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魂の風うららかに萩の里 🍂


コスモスと一生暮らす{ルビ鄙=かたいなか} 🌺


人みんな父あり子あり街の秋 👨‍👧


会いに来て逢えずに海へ風一路 🌊


はから ....
言葉でなくて
石を拾う
このことばには
重量があります


宇宙の蝶番に
薬指を挟みました
いたわっているところに
風鈴が鳴ります


鳶を見下ろす
鳶はいない
そういう思 ....
どんなにまるくても
どこか四角ではないか
どんなに四角でも
どこかまるくはないか
色んなものの
はじめの見え方を
裏切らせるようにおかれた
二つ目の奥の
素足
不安で
なんもできん
そんなこと
詩にかいちゃいかん
でも
書いちゃう

そのことの
まあ
きわまりだよ

寒い
陽がほしい
ああこれだ
この感じだけがあるな

向日性 ....
苦しみの只中にある時、人の辛さを被う布となり底へおりる意識の錨となるのは安易、だという事は、なかなか忘れ勝ちだ。困難は、苦しみが拭われてから始まる。周囲を見回した時にこそ、初めて顕現する。霧が晴れた庭 .... 枕に顔をうずめた状態で

目を覚ますと

決まっていつも、右目の目尻の辺が軽く濡れている

覚えはないが

魚だったり、女だったりしたろうか

食われたり、食ったりしたろうか

 ....
めをつむり
色んなことを考える
詩が座っている
手招きする
まごまごとしている
今日は座ってるか
そうするか
そんな日もある
めをつむり
もう一度
色んなことを考える

じき
 ....
{注石核という石器=打製石器の一種}ありうらめしや

大小の岩に{注{ルビ雪客=せっかく}=鷺の別称}千曲川

折角の{ルビ渡=わたり}も果てず{ルビ屍=かばね}{注狐狸=たぬきときつね}
 ....
秋、畑を耕すことを秋耕と云うそうです。晩秋や初冬に植え付けをする作物の為の下拵えを、土にほどこしてやる必要があるのです。苦土石灰をばら撒いて、鍬を入れ、もう一度石灰を力士が塩を土俵にまくように放っ .... {ルビ沼沢=ぬまさわ}の{ルビ鼾=いびき}迂闊なヒキガエル

淵源の{ルビ有=ウーシア}くゆらすぬらりひょん

古代はす{ルビ千歳=ちとせ}を跨ぎ{ルビ秋津=あきつ}{ルビ領=し}る

石 ....
なんだか、時々、こういう風に思います。

現代詩フォーラムに毎日投稿される詩、それから過去ログの詩もですが、嫌な時もたまにはありますが、大体はそれらを一つ一つちゃんと読んでみたいなと思ったり。
 ....
半鐘の音ことごとく穂を{ルビ搖=ゆ}らしはばたく{ルビ百舌鳥=もず}の{ルビ早贄=はやにえ}を{ルビ祝=ほ}ぐ いい匂いの温かいシーツを誰かのためにしくこと
果てしなく批判的であること

このふたつを足して二で割る時の心の動きを詩に書いてきた気がする
だから隠し事はしなかった
隠し事をしていたとし ....
死にたいとか
もう投稿やめて完全に詩を捨てますとか
すべてはむなしいとか
疲れたとか
そんなことを白紙の紙に書いては消しまた書くそんな自分に嫌気がさして外に出てみた

そこには大きな月があ ....
{ルビ初秋=はつあき}の床にメールの落ちる{ルビ聲=こゑ}

秋めくと紫いろもほの{ルビ蒼=あお}く

風すてて秋の彼岸の岸に付く

秋のひる裏返しの{ルビ儘=まま}外仕事

空澄んで ....
{引用=汽水魚}

魚になりたい。淡水か塩水、いやそのどちらも行ったり来たりできる、汽水魚と呼ばれる魚になりたい。海での名前と川での名前いずれも本気の汽水魚になりたい。

{引用=突端}

 ....
〈命題ⅰ〉



{ルビ日=にち}や骨格を見つけ過ぎている
そしてほぼ
肉付けに接近しては間合いをつめすぎるし
おしっこに出掛けてはそれを見失う
あるいは諸共流してしまうか
千の ....
今日、先年の水害で何もかもが水浸しとなった地区に行ってきた。路肩に植えらていた筈のマリーゴールドは尽く引き抜かれ、その代わりに黒い農業用マルチがのっぺりと施されていた。

ちょうど一年 ....
「秋風遁走曲」

暗い気持ちで書いている
魚になって書いている
迷路を描いている
出口だけを描いている
胸に有り丈を沈めている
海の深さを見誤っている
雲を扇風機でながしている
雲は ....
「LI○E」

