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巻頭詩保存スレ (創作系)スレッドオペレーター:渡邉建志
投稿は基本的にその時点での巻頭詩を保存したいと思った人が自由に投稿するのがよいと思います。現時点のものでない場合は、できれば日付を書いていただけると、よいと思います(つまり過去の保存したものでもウェルカムです)。意見発表、創作発表スレッドではなく、保存用スレッドのため、微妙に周りを配慮しつつ、下げを推奨しつつも、上げ・下げは基本的に投稿者の判断に任せますが、なんとなく空気読みながら自分のあげたい気持ちとバランスを見つつがんばれ。感想もウェルカム(・∀・

[46]藤崎 褥[2005 02/14 00:09]
(2005 2/14 0:07)
みどりの鉛筆で 
線を引く 
  
ふすまに一本 
線を引く 
  
地平線を見たこと無いと子どもが言うから 
線を引く 
  
そういえば 
私もついぞ 
見たことは無いのだ 
  
赤い鉛筆で 
円を足して 
  
日の出か日の入りか 
赤く塗る 
  
遮光カーテンの向こう 
やはりついぞ見たことは無い 
  
知識でしかない風景をつくる 
もはや自然というものはわれわれにとって人工物となった 
  
隣で不思議そうな顔をして子供は人造地平線をなでていた 

#なんだか一人の人が書いたくらいの綺麗な流れ…いいなぁ。
#sageるの惜しいw
 

[45]山内緋呂子[2005 02/12 13:30]
delと書いてもみ消した
ついでに詩を吐き出した
醤油がないと
駄目なんだ
I will show you.
え?緑がなんだって?

しろめし、好きだったんだが最近は
フリカケがねぇと喰えねぇのよこれが。
おねえさん、ふりかけ倍量でおねがい。

絵の具はパンにつけて喰うなよ
革靴も煮て食うなよ
でもおいしかった夏

poloは着てても心は小錦

しかし
ドン・キホーテの昼飯はなんだ?
鈍器のような昼飯さ、
きっと

$と書いてもみ手した
ついでに¥を書き足した

#日時:リアルタイム
 

[44]渡邉建志[2005 02/10 19:35]
【短歌】 
  
錠前が記憶する冬のそとがわに 
春色がもうやって来ている 
  
春の丘 こぐまがぴょこり這いだして 
みどりに光る今日の夢です 
  
ビバルディくちずさみながら丘の土 
踏みしめればきみどりの香 

#春っぽいですねsage
 

[43]渡邉建志[2005 02/09 02:27]山内緋呂子
お前らに告ぐ 
食べもんは腐りかけが旨い! 
  
ゴールポストに置き忘れた松茸 
忘れられ方が完全になるジーコ 
詩もお忘れなく 
手はどこにも伸びてかゆい 
  
とても退屈です 
見えないところは 
不自由ですばらしい 
日の丸 
  
ありがとう 
ぜんぶおまえのおかげだ 
ところでお腹壊すなよ 
  
だけど壊した時は、やっぱり正露丸 
  
ところで腐った落書き詩は社会の癌 
ありがとう 
いい薬です 

#いろんな意味で胸焼けがしそう、誰が溜飲をsageているのか
 

[42]藤崎 褥[2005 02/01 12:14]山内緋呂子
(2005/2/1/12:14)
魚だと思っていたのに 
魯だった 
鳥だと思っていたのに 
島だった 
それは能の心だと思ったのに 
ただの熊だった 
 
真実だと思っていたのに 
マミだった 
真理だと思っていたのに 
マリだった 
  
トンマよ 
(とかなんとかおっしゃって) 



#sage
 

[41](1+1)/4[2005 01/30 01:17]
#ちょうどこの時↑


魚だと思っていたのに 
魯だった。 
鳥だと思っていたのに 
鳴だった。 
僕らを繋ぐそれは 
それは 
真実だと思ったのに 
  
冷蔵庫の中に 
今日も僕らは寝ていて 
窒息しないのは 
感覚を忘れたから 
僕はどこへ向かうんだっけ 
海が来たら 
変わるだろうか 
  
泡立ちそうな 
かなしみとやらを 
鎖骨の下で弄ぶ 
  
海の声は窓を震わし 
掴み損ねたうたは 
土の下に埋めたまま 
  
藤根十文字停留所にて 
バスを待つ 
海のどこかもとうに見失ってしまったのに 

#魚 と 魯 は やっぱちがう てのっ とおもいつつ、こういう比べっこズキな当方としてはちょっと視界の外においておくことができなかった。なんとまぬけな真実なのだ!
#sage。ところで ゎぃゎぃ(・∀・)ゃぁゃぁ これ、(ジサクジエンというなまえだったけか)かわいいな。まるくていいなあ。
 

