うたたねをして目覚めると
一瞬 {ルビ黄金色=こがねいろ}のかぶと虫が
木目の卓上を這っていっ ....
ピアニカでは曲が作れないよ
僕の息が続かない
頭の中に視覚化されたイメェジは
音と言 ....
錆びたナイフとヘリコプター
回転木馬の首を切る
今日の喜び明日の憂い
見てきたような残暑
唐突のようではあるが私の中に歴然としてある、死体観及び廃墟観について述べたいと思う。死体観などと云う ....
回転木馬が
ひっくり返って
首がない
恐ろしい光景を
日常化する
ところてん
風 ....
図書館で『アンチ・オイディプス』『特性のない男』『謡曲集』を借りるが、突然の豪雨に襲われる。
....
ハロー
ハロー
ハロー
ぼくからきみの 世界 へ。
ハロー
ハロー
ハロー
わ ....
正しい生き方
というものがあるのなら
それは果たしてどんなものだろう
正しい生き方は
少 ....
しるしがほしいだけ
朝
少しねぼうをしてしまったとか
仕事中 ....
君と出会ったのはそう
粉雪の日だ
舞い落ちる雪の中で
凍えていた
....
あなたは白紙の予定帳をめくり続ける
物凄いスピードで ....
音ではなく 音楽
色ではなく 絵
そういう星
メロディも無く ....
黄色い街の夕刻を
雨が飾りのように降り出した
人はみな 気付くまい
この少女の頸の宝石 ....
ひとつ ひとつ
恐る 恐る
僕等は日々を重ねていく
鬼よ
鬼よ
....
楽しいことを探しあぐねて
やって来た、男と 女
噴水広場で鉢合わす。
何ということ ....
清い流れに
私のかいなを浸す
ふり向くと
そこには笑顔のウテナがいた
流れは岩を削って蛇 ....
この向こうに、
きみへの窓があると、
そう信じていた夏。
....
疲れたからだに流し込む、元気な音楽は。
少し、前を向かしてくれる。
空は、青くて。
雲が、白 ....
熱量の足りない夏空の狭間の
ゆうやけ お山の向こうから
密やかに流れるジンタのリズム
風孕 ....
たくさんの
嘘がいっぱい詰まった
浮き輪を持って出かけよう
偽りの海に
沈まない ....
衰えて炎もいつか褪せゆくか
{ルビ終=つい}の火を燃せオルフェの夏よ
竪琴の{ル ....
黒い産毛がぬらりと光る
眼鏡の縁があらぬ方を
向く
烏を不吉なものとしたのは
....
わたしの余白には言葉を埋めないで、
どうかそのままにしておいて下さ ....
八時間労働の中で光を浴びない日々が続いている
ロボットみたいに無表情で無難に仕事をこなす
た ....
潰れていく記憶の狭間を縫い合わせる
はみ出した綿はすでにセピア色に黄ばんでいて
新しいものを ....
思うに、
錆び付いてしまったものを
もう一度磨く努力というのは
自分を愛することにも似ていて
....
しゃわーで汗を洗い流していたら
いつのまに{ルビ踝=くるぶし}が{ルビ痒=かゆ}かった
....
義娘来て前夫の話しはずむ妻おれ、おるんよおれ、おるんよ
一羽の鳥が空をゆく
わたしには
その背中が見えない
いつか
図鑑で眺めたはずの
お ....
羽田にて別れ話となりぬれどようようおさめ富士の高嶺か
庭占むるカンレンボクの葉の茂り皆にうとまれ皆にうとまれ
息を 吸って 吐いて
たったそれだけの行為なのに 苦しくて 安心する
私は未だに何を引き ....
ロマンティックな干拓地
月の滴にぬれながら
君は心のベルトをはずし
今なら死んでもいいと言いだ ....
駅に近づくほど
私の透明度は高くなり
東京駅で風になる
今日も
腹話術でこっそり歌おう
風 ....
真夜中のコンビ二エンスストアに
いそいで駆けこんだら
あたたかい ....
