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僕らの回りにモノは、過剰になければならない。
そうでなければ高すぎて、中古の2LDKでさえ買えない。
供給過剰ぎみでなければ、僕らは豊かさをあじわうことができない。
モノが過剰にあるということは ....
空が高い

ここは関東平野だ

風のない晴れ

ここは関東平野なのだ

この町をぼくは歩いている

つくばエクスプレスで東京から埼玉へはあっという間・・・・でもなく

駅からタ ....
空虚な1月も終わる頃夜のことだ

さびしさは白すぎて重たくもなく

吹いていない風に新しくめくられていた

SL広場でだれかを待っていた

ほんとはだれも待ってはいないのに

たしかにだれかを待って立 ....
そういうじぶんをきらいになるしか

あなたとは別れることできなかった

オレ泣きそうだな、なんかさ

あなたをきらいになれないから

そういうじぶんをきらいになるしか

あなたとは ....
虚無たちが

降りつむ

まい落ちる

降りつむ

まい落ちる


飽きられたおもちゃのように

粉雪のように

プロしか無理なピアノの響きで


点になって

 ....
うすくつもった無音

じゃれあう轍

だれかオレに

うまい珈琲をいれてくれないか

きょう傷ついたことなども

香ばしくてすっきりとした

あったかな気持ちにかえてくれないか

うすくつもった無音
 ....
そこがどこであろうとも

夜風太郎は泣いている

真っ暗やみの墨汁のなか

肩寄せあう町の明かりに

夜風の吹くたびその刹那

夜風太郎は泣いている

そこがどこであろうとも
海を渡ってやってきた鹿子さんは

真理さんのいとこだ

鹿子さんの瞳は太陽にぬれてて

それは曇りの日でさえそうだった


祈りだけそこに残った

未来はとおくむこう

扇型 ....
ぼくはいまいきてます

いま?
いま、なんてものはぜんぶ過去だ
いま?
ぼくはみらいのいちばん尖んがったところにいる

ぼくはいまいきてます

きのうきみに写メを送ろうとしてぼくをと ....
海の森は林道からはじまっている

その入り口にはフクロウがいて

たまに人間に預言めいた案内をする

うえからひかりが射し込んでいる

月のひかりがちぎれ雲みたいになって

道には ....
夜はどうやって夜になるのだろう

ひかりはなぜひかりなんだろう

ひとはなぜひとを好きになるのだろう

どうしてそれを愛などと呼ぶのだろう


こんなこともわからなくなっている

 ....
なんでも操る、みさおと読んで<みさ>
ベストを尽くすが信条の<ベっさん>(マカロニサラダいつもあげた)
歴史に名をのこす選手になる<レキ>(フォーメーション理論に興味)
修羅場をくぐりぬける<シ ....
ぼくはきみにいそがしくて

