放課後になって気づいた
今日は掃除 豆板醤!

えっ?なになに、○×クイズ
ってそれって XO醤!

よ〜し掃除に行くぞ
音楽室は コッチュジャン!

ごめんネタ切れ
ジャンジャジ ....
幻光音勝る神に重厚せよ焼香する翳り臭いは外耳に渦巻く神秘に激しい光振動を伴い触媒する躍動する精神に若輩或は若年妄想が透明な不透明を貫通したる恥辱の極み程自殺者の血液を薔薇に変え転生する我と我の子ら憎し .... やろうとしていたこと

鍵を差し込むべき鍵穴に
母のズロースを差し込もうとしていたこと
そうだ 父に見せなくては、と思い立ち
犬を連れて落雷を待ち焦がれていた ということ


落雷 ....
妻が寝言でごめんなさいと謝っている
悪いことをしているのだ
悪いことをして泣いているのだ

ベランダから空気が入ってこない
高くなるほど薄く
いき をするのが苦しい
いき 苦しい ....
彼の特技はマジックである
それもただのマジックではない
彼の言ったことが全て本当になってしまう
という超能力じみたマジックなのだ
しかも彼の特技はそれだけではない
彼はダジャレという特技もあ ....
「うみ」
と書けば
白い波が寄せて返し

「そら」
と書けば
どこもでも青く

「もり」
と書けば
木々が香り

「とり」
と書けば
それは翼をもって飛びまわり

「ま ....
夕方と夜の境目
湖畔の輪郭が紫色に曖昧になったころ
湖に身を乗り出し水平に手を伸ばすと
足元に流れ寄る無数の細かな波が
浮力となって
まるで
湖の上を滑らかに飛んでいるかのような気分になる ....
太り豚 たらふく喰って
寝惚けた まなこを空けて
太り方 洞窟のよう

よく見ると その目が異様
おどおどと 笑いを浮かべ
密か事 何をつべこべ

滑稽な 豚のくせして
悪の花 その ....
割り箸が均等に割れたら両思い
そう願って女の子は割り箸を割った
みごとに均等に割れた
そのときの女の子の表情を
思い描いてほしい

きっととてもいい顔をしていると思う

この物語とは関 ....
駆け抜ける人のあとを
幾千の眼が追いかける
逃れるために人は走る
        
眩いばかりの光を持って
幾千のその眼を
閉ざすために人は走る
 
好奇の眼
愛情の眼
羨望の眼
 ....
24歳 買い物にゆく
湿った月のような太陽の光の中

ラヂオ体操の帰りに見た
雨上がりのあさがお 

そこに行ってしまった 
8歳のはずの世界
今にも零れそうに
鮮やかなアサガオはゆ ....
膨らんでしまった
地球の半分の大きさになった

わき腹に インドネシアがささるし
南アフリカからドイツまで腕をのばすと
陽が射さないと 苦情がくる

こんなに大きくなったのに
考えるの ....
ここでウエハース島の物語に戻る前に
ぼくのことを伝えておこう
ぼくはどういう訳だか冷蔵庫に閉じ込められている
それは
ある女の子にぼくが酷いことをしたからだ
ぼくはその女の子のことを殺そうと ....
アルルコールは
リタを探そうとしたが
どこに行ったのか見当が付かなかった

「シュトゥルム・ウント・ドラング」
その時だった
ユリイカ研究所に向かって歩いてくる
地質学者のフルボサミン女 ....
それより前のページは切り取られていた



「したがって

ウエハース島は思い出の海に沈むのである

ウエハース島も
ウエハース島の海も
すべては思い出の断片でしかない

私や ....
あなた、頑張って

隣で寝ている妻の寝言にびっくりした
寝ているのに何故わかったのだろう
わたしはちょうど42.195キロのフルマラソンの最中で
トップを走っているのだ
これからきつい ....
突然目の前にいかにも怪しげなおっさんが現れて言ったんだ
『恋人と親友、どっちを取る?』
そんなこと聞いてくるから
「両方だよ」
って言ってやったのさ……そしたらどうだい
『欲張りな奴だな、1 ....
少年の日、夏草がおい茂った土手を越え、錆び付いた線路を越え、
森の中へ続く細い山道を登っていった。
逃げ水のような予感に促され、
追うようにのぼっていった。