[40]かのこ[2005 01/29 14:32]
魚だと思っていたのに
蛇だった。
鳥だと思っていたのに
潰れた猫だった。
僕らを繋ぐそれは
それは
真実だと思ったのに
実は違うらしい
俺が欲しかったものは実は真実ではないらしい
冷蔵庫の中に
僕らは今日も寝ていて
窒息しないのは
吠えぬおおかみばかり

波が来たら
変わるだろうか

吹きこぼれそうな かなしみとやらを
手のひらの上で弄ぶ

夜の声は窓を叩き
掴み損ねたうたが
土の下に埋まっている

藤根十文字バス停にて
バスを待つ
大切なことはきっとそれぞれが考えてる

#1がつ29にち 14じ31ぷん sage
 

[39]ピッピ[2005 01/28 10:44]
#下のとほとんど同じだけど、「ばーか」が好きなので個人的に保存sage


考える犬は 
考える鯨にほえない 
ほえほえない 
ほえの方へ 
韻を踏んでも 
ばなな踏んでも 
踏み切れない君へ 
海底にいる 
精神の双子である僕ら 
素敵な、二人芝居 
(ばーか) 
なんてくだらない詩 
なんてくだらない一人芝居 
ああくだらない。 
なんて言ってるヤローが 
まともなものを書けたためしは無い 
やばいな 
草々の葬送は早々に送葬しろ 
唸る煩悩は百八 
降って来る月も百八 
月に 
ほえほえ 
そしてさよなら 
でっかいさよなら 
乾き切ったぽえむ 
君たちの 
コートの襟 
もう直してあげられないね 
多分 
 

[38]渡邉建志[2005 01/26 01:50]
#時は今


考える犬は 
考える鯨にほえない 
ほえほえない 
ほえの方へ 
韻を踏んでも 
ばなな踏んでも 
踏み切れない君へ 
海底にいる 
   精神の双子である僕ら 
彼女が微笑むと 
なんてくだらない詩 
なんてくだらない一人芝居 
ああくだらない一人芝居 
なんて言ってるヤローが 
まともなものを書けたためしは無い 
やばいな 
草々の葬送は早々に送葬しろ 
唸る煩悩は百八 
降って来る月も百八 
月に 
ほえほえ 
そしてさよなら 
でっかいさよなら 
さいごの挨拶 
乾き切った 
コートの襟 
もう直してあげられない 
多分ね 

#Parsley, sage, rosemary and thyme
#嵐が過ぎ去りいい勢いだけが残った感じ。ほえほえない、やばいな、そしてさよならさよなら、とかが。
 

[37]渡邉建志[2005 01/23 00:12]あとら藤崎 褥
いや、時々間違った凧みたいに揚がるのもいいんじゃないでしょうか。基本的に蛸みたいにsageてるわけですが。
>考える鯨がほえる 
>ほえ 
>ほえほえ
がひときわ異彩を放ちますね。鯨がほえるだなんてね、だばだば。
 

[36]不老産兄弟[2005 01/21 02:19]あとら山内緋呂子
走ってよ 
その乾いた靴 
その乾いた黄土を 
舞い上がらせてよ 
んで飛んできちゃってよ 
ここまで 
  
考える犬は吠えなくて 
考える鯨がほえる 
ほえ 
ほえほえ 
韻を踏んでも 
詩踏んでも 
靴を舐めるばかり 
tintinは乾杯の合言葉 
さあ 
飛び散るジュースを 
飲むよ 
  
いまにも 
潤ってゆく悲しみに 
でっかいサヨナラ 
さいごの挨拶 
乾き切ったルージュで 
コートの襟に 

ゴドーを待ちながら 
海底にいる 
けどやってきたのは 
Dr.コトー 
、なわけで 
友達の彼女は 
やけに肺テンション 
しかし彼女が微笑むと 
僕の懐が寒い 
  
さてさて 
怪女優が 
空腹を我慢して 
運動場を走る 
よからぬ方向へ 
液晶から覗いていたら 
ハ゛ナナ喰っちまった 
「女王様とお呼び!」 
ええ〜! 
ひええ〜っ! 
  
