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たしかにインスタントラーメンを
作っていたはずなのだが

気がつくと
鍋にあるそれは
脳みそになっていた


腹がへってしかたなかったので

無理矢理、口に運んだのだが

口に ....
俺は世界が平和になればいいと思っている
実際にはならないだろうけれど、そう思う
黒も白も朝鮮もクソも味噌も、
俺はみんな仲良く出来ればいいと思っている
実際には出来ないだろうけれど、そ ....
どうしても イライラして
とにかく その減らず口をホッチキスで
閉じこんでやりたかったが
世間の目が怖かったので
ホッチキスを渡すだけで 終わってしまった

笑いたいならば 笑え


 ....
春までの道のりを
手探りするきみの指で
うたは束の間、白く結晶する

凍れる河と
色褪せた山並みと
特急列車の行方を挟み
わたしの前で野分の一陣はわらう


今日も約束の書けぬ手紙 ....
何度も 何度も 区切りをつけなければと 思い悩んでいた。

でも まだ 結果が出ない。

好き好き好き好き好き好き好き好きスキスキスキスキスキ好きスキ好きスキ大好き

会いたい気持ちが 噴 ....
もう下校時刻だと言うのに
未だに君は
鉄棒と
対峙して

地面を 蹴る 蹴る

この歳になって
逆上がりもできないのかよ、と
馬鹿にされたのが
悔しかったのかな

それとも ....
鎮静剤入りの点滴を
一滴づつ見てる

死にたい 死にたい
どうしょうもなく空虚だ

縛られた両手
尿道にはバルーンのチューブ
洗浄された胃

活性炭で黒くなった舌を見た
こいつを ....
枯葉がたくさん 地を這っているので
焚き火をしましょう、と
あなたが言うものだから

ボクは
ライターと 竹箒を
しっかりと 握るのです

この庭中の 枯葉どもを
全部集めようとすれ ....
昔はぁ よかった

これは じいちゃんの
クチグセ

昔はぁ よかった

これは ばあちゃんの
クチグセ

昔はぁ よかった

これは ボクの
憶測


100円だまを ....
うつくしい
よるのきよ
わたしはしななければならない
あのこのために

ほんとうに
しずかなよる
さわぐ
がさついたじょうねつ
どうへんじしたら
いいか
わからないでしょう

 ....
くりくり
くるくると透明が
世界を構築している夜でした
星空が邪険に
その様子を見下ろしていて

「真知子」

と呼ぶ声がしましたが
わたしの名前は真知子ではありませんでした
もう ....
アナタが とつぜん うつに なったので わたしは さるに なった。
アナタが とつぜん そうに なったので わたしは はみがきを した。
あなたが とつぜん 天才 バカボンノ パパに なったので  ....
金魚に エサはあげて おきました

いつもどおり 夕食も 冷蔵庫です

たまには 私にも えさ を ください
セイシンハ 複雑だな 。 こんぷれっくすや トラウマが 反映され せいしんの  複合タイ を 作る 。 わたしの シニモ それが 反映 される 。せいしんの 複合タイ 。 にんげん 。



 ....
ひとばんじゅう ははの ことを 描いて いた 。   今日の タイヨウハ やさしい かおを している 。               秋風が冷たくなってゆくのは
赤々と燃える炎を
鎮めるため

山から道へ
道から軒へ
軒から海へ
秋風は
休む間もなく吹きぬけてゆく
そうして
暦に目を留めた誰かが
山が燃え始める ....
さよなら サンカク また きて 四角 。 蒟蒻 さんが 煮えました 。  きぼうをすてたら
おわりがこない
かなしみもこない
いきだけのこるから
いきをする
だいちにくちづける
でんぱのてがみをまつ
まちつづける
こない

きぼうをすてたらいけない
せ ....
とても悲しいことはわかっています
涙を流しても 構わないということも
十分すぎるほどに 理解しているのです。

線香のにおいにも 嫌気がさすほどに
理解しているのです。

だから、私 ....
人と争うように働いて
話す気にもなれず
押し黙ったまま一日を終える

仕事帰りの公園のベンチ
あたたかいゆげで慰めてくれる
たこ焼を食べていると
目の前の通りを
なかなか客に呼び止めら ....
夕暮れのバス停で
バスを何本も見送りながら
いつまでも尽きない話をしていた

木枯らしに吹かれて
君が吐き出す白い息が
ダイヤモンドダストに見えた

教室も ....


