ああ風が吹く と
風を浴びる名無し人は
気流の鳴る音を聴きながら
ひたすら途方に暮れて
ああ風が吹く と
あおい夜だと

常套句からはじまり

永遠の秋だと

月並みな言葉を放ち

考えた末に

寝転んで昼寝をした
いちごジャムのびんに
あおい草を生ける
涙がこぼれそう でも
こぼれないで そうやって
過去に慣れていく
喜びもない
平安もない
愛もない
ただただ途方に暮れている

人は道徳や戒律では救われない
清く自分を律しても
それでは救われない

人は死ぬまで罪を犯す
罪人だから罪を犯す

 ....
誰も寝ていない寝台の上に

まだ戒名の付いてない
母の骨箱を座らせる

ダウンロードしておいた
浪曲を流す

追い追いと涙が溢れる
こころに穴がある
その穴を覗くと君が見える
かわりにその穴を塞ぐ人はない
それが夫婦というものかもしれない
『大嫌い」だって
言ったって
言葉だけだろ
わかんない?
嘘つかれてもわからないのは
けっこう真面目に好きだからかも?
ただ純粋にまっすぐに
歩けるわけなどないからね
帽子のツ ....
秋が来て
少し硬くなった
夜と言う果実

その表皮を
ゆっくり
ゆっくりと
冷えたナイフが
削り取っています

水のような風が
ダイアモンドの粒を
吹き上げながら
刃先へと運 ....
宇宙の冷たい感触が 朦朧とした頭に響く
世界の一様な無表情が 奥まる意識を取り巻く
(フォークとナイフがぶつかる音、砕けるグラス)
世界は今日終わるかもしれず
それなのに宇宙は爆発と沈黙を貫く ....
ハロウィンに、
魔女の眼をして貴女に逢うわ、
貴女に逢うため空を飛ぶ。


山の貴女のそばがいい、
さいわいあれから一年経つし、
山の貴女に逢いたいな、
さいわい今日は晴れてる ....
雨女の女性社員と営業にやっぱり雨が降ったと笑う

晴れになり予定通りにバーベキュー会社仲間と賑やかに過ごす

お茶漬けをたまに食べると美味しくて毎日食べても飽きないだろう

紙芝居娘が作り ....
ささやくように

話しかけてくる

冬の足音


秋の終楽章の

フィナーレは

もう間近


木枯らしのような

冷たい風が

吹き抜け


舞い落ちた枯葉 ....
その頃
私は手紙に執着していた

記憶の引き出しにしまってある
その頃という一定の期間には
時間の埃がそれなりに積もっていた

ある日
何となく引き出しの奥から探し出して
太陽の光に ....
 毎日見ている通りの街並み

 その変化に気づいていない

 今の景色を目蓋のシャッターで留め置いて

 昔の景色を見るチャンスがあったら気づく

 こんなに変化しているのに

 ....
ひんがしのくにのね 群らない夜は
だれもか大勢の中で たったひとり
回遊魚のように 周回する深夜バス
満員なのに みんな たったひとりきり
だれもが どろりととけた目をして
混雑した車内 ....
水を
飲み干す

きれいに
戻れるの


過去は
穢されて
きれいは
きえはてて


水を
飲み干す

涙も
流れるの


過去の
ゆるせない
じぶんも ....
言葉が見当たりません
気分も沈みっぱなしで
なにを綴ったら良いか

ただもう独りでいたい
さみしいし
変わり者になってしまいますが
そう決めました
ここまで生きてきたのだから
あとは ....
ふねのかたちをした
古い水族館で
ため息が水槽を
曇らせるのを
みたわ


長い魚、丸い魚、群れる魚、ぼっちの魚、
人が知ってる
ありとあらゆる
地球の魚が
目を丸くして
泳い ....
着衣のマハ、裸のマハを描いたゴヤに
魅了されて牢固(ろうこ)ちゃんは
うちで戦っている
引退宣言もあまり伝わって居ないようで
性懲りもなく再び詩作を始めるが
連絡帳には「ガーデン」の単語が
 ....
お気に入りの場所バラ園
何十種類もあり
魅力的な香りに酔いしれる