VAAM飲んで 
ハイ 
はい。はいはいはい 
発熱たん献体 
バチガイじゃい、マチガイじゃい

#1/21 AM2:10くらい

#sageるの忘れた!おそかったか。すみません。
 

[35](1+1)/4[2005 01/17 01:26]あとら
#日付リアルタイム


書くのはななつ 
あるいはやっつ 
きっとここのつ 
とうとうここまで 
  
考える自信さえなくて 
雪道を踏んでも 
韻を踏んでも 
つんつるりんりん 
  
でっかいサヨナラ 
はみでた挨拶 
書き殴った音符 
乾き切ったペンシル 
ノートの隅で 
消えかけたハ゛ナナ 
あじすあべば 
あじあ 
アリベデルチ 
  
そしてあなたを待つ 
夢の中で 
うつつを書く 
きっとばか 
でかいモンスター達が 
空腹を我慢して 
液晶から覗いてる 
ハ゛ナナを食べている 
sonna 
ばなな 
ななななな 
  
#バナナが打てーん!となるとなぜみんなバナナを使おうとするのだろう。季節柄 焼き芋は?とか思うのです。
#当方のコッソリ嗜好のため sage。
 

[34]渡邉建志[2005 01/12 23:14]山内緋呂子あとら
詩!詩
と声がして 
めざめて 
かげひなた 
てもとに ばなな? ばかな! 
ななふしぎ 
ナナフシ トビムシ 
よくみると 詩だった 
俺はさけんだ 鮭 
夏の詩 
が変色するよ  
褪せたので 
炬燵に乗せた白い船が 
月まで連れてゆく 
が、道中 
気付いたのだ 
あさになっても月が、 
いや、それは 詩 
  
見知らぬ 
未しらぬ 
うなばら、 
そらは 
 青い 
黄色い 
 詩 
以外は 


#なんというかバナナ縛りで不思議な味が出てきたsage
#オリコさんありがとうです、びば実験精神
#しばらくスレオペ、ネットから遠ざかります。たぶんあんまスレオペいなくても大丈夫だろう
 

[31]渡邉建志[2005 01/04 18:53]あとらふく藤崎 褥石畑由紀子山内緋呂子
#日付リアルタイム


詩... 
しいたけ 
けむし 
しいたけ 
けだらけ 
けむし 
しいたけ 
しめじ 
うけつけ 
けむし 
しいたけ 
けむし 

#てかね、しめじはいいけど、うけつけって。うけつけって!(嵌まった
#てかね、「詩...」ってところ、実は「バナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナナバナ...」って書いてあるんだ。それが一行であらわせないから「詩...」って表記されてるらしい。修正すると分かるよ。試してみよう!
#でね、「リンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリン...」ってのでも「詩...」って出るかと思って実験したわけ。そしたらきちんと「リンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリンゴリン...」って出たよ。ということは、一行であらわせないからっていう理由は消えた。ほかに理由があるとするとバナナという言葉が重要なのか?「詩とはバナナだ!」という片野氏からの裏メッセージか?
 

[30]渡邉建志[2005 01/03 21:19]あとら藤崎 褥
#日付リアルタイム


詩 
しいたけ 
けだらけ 
けむし 
しいたけ 
けつあご 
ごあいきょう 
うけつけ 
けむし 
しいたけ 
けむし 

#ひとりしりとり詩化。しいたけとけむしの頻度に注目ですね。
 

[29]渡邉建志[2004 12/26 02:42]
>>28
ご訂正ありがとうです。口でありますね。
一筋縄でいかない点、ますますロックであるの念を強くいたしました。
 

