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枯れ枝
かと思った

抜け殻のカマキリ

きえたもの

みあたらない

きえなかったもの

かるいのに
会ったことも見たこともない人でも
なぜか
幸せであって欲しい
そういう気持ちをそっくり裏返すと
ぼくはとても恥ずかしくなる
誰かが
ぼくのことをやさしく見守ってくれているのが分かり
 ....
ぼくは何をやらせても一番ドベだ
まっすぐ線を引けたこともないし
寸法が合ったことも本当に一度もない
これは実話だ
毎日どうしようもないグズであると
先生からも皆からも自分からも
思われてい ....
赤信号で停止していると、ふと路肩の花壇に咲いているアリッサムに目がとまった。

アリッサムという花は、冬季にも寄せ植えなどで楽しまれる花で、その時見えたのは白色のと白とピンクとが混同している、二種 ....
ぼくは基本的に知能指数が低いとおもう。
(そのことの辛さは
味わったものでしか理解できない
それは容易に慰めうる類のものでは無い)

だって両側の継手に24mmずつ入るパイプ管の
切り出し ....
いきていてはいけない

きょうだけで26回思い
しぬわけにはいかない

きょうだけで26回思い

いま
時計の音
だけが聞こえる

あらゆるものを
よごす

などと中 ....
たくさんの目ざましい詩があり、たくさんの素晴らしい詩人もいて、たくさんドンドン凄いものが次から次へと…。

ぼくは、本当言うとすこしヤダなぁと思います。何故なら、自分がみっともなくみえるからです。 ....
びふうにわすれて
のばな

なる

霜やけを
ふたまわりもおっきな両手が
ぎゅ

びふうにすてて
のばな

ゴリラ

こわれない ....
焦りながら
あせりながら
いきて
どんずまりまできた
ドンズまりの壁をおすと
壁が崩れた
空があった
ただ
空が
いい詩に接すると
ほんとうはとてもつらい
これは
ふくざつな感情のつまらない吐露だから
あんまり意味がない
だから言うだけ言って
それきりにします
……、
でもやっぱり、
二つあるう ....
とえば澄み応じてみれば天の河

音一つ火星またたく裸眼にて

じぶんとは囲炉裏をおもう{ルビ雨虎=あめふらし}

つきなみの{ルビ濤=なみ}きわだっている広広と

{ルビ蘖=ひこばえ} ....
ネジをうまく回せたり
紐を間違えずに結べたり
ファイルにプリントをちゃんと綴じられたり
そんなことができたら
他にはなにもいらない
書くことも捨てていい
ぼくはまともに就職できるんだろうか ....
{引用=『ことばにできない宇宙のふしぎ』48番目のセンテンス「太陽は典型的な恒星〜The SUN IS A TYPICAL STAR」に次のような記述を見つけた。

「太陽は、毎時82万8000k ....
内容は二の次だ

ただ書けること、その素晴らしさを超える詩なんてあるだろうか
ドラッグストアの駐車場で渋みのつよい緑茶を飲む
苦みが全身に滲みわたっていくのが分かる、まるで赦しの誘い水だ

兄にも、父にも、父性なるものたち皆にも
なぜだろう
謝罪したくてたまら ....
弁当を開けると
見たことも無い空が入っていた
妙に縁どりのギラつく雲と
エメラルド・グリーンの空が一つだけ
箸で一口くちに運ぶと
ジャリっと歯に何かが当たった
たまらず吐き出すと
プテラ ....
「また銀河ポットを買う」

町外れの
ディスカウントショップで
銀河ポットを買った
星や生命で
また遊んだみたくなったのだ
少し萎れてたので
肥料をやって水もくれた
新しい生命が芽吹 ....
空に、
光るもの。
心がわなわなする。
詩がキラキラしている。まるで星砂のよう。
河原で拾った石は持ち帰ったらおにぎりだった。段々露骨にオゾンの匂いになっていく。
とても慎重に生きていてしま ....
20アールほどある畑に散らばった
枯草やら枯れ木やらを一輪車で集めて焚いた
すごい勢いで燃え上がり気付くと眉毛が焦げていた
全身の水分がみんな抜けてしまい
時々期外収縮をおぼえすごくくたびれた ....
冬の{ルビ夕=}小窓を占める巨{ルビ仙人掌=さぼてん}

