大きな空になって あの雲を掛けよう。
大きなとりになって あの空を翔けよう。
詰らない事 ....
ねぇ、知らないうちに
ねぇ、正確なリズム
ねぇ、心臓も
ねぇ、わたしのからだ
海 ....
『君はどうしてボクといるの?』
そうあなたが尋ねたから
わたしも尋ねかえしてみたの
....
気だるい朝6時
切断された地平へと向かう足音
良識や常識の断罪を拒み
風を切り裂いて疾るソレを ....
煙草の吸いすぎで 頭がヒリヒリする
鈍い光の中 蒼い煙が あの娘を写しだす
とんだ計算 ....
今日が終わる
その少し手前で
ひとつ足りないことに気づく
いつものように
君を送りと ....
貴金属コーナーに群がる高校生は
鼻で笑えたけど
たくさんの買い物袋を両手にさげて信号を待って ....
そろそろ 恋でもしようかな
まざりあっていく
せかいのなかで
しかいは
しだいにせんめいに
なり
ぼくらは
ひとりひ ....
送信先:love-junkie..kittylovesxxx.0824@**.***.ne.jp
....
奴は
山に登るのだ
そう言っては、ニコン党のくせに
私のオリンパスを借りに来る
高山植物を撮 ....
透明な夜空は
脳がものをみることを
なまけてしまった人が見ると
満点の星空なんて映 ....
「バイバイ」の後で死にたくなるのは
何故でしょう?(淋しいよぅ)
「またね」の後で死にたくなるの ....
山並みを巡って
一本の道が続いていく
夕暮れ時に
耳元でふと寂しい曲が流れ ....
いつもいつも
私の傍らにあったもの。
いつもいつも
私を見守ってくれたもの。
でもね ....
荒野では道がわかりません
ヒースの丘にのぼっても
海はみえません けれど
匂いたつ まぼろしを ....
アナタは毒
ワタシの中で
ワタシを乱す
独りになると
とまらない震え
ひとり
ひとときの
なぐさみに
ときばかりを
ほうりなげれば
ひきはがされて
かた ....
事象の先に 行き止まる 今
深く 古いところから 聞こえる声を
身体の底で 聞いてみたい
....
見つめるだけで想いが伝わる魔法があればいいのに。
私の潤みが見上げたら
あなたの潤みが見下ろして
液体・固体間で混乱してしまいます ....
いつものように顔を洗って
出直してこいよなんて言われなくても
そんなことくらいわからないわけ ....
秋風は
空の彼方で
昼寝中
雷鳴にさめる
午睡の汗
蒼く冷たい空のまだら
枝を揺する見えないものたち
光の幅だけ花を飛び越え
午後と ....
「目には目を 歯には歯を」
あなたの目は まっすぐすぎて
あなたの歯は 白く輝いて
....
ざぶーん
ざぶーん
ちゃかぽこ
ざぶーん
涙のプールを泳ぎます
ざぶーん
ざぶー ....
リモコンを手にして、わたしのそばの花を見つめる。蝉の声と曇り空が、わたしのそばに向かってくる。冷蔵庫 ....
天王寺動物園に
桜が咲いて
カラオケの音量が
最大になった日
僕たちはアポロの前で
待 ....
誰か僕を助からないなら殺してくれ
夏が欠けていきます
溌剌とした空の滴りを
濃厚な季節が吸い尽し
あとはさらさらと乾きゆくだ ....
街路樹の緑葉
千切ってばら撒き
踏み歩く
秋の予行練習
さくさく しない
アサガオ望む ....
世界の中心に いた頃は
愛という 言葉さえしらなかったけれど
群れの中 ....
逢いたいって言ったら追いつめるから言わないの
わざと
追いつめられたら
人は泣く ....
細胞の輪郭は
発熱に適した形なの ね
あなたの音源との距離感は
可笑しくて悲しいけ ....
扉が 開いたらば
扉が 閉じた
そうして
扉が 閉じたらば
扉は 開かな ....
秩序ある3Dの蝉の死骸が
無秩序な2Dの夏の部品に変わるころ
真夜中の庭に掘りきれなかった
....
くだらないやつが寝て居る
小便くさい空に寝て居る
サラリーマンが行き過ぎる
労働の汗が ....
夏物の花柄が薫ったのは
パタパタと羽ばたくような助走の後
遊具を飛び越える、 ....
花を差し出されたら
黙って口に含む
蜜を吸う
疑うという言葉は
知らないふりをしなくては ....
最近また退屈し始めたので
なんとなく電話ばかりしています
毎日がどこか物足りないので
なん ....
そうだなあ
お前さまだけじゃないよ
ぞんざいに扱われるやつは
そんなものは
....
僕は、語り続ける
....
月は去り
夜は現われる
濡れた枯草の冠が
微笑むものを照らしている
熱は夜の ....
ほんとうに欲しいと思ったんだ
あの夜
だから
ここにいるだけで
しあわせ
....
君は覚えているだろう
君がはじめて掴んだ自由は
真新しい買ったばかりの自転車に乗って
得意げに ....
あの日から、
背負ったこの柱は、
復讐だったのかもしれない。
だが ....
激しい嵐の中を走るときに
なにをおもう
なにも
なにもかんがえないよ
ただ夢中で走っ ....
谷口さんちからきた
シェトランドシープドッグの仔犬
お利口なので誰にも誉められる
公園 ....
NIRVANAは
それほどニルヴァーナでもなく
仮想現実は
それほど現実でもない
ぼくが抱い ....
湿った初夏の夜の闇に
ケラケラケラ ケラケラケラ
ケラケラケラケラ ケラケラケラケラ ....
ケチケチケチと悪戯小僧はハンケチ飛ばす
ケチケチケチと叫びながら飛んで行く
ケチケチ ....
幼い我が子に虐待を繰り返し、死に至らしめてしまう父親の一人称の詩を書きたいと思った。その父親自身が ....
Maybe you can cum
Just to touch her on the thig ....
フラットに広がった街の上で
今日の足跡決めよう
お気に入りの青いペン
まっすぐ立てて手を離す
....
まったく の まっしろ で あわてて
まっさら は まっぴら だ いつでも
まったり と ....
睡眠が追いかけてくる
ひたひたとひたひたと
眠りに落ちることによって
この体系が崩壊するイメー ....
悲しい時に楽しい詩など書けません
悲しいを沢山使いすぎて悲しみの表現も不十分です
凍りつ ....
おおつぶのあめが
じめんをたたきつづけた
ふくもずぼんも
びしょぬれになって
くつぞこが ....
浴衣着て髪をゆって会いにゆきたい
慣れない下駄は足をきりきりひずませ
夏の暑さが心 ....
朝からクワガタ
クワガタの話かよ
下あごの話かよ
さん、はいっ
「下あごの話かよー」
ご飯 ....
生きてる限り 心は変化を続ける
僕の心の天気予報は僕にも予想が出来ないくらい気まぐれな天気
....
「真似をしてはいけない」と誰かから教わりなさい!
−罪は重いのです。
ここに居てはいけな ....
幼子のみる夢 今は見れずとも
微かに残る 母のぬくもり
身体は正直だ
不意に傷つけた指から
血
押さえても
抑えても
止ま ....
数々の思い出重ねて、今日がある。
誰も知らない 明日の風
思いどうりにならない、日々の ....
昔の知り合いから電話があって
ちょっと帰ってこないかって
ナンデって聞いたら
亀ちゃんが死んだ ....
夏の暑さから ほんの少し風がかわる
涼しくて 心地良い そんな風が好きでもあった
だ ....
67rows, 1.06sec.