[27]渡邉建志[2004 12/25 18:03]ワタナベ山内緋呂子
#いい感じでさがってきたのである。なんとなく「好きなフレーズ」出張編としてここいらで本スレの「好きなフレーズ」を書かんとぞ思う。この場合「思う」は連体形である。連体形というのはなんとなく萌えである。皆様も好きなフレーズを教えてくださると幸いである。スレオペとしては活性剤を投下していくの姿勢である。不評ならやめることも辞さない、強気の姿勢を持っている。勝手に萌えやがれ!がスローガンで、つまり癌を投げるのである。


>>1 ちょっとこの詩は強敵だな

>ぉおお パッキマラッタ パパパ 

のっけから小文字である。パッキマラッタって言いにくー!それにぱぱぱて!と突っ込みましょう。

>江戸川備前に電報を打とうか? 
>2つに割れた銅貨のときめきのように 

 「2つに割れた銅貨のときめき」、これは萌え詩句ですね。21世紀型詩の重要な要素である。
 
>ブルウタス はたき カタカナ 

カタカナて(汗)!それに、はたき、カタカナちゃうし!と突っ込みましょう。はたき、これは所謂大正萌えです。いわゆらない。これも21世紀型詩の重要な要素である。

>百合のようにあなたは言うのです 
>わたしはなす術もなく 
>ビクター と ロルフ 
>


すでに「ブルウタス はたき カタカナ」で悶えている我々に、「百合」というのは止めのような殺し文句であり人によってはいらいらするかもしれませんが、注目はそのあとの「なす術もなく/ビクター と ロルフ」である。固有名詞て!それはどんな術!と突っ込みましょう。

>From A の境界線 
 
世の中のニートたちを心臓麻痺にしようとするかのごときフレーズである。

>アゼルバイジャン 春巻き 心底 
>凱旋する男たちを横目で視ながら 

おお、今TVニュースでアゼルバイジャンと言った。なんという偶然コインシデンスであろうか。驚いている私を横目に男は凱旋するのである。「アゼルバイジャン 春巻き 心底」という一行は「ブルウタス はたき カタカナ」に対応しているとおもわれるが、前者のインパクトに負けず劣らずである点が立派である。春巻きというのは萌えである。春を巻くのである。巻く自体が萌えであるが蒔く、幕、膜などへも無意識的に繋がっていくのである。

>>2

>エリュアールに手紙を書こうか? 

聞かれても困るのである。ポ−ルエリュアールというのはなんとなく少女漫画に出てくるフランス人の名前ぽいのであり萌えである。

>>4
>巻き寿司を頭に乗せて

また巻くのである。頭に乗せる、という行動は萌えである。関連に、背中に乗せるhttp://po-m.com/forum/i_thres.php?did=15339&did2=121という行動もある。どうも、普段乗せない体の部位に、普段乗せないものを乗せる、というのは萌えであろう。(枕元さん勝手に借りました。不味かったら消します)

>>5 すばらしいと思うのにノーポイントである。過去は2つぐらい付いていたのだが…

>オー イエスっす 

のっけから付いていけない乗りがすばらしい。
加えて低姿勢である。

>今、強く思っている…… 
>抱きたいのにそばにいない 
>ワイキキ

これほど強い三点リーダーを私は知らない。主人公は本当に抱きたいのであるがそれにしてもワイキキて!と突っ込みましょう。固有名詞萌えである。ワイという響きが気高い。キキというのは――なお気高い。

>かもねかもね 
>ぼくは生粋のヤマトンチュなのに 
>曾祖母の名前はなぜかモカといって 
>好きなのはネモ船長だ

かもねかもねと畳み掛けておいて、次々と固有名詞を重ねていく。「なぜか」がせこい。好きなのは、とか聞いてない。ネモ船長て。すばらしい。飼い猫の名前にしたくなる。

>>13

>河川敷。 
>合法、違法はともかく 
>雲が浮かんでいる。 

これこそが巻頭詩の味わい。もともとはおそらく
>河川敷。 
>合法、違法はともかく 
>花火をする若者たち(あるいはバーベキューをする)
などであったのだろう。で、それではつまらないということで、
非合法の雲を浮かべてみた。その無茶な繋がりこそが完成しない巻頭詩の喜びであるといえよう。

