やあ ちゃんとした挨拶から始めたいところだけど
今は時間がない
とりあえずポケットの中の物を出してくれ
いや 小銭だけでいい
水を買いたいんだ

やっと落ち着いた
とんでもなくのどが ....
カミングホーム、酒瓶の花束もって

今、くたびれた部分を
体のどっかにかかえて
ひきずりまわる
長い道のはじめの方にいる

石が冷たい
土が乾いて凍ってる
頬をかすめてる風を
 ....
僕は責任逃れのために
何度も嘘をついた
巧妙ではなかったけど
バレないように知恵を使って

きれいな言葉を沢山知っていたから
たくさん汚く使った
そのうち無くなっちまうさ
汚れてな ....
ちいさなびんがへやのなかでおおきくなりつづけています

けさ、カップに作ったコーヒーはどんどん小さくなってしまいました

ちいさなびんはだいじそうにカップをもっています

はねのもよう ....
ひびわれている
においのことを
話し合ってる
みつからないね
まちがわないね

なんかちょっと
きもちいー
変な穴

なんかちょっと
ふかそーな
変な穴

びっくりした ....
穩野間(のんのげん)から底山(のやま)町への語句解説。
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=234416

「浜鬘」 地名。町内会でのみこしに無限軌道が ....
眉をひそめる
これはどんなときだろ
すれ違った人たちの
表情を集めて図鑑を作ろう
増えてく時間の暇つぶし
作ってよし眺めてよし

良かれと思って
夢の中で続けていく
クソみたいな ....
マイネルのカホンがうんとある部屋は
砲塔に飾られた神殿
咳が止まらない
不明の夜の入った缶詰を喜んでる内は

五月雨る電子音
公害と仲良くなったことがあった
四月でも六月でもない
 ....
夢のなか
真っ直ぐな道を
ゆうらゆうら歩く
蛇みたいで
眠くなってくる

君がすきだと気付いてから
恋に落ちた

丸い夕日が特別じゃない山に刺さる
僕は意味を探していたし
二 ....
なんでこのままで
いいと思ったんだい
何もせずに下手を打たずに
ベッドは孤独も憂鬱も
どこにもやらずに安心をくれる
目が覚めるのがこわい
だから眠るのさ
消える意識が戻りませんように ....
今朝のラジオ、エフエムつやまのテーマは探しものでした。
僕はパーソナリティのうめだって人が好きなので、うめださんがしゃべってるとこを聞くべく番組表を探していました。
夜勤明けに皆様御存知インタ ....
何かどうでもいいことを
左の手のひらに一つ
何かどうでもいいものを
右手の人差指の上に少し

噛みすぎたガムを耳の中に一つ
冷たすぎる水をまぶたの中に少し

はみ出した友達の
後 ....
ひさしに積もった
雪は
何を待ってると思う

君は自分のことがわからないことについて
どう思う
と思うともう重くてたってられねー

次第に強くなる
風の夜に
窓は何を感じてると ....
狂ってしまった
消火栓を
一人抱いて
美しい風
不可能犯罪の方法を
書いて捨てるノート

右手で爪を握って
左手で鳥を真似する
くびれた時間の
一番細い部分
美しい風
しま ....
羽が飛び降りる
苦しいことばかりだね
辛いことばかりだね
僕が祈ると君は笑う
手を組むたびに
髪の毛を掴まれて
床に投げつけられる
なんでこんな目に?
見上げると笑顔が眩しい
神 ....
祭りの夜
腐った闇を踏みながら
タバコに火をつけて
三つ目の家に入ろう

小人は擦り傷で白けた水を飲む
神様は靴底に張り付いたガムを食べる
ラララララ・ララ
叫び声でいっぱいの耳
 ....
僕はこんな場面に
出会うことなんてないと思ってた
君が誰かなんてわからないまま
終わると思ってた

今、すべての海に
つながる波を二人で見てるんだ
太陽がゆっくり熟して
気味の悪い ....
旅の途中で
出会うような街にも
君が普段行くような
埃にまみれた
店がある

ハンコ屋の軒先で
酔いつぶれた爺さんが寝てることだって
それほど注意深くなくても
気づくだろうし
 ....
あんたが笑う顔が好きだって
前話したっけ
つまんない顔二人でした
お互いなにか諦めた
じゃなきゃあんなふうにはできない
ゴミ箱の中はゴミしかない

