なめらかなあなたの肩はバニラ味



すんとした風来坊になりたいな



音しない地球の自転速すぎて



秋のきみ産地直送されてきた



無理を言う机の角を15度に ....
花体にもさくら{ルビ一片=ひとひら}にもさくら

一人にもさくら大勢にもさくら

木末にもさくら手のひらにもさくら

都会にもさくら陸奥にもさくら

野山にもさくら街ごとにもさくら
 ....
沢山の中から

君だけの大切なもの

見つけられるかな?
去年の冬、
いつの間にか僕のポケットに滑り込んできた君の右手、
今は、誰の手を包んでいるんだろう。

今度の冬、
僕の左手は、ポケットの中でひとりぼっち。
目隠ししてるかわいこちゃんも
盲目のギタリストも 
すやすや眠るあなたも

暗闇じゃ同じであるはずさ

光の下はどれほど心地良い

一度 背を向けても

大きく息を吐き出したなら
 ....
不景気と言いつつヴィトン売れまくり


キャラモノが好きな女性も高齢化
僕はただただ

この無数の花が

綺麗に見えるようにするだけです
朝 目覚めたら
とっておきの 笑顔で
   おはよう

 クヨクヨでメソメソのきのうも
 ギシギシでこころ塞ぐあしたも
 ヘトヘトで疲れきってるいまも
   ちょっと おやすみ

戦 ....
真っ白な心で
君を見つめたい

例えば 今日 わたしが
少し腹をたてて ゴミ箱を投げても

お父さんとお母さんのことで
苦しくなってしまっても

そんな命のときでも
君の幸せを願 ....
あまい声で
怠惰を呼んで、呼んで
とおく、遠くを見つめたまま
しだれたしっぽを揺らす
羽虫を追う
窓辺の
小さなひかり
うすい月が窓までおりてきて
わたしの絶望を笑うのだった
からっぽになったところで出発だ
ほんとうの旅は いまからはじまる
なんて こともなげに言うのだった
黄昏が
輪郭を奪い

ネオンが灯りだした
町並みの真上

薄雲に隠れ
ほのかに
きょうの月

ああ
そうか

僕は君の
輝きばかりを追い求めて
ついにその形を
知ること ....
夕焼けは東京タワーに盗まれた

冷風に反射した空雨近く

寒いねと囀る 風とスカートが

花火より緑の夜ざくら見ていたい

っっっ風 今の強いね 飛ばされたね

きっと僕ら、お ....
そいつがとっても残酷っぽい。 月が鳴る。蛙や虫も鳴きだして
演奏は合奏へ

坂の上から トロッコが転がってくる
思いの他 スピードが はやかったが
私はパレード 道をゆずるのではない 
!!と、目の前で曲がって消えた
 ....
ああ、どうしたんだ?
体が、まったく動かない
これが「金縛り」というやつか?
真っ暗で何も見えない!
あっ、何かがドアを開けて…
ああ、体が、宙に浮いている!

「うわっ、とれてるとれて ....
明け方の薄い空の下で
やわらかく湿った地面の上で
何か、いいものを見つけましたか

たとえばきれいな色の小石
たとえばいい匂いのする野草
星屑のなめらかさ、夢で出会っただれか

その眼 ....
どこまでも飛んでおゆき、小さな鳥よ
夜は冷たく、たとえ闇の中でも
羽ばたける翼を持つ限り信じて
とんでおゆき どこまでも

ふるさとの大地の匂いを忘れず
今は暗い 空のかなたにあ ....
台所の隅でゴキブリが
腹を天に向けて死んでいる


死骸にざまあみろって言ってやったんだ
その死骸さえ嫌悪感を抱かせる


何もしていない彼らを殺し
何もしていない彼らを罵り
彼ら ....
本当は、踏みにじれるよ。
泥だらけのスニーカーで、悪びれもせず。
冷蔵庫のスイッチを切るとき
すこしくすぐったくて
おにいちゃんの足音を 耳に返していた
今日はきのうよりすずしくて
風が すけてゆくので 


きのうは
カクテルで酔った
ママの ....
田圃に水が張られ
田植えもほとんど終わった。

これまでの鉄筋巣箱を捨て
庭付き一戸建て官舎に住んでいる。
職場まで車で5分
渋滞など無縁である。

田圃の上を
オハグロトンボがひよ ....
使用法
1.側頭部の耳部の穴に金具をはめこんで
 ぜんまいをいっぱいまで巻きます。

2.胸部の扉を開けて、歯車に油をさします。
※足りないと錆びますので、少し多めにさしてください。

 ....
ほらまた

溶けた

僕は君に対して

どぅやら融点が低いと思われる

触られるだけで
其処から溶け出していきそうな錯覚

笑った顔を見る度
中から溶けていきそうな錯覚

 ....
   こよつきよ              
   ここにもちから およぼせよ。

   夏草ノ原 草ノ海原。


 ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ
      ノノノノノ ....
夜店行くと いつも買ってた
友達と みずあめがついた二本の割り箸くるくるまわして
透明な みずあめが空気をふくんで真っ白に変わる
しろぉーくなったら もぅ一本貰える
もぅ一本欲しくて
 ....
てめぇの詩を覚えるより
その教科書を覚える方を選ぶんなら
詩人なんざ辞めちまえ

詩人なんざ 辞めちまえ
最近はやさしくないよ
無理しない
黙って包丁を砥ぎたい
パンの切れ味のいいように
上手い砥ぎ方を教えて
誰か
そんな暇な人いないね
そうやって
すぐ結論だす
話し方を
忘れたよ
 ....
君の声が
キコエない

君に
周波数を
合わせようと

ダイヤルを
回した・・

ビルの天辺
疲弊した青空の下で

僕たちは
深呼吸

おもいきり
息を吸ってごらん
 ....
白鳥は
白くて
大きくて
きれいだから
エサをもらったり
写真を撮られたり
優しくされるけど
よく見ると
まぬけな顔をしてる

皇帝ペンギンみたいな
お父さんが
欲しいなあ
 ....
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