わたしは、かわらないでしょう。
きみは、かわるのでしょう、
その差をうめられることなく、 ....
{引用=昨日からしていた 予感は
たしか ・ ・ ・
足音はしなかったな。
....
生命 せいめい 命
にんげん ミジンコ ライオン
柊 青い木 路上の石
青い雲 空の色 飛ぶ小 ....
カツンカツンと
ちょーくの走る音
途切れる記憶、とおのく意識
空白
....
いままで
いちども
きみに
うそをついてない
なんて いえない
そんな
うそだけ ....
カレンダーを一枚めくり
二月の出かける日に ○ をつける
数秒瞳を閉じる間に過ぎてしまう
....
おんなが なぎさで
砂を かぞえている
いくとせも いくとせも
なみだと 朝焼け色の
大漁旗 ....
スパイスきょうじゅ
スパイクはいた
スパイクはいて
スパイスのんだ
いちめん ひろがる ....
もし貴方が地に堕ちるなら 私も共に堕ちましょう
貴方のいない世界など 居る価値も無い場所だから ....
木の船を揺らすな無邪気に邪な者ども汲めぬ柄杓を渡す
同胞よ騒ぐな天のあれもまた汲めぬ柄杓だ海は終わ ....
報われない想いとわかっていても
気持ちはとめられなくて
ぐるぐる回る輪のように
終 ....
狂わしく相愛しい君の本体を
舐め尽したとて解らず
重なる毎に理解して
重なる毎に誤解していく
....
青く広がる海を見下ろして
「ああ、青いんだな」って思えたなら
指を静かに動かして
「ああ、 ....
道に道無く目隠しの子供が座る
目の前に落ちた小さな手に生は無く
大人より食べない子供が
大人に ....
私は知らず知らずのうちに、ロンドンの馬小屋で産まれていた。
額には「肉」とかかれた運命が刻まれてお ....
村、の発音はビレッジじゃなくて
ヴィレッヂなんだって
熱く語る教師に
ならば、お答えしてい ....
古文書の秘密を 全て暴いた後で
ヴァニラエッセンスを
二滴ほど、手首にふりかける
この狭い ....
ねつっぽい
ねつっぽい
これはやばいかもしれない
目をとじると
黒くて大きなクマが
ぼ ....
机から乗り出して、君の姿を探します
机の角に私と君の相合傘
君の背中に私の顔が映っている
....
古代象(マンモス)は氷下魚(かんかい)食べて海渡る
注 「かんかい」はアイヌ語です。コマイとい ....
誰かにとっての大切な人。
私は私の大切な人を守るために。
それを理由に踏みにじってきた。
ふと ....
くりかえし生まれる幻想が
頭の中から離れないので
入り江に腰をおろし
巣へ、手をさし入 ....
人にはそれぞれ自分にあった居場所があるらしい。
自分にあった居場所にいれば遠慮なんかする必要ないし ....
太陽は誰が奪った洪水のようにまばゆい詩歌たちいづこ?
ゆうえんち、どうぶつえんにすいぞ ....
私が何を欲するかと言えば、
馬鹿を見ない正直さ、なのだ。
あの眩暈のしそうな
白い台風が去り
三日が過ぎた
路上の名残雪は
鋭利な透明を帯び
庭 ....
日に夜をついで、
月の影をかいくぐり。
地平の弦の彼方、
鬼は羽ば ....
A.M9:15
退屈な授業
暇つぶしの会話
A.M10:38
日差しが妙に暑い
....
知ってるか
もう ひとりぼっち
自業自得だよ
鍵を、
かけた
孤高の空は 始まりが曖昧で終わり無き空
永久を願う空は 高くて・・・届かないところにある
....
君はロリロリパンダ
パンダの妖精
電話が大好き
メールがキライ
見るのは夢
言葉はマボロシ ....
あなたが感じているように
私も感じているんです
でも
私が意図している事と
....
私の助けてや寂しいの声は
ぐっと、喉の辺りまで出かかるのに
口は出してくれないから
飲み込 ....
孤独な日には時雨る
空気が重い
わたしは一日中寝た
黒人が
国道脇を歩いていく
何人も
....