さっきまで知ってたことなんて
今 ....
眠りから覚める頃
お前は糞だと言われ気づく
俺は糞だったのか

眠りに落ちる頃
お前は糞だと言われ気づく
俺は糞だったのか


眠りから覚める頃
お前は糞だと言われ気づく
俺 ....
足りない
わからないと言って
僕を困らせるのはなぜ?
気持ちいい答えを
用意できなくて
わりーよ
あした会ったら
マシなものに生まれかわってる
約束だけなら得意だ
単純ができるま ....
僕が師匠と呼ぶ人がいた。
僕の家から自転車で10分ほどの前山(はしたやまと読む)の中に居を構え、仙人としか言えない暮らしをしていた齢は60代成りたてといった風貌の男だった。
そもそもが彼が落と ....
今日も疲れた
肩までクソに浸かった
振り返ればあるものなんて
太陽ぐらい

今日も暑いな
死人も燃える暑ささ
狂った老人も僕と共に行く
影の中 うさぎのアイソトープ
膝まで浸かる ....
煙の揺れる部屋に
爪を逆立てる
すべもない夢の中
口の絞られたグラス
気味の悪い散歩道
紐の先にあるのはなに?

くちびるの抗生物質
抗えないならなくたって一緒
道の脇に蟻が歩く
 ....
くだらないと
君はつぶやく
その手触りを
喜んでるなんて
思っちゃないんだろう

新しいハーモニカに歯を立てながら笑うよ
新しいハーモニカに歯を立てながら笑うよ
真新しいズボンによ ....
やあ あばずれ!また会ったな
あいつどうした?前歯のないやつ
あんなふうになるとは思ってなかったんだ
悪かったと思ってる
歌と話が下手くそなやつは嫌いでね
あのゲロは君が掃除してくれた? ....
長いこと
閉じ込めてきた
それはもういつの話?
あやつり人形も
願いの叶うネックレスも
それをそれたらしめてた輪は破れて
賭けた鍵なんか一つも残ってないのに
閉じ込めたあいつは出てこ ....
死人にビスケットを持って会いに行く
後悔とかがないライフスタイル
一人ぼっちじゃないんだろね
金くれ
見つけあった街に戻って
やり直しを終わらせる

ついに勃発したゾンビ大戦
ゾン ....
長い道を歩くのは
そのさきに本屋があるからさ
首輪のない猫たちが
僕を追い越していく

光の指す場所を
指差す子どもたちが
公園の水飲み場で円卓を作ってる

濁った水がいくつか
 ....
まばゆい光と僕は共にあった
昼の光は邪悪で不純
見つかったあとで考える
なくした理由と
探さなかった理由

世界はいつも不穏で汚い
ここで生まれた僕らの矛盾
消える理由と存在の間で ....
竜門勇気(802)
タイトル カテゴリ Point 日付
コンフュージョン!自由詩2*18/10/16 10:38
それをもってしてそれをしない自由詩3*18/10/15 12:25
もう一度笑って、もう一度笑って自由詩3*18/10/14 3:32
ちいさなびんとプラスチックのふた自由詩018/10/12 1:39
なんかちょっと自由詩1*18/10/12 0:45
穩野間(のんのげん)から底山(のやま)町へ[group]散文(批評 ...3*18/10/11 0:09
うまくいかない自由詩1*18/10/9 23:10
神殿にスープ自由詩2*18/10/9 21:59
オリジナル因果自由詩1*18/10/6 18:57
ジュノと言う名の審神者のこと自由詩2*18/10/6 18:24
トゥデイの散文(批評 ...0*18/10/4 12:43
good!自由詩3*18/10/3 12:08
i hope you've enjoyed listenin ...自由詩018/9/28 23:41
just you,monika自由詩2*18/9/28 22:51
折り祈り、ときはいちじく自由詩018/9/28 0:13
小人と神様自由詩1*18/9/22 12:47
キイロシリアゲアリです自由詩1*18/9/18 1:44
クリスマスには無数の光が幾千の影をつくるんだ自由詩018/8/25 2:34
ネクスト・ネクスト・ネクスト、ここで終わるんだ。いつも。自由詩018/8/10 21:12
薄氷の上をハーレーダビットソンで走る(しかもボバーで!)自由詩2*18/8/6 3:00
フュー・ミー自由詩1*18/8/6 2:51
初めて燃える山のように 前編散文(批評 ...018/7/31 11:41
unders and anothers自由詩018/7/18 12:06
その嘘の意味を考えなくっちゃ自由詩1*18/7/13 3:43
おくさま、わたしは大変つらい話をしなければなりません自由詩1*18/7/13 1:57
super Thumbing!自由詩1*18/6/29 0:32
シャープの最後自由詩018/5/26 1:19
死人にくちなし自由詩2*18/5/20 14:26
ブックストア・キャリー自由詩3*18/4/30 0:11
山積みのガラクタが星になったら自由詩2*18/4/25 12:01

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