きみをやきつけられなかった

マリーちゃん、かぜがよくなった、会いたい、

ぼくも会いたい

来週むりやりじかんつくって・・・

じかんなんかぼくにつくれるはずなかろうに
 ....
気持ちいいこと

優等生だって大好き

キスして欲しいところ

言わせる

単語で

お願いさせる

掛け布団のむこうで

なまえを呼ぶこえ

きれいな心みだらになる
 ....
耳をながあく描くだけで

なんでもうさぎになってしまう

うさぎは月のシンボルだ

まあるく明るいまん月は

まえあしみじかく描くだけで

なんでもうさぎになってしまう


 ....
すべての<色>に撃たれていよう

業火に灼かれ白い灰となるまで

サービスエリアで雨に撃たれた

車のなかから外を見るようなふりをした


ひとは明日を信じていた

ひとは不安を信じていた

俺はだか ....
いちを超えたら

それはやはり欲望なのだ

どれだけ切なくたって

それはやはり欲望なのだ


それをしずかに見守る者よ

正眼で唇を引き締める者よ

炎を背に剣を手にする者 ....
天気予報はあめだったけれど

きょうマイナスイオンの朝焼けだった

雲ひとつないみずみずしい空模様

さりげなく地上と天をむすんでいた

そのまま藍にかわっていた夜にはまるい月

 ....
シンゴにとってじぶんほど不可思議な存在はなかった

ここは洞窟なんだろうか

ここは苦しいところなんだろうか

楽しくなるところなんだろうか

シンゴはじぶんがどうしてこんなところにい ....
ドライヤーで髪がさらさらになった

ボタンがあって押すとイオンがでるやつだ

見えないイオン

温風だって見えるわけではない

でも現象としては

髪はさらさらに乾いている

 ....
すべて















すべて















揺れている












 ....
ひとはあんな道あるいただけで

聖人にもなれるみたいだけれど

そこに僕はじぶん重ねられない


ハピネス!


きみも僕もあいつもあいつらも

あたらしいリズムと湿やかさで
 ....
愛しているのは

ひとりきり

ともだちのはなしを

みつめている

そのおめめがいとしくて

だれにもまけないよ

さくらんぼがないている


なきんぼさくらんぼの
 ....
また動物の話をはじめた

彼女はたまった動物番組を見ながら

いっしょに歩くように話してくれる

自然が好きなの、山登りじゃないよ、そういうんじゃないの、

やわらかな鼻声がかわらしく ....
歩道橋から見つめている

じぶんのカルテを見つめている

群青を見つめている

乾いた冷やっこい風がなでている


きのうの満月をさがす


まだビルの向こうで

それはからだを膨らませている


つ ....
月が好きだということは

ひかりが好きだということです

太陽みたいにどぎつくなくて

月にあたってやわらかく

はねかえってくるひかり

そんなひかりが好きなのです


緑 ....
いとしあの娘のおそい夕食

いとしのタラコスパゲッティ

すこしのびすぎたのは

洗い物がたまってたせい

タラコがこまかくからんでる

海苔も醤油もオリーブオイルも

カルピ ....
ひとりでふたりぼっちになるよりも

ふたりでふたりぼっちでいるほうが

あったかくてやさしくてなつかしい


今という時間に

ふたりでいれば

集中できたんだ


ひとり ....
こんど病院にいったとき

ぼくは余命をつげられるだろう

下腹部にこんだけ違和感があれば

死んだことなんてなくてもわかる


現実としてそれを聞いてしまったら

ぼくはいったい

なにをやめなにをつ ....
ふつうのふりして

やすらかなふりして

やさしくはなくなって


アナタガコエヲアゲル


ぼくだけが

けがれてゆく


コンナニヌレルノオレダケカ


あなたは

きれいなままだ


コンナカタ ....
殿上 童さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(682)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕ら- 吉岡ペペ ...自由詩211-2-20
関東平野にて- 吉岡ペペ ...自由詩311-1-26
新橋みたい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-1-25
別れの流儀- 吉岡ペペ ...自由詩211-1-24
虚無たちが- 吉岡ペペ ...自由詩211-1-21
珈琲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...911-1-18
夜風太郎は泣いている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-1-12
時をゆく- 吉岡ペペ ...自由詩311-1-11
いまいきてます- 吉岡ペペ ...自由詩411-1-9
海の森- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-9
夜は- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-7
部員のなまえ- 吉岡ペペ ...自由詩311-1-5
マリーちゃん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-1-5
自由と愛- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-4
うさぎ大好き- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-1
サービスエリア- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-12-30
いちを護る- 吉岡ペペ ...自由詩510-12-22
きょうというひに- 吉岡ペペ ...自由詩410-12-20
音のない洞窟- 吉岡ペペ ...自由詩410-12-19
イオンや風- 吉岡ペペ ...自由詩510-12-18
揺れている- 吉岡ペペ ...自由詩310-12-8
ハピネス!- 吉岡ペペ ...自由詩210-12-2
なきんぼさくらんぼ- 吉岡ペペ ...自由詩310-11-27
この世のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩710-11-26
歩道橋から- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...210-11-25
ひかり- 吉岡ペペ ...自由詩810-11-23
いとしのタラコスパゲッティ- 吉岡ペペ ...自由詩410-11-23
ふたりぼっち- 吉岡ペペ ...自由詩1210-11-15
生きる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-11-14
○○- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-11-12

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