>>15

>痛 
>口ック 
>君 
>Make 
>ペンデュラム 

これだけ短く凝縮された時期もあったのである。しかし「痛」が最初というこの構成はすばらしい。「いた/ろっく/きみ/めいく/ぺんでゅらむ」という、発音の並びもすばらしい。2、2.5、2、3、5と盛り上がっていく音数である。漢字、カタカナ、漢字、英語、カタカナである。「痛」々しいぐらい「ロック」な「君」が「ペンデュラム」(振り子)を「つくる」のである。つくる、というのは、何をつくるにせよ、萌えではなかったか?(なかったか?って文体ムカつくよね知らないよそんなこと)

>>18

>ああ、鯖、泣いてるから。 

「鯖」は注目の萌え単。水中にいるべきものが陸上や空中の世界に出てくるという要素。そもそも魚は感情とは遠い存在に思われるのに、泣くのである。やっぱり名詞は萌えですね。名詞は突然性というか突発性がある。形容詞とか動詞は係って行くから、イメージの突発性とか独立性に欠けるけど、そのへん名詞とか特に固有名詞は萌え要素が強いですね。なぜなら筆者は「萌えとはある程度突発性とか意外性と関連があるのではないか」と考えるからである。それにしても鯖だけで詩が一個書けそうですね。泣く鯖、笑う鯖、怒る鯖。船乗りさんの「いるか」も、水中にいるべきものが陸上に現れる話でしたが、いるかは感情に近い存在(哺乳類であるし)なので、萌えというよりはしんみりした詩になっていると思われます。

>>19

>歴史の好きな蛙が死んだよ 

これも鯖と同じ萌えパターン(擬人化)である。加えて「歴史」というのは「科目萌え」である。「図画工作」とかそういうやつである。すばらしい。萌えの合わせ技であり、高度であると言えよう。関係ないけど工作員という言葉を聞くと図画工作を思うのは筆者だけであろうか。

>>20

>それから唸る木々と
>青い朝が60個

これは数詞萌えと言えよう。具体的に数を示されると眼前に景色が広がるというものであるし、数詞こそがよくわからない意味をかかえはじめたりする。関連に「3匹の子ぶた」、「白雪姫と7人の小人」、「11人いる!」などがある。
 

[26]渡邉建志[2004 12/19 01:14]
がらくた色の午後 
他人の時間をさかさまにして 
私が下る 
  
  
「還らせてあげよう 
逆巻く意識に」 
  
  
私は 
ひと呼吸して 
ただ降りて行く 
  
  
そば粉になった時間を 
踏み降りて 
素敵すぎる 
モスグリーン 
  
  
追いかける日々 
笑う木々 
虹彩は拡散して、千々 
  
  
もう一度だけ 
  
よそ見をしてみた 
  
(04/12/19 am0115)  
sage
 

[24]山内緋呂子[12/13 19:54]
わかりました。そういうショタコム否シスコムですね。
 

[23]渡邉建志[2004 12/13 19:20]あとら
うーん。おっしゃることは分かるんですが。スレッド立てた身としてはほかのスレッドにたいしてなんというか、申し訳ない気持ちというか、肩身が狭い気持ちが微妙にあるわけで。
<ヘルプhttp://po-m.com/forum/help.htm#10より引用>
>会議室は、テーマを決めて意見を交換する場としてお使いください。
>連詩、連句、そのほかテーマに沿った創作発表にもお使いいただけます。
>ただ単に自分の作品を発表するだけのためのスレ立てはおやめください。
<引用終わり>
 あーん、意見を交換する場でもテーマに沿った創作発表でもないよぅ。そんなわけで、これを立てるのには微妙に罪悪感があり(なので微妙に勇気が要った)、それで申し訳程度に立てた方針が「sage進行」だったわけです。スレッドの正当性について敢えて言うならば、感想OKにすると「意見交換する場」になるし、巻頭詩自体がみんなの「創作」で、その「発表」の場がもうひとつ増えた!という解釈で(>Д<;)ク、、クルシイ
 そういう気分、雰囲気、そんなんでなんとなーくsage進行「推奨」でいきたい、というのがスレオペ的な気持ちです。「sage進行でなくては!」と威張るのもどうかなあと思いますので、投稿者にお任せします。「わかるシステム」は半分ジョークですので、半分本気なんですが「システム」というのも威張っていて厭なんで「シスコム」ぐらいにしておきましょう(シスターコムプレックスの略)。そういうわけで文頭には「気弱なスレオペ的にはなんとなくsage推奨だがあんまりオーソリティーない」とか書いときましょう。ようするに、age-sage決定は投稿者自身にお任せしますけれど、このスレッドの位置づけは結構クルシイもんがあるし憎まれないようにしようね、ということです。長い。
 

