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青い空
西から東
雲がゆく

干し柿の
甘きとろみに
母想う

眠れない
夜の薬は
十二錠
酔い酔いて
ひとり旅ゆく
枯れた道
バツ悪そうに 帰宅した主人

悪魔の みてくれ

曼殊沙華の王冠

秋の味覚がせいぞろい

采配を うけもつ

今年の秋は キミにしびれたい

紅葉に見とれていたら叱られた ....
 


 令
 月や 文明開化の灯ワ宴 裸体禁止の下知ヲ覧る 



  
  菜の花を 朝餉に添えし 散り桜
髪屋から
すきぴの匂い
小春日の
わたくしのいのちはたかだかすみれぐさ 春星と過ぐる東京の君の夜 買い急ぐことのり弁がまだありました

のり弁に妻が喜んでうれしい

のり弁ぱくつく妻を眺めてうれしい

妻は風呂場へ私はベランダへ向かう

ちかちかする星が電線にひっかかってい ....
ツンツンとした妻ですがガラスのハートです

二夜連続のシチューを頂きます

つかれで指が痙攣している

落ちつけば静かなふたりの冬で

読む本もなくて断捨離は成功しました

風呂あ ....
寒戻る猫が隣に来ない夜


早春の辛口ワインフルボトル


午後三時テーブルクロスに春届く


花明り君のバイクの通り道


春夕焼いつかは止まる砂時計


ブリ ....
冬菫インクとなって夕空へ


冬すみれ行き着く先は夕日かな
夕市の瓶きらきらと冬の詩  退屈な人ばかり饒舌になる

 南国の暑い村凋落す

 火にかけた圧力鍋たまらなく怖い

 頭にも雪積もるほどじっとしている

 ジグゾーパスルに異物混ざる
 雷雨の中頭に避雷針立てゝ歩くが如く

 勢い止まらず足跡もころゝころ

 屋根瓦揃って満月に輝いている

 カンテラ探し夜も更けゆく早く寝よう

 味のあるチンピラ作る食えぬキンピラ ....
本日のお品書き~ラタトゥイユ


 夏野菜の押しあひ圧しあふラタトゥイユ

 
 この夏もラタトゥイユを喰いに食った。作り方が簡単、というかないようなものというかそこがいい。火を使いたくな ....
 昨日あたりから隠れる支度始める

 無花果の木の下で待つ

 家族の一部の興味は引く家

 敗者の行列踏切渡っている

 一輪の花地球の裏で咲き
 昨今飲めないタブレット増える

 何かと大きく臭くて不便そうな紅い花

 都落ちの達人と呼ばれ

 落ち着いても水が飲めず

 窮して尚道草が恋しい
 東京ブギウギの東京はもはやない

 夢砕けギターばかりが饒舌になる

 サクランボ遅れて恋歌う

 一緒に騒いでも独り

 諭すように歌い失笑買う
 依存の前に手を引きたかった

 火をつけて逆だと初めて気づく

 誘惑にも負けない貧乏具合

 しくじって次どうするか迷う

 乗り遅れ狼狽えて草履脱ぐ
 踏んではいけない物を踏む

 満月見て左足だけ踊る

 足止めて表札見る

 寄せ集まりでも鮮やかな色成す

 石畳の道に迷う異国の異教徒
 紅い薔薇神経質そうに咲く

 暗闇でイガを踏む

 一歩踏み入れ異臭

 何かゞ起こる前二つ三つとくしゃみ

 素手で持てない物を持たされ
キッチンに一人っきりの秋思かな


祖母の手がせっせせっせと栗磨く


宵の秋コーヒー淹れて猫の横


まず今日の今を生きたし十三夜


温(あたた)め酒となりの部屋も灯りおり ....
 俺の肩を叩くな

 本当に孤独を愛する人はいるのだろうか

 強がりも一週間程と見る

 決意の遠吠え闇に谺もせず

 その声関心もなく雑音のごとく
かの日々に似るを恐れよ原爆忌 本日のお品書き~素麺


 からだのすきとほりゆくそうめんの昼


「素食」なる言葉が流行ったのは、いつ頃だったろうか?粗食ではなく素食。化学的な加工のない天然自然のものを食べようという提 ....
本日のお品書き~イカ~


  世界の中心で叫ぶ「イカが好き」

 イカが好きすぎて困る。特に寿司屋に行くと困る。イカしか注文したくないから困る。最初は「イカ二貫、ヘイ!」「ゲソ二貫、ヘイ! ....
 流星を探したければ星は見るな

 手が海苔でベタベタしている

 こゝで喋れば全てが無になる

 意味ない言葉でページが埋まる

 明日へと繋がる階段を下る
本日のお品書き~アイスクリーム~


  列車旅窓を売り歩く声「アイスクリン」


 遥か昔の子どもの頃、夏休みで故郷への列車旅で出会った「アイスクリーム」は衝撃だった。濃厚だった。町で買 ....
 月の叢雲を眺める
 
 都会の雑踏から逃げたくなる2月

 除草剤の土地は極めて不自然

 さらば故郷の山よ河よ

 知恵の堂々巡りからはずれる
 捕らぬ狸の皮もたまには杖になる

 情報の氾濫が恐ろしい

 家が一番遠い事もある

 音声と文字以外の言語が最も確実

 暇つぶしは余計に退屈
鵜飼千代子さんの俳句おすすめリスト(123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
随想- レタス俳句5*23-12-14
冬の旅- レタス俳句4*23-12-14
あなたの方が可愛い- ルルカ  ...俳句3*23-9-26
_菜の花を朝餉に添えし散り桜- アラガイ ...俳句4*23-4-5
アロマ系シリコン無し頭髪洗浄剤- 民二郎俳句123-4-3
_- るー俳句623-3-24
<東京>_春星- るー俳句422-3-11
自由律俳句_2020.02.12(土)_夕べ- 田中恭平俳句322-2-12
自由律俳句_2022.01.25(火)_夕べ- 田中恭平俳句422-1-25
抒情文芸2021夏号179号投稿分- あお俳句222-1-24
冬2- もっぷ俳句521-12-13
- もっぷ俳句421-12-13
自由律俳句「食べられる退屈」(133)- 遊羽俳句121-10-27
自由律俳句「食べられる退屈」(132)- 遊羽俳句121-10-26
料理で俳句㉕ラタトゥイユ- SDGs俳句121-9-24
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自由律俳句「食べられる退屈」(93)- 遊羽俳句321-9-2
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自由律俳句「食べられる退屈」(80)- 遊羽俳句221-8-18
自由律俳句「食べられる退屈」(79)- 遊羽俳句221-8-17
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しっぽがほしかった- もっぷ俳句521-8-12
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かの日々に似るを恐れよ原爆忌- 酔横俳句321-8-6
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自由律俳句「食べられる退屈」(28)- 遊羽俳句321-6-15
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