いつも思い出すものは光に包まれ ....
たくさんの僕は
筋子のように
よりそって
鱒のお腹で ねむります

生まれたての 赤ん坊のように
涙を流さずに泣けたらいいのに
最近 僕は
大声を出すことがなくなったから
口を結んだ ....
 羽をもがれた小さな天使を想像しているかい 子供 弱くてあどけないから守ってやろうという寸法がはしたないよ 街灯が灯る前に道を辿って帰るべき場所があるだろう 溝にはまった自転車は置いて帰りなさい 白昼 .... 『まず、ないものねだりをしないこと』http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=781&from=listdoc.php%3Fcat%3D5%26from%3D .... 花はいつか咲く。雨はいつか止む。大衆はその言葉を信じた。
桜もいつか散る。君も僕もいつか死ぬ。現実はそう答えた。

いいか、死とは旅立つことじゃない。無くなる事だ。
僕は言う。目の前にいる無知 ....
道中 キモミミズは、兄の横顔を見ていた
兄ちゃんの髪はヤモリのお腹みたい
橋の苔はツルツル
足の甲はトゲトゲ

今からケイバに行くところ
葉が踊りざわめつく

天井から、アナウンス
 ....
 電気椅子で処刑された人が、縛りつけられたままがたがた震えている。震度4。舌は重力に従って垂れているがその方向、舌とも斜め舌ともとれぬ方向へ農耕は続けられていた。いつまでも発芽しないものにこだわりを見 .... ある初老の男性が言った


「恋は山登りのようなもの」


「頂上に来たら

 あとは下るより仕方ない」


わかっているさ

何度も聞いたような例え


 ....
捨て金魚をした

近所に川がなかったので
人の多い駅前に捨ててみた
金魚だってわかってもらうために
「大学と手毬です 可愛がってください」とでっかく書いた
気になって一日に何回も駅 ....
全身黒ヘッドフォンが千羽飛ぶ 都会の空に響く雑音



一羽からは TOKYO-FMのハーフのDJの声
(猛暑苦)
一羽からは ソフマップに行くとかかっている歌
(広東語)
一羽から ....
(まず誤解の無いように記しておきたいが、これは原口昇平氏の言及(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=781&from=menu_d.php)に対して .... ここまでの6章で、私は、ネット詩批評の周辺にある5つのもの―――交流・感想・紹介・添削・観賞について書いてきた。これら5つ以外に「解釈」「註釈」などがネット詩批評の周辺にあるが、私は「解釈」を重視して .... 観賞とは、何かを味わうことだ。基本的には、誰だってできる。教わらないでもできる。しかし、味わえる内容やレベルは、知識に大きく左右される。だからこそ「味わい方」を教える/教わるということがありうる。
 ....
石原大介さんのおすすめリスト(370)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ジャンジャンジャジャン_豆板醤- 桜 葉一自由詩1*03-9-21
フレグランス・アットマーク・ノット・シナプス- 黒川排除 ...自由詩5*03-9-19
ライガー- 嘉村奈緒自由詩703-9-18
朝のこない団地- いとう未詩・独白703-9-18
ダジャレシャン- 桜 葉一自由詩103-9-17
「___」に言葉を入れてみろ- たもつ自由詩3203-9-17
フライング- 岡村明子自由詩903-9-17
- 狸亭自由詩103-9-13
ウエハース島の思い出_7__〜割り箸〜- よだかい ...自由詩503-9-11
勝手に生きろ- ゼロ自由詩203-9-11
あさがお- 湾鶴自由詩503-9-11
大陸- 山内緋呂 ...自由詩1103-9-11
ウエハース島の思い出_6__〜スーパーストロングガール〜- よだかい ...自由詩803-9-10
ウエハース島の思い出_5__〜シュトゥルム・ウント・ドラング ...- よだかい ...自由詩7*03-9-10
ウエハース島の思い出_4__〜したがって〜- よだかい ...自由詩603-9-10
本当の名前- たもつ自由詩703-9-8
恋人か、親友か、…- 桜 葉一自由詩403-9-3
夏の夢- まんぼう自由詩203-8-26
Orange_tears- 湾鶴自由詩203-8-25
きざみ鶴- 黒川排除 ...自由詩303-8-25
「徹底的印象批評」のすすめ- 渦巻二三 ...散文(批評 ...1403-8-21
死と僕- 神樹自由詩203-8-11
二人兄弟- 湾鶴自由詩203-8-8
まゆがみ(繭、歪み、髪)- 黒川排除 ...自由詩303-8-5
頂上- mei自由詩203-8-3
捨て金魚- 嘉村奈緒自由詩33*03-8-3
ヘッドフォン蝶- nm6自由詩303-8-1
技術論とミロのヴィーナス- いとう散文(批評 ...503-7-29
Cry_For_The_Moon_7「批評へ、あるいは_Le ...- 佐々宝砂散文(批評 ...16*03-7-29
Cry_For_The_Moon_6「観賞、あるいは詩のソム ...- 佐々宝砂散文(批評 ...903-7-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13