[22]山内緋呂子[12/13 18:58]
含ませればまあまあいいかなと思ってるのがわかるシステムって笑。私としては感想以外全部ageつまり投稿されたら他スレ同様あがっていいと思います。
 

[21]渡邉建志[2004 12/13 18:50]
>システムスレ[213]http://po-m.com/forum/i_thres.php?did=11005&did2=213に関して
 
3点返事すべきことがありますね。
 1つ目。もうすでにご理解のとおり、sage進行とは、sageという文字を本文に含ませることによって、スレッドを上位に上げることを防ぐ進行のことです。
 2つ目。sage進行、と言っているけれど「スレ内でその方にお返事をしてはいけないよ」というつもりはなくって、感想とかバンバンやっていいでしょうね。僕が文頭に「インタラクティブなスレッドの邪魔をしないように」と書いているのは、ひょっとするとよくないかもしれない。これじゃ、このスレがインタラクティブなスレッドではない、って定義してしまっているようなもんですね。というわけで訂正。感想投稿はOKにしましょう。でも感想投稿に関してはsage「推奨」にしようかなと思います。推奨、というのは、最終的には投稿者に任せようかなあと。「ぜひぜひこの感想をいいたい!」って思う人は上げてくれてかまわないと思います。
 3つめ。
>さらに言うと一行ずつコピペして投稿すんのちょっと大変だったりする。いや、是非ともしたくてしてるのだが。その労と、もっと多くの方に詩を読んでもらうためにも、あげていいんじゃないかなあ、と、私は思います。どうですか?
 そうですね。分かります。あんまり投稿頻度も高くないことだし(同意スレといい勝負ぐらいだなあ)、やっぱりこれも投稿者に任せましょうか。投稿者も、「これはいい詩だ!」と思うからその面倒な苦労をするんだし、それだったら、注目して欲しいですからね、上げてもらっていいと思います。「これはまあまあいい詩だ。。」と思いながら投稿する場合はsageにすればいいと思います(笑)。そのへんで投稿者の思い入れが分かるというのは新しいシステムだ(感動的!) スレオペひとりで盛り上がってきますた。こんな感じでどうですか。
 

[20]山内緋呂子[2004 12/12 16:16]本木はじめ
2004/12/12 16:16


さらさら零れ落ちる
他人の時間を
さかさまにして

還らせてあげる
くだらない昔に

バイバイ

嘲笑する
カーニバル用の仮面を
僕は
目を閉じて
叩き割ってやった

それからゆっくり
ガーゼで泣いた

それから唸る木々と
青い朝が60個

sage
 

[19]藤崎 褥[2004 12/07 16:37]
(2004/12/7/16:37)

ペールエールとアゲハ蝶 
  
透明な羽根で鳴き交わす 
蛙の 
悲しみらしき 
雨のあがらぬ泥の池 
  
油膜で転んだ 
明日なき日溜まり 
踊る曼荼羅慰めの井戸 
  
鬼の居ぬ間の行水と 
ベロを出してベロを出して 
さあさ事件の始まりだよ 
  
歴史の好きな蛙が死んだよ 
愛に刺され油で煮られ 
南の島の白い骨 
  
希望の色した靴下履いて 
二十一世紀の空を舞う 
音速ジェットの蛙になるよ 


#sage
 

[18](1+1)/4[2004 12/03 02:11]渡邉建志山内緋呂子
(2004/12/03 2:04)
難しく考えんなよって、マイラブドクトル 
キンキラ模様の金魚姫 
てとしゃんしゃん、と、ヒトトヨウ もどきさ 
サーティエンジン重圧で飛べ 
釘のバットで従者を殴る 
トラベルセカンド2時間半 
バーミヤンまで5時間半 
俺の兄貴はコアな臆病 
サマーソニック・ヨーガレポート 
逝っちまえマイケル! 
そらのしたじき 
どけどけ邪魔だどいつもこいつも俺さえも 
本末転倒、 
天獄までなら0,2秒で事足りる 
ナチュラルビューティーベーシック 
「修羅道は郵便局を曲がって直ぐね」 
魚の過去が充満する水槽で 
ああ、鯖、泣いてるから。 
思わず浮ついた感嘆詞で息を継ぐのさ 
#sage
 

