たとえるなら・・・



ガソリンは満タンで容量は5ℓ

ミッションで ギアはLOWと5速だけ

もちろんバックなんてない

加速は世界一

アクセルはあってもブレ ....
骨だけになったさかなのように
あいつらはしんでる

疲れちゃって ねえ
なんもないの ねえ
気づいちゃったの?
わかってるの?

細胞が分裂
小刻みに震えるからだ
あたま 割れ ....
罪悪感という金型で
私の体を鋳込み鋳込み鋳込み
死滅への衝動を培養しています

完璧無敵のシステムは
天魔のタクトでゆらゆらり
軽やかにしなやかにそして細やかに
稼動稼動のフル稼働です
 ....
庭に舞うチンダルブルーの鱗粉が日に灼かれて
ちりちり して
なんだか今日は風がうるさいなあ

小さい頃の家の庭にも
同じのが飛んでいて
つかまえようとしてもひらひら
ひらひらと

あ ....
壊される街 創られる街
ノスタルジーを感じるこの街は
一体どんなノスタルジーを壊して出来たのだろう
ノスタルジーを壊して出来るこれからの町は
一体どんなノスタルジーを創るのだろう
街が人を揺 ....
橙色荒野に吹く風を/纏う鉄蒼色の軸/宵の時間を世界の涯へ/進む列車があるのです。


地平の橙色が揺れ墜ちる。
墜ちる百億回目の繰り返しの狭間、僕は祖父の遺した部屋の隅でアップライトのピアノの ....
炭酸水のぷちぷち 弾け飛んだ泡つぶが
空へ昇って星になったら
一等星の青がソーダ水になって
ぷちぷち ぷちぷち 泡の星を撒き散らす

夜空が星で埋めつくされたら
僕のコップは薄い青のソーダ ....
真空伝記は
竜の背にもエレクトロを静電し
暗がり黄走る永いひかりの連なり
真っ先に稲光る

ころげた永遠
ただ白い歩記は錯乱する程に
つよい顔のような夕暮れ
きこえなかったよ
一 ....
「え?リーチなの?」

「うぉっふ」

「嘘だよ〜、またチョンボじゃないのぉ?」

「うぅぉふ」


「ほんと?今度チョンボだったら罰金だよ、モモンガ〜」

「そうだよ、そうだよ ....
怖い
高いところは怖い
周りが、どんどん小さくなっていくのが怖い
いつか、落ちる時が怖い
このまま宇宙の果てまで
上り続けることが
できたらいいのに

空は優しそう
なのに
私を抱 ....
わたしってもっと強いと思ってた

ううん
ホントは弱いって知ってた



最近は毎日が楽しいと思ってた

ううん
最近は毎日を楽しいと思ってた



最近あんまり泣いていな ....
交差点が紅く染まった。

僕が作った少し早い夕暮れ。

人々がその美しさに歓喜の声を挙げた。

ありがとう。ありがとう。

僕は観客を見渡してニコッと笑う。

観客の一人が夕暮れに ....
真夏に日車は、咲いている


雷鳴の空を裂く。
轟音で目を覚ます
一輪車に稲光りが青白く反射する
一瞬で葉陰の殻は黒焦げになり
焼けた臭いに鼻をひる
傘の骨はしろがね色で
{ルビ死灰 ....
ときどき、せかい、が踏み入ってくる
身長167cm/体重53kg/脂肪率12%
のせかいに
いきなりすぎて鳥肌になっちゃうから
ノックくらいしてほしいな
でもそんなせかいは興ざめだろ
って ....
どれだけ走り回ったのか、最早わからない。
喉の奥から、ヒューヒューと変な音がする。
脇腹が悲鳴を上げ、自然と足が止まる。
「ゼェゼェ…まいたか…?」
後ろを振り返って見るが、人の追って ....
混じり合う
紫越しに
薄煙を見て
つま先で
水を弾くように 
駆け出した
風切る頬を
午前に残して
水平線の先に
潜り込む 指先から
少し遠い君の手
湿って宙を掴む
影が坂道を ....
昨日まで人生はカオスだと笑っていた
伸びた爪を弾きながら
縮んだ背中を凝縮させて
大した呼吸もせずに
 
 
(含んだ脱脂綿は、明日は使えねぇんだ)
 
 
 
そうなんだ
 
 ....
高校生だったとき 詩を書きたいと思った
テストが終わって せいせいしたときに
その割に 「ゆらゆら」とかと
原稿用紙に書き殴った覚えがある。
山のふもとの小さな町で
自分が船に乗っているかの ....
きみは煙突の上に立っている
煙突の上に立っている
夜景をマジックでひきつぶしたような
煙突の上に立っている
燃える夜空の裂け目のような
煙突はそびえ立つ

