ぼくがこうこうせいぐらいだったころのはなし
おもいで、おもいだすの
もういやああああーーーーーー
おもいで、おもいだすの
もういやああああーーーーーー
おもいで??
ねえよ
そんなもんね ....
止まり続けるから動けない

ここで空を見上げるのは
何の意味もないというのに

歩くことは不幸になる
幸せとの遭遇率は半分
構造上そうなっている

歩かなければ楽なのに
意味のない ....
僕は深夜の公衆電話ブースで
キミに聴かせる物語を暗誦している

 動物病棟に緊急搬送されたクマリスの
 バイタルは比較的安定している

すでに眠りについたキミの枕元には
3年ほど前に発禁 ....
無人駅に降り立てば
地図の見方にも
ちょっと工夫がいる
缶ビールをぐっと飲む

子供の頃に
抱きしめ方を習ったような
初夏の風にさえ
あいさつを交わしたい

垂直に支えつづける日射 ....
黄色い鈴を振りました
しかし音が出ません

そもそもこの鈴の色は
鈴色ではなかっただろうかと疑問に思っていると
左上の隅の方で小さな私が
それは僕がスプレーで染めたんだとほざいたので殴りま ....
自転車を乗り捨てて、駆け上がった歩道橋の上。
流れる車を下に見ながら、一人 跳ねて踊った。
土砂降りの雨で、制服は ぐしゃぐしゃ。
泥にまみれても、気分は最高だった。
灰色の空を見上げ ....
卒業したと思った
証書も確かにもらったのだけど

ナイトブルーの雨と
アスファルトが
セックスした後のにおいにつられて
水たまりをはねてみたくなった

石ころ蹴って
空に向かって
 ....
黒い川面には
ビルや橋の
色とりどりが映っている。
その中の点、
たとえば

にでもいい、
なれることができたら、

もう
橋なんて
渡らなくていいのに。
きれいで
きれいで

けれど あまりにも
繊細で、

そう、
それはまるで
ウィスキーを含む時
唇に微かに触れる
それ、のよう

どうしても
どうしても
抑えきれず

 ....
あたしの心臓の音を伝えながら
寝かせてあげる

してほしいコト
全部してあげる


それでも不安で
堕ちそうなら
朝まで 手を
握っていてあげる


何も喋らなくていいよ
 ....
道路のコンクリートから切り取った
ひとかけらの絶望を
coffeeの底に沈めて
ゆっくりと飲み干す

このたそがれの向こうに
また眠れぬ夜が待っていそうで
妙に気が急く

神への呼び ....
還ろう


思いついたのは少しばかり前
私は未だバス停で一人
自分を運んでくれるものを待っていた

歩みを止めぬ私の足は
段々足元の土と飽和 飽和
それでもいいと思った
私にとって ....
眠たい目を擦りながら
くだらねぇ詩なんぞ書いてるよ
そんな暇あるならさっさと寝な
明日も早い
目覚ましなら壊れてる

重たい瞼と闘いながら
あんたの裸思い浮かべてるよ
あんま暇ないから ....
僕の頭のおかしい友達が
僕と手をつなぎたいって言い出した
その手は何かべったりした物を触った後のように
ぬめぬめしていて
僕はすごく嫌だったけど

僕は彼と手をつないだ
鼻歌 ....
真夜中のブランコが、{ルビ森伊蔵=もりいぞう}をたらふく飲んで、
雨にも負けて、風にも負けて、40℃の風邪を引いた。

タミフルを飲んで、訳の判らないことを言い出したもんだから、その旨友人に相談 ....
確かに
夕に散らす
斑雲に向かって
君を探す
夕日に成れたらいいのにな
 
 
麗しい君を
ずっと見ても良い
特権を得た僕は
英雄みたいに気取っていたのかもね
 
 
不甲斐 ....
西日が射している
ヒバリが飛んでいる
あ、誰か来た

青い屋根と黄色い屋根の上に
星が落ちました
僕の家の屋根は白いです

腕時計を買ってもらった
子供がはしゃいで
腕をぶんぶ ....
友達と呼ぶ時
少し気後れしてしまうが
知り合いと呼んでしまうのは寂しい
私に黄金町を教えてくれたのは五つ年上のKさんだった
女子高生が一人で歩くのは危ないよ
彼はそう笑った

駅の改札を ....
女の子なんだからタバコやめた方がいいよって言うけど
あんたの方こそやめた方がいいよ
ただでさえ男は寿命が短いんだから

子供つくって家族やってる未来も
縁側でお茶すすってる未来も
全然遠す ....
夜明け前の高速道路を猛スピードで走ってみる
これで罪を免れられたら良いのに
人は皆罪人なのです

普段からよく訪れる場所に
いつもと違う時間帯に訪れてみる
見慣れた風景の中に
新しい世界 ....
肺が焦げる夜
盲目の影は忍び
言い訳の暗室で
嘆きの雫を
垂らすならば

今すぐ探しにいこう
星屑のマーケット

弓をひく光線
孤独を突き刺す
白矢は流星
この心臓を貫 ....
大きな円を描いた
いつか消えてしまうけど
ぎこちなく描いた線
ここから始めるんだろう

橋の下ながめたら
夕暮れ間近だよ
帯がほどけるように
全て消えてしまいそうさ

並べた二つの ....
石鹸のなめらかな泡をたてて
顔を洗うとき
庭を凍った光が照らし
月面車が路面をこする音のような
タイヤの音の向こうを
電車が北へ走る

ひよどりが横切る一瞬の
黒い影の気配とともに
 ....
せせらぎの横で
赤い花の蜜を啜る
掌ほどの小さな命が
力強く羽ばたいている

ハミングバード
悲しみは置いてゆきなよ
君の小さな体では
あまりにも荷が重過ぎる

追 ....
折りたたまれてゆく季節は
いつか振り返れば
一瞬なのかもしれない
湧きいずる水におされて
いま
雲母のいちまいが
なめらかに遠ざかる


使いきれなかったノートの白さ
描ききれなか ....
オレンジジュースをコップに入れて
飲んでいる時、貴方の顔が
僕の頭にぶつかった
でも君は平気!と何もなかったように

君の部屋にはアマリリスが2つある
クロネコヤマトで配ってあると言う
 ....
グレープフルーツ、を{ルビ啜=すす}ると
ゆびさきやら舌先やら
なぜだかきみを、
おもいだして

グレープフルーツ、か
それとも、ぼく、か
においのあふれる
部屋になる

 ....
世界

あっけなくこの世界は終わった
僕がいるのは何もない荒野です
思い通りにこの世界は終わった
救世主なんて何処にもいやしなかった

どうだっていいと
目を背けてた
問題のすべてが ....
はじまりはじまり
めくるように幕は開け
そしてやってくる
壮絶に赤い赤いシーン

ねえ、きこえる?
無音に響く
私が奏でる
インストゥルメンタル
からだごと
空も
地も
漂うも ....
 あたしは射精が好き。
射精は、どこか現実味を帯びていなく、
傍観できる、
あの白い液体は、
現実と妄想の産物。

人間として、感覚的に現実味が帯びる時は、
ティッシュの山、味だったりす ....
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