ウルトラハッピーソーダ飲んで水掛け論で待ってるよ白日
カゴメみたいな踊り子がわんさかいてなんだか居心地悪いので昼寝
醤油ラーメンは最高だ醤油ラーメンは最高だなんたってラーメ ....
ガンジーでも死ぬレベルの悲しみ。光の雨乞いがバッサバッサと倒れては咲く
猛然と食らいついた肖像画に基盤を食われた。Ξあなたは一次元の住人だ!「Ξあなたは二次元の住人だ?「Ξあなたは零 ....
優しさいっぱい脳みそに詰め込んで生まれてきたので、優しさを拾い集めながら生きていかないといけない。ぼくたちはただ恋がしたいだけのこども。
恋に恋する恋人に恋した。月が愛情込めて愛して ....
言葉なんてない、色なんてない、音なんてない、そんな世界なのに、自販機の前に立つ少年が文学色に輝きながら尺八を吹いていたので、やっぱりないんだろう。
永遠の中で暮らす黒猫が夜を産んだ初夏、 ....
「いじめはどうしてなくならないか」なんてクソ下らないことばっかり言ってる人なんか無視してにらめっこしようぜ
世界とかいう神様が作った程度のものに縛られているうちは神様を超えることなんかで ....
ありのままを亡くしてあるがままに着飾ろう。帽子は薄い頭蓋骨の軟体
二階から落ちるのと空から墜ちるのとどっちが痛いだろう。天使は梯子を使う
非常ボタン押したら世界は鳴り止む。非常 ....
「世界は鮮やかなホワイトだね。」。
彼女はそう言って利き手を股間に突き刺した。濁った赤が澄み渡った。
午前五百六十七時に起きて夜食食べてボディーソープで歯を磨く。
ありとあらゆるものが存在してい ....
雨が止んだから虹が出るのではなく、虹が出たから雨が止むのだ
虹色ならいつだって見れる
あなたの黒目に宿る、赤、青、黄、すべての色が瞬く
言葉のなかに人が住んでいて、だから言葉が好きだ。猫との会話、想いが届かなかったラブレター、などのなかで、さらさらと人々が暮らす
僕の脳みそを作ってくれたのは彼らの脳みそが放つ言葉たちだ ありがとう
....
地雷原という安全地帯でトイレットペーパーを思いっきり転がそうぜ
ドアなんてこの世に存在しないのだから
自由には白い翼がびっしり生えている
おとなになるってことは気が狂うってことで
こどものまま ....
僕たちはシャボン玉よりほんの少しだけ頑丈にできている。
超構造を覗き込み続ける勇気こそが僕たち野良犬の一つの愛だ。なんて、
そんな神様みたいなことをぼやいたって野良犬は非神様に過ぎないのにね。
....
私たちは
泣くことができないという理由で笑うことができる
図書館の本はすべて貸し出され
司書はひとりで本棚を読んでいる
液体が身体を覆う火曜日に息をしながら眠っているの
青空と明るい色した太陽とアイラブユーであなたが踊る
朝方に透明な赤がしきつもり魔法電車が人力で走る
五時半にひりひり ....
生きること死ぬことそれは宇宙規模瀬戸際になっておはようって言う
バスの中駄菓子屋の菓子ほおばって僕は永遠にそいつと会わない
紺色のパジャマを纏いお布団に消えてしまえばまた笑える ....
夕暮れに紙飛行機が墜落し奇跡的にも死傷者はゼロ
運命の赤いあなたに会いたくてサイコロ転がし確率上げる
少年の願いはきっと叶わない波動拳とかかめはめ波とか
夏休み始まっ ....
特急が空の向こうへ飛び立って変な子なんだよ僕もあなたも
にわとりの卵のように蹲る監視カメラが慰めてくれた
信じるか信じないかはあなた次第騙されるかもあなた次第
メガネ ....
あなたが生きている間に空が晴れるといい
人々は曇り空に気球を打ち上げた
言葉を傘にせずとも歩いていけるように
二酸化炭素のような白い夕焼け
この暗闇のなかで、確かに僕は安心していたんだ
世界が世界を破壊しながら二足歩行している
思い出すのはあの川沿いの桜たちの笑顔です。
ノイズ混じりの優しい歌。
いつかこの温もりを言葉にすることができたらなと思う。
二足歩行型の人間は歩く。買い物帰りの失い続ける自転車とすれ違いながら。放心する鳥たち。世界には大きなひとつの命しか存在していない。あの電車のなかから見た外の風景のなかに僕はいる。
この悲しみもこの痛みも本物だけど。あの優しい眼差しも温かい手のひらも本物。
だから生きてゆける。
ある女の子がいる。その女の子はすべてを超越してスキップしながら楽しそうに笑っている。その女の子のいる場所にいつか行けたらいいなと思う。そんな日曜日。
ネクタイ。診療所。カバン。犬。小説。風。神様。色。スプーン。キーボード。靴下。アイロン。紐。栞。雷。ボールペン。地面。明日。電柱。太陽。サンダル。自動車。横顔。
日傘が回転しながら宙に浮かぶ。ビー玉みたいな空。つばさのない鳥が空を飛ぶ
産まれることのなかった子供へ向けて歌う。意味なんてどこにもなかった。ただ歌う
火の玉を内に秘めて生きる。孤立する遺伝子。音楽家は静かに暮らす。艶めかしいふくらはぎを蟻が通る。対立する二つのものが存在して初めて完成する世界。いつも通りに夢を見る。覚えていることは覚えていること。黒 ....
光は部屋から生まれる。小人のように。自失の唸り。鯰が泣いている。幽霊が同時に消える。トンネルに咲き誇る無数のテープ。幼い声が聞こえる
時間が目まぐるしく回転している。空想ではないゆえに理想的な弧を描く。天からこころを探すための装置が覗いている。場所のカケラの発露。手すりに掴まっている子どもが見える。
起きたら忘れる夢を見た。起きたらなんの夢を見ていたのか忘れた。夕方に雪が降るらしい。今、雪は降っていない。洗濯機がゴトゴトと音を立てている。僕はそれを見ている。
反復する夏に導かれる。飛び交う右手。コップ一杯の水で夜を迎えた。味の蘇ったパン。悲しみが地表を舞っている。浴槽のこどもをやりすごして歩く。有限の中を燦々と降りてゆく。中絶の声がこびりついて離れない。記 ....
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