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朝市で良いものばかり見つけ買う買いたい気分にさせる話術

晴れと聞き朝目が覚めて雨だった楽しみだった遠足中止

ランドセル様々な色揃ってる三十年前黒と赤しかない

初夏の風暑すぎず今過ごし ....
令和人
和式便器が無くなつて
柔軟な腰
失つたのか
冬晴れの光のなかを進み行く遠いシグナル仰ぎ見ながら

シグナルは冬陽に揺れる揺れ動く日々の果てから輝き出でて

掴み取る光の海へ泳ぎ出す死すと生きると詮無いことと







 ....
お母さん一緒に一斉清掃に。いい絵面でもないですな、やめ

どこまでもついていけない先がある。素手で一人で挑む戦よ

行けません、髪も洗ってないですし。一人で行けば働き者だ

一人にはさせな ....
赤ちゃんの双子パンダが木を登る
ただそれだけをテレビでみている


悪い人なんていないと美しい
夢を見れずに沈みゆく夜


朝に吹く風が調子を狂わせる
その優 ....
初恋を{ルビ啄=ついば}む小鳥に啄まれたとこがいつまでたっても甘い


祖父のつくったハーモニカはなつかしい波の音がするカモメも鳴くし


泣き虫の泣き声で孕んだ空気が夏の青と白に融けてゆ ....
恋愛をもうやめたのねきみひとり《幸せ》になれていいねと風吹く


愁あるおんなの仕草が試される《詩》を書く涙のわけとは無縁の


泣かないで強い大人になるんだろ、わかっちゃいるけど止ま ....
この星の
誰も知らない
空き地で、
独り泣いてる
人を見つけた
冬の城明け渡すとき水中で愛を交わしてウンディーネのように


雨そして夢から醒めた余白には君のではない愛の降りしきる


君の目に春を捧げる、遠い日に誰かに焦がれ散りし花びら


海 ....
青いってくちにして街は海になる花びら泳ぐ彼方の岸を


まぶた濡らす緑雨は君に降りやまず海の果てに飛ぶ鳥を探す日


永遠に待ちぼうけです目を閉じて探して君の赤い夕焼け


いくたび ....
「林檎ってちょっと女に似てるから歯を立てるときぞくっとするね。」

夕暮れに秋刀魚さばいてみるのですふと血が見たくなりましたので

夜遅い夫の帰りを待ちながら深く深く爪を切るわたし

 ....
燃えながら灰のなかから生まれる鳥
    その目にうつる火祭りの夜


名前なき舟ならばただ漂うか
    海に溺れて星があかるい


不確かさそれのみ満ちる雨のごと
    うすい ....
片目とじて高層ビルのてっぺんを愛撫するほど遠いきみの背


くちびるが世界、とひらき漏れ落ちる欠片のなかにわたしは棲んで




カレンダーに王冠を描くもう二度とあうことのないひとの記 ....
早朝に剃刀を買うコンビニで 剃髪用です 袋いいです


昼下がり主婦がミシンを踏む音は 人を撃ち抜く練習に似て


夕暮れが鼻血のような色してた 鉄のにおいが漂って、冬


 ....
朝ひらく回転扉通り抜け
    落ち葉の夕べ振り向くデジャヴ


吐息にてくもる心に口付ける
    あいまいすべてガラス越しの日


今すぐに会いたい気持ち放つ午後
    エレベ ....
少女服脱ぎ捨て君は駆けぬける
    街角、インクの乾かない朝


追いかけて非常口ドア雨上がり
    無邪気な青にだまされてゆく


水にうつる言葉も意味もないグラス
    残 ....
遠ざかる夏の約束今さらに水たまりに咲く蓮の鳴き声




失ったものなどひとつもないような ちいさな津波のあとのリセット




くちづけで透明なピリオドを打つ始まらないままの第一 ....
   梅雨明けの 
   夜空に開く{ルビ紫陽花=あじさい}は 
   ひと間に消える 
   夏の夢かな 
人知れず投げたる石のよく飛びて湖心に落ちぬ秋ぞ明るき 夕されば高き帳に望月の影透けて咲きよいやみを待つ



