水曜日の唄



色とりどりのビーダマが
ぱらぱらと
空からガラスの水曜日

みんみんぜみのたましいが
ころころと
みんな飴玉水曜日

とんぼが落としたサングラス
きらきらと ....
汗臭い 髣髴とする 悪魔の 香りだ
匂い そう 言い換えてもいい
私の 魔笛は 虚ろな 無人駅の
顔のない 踊り子によって

汗臭くなる
ので
(誰だ、私を 命令する、 散歩の 自殺者は ....
さみしいだけ。 揺れたものが 残骸になり
と 一言 の 神が 歌う
茂みの中 汚れた 道を
救え
救え

敵兵が 塹壕で 
即身成仏の証
愉快な 騒ぎが
静まる頃

揺れたものは 腐り
英詩の ....
よくわからないけれど
書きかたを
忘れてしまった

書きかたを
忘れるということは
つまり
言いたいことを
伝えるやりかたを
忘れてしまったということで

もしかすると
言いた ....
夕暮れの 微笑 忘恩の 波
私生活の 凶器が 私の
夕暮れの 真似をした
道化の  やはり
洪水の  模倣にも似た

祈りの  最中で
音が 鳴る
墓石に 虫が たかるように
音が  ....
自分の投稿した作品にポイントが入ると、嬉しいです。
それはもう、半端じゃなく嬉しいです。

一応は「良い」という証としてのポイントであります。
しかし、「頑張れ!」だとか「仕方がないなぁ」だと ....
一人は 黒人で
一人は 脳に 帽子を かけている
一人は 白人で
もう一人は 師匠を  感慨深げに
見下ろし
四人で うなずく

自由の 女神が 骨折している
間が あいたからだ
黒 ....
ジ 
ジッ と

命の 焦げる音がする

紫の
灯りに誘われて


やさしさは
銀の
電熱線だ

あなたに
触れて

私は
終わる

小さ ....
観測史上最大級の台風が上陸した日の夕方
未確認の大型生物の屍骸が
四国のとある漁村の浜辺に流れ着いた

地元漁協の連絡を受けて
ある大学の海洋生物学の調査チームが到着したのは
発見から14 ....
大麦小麦の大火事は黄色いラジオペンチでした






訪れたCH地方の緑の丘陵は、M川が西から東へ流れるダーク
グリーンのライン、N3が東から西へ切り込む水色の線。
天地分離南風 ....
白鳥考








むかし、むかし、花束を手に鼻水垂らしてやみくもに団地をつ
っ走る緑のテイーシャツ青年がいました。赤炎筆尾殺樫手架毛呂
けちゃっぷ命之四朗という名前でした ....
こんとらすと









ぼくは地中海へカチカチと音を立ててオナニーをすると
たんぽぽの白い種がの群青の奥深くきもちよく吸われていく



どこまでも透明な青磁 ....
忙しいと言いながら
忙しそうにしている人がいた

忙しい毎日が嫌だとぼやきながら
忙しいのは何故かしらと呟きながら

忙しさから解放されそうになると
忙しく何かを探しはじめる

忙し ....
生まれおちた

ひがしの太陽が

とろけるような

雨と出会った
夏の釧路、日赤病院のカレーはくさっていた。

ぼかあうまれた。父ケイジ。母ミホコ。
イエス、ナンバーワンフル時計記憶のカナタ、
じいちゃんとそりすべり鼻イタ家帰りミーしたたる水てきすべりころび ....
海の風 と 書くと
なんだか とてもいい

目をつむって
なんだか とても
なつかしい

海からの風
でも いい

とてもいいので
思い出して
つらい

海の風

ここ ....
海に行く
護岸の上でいつものように
体操をしているおじさんと挨拶する
釣り糸を垂れる
魚が一匹釣れる
魚を一匹殺す
やがて日が暮れたので帰宅する
途中おじさんはもういない
今日 ....
乾いた夜のすきまに