数日前の夜
ホームページの日記で、
遠い空の下にいる友が恋人と別れ、
自らを罪人として、責めて ....
いつまでも消えない風景が
瞼の裏に焼きついている
夏に木陰でウーロン茶を飲み干して
蝉の合 ....
(一)
海辺の
風の
吹き寄せる
部屋の窓を開け放って
泣きながら眠った君の
赤い頬 ....
空が白み始める
でも空は分厚いグレーの雲一面で覆われ
滝の様に激しい雨を降らせている
....
冷たい
クリーム
なのがヤバイ
夜に忍び寄る
密やかな欲望
今日は買わなかった
だって我 ....
僅かな自然を見つめる昨日。ツキノワグマはただ生きた。そして餌を探して、淘汰を演じた。食されたシャケは ....
未来は雷雨とともに降ってきた
次から次へと
激しく地上に落ちてくる未来
あるものは大地に地 ....
地上の楽園
天界の監視者
踊る阿呆に見る阿呆
自由 個性 夢
同じ単語が並ぶ街角
溶け込む ....
パンに トマト ぬるぜ
カタルーニャ式 だぜ これ
オリーブオイル かける よ
バ ....
ゆらり
夜の風が吹いた
───秋の、少し燻んだ色の、淋しげなにおいの風だった
8月の盆過ぎ ....
ジョン・ライドンがまた動き出すのだろうか? だとすれば楽しみ楽しみ。
とはいえ、彼の詩について ....
自分にはあの人しかいないのに
あの人にはたくさんのものがあって
少し羨ましくて 凄く嫉妬
自分 ....
見つからない
見えない
どこを探せばいいのか
私は何も知らなくて
それでも
貴方に ....
夕立にぬれた雫で
木々が深く息をしている
夏
この道を歩いていたら
貴方の事を想って ....
きみと別れて
きみと別れて
街の風景はモノクロになった
一日も忘れることが出来 ....
乾いた呼吸を赦されぬわたしは
ひっそりと
森に息づく
指先をうねる樹の根へと触れると
わたし ....
あなたの書き残してきた言葉のなかに
彼女を見つけるたび
悲鳴を上げ 逃げ帰り ベッドの中 ....
今も君の悪い癖が 頭から離れない
からかった事、謝るよ
今さら
なんて言わないでね ....
+。
☆:
゜ ゛
.+
城の階段に死の影が ....
自転車から転げ落ちた
右の頬の痣と 切れた唇
またそんなに酔っ払ってさ
殴りあう暇 ....
頭を下げるワタシ
カッコわるいワタシ
けど本当のワタシは
そんなとこにいない
本当のワタ ....
(喪失の物語)
彼女が大切にして ....
そうやって嗤ってくださゐな
そうやって叫んでくださゐな
私が此處から動かぬやうに
白ゐ ....
そこかしこと 答えよう
こんど
愛が どこにあるかを 聞かれたら
そこかしこ そこかしこ
....
あなたを 膝の上に乗せると 少し重い
でも その重みと同時に ぬくもりを感じる
其処に貴 ....
一冊の本を見つけた
夕日の中で時を止めた部屋の中
汗の臭いを体中から漂わせて
表紙には題名 ....
2006年8月22日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
探しもの
服部 剛
自由詩
16*
06-8-22 23:32
世界にしあわせを
朽木 裕
自由詩
2*
06-8-22 23:24
ヘリコプター
あおば
未詩・独白
2*
06-8-22 23:13
死体観=廃墟観についての考察
朽木 裕
散文(批評...
6*
06-8-22 23:11
ところてん
あおば
未詩・独白
5*
06-8-22 23:06
驟雨或いは詩についての覚書
panda
散文(批評...
