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木苺に僕が夢中になってたら ずるいよ母さん消えちゃうなんて

どんぐりをバケツ一杯食べた日は 僕の内からひしめく芽吹き

こんばんは独りになって見上げれば月も偉大なひとりぼっち

熊の皮か ....
陽当たりがいくら良くても 部屋は部屋 風は吹かぬがあなたもいない ドライブ中互いに無口になる時間夕暮れの息吹に惹かれる心

星を見て宇宙と一つになった夜豊かな流れ引き寄せる夜

家の中あちらこちらにある時計どれも微妙に違った時間

早朝の街に灯りがつくよ ....
十年は履き続けたか吾がブーツいのちの終わり見えてきた朝


原風景がなぜか田んぼの都会の子いつかの旅の思い出なのか


「{ルビ時間=とき}は在る」「いや時間はない」論じ合い夜明けもなくて ....
ただ待ってる何の予定も無い部屋でたとえば電話鳴るの待ってる


きみ在りし日には月並みだったねと幸福にいま謝っている


さよならもありがとうもない臨終を待つだけかなとほんとを想う

 ....
キッチンで喧嘩するのを避けたくて夜景が綺麗な場所に連れ出す ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです

キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い

ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき

てぶくろ ....
ひからびた大地は花を咲かせない愛が足りない子どものように 影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
もう少しバスを待てれば乗れていた機関銃より雨は激しく 眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく 一生の趣味にしようとしてたのにタップシューズは押入れの奥 靴音を消すほど強い雨の音誰かの夢の中の恋人 雨粒が個体のように転がって撥水製の傘の斜面を

雨の街そこが始発の駅ならば待っているのはみんな雨人

家がない ただそれだけで蔑まれ
              ナメクジの這う赤いポストを
 ....
㎡さんの短歌おすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月と小熊- そらの珊 ...短歌12*14-11-19
部屋- はるな短歌414-11-15
ドライブ- 夏川ゆう短歌314-11-11
「哲学ごっこ」2014.08.24_(6首)- もっぷ短歌314-11-5
「だいじょうぶ」_2014.10.15_(9首)- もっぷ短歌314-11-5
キッチンで喧嘩するのを避けたくて夜景が綺麗な場所に連れ出す- 北大路京 ...短歌914-10-13
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ- そらの珊 ...短歌19*14-10-11
ひからびた大地は花を咲かせない愛が足りない子どものように- 北大路京 ...短歌414-10-8
- 陽向短歌4*14-9-28
もう少しバスを待てれば乗れていた機関銃より雨は激しく- 北大路京 ...短歌514-9-26
眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく- 北大路京 ...短歌214-9-19
一生の趣味にしようとしてたのにタップシューズは押入れの奥- 北大路京 ...短歌314-6-22
靴音を消すほど強い雨の音誰かの夢の中の恋人- 北大路京 ...短歌114-6-6
雨模様- そらの珊 ...短歌7*13-6-15

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