広いバラ園は長くこの場所にある
カフェなどもありちょっとした観光地

若者たちよりも
初老の夫婦をよく見かける
バ ....
母の手は魔法使いのように
何でもできた

欲しいものを
何でも作ってくれた

「母の手の中の林檎が
うさぎになってゆく」

いつも傍で見ていた
幼いわたしを思い出した、朝
秋晴れや雲なき空の青深し

汝が静か深まる青に吐息つく

秋深まり君なき夜の銀河濃し
梅雨を短くしたような
秋の始めの頃

秋雨前線がしつこく居座り
今年は雨が長く続く
今日もまた降りそう

梅雨を思い出す
湿気が多く過ごしにくい

ぼんやり窓の外を見て
晴れをイ ....
使えない男だ
どこへいっても何をしても
結果、使えない男だろう

極めて上から見下されたその言葉に
職業人としてのプライドはズタズタ
男としての立ち位置はグラグラにされた

「おい、も ....
 
 選ぶことができない

 自分の体のメモリーなのに

 耳からの音

 目からの影像

 肌からの感触

 鼻で感じる匂い

 高性能のマイク カメラ 触覚を持ちながら
 ....
お袋が危篤
数年に及ぶ認知症の果てに

俺を産んだ女
俺を育てたかも知れない女
ほんとうはほとんどほったらかしだった

親父の母親に任せっきりで
自分は金を稼ぐのに一生懸命だった

 ....
好きすぎて噛んじゃったのかな?
鹿児島市平川町 平川動物公園のホワイトタイガー

お兄さん死んじゃったよ
死んじゃうとね、もう遊べないの

ホワイトタイガーのリクくんは殺処分されないのね
 ....
泣き声に驚いて、振り返ると
君はその夜も凍っていた

孤独の両眼の、睫毛の淵から
にじむ涙を、じゃないといいはる

綺麗な唇が、話しかけてくれるのは、
自分がいかにしあわせなのか、の、嘘 ....
カラオケで君は昭和の歌ばかり今とは違い魅力ある歌詞

目の前に今しかなくて過去はない未来もなくて今の連続

花畑その中心で深呼吸体に漲る愛の大自然

いつもの急な坂道登り切る長い坂道息切れ ....
わたしの 中の 美しい言葉よ
わたしの 中の 憎しみの言葉よ
わたしの 中の 哀切の言葉よ
わたしの 中の 怒りの言葉よ
わたしの 中心 全ての想いを
燦き 輝き 憤って 震えよ
燃え上が ....
羽根さんのおすすめリスト(496)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋風○名無し人- ひだかた ...自由詩618-10-25
無題- あおいみ ...自由詩5*18-10-25
いちごジャム- はるな自由詩518-10-25
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預けるまで- ナンモナ ...自由詩11*18-10-24
心の穴- あおいみ ...自由詩3*18-10-24
とまらん- 立見春香自由詩218-10-24
夜_- ゴデル自由詩7*18-10-23
無表情な感触- ひだかた ...自由詩1018-10-23
ハロウィンの夜- 秋葉竹自由詩718-10-23
紙芝居- 夏川ゆう短歌318-10-23
過去からの旅人- st自由詩518-10-23
恋文がバイクに乗って来たとは言えなくて- こたきひ ...自由詩318-10-23
気づけない変化- 佐白光自由詩4*18-10-21
東の国の眠らない夜- るるりら自由詩15*18-10-21
- 犬絵自由詩1418-10-21
神無月- あおいみ ...自由詩8*18-10-21
名前- 立見春香自由詩1618-10-21
牢固ちゃん- 間村長自由詩5*18-10-20
天国のようなバラ園- 夏川ゆう自由詩418-10-20
林檎- chiharu自由詩14*18-10-14
秋空- ひだかた ...俳句13*18-10-13
秋雨前線- 夏川ゆう自由詩418-10-13
使えない男は- こたきひ ...自由詩218-10-10
選べない記憶- 佐白光自由詩5*18-10-10
数年に及ぶ- こたきひ ...自由詩1118-10-10
ホワイトタイガー- 鵜飼千代 ...自由詩14+*18-10-9
言い訳- 秋葉竹自由詩518-10-9
深呼吸- 夏川ゆう短歌318-10-9
コトバ__/__言霊- beebee自由詩15*18-10-8

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