橋をわたらないように
街を歩く
寝言を言わないように
街で眠る
こぼさないように
飲んで
喋らないように
頷いて
またこぼさないように
食べた

空っぽどうしで
ずっといたら
 ....
世界は無力で温かい
地面と話している人々はよく知ってる

僕が統計学的に君とは殺し合いも辞さないレベルでの
喧嘩別れになるだろうってことを何度か説明してる間
頭の痛いふりをしてこの馬鹿げ ....
詩を書くためにかたまる
詩を読むためにかたまる
音楽を演奏するためにかたまる
喜ぶためにかたまる
楽しむためにかたまる
ひとかたまりになる
かたまりがかたまる
これら以外がたまること ....
ラジオをつけたまま
テレビを見ている
悲しみを集めて結晶を作ったらキレイだなと思う
一日が終わる

ラジオは喋りながら
人を殺す
朝からそれを数えている
今日も僕の名前は読みあげら ....
真夜中に目が覚める
暗がりを頭きりさく

いい一日になりそう
いい一日になりそう

間違いの手のひらに到着
午前3時42分
間違いは熟睡
靴下を片手に踊る
捕まえてあるフクロウ ....
赤い空は夜の続き
星数える予定を君と取り付けたのは
今夜雨が降るから
一人でいるのが淋しいのは
意味があることじゃない
二人でいるのが好きなのは
君だけじゃない

生き方に迷ってる ....
速すぎて悲しめない
速すぎて見えない
速すぎて寂しいから
速すぎていなくなった

ひとりとひとりとふたり
ふたりはふたりのひとり

あの丘に花がいっぱいになったら
どっかあそびに ....
月が青くて
やけにざらつく夜は
次の昼間に
訃報が届く

大きなカセットを
持て余しながら
余生のたるみを
巻き上げるんだ 昔は、君も俺も少年だったな

ヴィデオホームシステムブル ....
チヂム君「あーん!ふえもん!」

方洲登呂 富衛門「どうしましたか?助けになれることを私は望んでいます」

チヂム「もうすぐ世界の終わりが来るってライアンが僕を脅かすんだ!」
富衛門「安 ....
部屋の中には
甘い匂いのする本が
足の踏み場を奪うように
寂しい知識をちりばめている

子供がわめく
窓をわざと大きな音を立てて閉めた
重なってる
腐ってる
錆びた皿の上
砂漠に落 ....
いらないものがたくさんあるのは
他の人が使うから
僕が見ている世界には
そんな不要がいっぱい

誰かと手を繋いでいなければ
恥ずかしくなるような場所を
一人で歩いていた

誰かに ....
ほんのちょっとだから
俺の恋人になって下さい
歯糞ぐらいにすこしだけ
ダイヤモンドみたいにめんどうな好意で
ちょっとだけ

ほんの少しでいいから
セックスさせて下さい
カーディガン ....
この世界にある全ての喜びを集めても
このキャンバスはその色を変えることはありません・・・

--more click ENTER--

ここにはオークの死体がある



あさましいケ ....
悲しい余生を想像するのは
ちょっと疲れてしまった
新しい何かが必要だけど
今ここにいる素敵さは捨てられない

花火の色なんて
綺麗に思ったことはないよ
うんざりした顔を誰かに
悟ら ....
僕が僕を探しに行くのは
偽物がいるから
ここにいるんだ
ここにいないのに
ここにいるんだ
君がこうやって出かけてく理由が
僕と同じなら嬉しいけど

ヤドカリみたいに
新しい殻を探 ....
しゃべりすぎている
君はずっと
温かい夜の
無意味な壁に寄り添って

風の音
水の音
ここはどこ
話していると
大事なことから忘れる君の声

眼鏡をあげ
急に降りだした
 ....
戦争が終わってしまったので
僕らは生まれた
戦争が知らない子供たちだ

本棚が誰でも触れるようになって
本棚は僕らを広い荒野に放った
知りたいことは知れた
わからないことはなくなった
 ....
子供の頃に
淡雪ひとつかみ
瓶の中に入れた

白い雪は
溶けて水になった
どこにでもある水になった

子供の頃
白い絵の具ひとつまみ
雪解け水の瓶の中に入れた

白い絵の具は
 ....
ライダーが勝つのを見てるのか
ショッカーが負けるのを見てるのか
わからなくなったら旅だちの時が来たってこと
不安定なプライド
忘れ残った思い出片手
今食べたサンドウィッチが消えるまで走り ....
巻き込んで
傷つけて
疲れさせて
そうやって背負いこんできたんだな

