんどん火は大きくなった
ベンチ
ゴミ箱
公衆便所
車 ....
 何度でも叫びたかった
 こころゆくまで
 君を ひきとめたかった
 ただ それだけだった

 もうすぐ春が来るというのに
 おらの心は真冬です
 のらの気分です
 軽く 軽く な ....
ピンク通りにゴムホースの束
豚かと思った
人間の半身が転がってればいいのに

抱いてやる

「新宿は庭みたいなもんだ」と言った男が死んだので 
あたしはなんとしても新宿を庭にする

 ....
1.

男の精液ってさ タンク一杯の梅酒みたいだよね


タオルを集めていると香恵ちゃんがつぶやく


なにそれどういうこと

上の部屋に オーナーがおいてった梅酒があるんだけど
 ....
せかいの おわりに
きみとだけは いっしょに
いたくないと いわれたら
がんばって
せかいを すくう
孤独の淵へと自ら追いやって
静かに 静かに
塞いでいく

体中が痺れている
感覚が徐々に失われて
全てを忘れてしまいそう
それこそが幸せなのだと誰かは言った
信じることで救われる
そ ....
漆黒の夜が明けて

だんだん空が白んで

青空に変わったら

サヨナラしなくちゃ


楽しい時間は

あっという間に過ぎ去って

永遠に続くことはなくて

どんなに抱き合 ....
 見てみぬ振りしようとしてた
 ただ通り過ぎようとしてた 現実

 どんなに願っても叶えられない
 どこまで行っても終わりなんか見えない 愛の形
 
 でも
 それでもただ見つめてい ....
見たくないから目を塞いだ
聞きたくないから耳を塞いだ
幸せですか?不幸ではない
曖昧な答えで誤魔化してきた

例えばここで星屑になっても
世界は変わらず回り続ける
それなら何 ....
僕らは細い糸で繋がっている
とあの人は言う

その途切れそうな糸を
なぞる指先


私たちが好きなのは血の赤で
共有できるのは歪みだけで
やさしい響きは不釣合い


だから ....
にんじんの形をした雲が
夕焼け空をロケットのように吹っ飛んでいく
月面では青ざめたウサギどもが
手の届かないにんじんに地団太を踏んでいる

揺れる
揺れる
揺れる

振動が足元から背 ....
あたしは何もない女だから

あなたが枯れてしまわないように ここで祈るだけ

あたしは何もない女だから

あなたが消えてしまわないように ここでただ 笑顔を作ってる

あたしは何もない ....
桜の花びらが散り

グラウンド沿いにつくられた遊歩道に降り積もる

つよい風が吹いて

目を瞑るしかなくて

吹き飛ばして

恐る恐る目を開けると

視界いっぱいに花びらが激し ....
僕のHPです。最近作り始めたHPです。
これから詩などを載せていきたいと思いますので、
ぜひいらしてみて下さい。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=hagime

 ....
あぁ死んだのか
綺麗な夜空さ
死ぬのには絶好の夜

あぁ生きているのか
まぶしい太陽の光
全身で受け止めたい今日

皆に会いたいな
僕の世界は今日変わるから

あなたに会いたいな ....
空が綺麗だと言って振り仰いだ空に
その月は一層綺麗に映えていて
あまりに優しく照らすものだから
あの月も私を見つめているのだと
思い違いをしていた

手を伸ばせば抱きしめ ....
傷負いの翼が空を掴む
歪な円を描きながら
しがみつくように飛んでいる

鳥が自分の真上を通る
降ってきた水滴
鳥の血、静かなぬくもりを持って

空には鳥がいた
これから死ぬであろうに ....
THE YELLOW MONKEY/YOSHII LOVINSON
伊右衛門を一滴さえも残さずに飲み干すYOSHII LOVINSONの朝


真心ブラザース
真心を込めて飾らず赤裸々に ....
かつて憧れと不安の色に澄んでいた若い空

いつから俺は俯いてばかりになったのか
いつからちっぽけな石を蹴るだけになったのか

黒い願い

黒く腐った願いを吸い取って今や濁り果てた俺の空
 ....
肺の空気全部抜ききって
キメキメの私はきっちり20秒間
うああおえ頭がひどく痛い
どうしても悪いことばかり続いて
心はみしみし割れてったのよ
またあの瞬間を
茶色いガラスに祈ってんだ
 ....
ふらりと入った店
散歩の途中
ふと見上げた空模様
電車の車窓からの風景
ぼんやりと見ているTV
視界に入った人

ちょっとした偶然が
何かを見出したりすることがある
何があるかはその ....
クラクションを鳴らされたんで
あははと笑って通り過ぎた
通り過ぎた後で怖くなって
部屋に帰ってから外に出られない

友達に話をしようかと思うけれど
「相手のことを考えた結果、カレンダーが日 ....
眩しい。雲ひとつない快晴だ。青い空。青。青。
ううん、この空の色を表す言葉はこの世にはまだない。
まるでまやかしのような雲のない空。妖艶だ。
死にたくなる。魅せられて死にたくなる。死にたい。死に ....
すき、か
きらい、か

どっちか、だ

かわってもいい
月があまり高くに上ってしまって
僕らを照らしてくれないので

24時間営業のコンビニやら
ひっきりなしに通る自動車のヘッドライトやら
消し忘れられた風情の街路灯やら
そういうもので夜を過ご ....
アオゾラ誤爆さんのおすすめリスト(661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
内出血- 衿野果歩自由詩3*07-3-13
young_good_swimmers- リヅ自由詩4*07-3-10
「_リイ。_」- PULL.自由詩13*07-3-9
夢みたい(親指1000字エッセイ)- 佐々宝砂散文(批評 ...507-3-4
- ひめと自由詩8*07-3-3
創書日和「火」- 虹村 凌自由詩2*07-2-28
鬱。- くるす.wh ...自由詩1+*07-2-23
東京- 山内緋呂 ...自由詩14*07-2-21
よるにとぶふね- haniwa自由詩14*07-2-19
そろもん(ヒロイズムの話)- みつべえ自由詩1807-2-17
SILENT_SORROW- 流希-Яuki ...自由詩2*07-2-17
バイバイ・ブルー- 三架月 ...自由詩7*07-2-14
- もこもこ ...自由詩8*07-2-13
青い空- 1486 106自由詩8*07-2-13
歪み- 衿野果歩自由詩507-2-13
ラプソディ・オン・ザ・ムーン- 大覚アキ ...自由詩307-2-13
あたしは何もない女だから- ウデラコ ...自由詩7*07-2-13
Kanon- 水町綜助自由詩7*07-2-11
HP- はじめおすすめリ ...1*07-2-8
午前五時- kei99自由詩107-2-5
22:30- あさみ自由詩3+07-2-2
真空- vallette自由詩607-1-31
音楽って素敵です。- 歌乱亭カ ...短歌3*07-1-28
- サソリモ ...自由詩4*07-1-28
いじめられっこはいじめられるために産まれてきたのさ- パノラマ ...自由詩1*07-1-27
その先にあるもの- vi自由詩2*07-1-26
G- ミゼット自由詩3*07-1-21
うなばらをこえて- 李恵未詩・独白5*07-1-20
そのとき- 太郎本人未詩・独白5*07-1-16
暗い夜- A.おじや自由詩407-1-12

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