きみは煙突のへりに立ち ....
地下鉄のホームで
女子高生がケータイで喋っている
と思ったのだが
よく見てみると 女子高生のように見えたのは
等身大の女子高生型ケータイストラップで
空中に浮いたケータイからは
小さなノイ ....
 どうしようもなく不自由で
 どうしようもなく縋るものに縋って
 どうしようもなく飢えていて
 どうしようもなく自分を殺してきた


(絶対的な値が欲しいと努力した、誰もが認める値 ....
雑草に毛が生えて
前の心臓はできた
頭を後ろにグンと反らす
自分で反らしたつもりが悪女の引っ張りであった

心臓が、前の男とセックスした
明日
50人死ぬ
あたし
 ....
生きてゆくしかないので
この街で生きてゆくしかないので。
 
中の中に詰まらないものばかり、必死に詰め込もうとして足掻いた。先日死のうと努めてみたが死ねず、
明日晴れるかな、と鳴いていやる夜虫 ....
さよならサニー また来て試作
ハロー現実 そっちはどうだい
叱られるために生きるのさ
わからぬふりも役立つさ

布切れありゃ 地面で寝れる
ああまだ宿も職もあった
幸せ者だぜ ....
理科室のもろいメスで
恋心をちょっと傷つける
流れ出した悲しみは
窓の外のオレンジに似てるね


ママからもらった
指輪がすきなんだって言って
君は白衣の胸元に
ばらの刺繍を縫いつけ ....
夕立は 末期の水
炎暑の臨終を見届け
遺された雲はようやくめいめいの空へと
散ってゆく

蒼ざめた弔問客に
もらわれてゆく
ダカーポ 
ダカーポ
愛するひと
愛されるひと

スタッカートを見つければ
ふたりで
狂ったようにからだを折り曲げて
跳ねる
「三本目の煙草・僕らが帰りたい夜、二度と帰れない夜」


僕とロイドは、ライチが来るまでの間も、
イチャイチャにも満たない様な時間を楽しんでいた。
キスをする事も無く、ただ手を繋いだり離した ....
「二本目の煙草・牛込神楽のセブンスター」

僕は地下鉄大江戸線を降りて、改札を出る。
携帯に道順を示したメールが来たので、それを頼りに、彼女の家に向かう。
一度、通り過ぎてしまって、引き返して ....
ラストオーダーは君に。
と言いながら僕らに。
手の届かないあれやこれや、
ただ内に抱えながら歩く姿は美しいのかどうか。
僕の中で耳鳴るしかない言葉が、君には大声で聞こえているらしい。
それが ....
アオゾラ誤爆さんのおすすめリスト(661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おれ- ユウ自由詩107-8-28
水葬- ゆうと自由詩10*07-8-26
高負荷の生産ライン- ケンディ自由詩107-8-23
光の回折- 凛々椿自由詩707-8-23
再開発の片隅で- 楠木理沙自由詩307-8-21
bird。- クスリ。自由詩307-8-20
彗星の卵- 明楽自由詩607-8-19
ガーラント- キメラ自由詩607-8-18
モモンガーの夜- 那津自由詩507-8-18
プレッシャー- 壺内モモ ...携帯写真+ ...3*07-8-18
最近あんまり泣いていない- 夕焼け空自由詩4*07-8-18
哀れな道化師- 真紅自由詩107-8-17
天球へ- こしごえ自由詩20*07-8-15
せかい- しゅう自由詩307-8-14
Dead_or_Smoke_〜逃亡者〜- 虹村 凌散文(批評 ...2+*07-8-12
レモネード- 及川三貴自由詩607-8-10
白んだ夕焼け- ゆるこ自由詩3*07-8-8
At_Sea- N.K.自由詩4*07-8-7
煙突- haniwa自由詩307-8-7
dumb- 大覚アキ ...未詩・独白607-8-6
いつかの値- ドロップ未詩・独白207-8-6
心臓に輸血- 山内緋呂 ...未詩・独白5*07-8-6
夜虫- 黒子 恭自由詩4*07-8-6
サニー- 自由詩307-8-5
放課後の塩素たち- アヅサ自由詩5*07-8-5
灰より蒼く- 吉岡孝次自由詩507-8-4
頭がいたい時にころしたくなる- 柳瀬自由詩2*07-8-3
記憶の断片小説・ショートシネマ_「ロイド」- 虹村 凌散文(批評 ...1*07-8-3
記憶の断片小説・ショートシネマ_「ロイド」- 虹村 凌散文(批評 ...1*07-8-2
耳鳴る- 霜天自由詩407-8-2

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