どっか行くために
歩くのは疲れたから
苦しいから
向こうだけあれば良くなったんだな

どんな道に
どんな ....
淋しいふりする僕は
無駄に過ごす日常のどれいだろ
きっとあたらしいあさがきて 
古い夜を受け入れるのさ
てめーが寂しくない時に
僕の淋しい良いシステムだ

お前がどこへ行ったって
 ....
ホントの半分
君にぶつけて
知らないふりを知る
見つかるまでの
楽しい夜が
終わるのを待っている

知っていたんだ
わかっていたんだ
僕は少し歳を取りすぎた

ホントの半分
自 ....
羽のカビた天使が
毎日視界をうろうろ
笑い話でごまかしてる
嘘つきになれたから生き延びたって
半分空想でやっていく

頑丈に甘えた
壊れないにすがった
電話のベルが聞こえる
自分 ....
君は言う
もう少し早ければ
こんな事にはなんなかったって

君は言う
もっと頑張れば
こんな事にはなんなかったって

みんな言う
もう少し何とか出来なかったの
後少しがいつも足 ....
口笛を吹くように自然に
言葉が流れる
僕はそういうふうに
歌う人になりたい

だけど
思いってやつは
トゲトゲして不恰好で
喉につかえてしまうから
僕が歌う様は
血反吐を吐く犬のよ ....
愛してる いつの間にか
慣れることに慣れたのさ
痛みが鈍くなって
楽にはなれたのさ

だって
あの頃に比べれば
怒鳴られても
バカにされても
お金にはなるし
少しばかりのプライドのせいで ....
とある日の夕方から
世界が止まって見えるようになった
窓辺に腰掛けて
動く視界を想像する毎日

花虻はせわしない直線
見えてないふりをしてると
無遠慮な振動に丸まりながら
耳たぶを ....
こどもいっぴき
さみしいうただ
子供一匹
優しいおとなだ

夕暮れが来て
またひとり連れてく
僕が残って
世界が華やぐ

冷たい煙の中とか
変に賑やかなよるとか
星が見えな ....
ワスレテシマイタイコトガ
ワスレテシマエナイトキハ
サア ボクヲヨベ

ワスレテシマエナイコトガ
オモイダセナイソノトキハ
ニゲズニ ボクヲヨベ

ボクガキミノワスレタイコト
ボクガ ....
竜門勇気(802)
タイトル カテゴリ Point 日付
not count. not sound. not foun ...自由詩012/12/14 6:55
こわしにいこう自由詩112/12/13 8:07
かたまる自由詩012/12/13 7:53
電気でできた賢者自由詩2*12/12/6 22:09
いい一日になりそう自由詩212/11/29 7:49
owatteruwakeja自由詩0*12/11/14 7:32
速度の方法自由詩112/10/25 0:05
Video Home System Blues自由詩1*12/10/13 3:49
ふえもん散文(批評 ...012/10/11 1:03
灰色腫れ自由詩2*12/9/30 0:34
新しい世界は自由詩012/9/28 23:05
未来はまだ白紙のまま自由詩1*12/9/12 9:28
/A\NOS!自由詩012/9/11 9:49
サマーにはうんざり自由詩1*12/9/7 2:47
ヤドカリボールペン日記自由詩112/8/29 9:35
眼鏡自由詩012/8/20 5:39
戦争を知ってる子供たち自由詩0*12/8/20 3:03
白い水自由詩312/8/8 9:13
化物! *呪いがとけた世界*自由詩112/7/21 22:58
自由詩212/7/16 7:15
お前がどこ行ったって自由詩012/7/12 4:02
汎銀河自由詩112/7/12 3:47
反対側自由詩012/7/11 0:40
時計を止めるんだ自由詩112/6/10 9:03
歌う人自由詩212/6/9 7:31
ほんとは嘘だなんて嘘なのなんて嘘なの自由詩012/6/4 23:28
サマーローバー自由詩112/6/4 23:25
気高い科学自由詩012/6/3 21:05
こどもいっぴき自由詩212/5/30 9:44
ワスレテタノニ自由詩1*12/5/19 15:09

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