にいちゃん
わたしな
どこへもいけへんねん
うばすてやまにすてられたみたいや
ほんよんでるだけやねん
夕暮れ
わたしは掃除しながら
聞いていて

そんな今 むかし
 ....
                   
切り裂いた
青空が
くちづけをと
ささやいた

何という時間の移行
せつなの青の破壊
風がひんやりとしている
流れがひずみながら
人のかたち ....
君と

ばいばいって

約束もなしに

手を振るとき

誰かが

波打ち際で砂を踏むのです

僕の胸の奥の

小さな

渚で
地の神様は朝霧と共に山を駆け昇る
風の神様は雲を引き連れて空を渡り切る
日の神様は炎を揺らしながら天を焦がす


日と月を追いかけて
神々が睦月に旅を始める


冬には雪をしんしん降 ....
新雪が積もっている
よく見ると
小さな穴が
点々と続いている

それは
子供が通った足跡
ぼくは外へ出て
子供の足跡を
上から踏んでみた
ざく
冷たい空間を
ざく
 ....
はてることのない
くらしやかなしみに
のまれながら
わたしとあなたは
いる

うつくしくなんかない
ぼくだけのひめごと
あなたのことば
かいだんをのぼるように
そのうえに
うっす ....
今夜の仮装は何が良いかな
あなたは狼男で、わたしはバンパイア
君は朗らかな笑顔で
オレンジ色のほくほくを
ていねいに掻き出しているね

ふたつの三角から掻き出したら
お次は大きな四角から ....
むなしいって
云ったらいけない?

むなしいって
云ったら詩は終わり?

なんだよう 声だよう
冷たい風が騒いでいる
フランツ・カフカの骨は崩れている

むなしい
 ....
与えられた運命のがっちりつなぎあわせられた糸
ほどこうともがくぼくは

一匹の昆虫としてもぞもぞと眠るだけ

何かしなきゃってわかってる
信じようとしている運命を
それが正しい道 ....
炭本 樹宏さんの自由詩おすすめリスト(215)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
インスタントブレイン。- 仲本いす ...自由詩6*05-11-24
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たーんあっぷ- 仲本いす ...自由詩305-11-18
発作的衝動- たかよし自由詩205-11-15
もう冬だと言うのに。- 仲本いす ...自由詩7*05-11-12
ポップティーン- 仲本いす ...自由詩5*05-11-9
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真知子- ピッピ自由詩805-11-7
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こころの_あや_。- すぬかん ...自由詩1*05-11-4
きょうの_。_- すぬかん ...自由詩205-11-4
紅葉狩り- 千波 一 ...自由詩13*05-11-3
豚汁_。_おいしい_。_- すぬかん ...自由詩205-11-3
まえをむく- 石川和広自由詩6*05-11-3
だから私は正座をするのです- 仲本いす ...自由詩5*05-11-2
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夢の続き- 落合朱美自由詩17*05-11-1
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切断- 石川和広自由詩2*05-10-31
鳴き砂- たりぽん ...自由詩15*05-10-30
_睦_月- しらいし ...自由詩14*05-10-30
新雪- 沢村 俊 ...自由詩505-10-29
こきゅう- 石川和広自由詩7*05-10-28
Halloween- 恋月 ぴ ...自由詩10*05-10-28
ぼくのもちもの- 石川和広自由詩5*05-10-27
恋虫- 石川和広自由詩11*05-10-24

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