ああー
生きていることに壮絶な絶望を持ってきて
チェルシーを食う
地図は
東京に何本も線が引かれて
みんな首を吊っている
電車は人を轢かない
夕暮れはかすり傷に優しい
珍しい歌を歌って ....
どことなく これで終わります

人が列をなしている
待つ人の
意味のないため息と期待
本当に? と聞き返す声

始まったのかもしれませんね
音も無く
油のにおいも無く
老いていく顔 ....
ゆっくりと ためいき
ジェムストーンのひとりごとに

生きているものなら 好きでした
手あたりしだいにつかまえていたトンボ

実は お酒も飲みました
煙草はやめました

鉱石ならブル ....
俺、バカ男
今朝、電車食った
人の骨、のどに刺さったよ
だから人、電車から降ろしておいて
って言ったのに
バカ男、痛いのいやだよ
痛いの嫌いだよ
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
快晴のスプリングブルーに
チョークの垂直

まっさかさまに堕ちていく
銀のキビナゴ

オレンジの尾を引く流れ星

プルシアンに浮かんで星気どり

腕を伸ばして指で空を切り取る
今 ....
子供の頃
フリージアってきくたびに
甘酸っぱい氷菓子みたいな
そんなものを思い浮かべてたの

そんな話をしてくれる女が好きだ
朝霧に、うっすらと浮かぶ列車の影、

ぼんやりとだが、霧をかいくぐる光のカタチが

ぐっしょりとぬれた線路を照らす。





やがて、あの子のうちの前を通過する。


 ....
雑踏の中で生き抜くには
踏まれようが蹴られようが何されようと起き上がらなきゃならん
雑草の如く

へこたれてる暇もなんてものはない、凹んでる暇もない、故に
強くならなきゃならん
大麻の如く ....
画用紙に迷うことなく色をのせた
空の青は
記憶にはない
白い画用紙が
とても不自然に思えて
窓ガラスに
水を浸しただけの
筆をはしらせると
透けた空が濡れた
いっそ瞳を
青く塗りつ ....
ある日 ふと手首を切る女の子を思いついた
切った手首から溢れる血で白い壁に絵を描く女の子
その娘に対してのなんの肯定も否定も投げかけずに
ただ無言でその姿を使い捨てカメラで撮影する男の子

 ....
ドライブは 
良好なんだ
暗闇のハイウェイ
は ユニバース
土星の輪と見違える速度で
タコメータはみたこともない角度で
追いかけてくる遠い街灯だ
白線がトコロテンのように
バニッシング ....
解りません
普通は白衣でしょ、先生


昼休み
今日も先生は芝生の上で寝ている
あいかわらずの黒いコート
先生、白衣は着ないんですか


理由を訊いたことがある
先生はにこり ....
    僕は禁煙の館に棲息してる
    禁煙マークを家紋にしてる

       白い壁に排煙
       黒い煙で汚染
     そんな真似したら最後
   消臭剤を設置 ....
フラスコの底
丸底の
光がたまって
揺らいでいること
誰も覚えていないから
朝焼けの色にも出会えない
そんな窓際の

暖められている
アルコールランプの触れる
沸騰直前の光が
ぼ ....
あなたからLCVEというものをもらった
なんですか
ときくと
かけちゃった
とあなたはにがわらいした

よくみるとそれはLOVEのOがかけているものだった
どおりであなたがさいきんかえり ....
生ぬるいニュース眺めるぬるい顔

ファルージャとシンクロする戦場鍵盤弾き

ウクライナにやさしい日差しとオレンジスライダー
翼がほしいって
貴方は言う

力強い翼があれば
広い広い空を自由に羽ばたいてゆくだろう
そしてどこまでもゆくだろう
見たことのない大陸の
想像したこともない遠い空へ

それを聞きなが ....
その手は冷たい
体はじわりと感じる温かさ
手をつなげば
ひやりと冷たいなにかを感じる

変わる信号
冷たい青
そこを曲がれば終わってしまう
さむい夜

手をつなげば
あなたとわた ....
不器用な 太い指で

ごつごつと 

つかまれたものだけが

現実ではないので

不器用で 太い指の

私は かなしいです
いつだってそう
幸せを求め 歩く
頭上の星は ただ瞬く
高く高く ずっと高く

born under the lucky star
ふりそそぐ無数の光
闇を切り裂いて
進む進む 希望の ....
しっとりと重いスポンジの中で
ただただ黙り込む
水色のことば

遠い時間の証言者
優しさの代わりに膨らんだ
水色の記憶


どんなことにも限界はあるのでしょう
今夜スポンジをしぼろ ....
とまってしまった観覧車はイルミネーション

風が二人の間を吹いた

ここの潮の香りは

かぎりなく偽物だ
使わないけどとっておくのは、まだ使えるから
例えば食器
食器棚に並んでる沢山の食器の中には
もう何年も使ってないものがある
まだ使えるんですよ
そう、だから、とっておく
例えば服
例えば ....
三丁目あたり


地球儀で見ると
ここは夜のはずなのに
夜はいったい何処にいったのかしら


どこにも辿りつけませんように
と願う



ナビゲーションを彼女に頼むなんて
 ....
 ねぇスニーカー
 ぼくはどこにいけばいいんだろう?
 
 運動不足という言葉に現実味はない
 なにかが足りないんじゃなくて
 消費されずにあまりまくっていることが
 耐えられないんじ ....
子供料理番組に出演。

ロケ、AM10:00。
応援多数。

放映、PM6:00。
ギャラリー満載。

「好きな野球選手は誰ですか?」
「うえはらです。」
「うえはら選手のどんなと ....
スカートのほころび 宇宙のほこり 欲張りと肩こり
引力と密接 銀河の驕り 平和の予兆
どれもこれも どれもこれも
おかしな唄と不思議なリズム 今日もまたありきたりの

おかしな唄と不思議 ....
ざ・・・ざ―――ざ・ざ・ざ――
雲っています。どんてんです。
いちごが売り切れています。
横断歩道に吸い込まれそうです。
いつものように歩くと
危うく、車に引かれたであろう雀を
踏 ....
堕ちていく俺を
気に留める者はなく
そこにあるのは
孤独のみ

堕ち続けた
底に待ち受けるのは
死だろうか

ああ
誰か
俺を
受け止めてくれ

こぼれ落ちる涙は
とめど ....
アオゾラ誤爆さんのおすすめリスト(661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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痛いの- バカ男自由詩6*05-3-1
滑らかに廻り続ける欲望の輪- 大覚アキ ...自由詩126*05-2-27
a_contrail_collector- 自由詩105-2-25
フリージア- 大覚アキ ...自由詩305-2-19
failure_notice- GGP自由詩105-1-24
大麻- E自由詩105-1-20
青い空を知らない- ベンジャ ...自由詩9*05-1-17
love- リヅ自由詩11*05-1-16
暗闇のハイウェイ- バンブー ...自由詩305-1-6
カラスは仰向けに- RT自由詩605-1-5
沈黙、煙もモクらない- たいにぃ ...未詩・独白104-12-31
フラスコ- 霜天自由詩404-12-18
LCVE- ピッピ自由詩704-12-7
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不倫- 春日響自由詩104-11-5
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