宇宙一
鈍感ゆえ
死をかきかき

詩を書き書き
の間違え
変換機能にも
ボディーを喰らう
哀しみよ

これじゃまるで
何かの
やりとり
緑のアプリのや ....
浄化を意図して
つづら折りのあの坂道は山肌に組み敷かれたか
猛禽類やらが舞い
川には
きっと魚の信仰もある

でも
このポンコツ車は
トコトコと
登ってゆくのだから
あまり
心配 ....
開かれた心は
ふんだんに流入する
……

これがしか?
しらしい

など
未だ書かず
かけず

何故それに拘る
拘るふりしかないではないか
つねに意識的であるつもりか
ピ ....
{引用={ルビ韜晦=とうかい}でちらさないで
よく読み
分かろうとしますから
その訥々な心にあてがわれる
麦のような言葉で
{ルビ叩=はた}いて下さい}


 一つも難しいことはない。 ....
自分て
自分が関わった誰かが悲しんだり泣いたりするのがとても耐えられないてだけの
そういう人間なんだ
だからこうなったんだし
現にこんな生き方しかできなくて
やむなく
詩も書くんだ ....
 今日は落ち込んだことがあった。
 職業訓練の筆記問題の算数の問題が半分ぐらい出来なかったのだ。事前に例題で連立方程式の解き方を思い出しておいたのに、小数点が混ざった乗除の計算をする際、約分の時に必 ....
さしまねく何かにしたがいながらも{ルビ風車=かざぐるま}

炎天に自己愛もやしつくしきり雲の流れる

ロクデナシともなれず秋刀魚と菜箸

秒針ばかりが動き昼の爆撃

白雲が折り目無く{ ....
いままでもこれからもそしてこれらもみんな未詩シッピ


{引用=うそつきは}

ひとりはたのしい
ふたりはうれしい
さんにんはさびしい
よにんはおいしい
うそつきはだれみんな

 ....
自分は考えもせず
よくのうのうと生きてる
薄いレモン水にすら
ならないような
どうでもいいようなものを
せっせと捨てて

夜中目が覚めて眠れないでいると
聞こえる雨

見えないホワ ....
疲れた時は
ころんと眠ろうよ
それで
いいの

この言葉が届くように
どうか
どうか届くようにと
祈る

いい夢を見て
誰かの子供なんだね
だれもみな

ひとりだね
そ ....
忘れたことの{ルビ仲=なか}に
あるんだよね
詩は

自動記述というのが流行ったのが百年前なら
意識が流行ったのはいつのことやら
なんなら
アウストラロピテクスの頭蓋骨を
電子レンジに ....
ひだかたけしさんの道草次郎さんおすすめリスト(289)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の愉しい散歩道- 道草次郎俳句4*20-10-3
四行詩- 道草次郎自由詩2*20-10-2
素足- 道草次郎自由詩2*20-10-2
太陽への甘え- 道草次郎自由詩320-9-30
腐れ華- 道草次郎散文(批評 ...220-9-29
涙跡- 道草次郎自由詩220-9-29
箒星- 道草次郎自由詩3+*20-9-28
痩肉怨讐〜獣と人の闘い(無季)- 道草次郎俳句120-9-28
秋耕と幻想- 道草次郎散文(批評 ...2*20-9-27
東方狭隘錄___無季- 道草次郎俳句1*20-9-25
詩を読むこと- 道草次郎散文(批評 ...8*20-9-24
早贄- 道草次郎短歌2*20-9-24
夕焼け- 道草次郎自由詩120-9-23
月見草のはなびらのようになります- 道草次郎自由詩5*20-9-22
またしても秋- 道草次郎俳句1*20-9-22
なりたい- 道草次郎自由詩3*20-9-21
命題___他- 道草次郎自由詩1*20-9-20
洪水のあとに- 道草次郎散文(批評 ...10*20-9-17
秋風遁走曲___他四篇- 道草次郎自由詩3*20-9-16
詩三篇- 道草次郎自由詩2*20-9-15
登攀と風- 道草次郎自由詩1*20-9-15
明け暮れ- 道草次郎自由詩120-9-14
麦の声- 道草次郎自由詩3*20-9-13
- 道草次郎自由詩2*20-9-12
9月11日の付箋- 道草次郎散文(批評 ...5*20-9-12
秋刀魚うまし(自由律無季)- 道草次郎俳句1*20-9-11
ゴミ屑箱の中の本懐の澱に棲むミジンコの心臓- 道草次郎自由詩2*20-9-10
深度測定- 道草次郎自由詩2*20-9-10
自愛- 道草次郎自由詩2*20-9-7
忘れたことの仲に詩は- 道草次郎自由詩4*20-9-6

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