くれなゐに芯のゆらめく冬日かな

日記買う届けるこころ計る為

日向ぼこ猫のつもりで小半日

冬眠を宿して疎ら山の樹々
しめったそで口で
動かないまま
秋は静かにながれていった
黄色な落ち葉が
くるんと円弧を描き
たのしく自分を捨てたのがみえた
水にひたされた情念は
真鴨のかき足に
優しくほだされていた ....
星一つ有れば無月に山の影

一輪の菊のうなじに蝶の風

薄闇にそっと放って小春虫

石一つ置いて流星待つこ宵

クレヨンに水色無くて{ルビ泪=なみだ}色

さっぱりとした塩味の森の ....
遠くで
どこかで
風が吹いている

耳たぶをさわりながら
少し冷静でいよう

三つ葉のクローバーを
親指と人差し指のあいだで
やさしくしよう

生きている
だけで
何かをよご ....
{引用=脳に落ちました

今に
至ります

そういう蛙は
手のひらの吸着力は
詩魂で濡らす
井戸の縦長は
哲理の電解質です

雷が直下型に
地球のコアへ落すれば
炭化した蛙 ....
その奥に
何をしのばせている

そこにいて
どこにいて

なにをして

どんなかんがえ

ぼくが笑えば

きみはどうする

君も笑うか

かなしいね

そして君は君 ....
「飛行士の帰還」

一輪のマーガレットを買い
空を睨む
ぐわぁーんと
敗戦
神話を書き付ける
円形に
鼠蹊に
時間機械に
リラックス・タイム
おんざ
ブラッドベリ
さよなら
 ....
蝶番が何億光年か先にある大きな部屋では
たくさんのことが大変だ

想像してみて

太陽系はその部屋の住人の
鼻の穴の鼻毛のそよぎのようなもの
鼻毛を横切る彗星とアポロの夢
エウロパの謎 ....
今日19号線を松本市へ向かい走っていたら、途中三匹のタヌキの死骸と出くわした。そのうち一匹は道路の真ん中でひどい死に方をしていた。自分の身の丈の三倍はあろうかという腸を、はげしく飛び出させていたのだ .... こういう一つの思想がある

在るものはみなかいくぐり来、即今、そこここに顕現している

という思想である

砂粒一粒にも、数世代前の恒星系の残闕、それを成す要素の一々にも、億百の御霊の凋落 ....
一つ銀河を買った
安かった
お値打ちだよと町の骨董屋が言った
どのへんのですかと尋ねたら
古いのだからずっと遠くのらしいねと答えた
持って帰って
包みをほどいて中を覗くと
赤い惑星に
 ....
ひだかたけしさんの道草次郎さんおすすめリスト(289)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
枯れ枝- 道草次郎自由詩220-12-18
会ったことも- 道草次郎自由詩120-12-16
ノータイトル- 道草次郎自由詩1*20-12-16
雪の予感- 道草次郎散文(批評 ...320-12-12
常にこえたい- 道草次郎自由詩120-12-11
げんじついま、こんな具合である- 道草次郎自由詩220-12-11
最近どうも- 道草次郎散文(批評 ...420-12-10
父性- 道草次郎自由詩120-12-9
空が- 道草次郎自由詩3*20-12-9
焚き火- 道草次郎自由詩3*20-12-8
天の河- 道草次郎俳句1*20-12-8
ネジをうまく- 道草次郎自由詩8*20-12-7
銀河とスポーク- 道草次郎自由詩220-12-7
無題- 道草次郎自由詩120-12-4
渋みの誘い水- 道草次郎自由詩220-12-4
白亜紀の弁当- 道草次郎自由詩7*20-12-1
また銀河ポットを買う___他- 道草次郎自由詩320-11-23
一番星・オメガΩ___その他- 道草次郎自由詩320-11-23
ぼろぼろの身体と心の独白- 道草次郎自由詩420-11-22
冬に灯す- 道草次郎俳句1*20-11-21
去りゆく秋へ- 道草次郎自由詩320-11-21
比喩と幻想- 道草次郎俳句2*20-11-20
そこへ行きたい- 道草次郎自由詩720-11-20
漁火と自愛- 道草次郎自由詩220-11-19
この何にもならない思い- 道草次郎自由詩220-11-18
帰還___他- 道草次郎自由詩2*20-11-17
とても広い部屋- 道草次郎自由詩320-11-17
イマジネーション- 道草次郎散文(批評 ...320-11-15
在る- 道草次郎自由詩420-11-13
銀河を買う- 道草次郎自由詩1420-11-12

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