星がおちるのをみた
奇妙な 絵だ
首を くくった
二人が 見つめっている

頭はなく
手足もなく
腹から ヒマワリが 咲いている

私の中での 上官
二人 私の 上司

裏寂れた 絵画展の 主は
 ....
我々はバカなことをしたかったのである。
否、バカなことをするべきときだと信じたのである。

夜9時から翌朝7時までチャットをするとか
明け方4時に大音量でヘビメタを聴くとか
あてもなく売れな ....
蟲たちが
騒いで
しじまが
顔をひっこめた
またね、と
耳がいって
僕はカメレオンになる
ずっとまえ ぼくはとてもめがよかった
とおくのとおくのほうまで
ぼくはみえていたよ
そこにはないものまで
ぼくはみえていたよ

おとうさんとおかあさんはとてもめがわるい
ぶあ ....
ひび割れた岩の目が
波に降る花を見つめている
鳥の翼の生えた草を
銀の署名とともにつかむ手
燃えつきることなく火のなかにある


明かりの下で器をかたむけ
草を焼いた粉を見つめ ....
きれいにいきること
ゆめをひきつけること
赤い靴とおどりつづけること


 と
  こ
   と
    こ
     と・
       ・
        ・
      ....
買い物袋から
オレンジが転がったのは単なる偶然で

私の爪の端っこに
香りが甘くなついたのも単なる偶然で


果実が転がり出さぬよう
そろりと立ち上がった頭上に
飛行機雲を見つけ ....
曇った窓ガラスに
家の印をつけて
それから
母の勤めている店の印をつけて
でたらめな道でつなげる
窓が汚れるから、と
後で怒られたけれど
それがわたしの初めて描いた
世界地図でした ....
涙の分だけ人は強くなるだなんていいます
どうも僕は例外のようだ
どんどん浸食されるかのようにぼろぼろになるのです
涙の塩分が錆びさせていくようです
そして今や海綿のように穴だらけで涙を吸ってぶ ....
これ一本で一日
身体が軽くなるドリンクを買い求め
明日の救いを祈るともなしに


楽しみ方は忘れた

泣きたいのか笑いたいのか
どうしたいのか
わからなくなっている


私は
 ....
気分でこんな題名にしたが、わかりにくいのでカッコつけてみた。



東京ポエトリーマーケットに行って来た。
はるばる両国まで、別段遠くもない。
残金900円程度と言う状況でしたので、
母 ....
初代ドリンク嬢さんのおすすめリスト(634)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水曜日の唄- m.qyi自由詩1405-9-28
汗臭い_仁王- 奥津強自由詩205-9-26
かえるじゃないよ- umineko携帯写真+ ...13*05-9-17
揺れた_塹壕- 奥津強自由詩405-9-15
嘘詩- 大覚アキ ...未詩・独白305-9-11
夕暮れの凶器- 奥津強自由詩605-9-9
■ひとこと運動- 千波 一 ...散文(批評 ...41+*05-9-3
骨折- 奥津強自由詩505-8-29
銀狼- umineko自由詩7*05-8-26
ベリーちゃん- 大覚アキ ...自由詩805-8-25
大麦小麦の大火事は黄色いラジオペンチでした- m.qyi自由詩805-8-21
白鳥考- m.qyi自由詩705-8-18
こんとらすと- m.qyi自由詩705-8-18
忙しい人- ベンジャ ...自由詩13*05-8-13
湿度- アメウ自由詩4*05-8-13
泣いてばかりいた_-_1975年08月29日(金)- ともちゃ ...散文(批評 ...17*05-8-13
海の風- こむ自由詩3*05-8-12
海に行く- たもつ自由詩1405-8-4
瞬き- アメウ自由詩9*05-8-4
ヒマワリ- 奥津強自由詩705-8-2
豆腐(国産有機丸大豆使用)に注ぐ涙について- 佐々宝砂自由詩4*05-7-29
夜の会- 太郎冠者自由詩3*05-7-29
めがね- HARD自由詩8*05-7-29
海辺の魔女- 木立 悟自由詩705-7-27
*花を抱いて*- かおる自由詩12*05-7-27
家路- 千波 一 ...自由詩53*05-7-27
童話(指)- たもつ自由詩3805-7-27
浄土ヶ浜- 自由詩605-7-26
無題- 蒼木りん未詩・独白305-7-25
庵魔璃打!この配牌!(詩の話)- 虹村 凌散文(批評 ...8*05-7-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22