ゆくへなき水だに君に恋すてふ命のなごりに青霧となる



秋と言ひ長き夢路を眩ませし霧は瀬に立つ蒼き陽炎(かげろ ....
海岸線沿って定規で空を引く色鉛筆で画け得ぬ青




深く深い場所まで熱せられていくオーバーヒート前の打ち水




おしなべて心を乱す約束と雲の行方をだれも知らない

 ....
・・



「プロローグ・夏」


風が吹く渚できみと見たものは プロローグ「夏」シャインドリーム

楽園と示す標は傾いて君へとむかう(アイタイキモチ)

駆け抜けろ渚通りは ....
呼吸するすべなど誰も教わらない駆け出す夏はどこまでも海


鍵盤を戸惑うような告白が胸をすみかに未来へ渡る


横顔にかける祈りもつかのまに夢から夢へ原理をつなぐ


 ....
透き通るガラスの惑い指でなぞり
    雨をみていた心おちいて


白い足走り去る朝つかのまの
    雨をみていた虹を待つまま


紫陽花の肌の静けさこぼれゆく
    雨をみてい ....
風ノ葉 

こころには 
埋まることなきすき間あり 
葉の揺る茶屋に 
独り佇む 



椀 

{ルビ空=から}の{ルビ椀=わん}
ひかりのにじむ 
底のまるみに 

 ....
濃紺の夜空黄色き三日月に赤き火星と白き明星 まぼろしか白夜の夢に君を抱く 鼓動ひととき重なりて、泣く

時を打つ鐘の音色も{ルビ夜=よ}の色も白くまどろみ繰り返す「恋」

白夜なら大地もぬくもり忘れずにいるから今宵は許しあお ....
春夏の夢にかけたる浮橋の
  途絶えに月をながめくらさる

五月雨にみかさ増したる川の瀬に
  月は流れでみづ音ぞ澄む

ひさかたの光をかへすはちす葉の
  浮けるみなもに波たつる風
 ....
思ひ出の少なき恋を庇ひ庇ひ青き月夜の古き浜辺へ 頰杖でまどろむ窓辺何もかも
    透き通ってゆく水晶夜にて


草のゆめ針の夢またむらさきの
    時のうつろい夜は傾き


果敢ないと花びら時に散るならば
    ....
こしごえさんの短歌おすすめリスト(200)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝市- 夏川ゆう短歌322-1-24
トイレ考- 足立らど ...短歌322-1-12
シグナル- ひだかた ...短歌421-12-22
日曜日の永遠- りゅうさ ...短歌221-12-12
時は雪、時はけっして戻らない- 秋葉竹短歌121-12-8
花の降る夜に- 青色銀河 ...短歌3*20-8-8
風に舞う夢- 秋葉竹短歌520-5-9
この星の- 足立らど ...短歌119-12-22
夢の手触り- 石瀬琳々短歌6*17-10-14
飛ぶ鳥を探す日- 石瀬琳々短歌13*16-11-21
結婚してよかった、とか言ったことない- 吉田ぐん ...短歌2209-9-14
夏至祭- 石瀬琳々短歌4*09-6-18
ロスト- 石畑由紀 ...短歌5*09-5-3
【短歌祭参加作品】アラウンド・ザ・ワールド- 吉田ぐん ...短歌3608-12-5
ドア- 石瀬琳々短歌4*08-11-26
永遠中毒- 石瀬琳々短歌6*08-4-18
【短歌祭参加作品】かげろふの、むこう- 望月 ゆ ...短歌22*08-3-18
夜空ノ花_- 服部 剛短歌207-12-15
湖心_二- A-29短歌3*07-10-16
ブルー・ミスト- Rin.短歌18*07-9-28
凪いでいく、夏の、- 望月 ゆ ...短歌26*07-8-11
■共同作品■楽園で抱いた星の名は・- Rin K短歌21*07-7-18
◆もぎたての夏- 千波 一 ...短歌10*07-7-18
雨をみていた- 石瀬琳々短歌17*07-6-22
〜金沢小品集〜__- 服部 剛短歌12*07-6-12
宵の空- A-29短歌1*07-5-25
白夜- Rin K短歌22*07-5-24
さつき待つ___________■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-5-2
思い出- A-29短歌5*07-4-20
水晶夜- 石瀬琳々短歌21*07-4-17

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