[16]かのこ[2004 11/26 05:26]
(2004/11/26 05:23)

脳みその中で
もくもくとただ
鯨の肉を刻んでる

「ハンバーグ食べたい」
なんて君が言うから
作り方もよくわからんのに
とにかくそれらしいものを、と

完成させたら
そのてっぺんに
星条旗を立てて
君のとこに届けたげよう

それから
窓の桟のとこで
カナブンが死にかけてるのも
特別に教えたげよう

材料もないのに
君が食べたいって言うから
ハンバーグを作る
脳みその中で作る
鯨の肉のハンバーグ

鯨も君もただの夢だったね
僕はどうせ死にいく小さなカナブンで

♯sage
 

[14]多々田 駄陀[2004 11/16 03:06]
完成しない巻頭詩(2004.11.16.3:06)
山神 
白い血が荒み 
冬が萌え 
 手がしなる 
コートの裾に隠れ 
住み着く 
サマンサとボギーが 
うごかぬまま、じゃれあう 
  
黙ったまま空が怒って 
 風が、すすり泣いて 
波が背をなでてゆく 
  
                 襖の奥で 
  
筆舐める妻 
と 死んだ子供 
  
慣れなよ。ここであきらめるなって。 
後で泣いていいから 
  
 全部まとめて、髪を 
手繰り寄せて、私に、巻き付いた、其れを 
  
  
おめめまっか 
  
  
痛い目に遭うよ 
ときには近所のおじさま 
君の口癖は 
ましょうのおんな! 
  
  
「夜になればいい」 
「夜になればいい」 
  
朝が怖いのに 
 

[12]藤崎 褥[2004 10/24 13:09]山内緋呂子
完成しない巻頭詩(2004/10/24/ 13:03)

せかいぢゅう きっと足りたら 
また足りなくなって、どこかへ いってしまう 
  
「ありがとう。」 
  
いのちは満ち足りてる? 
手をつなごう。 
手をつなごうよ。 
五体満足だよ 
だけど 
まだ足りないんだ 
  
散らばっていく後姿 
一人ずつ、二人でも 
きっとまた 会えるから 
こことは違う場所で… 
  
まっていて 

#sage
 

[11]ふじわら[2004 10/14 17:23]
完成しない冒頭詩(20041014 1725)

点在する街灯
坂道
駆け下りるのは
自分の姿
空は果てしなく高く
星空と大きな二つの月

点在する街灯
点在する自販機
点在する自分の存在

そんな世界を、坂道を全力疾走

#sage
 

[10]石川和広[2004 10/12 01:17]
2004.10.12 午前1時

画面待ち受けているわれもその一人 
おのおののあわいがつくりだす  
絶 
絶 
絶  
絶 
空でない充満する弧の絵 
入れ違いの夢 
  
繋ぐのは  
無数のわたしの社会の  
  
あなた  
sage
 

[9]藤崎 褥[2004 10/11 01:41]山内緋呂子
完成しない巻頭詩(2004/10/11 1:39)


うろこ雲がながれていく空のもと 
面影をさがす 
  
喧騒に隠された言葉の行方 
届かない世界 もう少しだけ扉を閉じて 
  
  
空の塗装が剥がれ落ち 
碧の海に吸い込まれてゆく 
空を写した瞳は 
じじ、と熔けだす 
うっすらと見えるのは入れ違いの夢 
  
思い出が 
まぶたを閉じるころ 
そっとさよならを告げた 

#sage
 

[8]川村 透[2004 09/07 18:58]多々田 駄陀
完成しない巻頭詩(2003/09/27 11:16)

巨大な鮫は悲しく口を開け
岩陰で敵をやりすごす稚魚など
目に入らずに
遠くの青い空をあおぐ あくまで遠い
途方もない日々を呑みこんでいた  
背後の夜に
金庫を開き奥をまさぐる
 
そこはかりそめの世界であった 
かりそめの世界にすうっと風が吹き抜けて
誰かがひとつ 大きなクシャミをした
でゅしゃん
でゅしゃん
聖別はどちら?
まるせる?そう、まるせる。
純粋の城に奉られる
レディメイドのカケラたち
机の上の木馬で小旅行
また稚魚の身振りしてくしゃみ
でゅしゃん
でゅしゃん
あの自転車はどこへ消えた?
 ゲッツだぜ!