誰もいなくなった教室
消されずに残った数式
響くチャイムの音
....
僕の顔が
不細工なのはさ
きっと君が悲しみに暮れるとき
君を笑わせてあげるためで
僕が斜 ....
よく道に迷う
はじめて訪れた街
交差点の真ん中で
どっちにしよう
迷ってばかりいる
そうでな ....
大好きな
あなたの元で
何も考えずに
ぼぉっとしていられたら
どんなに幸せだろう
....
夕方のあるところの
ある場所のあるアパートの
ある部屋で紅茶をちょびちょび
飲みな ....
煮えたぎるシャンプー液と
干からびた深海魚
スプラッシュ
スプラッシュ
よく使い ....
彼はひとり荒野をゆく
勇者ではなくもちろん賢者でもない
彼もそのことは知っている
....
揺らせ リフレイン
ひらめき はばたき
とるにたらない光のかたち
それらが作る ....
(ゆーきや、こんこん…)
めずらしく降った雪のおかげで
妹は
はじめての雪だるまをつくりま ....
夜に呼ばれ、
風に身を浸す。
月に影を渡し、
光脈を流れ。
....
きっと
いつか
やってくる
その朝
世界中の
サイレンと
クラクションが
一斉に鳴 ....
便利さの
果てに
背負ったもの
子や孫に
背負わせるもの
明るいのはいやだって私が言ったから
昼間は1度だけだった
あの日誘ったのは私からで
光を取 ....
燦燦と輝く あの太陽を掴んでみたかった
この世界すべての命の営み
それを自分の一人のものにしたか ....
君はいつも全身で一喜一憂
わずかな変化も見逃さない感度良好のアンテナ
だから強烈な電波には耐えら ....
夕焼けが差し込むような窓を見る 背中に回るのは反則と思う
くちびるが声を発することをやめ ....
今じゃもう
何があっても
傍にいてくれた
希望までもが
荷造りをし始めている
気づきたくないことは何度かあって
それでも体を重ねあいたいなんて願望が募って
負け犬の遠吠えだな ....
春の呼吸は夏を活かし、秋に捨てられ冬は泣いた
ねえ、子供のように笑ってよ
君が居ればそれで済む話 ....
鳴かないカナリア
枯れた白百合
ガラスの割れた本棚
傷だらけのギター
折れないように
....
家を出たのは君から逃げるため
明滅を繰り返す黄色い信号を横目に
僕はまた歩き出す
桃の ....
15の頃に父さんを亡くして
見よう見まねで金槌を継いだ
枯れ枝のような細い腕には
重すぎ ....
正義と悪の
がいねんは
小さい頃に
戦隊ヒーローから
おしえられた
ものごと ....
心打つ言葉があり
言葉を信じ
言葉に導かれ
言葉を愛する
言葉は朽ちても ....
ちきゅうという名のこの星は
30%の偽善と
70%の血の海で
出来ている
昼と夜はあるが ....
Please,please me...言葉をください
どうか僕に言葉をください
それは詩で ....
尾を巻いて逃げることすらできなけりゃそのままそこに寝てろ負け犬
まず一人リングに沈め駆け上がる ....
空の底
空気圧
破裂してしまいそうな
煙のように混ざり合ってしまいそうな
ねえ
そ ....
人は いつも誰かと出会っている。
職場だったり新しい友達だったり。
その中で 自分らしく ....
そろそろ
さああああああーーーっと
夜風が枝枝を撫でたなら
月の呼吸がしみわた ....
夜の深まり
喧騒の一日が過ぎた
独り部屋に座っていると
静寂の響きに包まれる
私はそっとそこ ....
お酒も なんにも ありません あるのは生活と 静かな よろこびだけです
さりげない日常に
きらめく刹那が訪れる
長い深い夜を飛び越えて
朝日のまぶ ....
携帯電話は
空になった
シークレットは
もう使われなくていい
ただその事実を ....
この階段さえ登れば
独り呟いて見上げた
4日分の荷物を詰めた
旅行バックを引っさげて
堕 ....
加筆訂正:- ひつじ雲/さくらほ[20:14]
- リズムをよくしようと努力してみました・・・。難しい・・・。
69rows, 1.06sec.