3
06-8-22 23:00
_
壱木
自由詩
2
06-8-22 22:41
生き方に迷う
ぽえむ君
自由詩
6*
06-8-22 22:39
氷砂糖
美雨
自由詩
2
06-8-22 21:54
『朱瞳』
しろいぬ
自由詩
0*
06-8-22 21:05
『not found お探しのページは見つかりません』
〃
自由詩
1
06-8-22 21:02
プラネタリウム
草野春心
自由詩
2
06-8-22 20:58
頸飾り
白雨
自由詩
1
06-8-22 20:55
『賽の河原で』
しろいぬ
自由詩
1
06-8-22 20:54
邂逅
白雨
自由詩
0
06-8-22 19:46
ウテナと見る夢
けんご
自由詩
2
06-8-22 19:38
「 夏影薄命。 」
PULL.
自由詩
13*
06-8-22 18:21
オクスリ。
狠志
携帯写真+...
3
06-8-22 18:09
*流れる星のさーかす 13*
かおる
自由詩
5*
06-8-22 17:18
真実
Honest...
自由詩
2*
06-8-22 16:58
オルフェの夏
石瀬琳々
短歌
9*
06-8-22 16:19
鳥瞰図
石川あんこ
自由詩
1*
06-8-22 16:17
「 余白。 」
PULL.
自由詩
18*
06-8-22 15:40
ギルドの唄
海月
自由詩
1*
06-8-22 15:35
縫いぐるみ
Mélodi...
自由詩
1
06-8-22 15:26
オーツー
〃
自由詩
1
06-8-22 15:25
「痒み止め」
服部 剛
自由詩
6*
06-8-22 15:18
はずむ話
A-29
短歌
3
06-8-22 14:51
鳥のうた
千波 一也
自由詩
17*
06-8-22 14:49
富士の高嶺
A-29
短歌
1
06-8-22 14:42
カンレンボク
〃
短歌
1
06-8-22 14:21
水中呼吸
依玖侘 なつ...
未詩・独白
0
06-8-22 13:52
ロマンティックな干拓地
A-29
自由詩
3*
06-8-22 13:00
風は腹話術で歌う
下門鮎子
未詩・独白
0*
06-8-22 13:00
「コンビ二の猫」
はなびーる
自由詩
7*
06-8-22 12:52
「空色の手紙」 〜蝉の伝言〜
服部 剛
自由詩
10*
06-8-22 12:38
「いつも心に」
広川 孝治
自由詩
2
06-8-22 12:30
海の家
A-29
自由詩
0
06-8-22 11:48
小鳥の歌
ajisai
自由詩
2*
06-8-22 11:31
アイスクリーム・アイスクリーム
チアーヌ
自由詩
6*
06-8-22 10:50
「隙間2」
鷲田 岳
自由詩
1
06-8-22 9:00
空から未来が降ってくる
ぽえむ君
自由詩
17*
06-8-22 7:13
モニュメント
イヴ
自由詩
1*
06-8-22 4:16
イベリコ豚
水在らあらあ
自由詩
39+*
06-8-22 3:50
遠鳴り
ミキ・オキタ
自由詩
0*
06-8-22 2:57
ロマンスの花
A-29
散文(批評...
0
06-8-22 2:48
光
桐野晴
未詩・独白
0
06-8-22 2:30
意思
〃
自由詩
1
06-8-22 2:28
小径の人
藤原有絵
自由詩
7*
06-8-22 2:28
もう戻らない
山崎 風雅
自由詩
4
06-8-22 2:21
森に為る
山本 聖
自由詩
3*
06-8-22 2:17
あなたと、そのことばについて
コトリ
自由詩
1*
06-8-22 2:07
_
葵 悠貴
自由詩
0
06-8-22 1:56
The Lady of Shallot /序章
atsuch...
自由詩
3*
06-8-22 1:53
ハッカ水
水在らあらあ
自由詩
25*
06-8-22 1:47
ワタシ
yaka
自由詩
2*
06-8-22 1:37
嘘の物語
アンテ
自由詩
4
06-8-22 1:13
箱の中
七生
自由詩
1
06-8-22 1:00
そこかしこ
るるりら
自由詩
10
06-8-22 0:41
ぬくもり
蒼
自由詩
1*
06-8-22 0:31
謎本
freaks...
自由詩
1
06-8-22 0:25
加筆訂正:
濃度のない水
/
ku-mi
[18:43]
文を省略しました
61rows, 1.02sec.