#sage
 

[6]川村 透[2004 09/05 14:25]
完成しない巻頭詩(2003/9/23 15:21)

稚魚の身ぶりして
岩陰で敵をやりすごす
あおぐ藍はあくまで遠い
  
痴女の振りをして
股陰を開いて奥をさぐる
あえて尽きせぬ愛を求めて
 
かりそめの世界にせよすうっと風が吹き抜けて
誰かがひとつ 大きなクシャミをした
でゅしゃん
でゅしゃん
聖別はどちら?
まるせる?
純粋の城に奉られる
レディメイドのカケラたち


#sage 
 

[5]渡邉建志[2004 08/30 02:40]
完成しない巻頭詩(20031121午後8時)


オー イエスっす 
  
今、強く思っている…… 
抱きたいのにそばにいない 
ワイキキ 
  
つけた歯型の裂け目から 
叫び声が絶え間なく聞こえる 
 あら、 
 そう、 
  
このままワイキキを抱けずに 
ねむってしまうのだろうか 
ウォー  あら、 
添い? 
  
かもねかもね 
ぼくは生粋のヤマトンチュなのに 
曾祖母の名前はなぜかモカといって 
好きなのはネモ船長だ 
  
かもねかもね 
なかなかしよをひとりかもねむ 
オー イエス…… 
かもんかもん 
ハポン 

#sage
 

[4]山内緋呂子[08/29 13:06]
巻き寿司を頭に乗せてさあ巻頭詩 
ロ淫ぐらいは容易いって思ってるのか 
 ああ 悲観は人を生き易くするのだ 
とっととアガリの予感 
框の上には水芭蕉 
 食感は快感へつながって 
夕暮れのみかん 
未完の完文とかみいって 
目の奥の月に還り 
予め前後に 残しておいた。 
 それが結局 
all right? の予感 
sage
 

[2]川村 透[2004 08/27 21:19]あとら山内緋呂子
完成しない巻頭詩
DATE:2004/08/24 21/29

二十一世紀の観念の墓場で 
江戸川乱歩に電報を打とうか? 
  
また、お逢いできますか と 
百合のようにあなたは言うのです 
わたしはなす術もなく 
クラリネットを吹きます 
  
エリュアールに手紙を書こうか? 
  
わたしは夢を反芻しながら 
息を止める 
白い果実に熟してみたり 
皮膚をざらつかせてみたり 
わたしは見たことがあるのです 
  
遠い記憶は枝別れして罅割れて 
そしてほんのりまるみをおびた 
あなたの夢を 
  
向日葵が身を捩るように咲いている 
ここまでおいでという「あなた」 
凱旋する男たちを横目で視ながら 
  
  alright? 


#sage
 

[1]渡邉建志[2004 08/27 11:52]あとら川村 透山内緋呂子
ぉおお パッキマラッタ パパパ 
  
二十一世紀の観念の墓場で 
江戸川備前に電報を打とうか? 
2つに割れた銅貨のときめきのように 
  
ブルウタス はたき カタカナ と 
百合のようにあなたは言うのです 
わたしはなす術もなく 
ビクター と ロルフ 
  
吹ける嘘が無くなったら 
エリチュールな手紙を書こうか? 
唇の上の空のようなトーンで 
  
From A の境界線 
  
わたしは過去の嘘を反芻しながら 
息を止める 
白い果実に熟してみたり 
皮膚をざらつかせてみたり 
わたしは見たことがあるのです 
  
遠い記憶は枝別れして罅割れて 
そしてほんのりまるみをおびた 
けれどぎこちない 
燃えた造花 
  
向日葵が身を捩るように咲いている 
アゼルバイジャン 春巻き 心底 
凱旋する男たちを横目で視ながら 


#sage  
 

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