好きな人
そばにいてほしい
愛する者

たまに 
なのが
たまにきず
あたまのなかのあたし

あたまのなかのあなた

あたまとは

臓器のことではなくて

イメージのこと

イメージとは

実体のないことではなくて

憧れの果てのこと

 ....
情けない

初めて甘えたのに
スルーされて

雲さえなければ
美しい月夜なのに!
って思うこの身が
淡い光の中のライト・ブルー
誰もいない湖はピーコック・ブルー
風にそよぐ花サルビア・ブルー
静かに揺れたミント・ブルー

あの広い空はスカイ・ブルー
雲の流れるままにセルリアン・ブルー
 ....
十年は履き続けたか吾がブーツいのちの終わり見えてきた朝


原風景がなぜか田んぼの都会の子いつかの旅の思い出なのか


「{ルビ時間=とき}は在る」「いや時間はない」論じ合い夜明けもなくて ....
妙に格好良くて 
あんな風に なりたいな 

こんなシーンに 生きたいな 
そんな世界に 行きたいな 

そう思えるようなドラマを 
製作者も 観客も 求めるのでしょう 
そこ ....
ただ待ってる何の予定も無い部屋でたとえば電話鳴るの待ってる


きみ在りし日には月並みだったねと幸福にいま謝っている


さよならもありがとうもない臨終を待つだけかなとほんとを想う

 ....
サイドミラーに小さな蜘蛛
縁を歩けば一人
面を歩けば二人
奇妙なポーズ    
   虚空と戯れる長い脚
見えないイトで織りなす罠

偶然と必然の色分けは自分
幸福と不幸を計る分度器も ....
すべての望みをかなえることができないように
すべてのいのちをいきることができないように
ぼくたちはあるフレームできりとられた風景を生きる

ことばでそれらをデッサンする
どうやったら頭のなか ....
インターネットに載せた詩を消したって死ねるわけじゃないのに
消したくなってしまうよね
死にたく




あ、ああ、音にも、なれないような言葉が、ノドの奥につまっていまして、それをなんと ....
席を譲りあううちに終点 君の背中なら

目の届く場所で

優しく静かに

見ていたかった


僕の夢を乗せて

回り続ける

メリーゴーランド


縮まない距離を

愛してしまった

 ....
哀しみは河の流れのように
喜びはひまわりのように
嘆きは根雪のように
歓喜は太陽のように

哀しいと言えばみんな哀しい
うれしいと言えばみんなうれしい
難しいと言えばみんな難しい
簡単 ....
また、熱くなって
しょんないなあ
ばかたれやなあ
バンクス揃えて靡く真夜中の風
愛している 私の風
コマ送りされた記憶の点線を辿る
生意気に若気に殺気立ち 一太刀

大人になんて成れるものですか
人間ごときで ねえ風
私の風 愛している ....
道のり
右も曲がったし
左へも行ったし
だいたい
方向音痴やし
笑うてなんぼの
性格やし
それでも
なんぼ、心や心や
言うても
クタクタに疲れたらなんもできへん

なんぼ、悪いところはありません
って医者に言われても
ショック受けてへこんだら動かれへん

心身ともに健全って当たり前
 ....
屋根のうえで電話した

南の黒い風に吹かれてた

僕はあの頃小説を書いていた

吐き出す言葉はそこだけに注いでいた

僕はそういう道を歩いていた


みんな生きているか

ネットのニュースに人の影

 ....
夜のカフェの明かり

並木道の香り

藍色のかすかな風に

収めた命たち

僕は何を守るだろう


パンを買う

タクシーを拾う

ありがとう


夜のカフェの明か ....
私ね、月から来たんだよ

って君が言ったこと
最初は信じなかったけど
本当だったんだね ごめんね

天に架かる橋が
地からのびた日

君が裸足で近所の公園の
ジャングル ....
何もないはずの場所に
たしかに現れて
わたしと宇宙とをつないでくれる

空がある

閉じ込められていた呼吸を
どこまでも深くひらいて
ちいさな挨拶を
あるいは願いを
かけるように
 ....
せっかくだから
手を繋ぎましょうよ
ここには私たち以外
誰もいないから
恥ずかしくないでしょう?

