Beatlesなかでいちばん幸せだった奴は
ぼくは絶対 Richard Starkeyだと想う
ではThe Rolling Stonesのなかでと問われれば
言うまでもなくKeith ....
1
夜に錠をかける
炭酸水に精液を混ぜる
クレジットカードに鋏をいれる
2
美術室
置きざりのままの
パレットに絞った絵具のこ ....
2008年7月19日の土曜日 千葉県安房郡丸山町、現在は町村合併で南房総市となってしまったが、そこの白子地区にあるローズマリー公園での詩朗読公演「南房総ポエトリカル・アンソロジー」朗読詩人団コトバナ ....
頭の中に
一匹の犬が眠っている
擦れてしまって読みとれない
古い名札のついた小屋で
静脈のほそい暗がりを
血液がそっと滑ってゆく
夜、
....
オラオラオラァ!
モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ
ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ
自分を責める
君は哀しい
君はピュアだから
君はかんたんに
傷つけられる
人を
辱しめる人って
いるんだ
....
タンブラーに紐を通して
腰に巻き付ける
梯子から見上げた
空がとっても高い
改装中のホテルが間違って
うちの電線を切って
エアコンの効かない部屋から
貯水タンクの影に逃げこむ ....
(ほんとう)を見なければ
この口から{ルビ血反吐=ちへど}ははき出され
この体は透きとおった屍になるだろう
(ほんとう)が靄の向こうに
段々と姿を現す時
この足は自ずと前へ、踏 ....
あるだけの色を使った絵も
覚えたてを書き並べた字も
すべてきみの詩(うた)になる
一枚一枚
大切に束ねて
詩集はきっと
ベストセラー
表紙はきみの似顔絵
母さんが描いてあげる
....
かなしみが風だとしたら
お前は誰だ
記憶が口から漏れる
Will
お前の自由が
かなしみだとしたら?
走り出してから 周りを見つめたら
同じ速度のタイヤが 話しかけてくれるかも 知れない
止まっていた頃には 見えなかった 回転軸が
妙に 面白くて
互いに 笑いながら 進めるのかも知れない
....
陽は沈み
わたしも 想いに沈んでゆく
白かった あの少女のワンピースに
色を重ねるみたいに
おとなの
ぬりえ
おひとつ
いかが
決して 一概に、一途だったとは云 ....
最後の猫が死んだ
冬の夜に
耐え切れなかったのだ
冬の孤独に
私は春の真似事をして紙吹雪でとむらう
おまえにみせてやりたかったよ
桜が舞う空を
せめてこの世の美しい絵空事を
....
明日に何かが変わるそんな幼稚な占いをしてみたが
旅人、と言うにはあまりにも違和感を感じる
この翼
翔ぼうにも言葉が無い
昔、叱られた
送電線の一羽に孤独を感じてはいけないと
彼は孤 ....
南三原駅
{画像=121123133657.jpg}
絵が描けないので代わりに写真を載せているのだが、そんなに多くを載せるわけにもゆかず、文章を多く書かねばならない。 読む方には難儀なこ ....
魚編の漢字が好きだ
目から鱗という言葉が好きだ
逆鱗に触れるという言葉が好きだ
そして わたしの言葉を読んでくれるだろう そんな あなたが好きだ
回遊する魚のように
....
生きていくために身体を壊す
意外と気づいているひとは
少ないのだが
ひとが胸に刻みつけて
おくべきひとつの真理は
須くどんな場合に於いても
昇ることよりも降りる方が
遥かに危うく困難であることである
121123
むーる あむーる
あふれる潮
かむろのじょなさん
忍び足
日高の山から見おろせば
ホッチキスが狙い撃つ
怖い小父さんパセリを蒸して
....
顔を上げて元気を出せ!
独りぼっちで淋しのか…
ある朝私はプラットホームで
呆然と立っていた
木の椅子が隣にあるというのに
漠然と立っていた
周りは皆笑っているというのに
砂漠
砂漠だ
私はそう強く思った
....
