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 刹那に嘆き
 刹那に笑い
 刹那に涙し
 刹那に恋する

 使い終わった
 ガラクタの言葉を集めて
 ジグゾーパズル
 時のトンネル越えて
 ここまで来ました
 明日へ向う ....
 忘れさられた涙は
 どこに流れていくのだろう
 
 きっと大海原まで降りて行き
 太陽の日差しに誘われて
 多くの仲間を引き連れて
 天空に昇り
 悲しい調べを奏でつつ
 俺達の住ん ....
 俺は一人だった
 親兄弟は俺を見捨て
 友達は卑屈になった俺を疎い
 甲斐性もない俺に付いてくる女はいなかった

 一人繁華街をうろつき
 ぽん引き相手にケンカをしかけ
 街を横切る河 ....
 風に舞いあがる落ち葉
 その向う先
 俺の心の深いところには
 一人で向う旅路の果てが
 虚ろげに映る

 忘れることなどないけれど
 多くの過ちは風化して
 貨物列車で運ばれていっ ....
 なんとなく身体が重い
 洗濯機を回したはいいが
 この雨で干すことができやしない

 眠りの公園を
 何度も行き来した後に
 熱いブラックコーヒーを口に運び
 ままならぬ夕方の ....
 金木犀の香りが漂い
 星は落ちてきそうに輝いてる
 風が吹き俺達の頬を撫でる

 愛撫するように
 耳元でお前に囁く
 決して遊びなんかじゃないぜ

 絶え間なく続いていく命のリレー ....
 甘い匂いのする方へ 
 人は群がりたむろする
 決して悪いことじゃないけれど
 最低限のルールはまもってほしい

 近所にすんでるおっさんが
 今日もパチンコで金をすって
 金の無心に ....
 今
 ここ
 自分
 俺が自由にできることさ

 確かに俺はスーパーSが強いかもしれないな
 こうあらねばならぬ
 こうしなければならぬ
 そんな想いが強いのは確かだよ

 誰か ....
 人と人
 巡り合っては
 別れていくもの

 心と心は一つになったり
 はじきあったり

 越えなければならない試練は
 時に僕達を試す

 冷気が身も心も冷やす
 暖かい毛布 ....
 季節は移ろい
 人は漂い
 時代は叫ぶ

 飛んでくる火の粉を払っているうちに
 どんどん歳をとっていって
 気がつけば猫2匹飼う独りの部屋

 流れるままに
 そう
 流れるま ....
 若人は旅をする
 知らない逢ったことのない
 運命の人に出会うため
 
 時代の洗礼を受け
 今、潔く出発せよ
 
 長く続くだろう道の目的地は
 皆同じ
 どの道を辿ろうが
  ....
 日の光溢れる午後
 眩しきなかにきみを追う

 流れる雲は雄大で
 その白さは真珠のように輝いて
 河原を歩きながら
 ふわふわ空に向って
 歩いているような感覚になる

 僕もま ....
 太陽の雫が落ちてくる丘で
 あなたからの便りを待ちました
 やがて日が暮れ
 梟が夜を歌い上げる頃
 あなたの寝息が聞こえてきます
 あなたは私を必要としてますか?
 そんな問いにさえ答 ....
 星の欠片が
 孤独な空を舞っている
 異国の空からやってきた
 B型肝炎
 狼鳴くより
 恐ろしく 
 月に向かって吼えまくり
 
 とうの昔に破った約束
 天才は忘れた頃にやって ....
 人里離れた静かな丘に立った
 風が悠々と流れる様を感じながら
 子供の頃にみたような記憶のある夕陽を眺めた
 息を呑むような迫力、美しさ
 ゆっくり、ゆっくり西の地平線に落ちて行く
 その ....
 
 時を告げる鐘が鳴るとき
 僕は寝ぼけまなこで君を見つける
 君は空に舞う鳥たちを捕まえようと
 大空に木霊する声を上げる

 君の願いを叶えることの出来ない僕は
 かかしんぼう
 ....
 緩やかなカーブ
 暗闇の中
 光る目
 先には本当に
 朝日が待ってくれてるのかな

 疑心 暗鬼を呼ぶ

 ビルとビルの{ルビ間=さざま}で
 忘れ物をしたことに気付くも
 ....
 遠い宇宙の彼方から
 地上に穏やかに落ちてくる夜なべ

 静かに皆は眠りについて
 昼の喧騒を冷ましている

 艶やかな青紫の中で
 輝く笑顔を自分の胸の中で探してみる

 孤 ....
 