寒いんだから
あなた冷え性なんだから
手を繋ぎましょうよ
帰り道 一緒に帰 ....
口から漏れた私の言葉は
プリズムを通って拡散する
言いたい事はいつだって
全部薄れて伝わんない
頭の中にいる何らかの存在
ペンでグシャグシャって
書きなぐったヤツがいる
どうでも ....
浴槽に溢れるほど
張ったぬるま湯に
沈み込むその時に
ずっと居なかった
母親を思うのです

たった五年にも満たない
その女です
母では無くて女の記憶が強く
父親の記憶も薄いが
少な ....
フランスというのはダチョウの名だ
ダチョウは車のサイドミラーの角度を直すと
振り向いてぼくにこう言った
慣れたか?
えっ?!
この土地に慣れたかって訊いてんだよ
車のキーをまわすと ....
「在宅のみとり講習会」という見出しが眼にはいった時
「のみとり?」と思ってしまった
ペットの蚤でも発生しているんだろうか・・と
普通に思ってしまった
記事をよく読むと
「在宅のみとりに必要な ....
一生懸命だった夜
沈黙ってこと考えた夜
意味のあることの無意味に無邪気に向き合った夜
丸腰なんだからと強気で弱気だった夜

一生懸命泣いた夜
偉いってこと考えた夜
言葉は言葉は言葉は言葉 ....
ぎゅっと握った二十円
お小遣い帳にお菓子と
日曜日の午後の事です
小高い古墳群頂上から
平野を走る鉄道の線路
市道沿いの駄菓子屋へ
優しいおじいちゃんと
少し怖いばあちゃんが
樽に入っ ....
 秋の雲、と聞くと鱗雲のような、空の高い層にある雲を思い浮かべるが、その日の雲はロールパンのようにふわふわとした、いわゆる綿雲だった。言ってみれば季節はずれのその雲の形に、それでも僕が秋を感じたのは、 .... ITTANMOMEN (一反木綿)


薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる

旗のように風をくら ....
㎡さんのおすすめリスト(314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
居てほしい- 中原純乃自由詩2*14-11-7
あたまのなかのあなた- 吉岡ペペ ...自由詩514-11-6
ただただ- 中原純乃自由詩4*14-11-6
ブルー- 未有花自由詩12*14-11-6
「哲学ごっこ」2014.08.24_(6首)- もっぷ短歌314-11-5
ドラマのセリフ_- 藤鈴呼自由詩2*14-11-5
「だいじょうぶ」_2014.10.15_(9首)- もっぷ短歌314-11-5
TRICKSTER- ただのみ ...自由詩17*14-11-5
素描- 梅昆布茶自由詩1914-11-5
なかったことになりました- ユッカ自由詩5*14-11-5
席を譲りあううちに終点- 北大路京 ...自由詩1214-11-4
安全地帯- ミナト螢自由詩314-11-4
- 渡辺亘自由詩414-11-4
冷めても覚めても- 中原純乃自由詩3*14-11-4
風伯へ小娘より- 朝焼彩茜 ...自由詩9*14-11-3
あなたへの- 中原純乃自由詩3*14-11-1
元気が一番- 中原純乃自由詩3+*14-10-31
そういう道- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-10-30
パンを買う- 吉岡ペペ ...自由詩314-10-30
アスファルトムーン- 瑞海自由詩7*14-10-29
そらのひと- 小夜自由詩314-10-29
だから- 瑞海自由詩12*14-10-28
無意味プリズム- 凍月自由詩4*14-10-28
不検知だろうか- ドクダミ ...自由詩2*14-10-28
アフリカの匂いがする- オダ カ ...自由詩2*14-10-27
のみとり- Lucy自由詩23*14-10-27
夜を駆け抜ける- もっぷ自由詩414-10-26
二十円- ドクダミ ...自由詩614-10-26
秋の雲- 八布散文(批評 ...214-10-24
百鬼繚乱_<_3_>- nonya自由詩19*14-10-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11