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで、束ねられた数枚の紙でしかないそれを僕に差し出すと、君は下を向いてコップについた水滴を指で撫ぜた。
何気なく開いたページには、立てこも ....
雨音で起きる朝
ひんやり冷たい水族館にひとりいる
水槽には何もいない
雨音だけが響いている
水槽に手をあてると飴細工のように
脆く崩れて
雨が横殴りのように降ってく ....
「路上で突然ですが、
果物買ってくれませんか?」
「さっきまで
そこで売っていたのですが、
少し残っちゃって」
立川駅の歩道橋の下で
前を歩いていた人に袖にされた、 ....
おそろしいものに
心あたった朝、
月は
黙って
灰色でした
わたしの言葉は
薪のようです
誰かの夜を
あたためうるならば、と
みえない炎を
見つめかねな ....
たとえば
人は誰かを捨てるとき
オブラートに包んで
口に入れる
ゆっくりと嘘が溶けていくように
胃の腑に落ちた
真実の味が
逆流して口の中に溢れだしたとき
その苦さに顔をゆがめ ....
121122
義務を果たすために焼酎を飲むのだ
麒麟が空を駆けめぐる季節の到来に
おっかなびっくり地を這い蹲って逃げ遅れのアリンコを探し出し
....
詩が祈りであるなら
わたしたちは
「」
人間であるという
薄っぺらさ
生きている
という曖昧さ
そんなものが
祈りだというのなら
わたしたちは
静かに
口 ....
自分の手のひらを見て思うんだ。
僕に、何かが出来ないかなって。
この手で何か、人のために
作ったり
奏でたり
守ったり
描いたり
....
だれに
味方をするでもなく
秋はしずかに燃えている
わたしが
ひとを敵視するのは
燃えようとする
哀しい加速
はなはだ容易い
弱さの
露呈
いっそ
水にな ....
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(13708)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
幸せな奴
-
HAL
自由詩
4*
12-11-24
The_Taste_Of_The_Glass
-
草野春心
自由詩
5*
12-11-24
南房総ポエトリカル・アンソロジー__その2
-
あおば
散文(批評 ...
2*
12-11-24
静脈
-
草野春心
自由詩
13*
12-11-24
オラオラオラァ!
-
殿上 童
自由詩
24*
12-11-24
嘘の仮面
-
多紀
自由詩
8*
12-11-23
題名
-
mizunomadoka
自由詩
4
12-11-23
無題_
-
服部 剛
自由詩
3
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
小原あき
自由詩
9*
12-11-23
風
-
佐藤伊織
自由詩
5
12-11-23
タイヤと一緒なら
-
藤鈴呼
自由詩
5*
12-11-23
おとなのぬりえとシュレッダーとの相性
-
もっぷ
自由詩
7
12-11-23
絵空事
-
そらの珊 ...
自由詩
17
12-11-23
心の旅
-
ぎへいじ
自由詩
14*
12-11-23
南房総ポエトリカル・アンソロジー__その1
-
あおば
散文(批評 ...
3*
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
るるりら
自由詩
23*
12-11-23
生きていくために身体を壊す
-
北大路京 ...
自由詩
15*
12-11-23
真理
-
HAL
自由詩
6*
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
あおば
自由詩
3*
12-11-23
自分へ
-
ぎへいじ
携帯写真+ ...
5*
12-11-23
砂漠
-
田園
自由詩
2
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
木屋 亞 ...
自由詩
10*
12-11-23
雨音
-
灰泥軽茶
自由詩
9*
12-11-23
路上の野菜売り
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
17*
12-11-22
アンドロメダ
-
千波 一 ...
自由詩
7*
12-11-22
【_遅延効果_】
-
泡沫恋歌
自由詩
20*
12-11-22
義務
-
あおば
自由詩
5*
12-11-22
詩が祈りであるなら
-
佐藤伊織
自由詩
2
12-11-21
空のような、雲のような。そんな夢さ。
-
元親 ミ ...
自由詩
17*
12-11-21
秋・絢爛
-
千波 一 ...
自由詩
10*
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