 街灯ともる裏通りを一人で歩けば
 時折窓越しに明かりが灯る部屋がある
 それぞれの生き様
 それぞれのステージ
 
 未来に向けて蓄える夜の宴
 近づいてはならぬサンクチュアリ
 ....
 彼女のところからの帰り道
 見送ってくれた彼女が目を輝かせた
 「見て、あの星!」

 見上げるとキラキラまたたく星が見えた
 「たぶん、金星やろなぁ」
 「きらいでしょ?」
 「 ....
 美しく輝きに満ち満ちた世界
 見上げればユニコーンが駆けている
 その先に何があろうとなんて考えず
 ひたすら先だけを見て駆ける

 突然の警笛に目を覚ます
 この寄せ鍋の世界で
 一 ....
 止まることなく
 車輪は回り続けて
 
 今夜銭湯帰りの空の三日月は
 泣いてるように見えたのは何故?

 心の穢れを落とそうと
 湯船に浸かって体を洗い
 それでも落ちないと嘆いて ....
 見上げた天井にそれは映る
 夜更けに甘い罪を犯す僕には
 その幻が見える

 艶やかな黒い髪の毛が輝き
 そしてまた好奇心に満ちた黒いつぶらな瞳
 僕に向って微笑んでいる

 きっと ....
 東の空から揚々と日の光りが白み始め
 僕らのこの街は柔らかに浮かび上がる
 すこし肌寒いひんやりとした空気
 胸いっぱいに吸い込んで蒼朝と一体になる

 まだ少し眠い目を大空に向ける
  ....
 果てしなく続く道
 果てることなき夢の断片
 遠ざかる夏の声
 訪れるのは冬の足音
 
 泣き叫ぼうが
 大笑いしようが
 詩を書こうが
 書くまいが
 明日は無神経に玄関のド ....
 難しいことは考えない
 人は考えたくないから本を読む
 僕は本を読まない
 思春期に読んだ本は数知れないが
 相手を攻撃するだけ
 自分を守るためだけに本を読んでた

 言葉だけは覚え ....
 空の上からぽっかりと
 僕達を見下ろす月がある
 夜の宴か満月か

 地上に湧き立つ生命の神秘
 それを見下ろすお月様

 言葉で伝えず明かりで語る
 雑音だらけのネオンを眺め
  ....
 人生という一つの時
 さまざまに彩られし人生

 怪物に会うこともある
 仏にあうこともある

 こんな真夜中に寝られないで
 カチカチ音を立てて
 不埒な詩を書く者もいる

 ....
 酒は独りでは呑まない
 煙草とコーヒーがライフライン

 青紫の煙の先にモニターが瞬き
 端には冷えた缶コーヒーを配置する

 ニコチンとカフェインが
 僕の創作意欲を書きたてる

 ....
 
 ぼくにはわからない
 明日の風がどこにむかうのか

 ぼくにはわからない
 自分がどこに行けばいいのか

 ぼくにはわからない
 あなたに何を語ればいいのか…

 でも
  ....
恋月 ぴのさんの山崎 風雅さんおすすめリスト(265)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢でも逢いましょう- 山崎 風 ...自由詩906-11-25
思い出作り- 山崎 風 ...自由詩1306-11-24
祝、人間- 山崎 風 ...自由詩1106-11-23
人類滅亡後- 山崎 風 ...自由詩11*06-11-20
会いたい- 山崎 風 ...自由詩506-11-19
望み- 山崎 風 ...自由詩906-11-18
詩人はもっと世に出なければならない- 山崎 風 ...自由詩1106-11-18
救世主- 山崎 風 ...自由詩1006-11-16
影法師- 山崎 風 ...自由詩706-11-13
それだけでいい- 山崎 風 ...自由詩806-11-12
若人は旅をする- 山崎 風 ...自由詩1206-11-10
見晴らし良好- 山崎 風 ...自由詩1706-11-9
深い愛- 山崎 風 ...自由詩806-11-7
蛍の光- 山崎 風 ...自由詩806-11-6
時が止まった- 山崎 風 ...自由詩606-11-1
かかしんぼう- 山崎 風 ...自由詩806-10-30
一筋の光- 山崎 風 ...自由詩406-10-30
助走- 山崎 風 ...自由詩806-10-28
土星から放つ紙飛行機- 山崎 風 ...自由詩706-10-23
星の余韻- 山崎 風 ...自由詩406-10-19
駆ける- 山崎 風 ...自由詩306-10-17
安全第一- 山崎 風 ...自由詩406-10-16
いつも幻が- 山崎 風 ...自由詩506-10-15
蒼朝- 山崎 風 ...自由詩506-10-14
なるようになる- 山崎 風 ...自由詩406-10-12
駅までの道- 山崎 風 ...自由詩706-10-11
お月様- 山崎 風 ...自由詩506-10-7
牛丼屋- 山崎 風 ...自由詩606-10-5
煙草とコーヒーと詩と- 山崎 風 ...自由詩506-10-4
大きな大きな樹木- 山崎 風 ...自由詩806-10-3

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