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朝だろうが昼だろうが

捨て置かれたように涼しげなひかり

空港から街までの夜を

ゆくとき車窓に映るようなひかり

晴れの日も雨の日も

いろんな朝昼晩に来たことがあるけれど
 ....
いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

つめたくなれる

いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

わすれら ....
きいろい秋の街道で

あなたも僕をおもうだろう

灰色がかった青空を

見上げて僕をおもうだろう


あらゆる準備ができているよ

なんだかせえせえしているよ

もう傷つくこ ....
いまは金木犀

いまは金木犀

10月のなつかしい光

幸福と切実のセット

みんなしあわせになあれ

みんなしあわせになあれ


身近なPM2.5

放射性物質は他人事 ....
ひとの一生懸命に対して

意味不明のことをしたら

されたほうは傷つくだけ


ひとの一生懸命をただじっと

深く冷たく温かく

見つめておればよかったのだ


ひとの一生 ....
彼岸花さいている

あの窓にも

道端にも

彼岸花さいている

廃炉でも

再稼動でも

彼岸花さいている


オリンピック

福島第一

半沢直樹

あま ....
雨が地面を濡らしていた

使えない鏡のように濡らしていた

空は雲に覆われていた

寂しい景色を高速で行った

雨の日のダルビッシュ

おまえもこんな気持ちなのか

だから虚空 ....
誕生日にひとつ歳をとる

それにぼくは一年くくられる

ぼくはなにかと似ているなあ

なんだったっけと考える


そうだ水だ

実体は変幻しながらも

本質を失うことのない
 ....
夜中どれだけ風が強く吹いても

虫たちの鳴き声はやまなかった

不安にふるえながら

ぼくはそのことに感心していた

遠ざけられたらまたおかしくなる

なのに秋の虫たちはやまなかっ ....
分断されてゆく

もうなんどめの喪失感だろう

季節やこころのことは

もう書き尽くされていた

また熱帯夜がやって来ようが

秋の虫たちは鳴くのをやめなかった


考えると ....
校庭を見つめる

あんなことをして

秋の日暮れを

ぼくもまた過ごしていた

校庭を行き過ぎる

あんなことをして

秋の日暮れを

ぼくもまた過ごしていた


「 ....
だいじょうぶ

気持ちで言っても伝わらない

数字で言ったら伝わるのかな

数字で言うならいまのこと

みらいではなくていまのこと


ひとはいつの世も雰囲気にながされて

 ....
誰も知らない

気疲れで倒れそうなことを

誰も知らない

右目と右脳が悲鳴をあげていることを

誰も知らない

マッサージ師に?を連発されていることを

誰も知らない

 ....
夏が圧をなくしてゆく

なし崩しの継ぎ接ぎだらけの

プロセスばかりが裏切りの

結果だけがハッピーエンドな

夏が圧をなくしてゆく


秋よさらば

台風がスライドする

大気よりも海洋が

あたた ....
理念や法則や未来のために戦っている

戦争をしている

誰も救うことのできない戦争をしている


優しさは

勝利なき戦いに挑む者たちだけが

身につけられる

そのことを
 ....
波の音は

異国のことば

こどもたちが海に入ってゆく

カメラが海に潜り込む

水のなかは

ことばのない異国

それがえんえん繰り返されて

ぼくたちは眠るのだ

 ....
ひかり

ワイシャツが透き通る

暑い夏

湿気が熱を孕んでいる

だから

日向も日影も暑いのだ


でも未来がくれば

ひかりに熱がなくなって

湿気もなくなって ....
白いおこめをぼくは買った

あなたのからだよくなるように

白いおこめをぼくは買った

二人のいのりかわされるように


シャケのおにぎり

緑のブロッコリー

小さなお弁当 ....
ふたり見た満月は

地べたに虫の声

きょうも一日ずっと

あなたを想ってた


ル、ル、ルール

鈴虫の声が吹く

ル、ル、ルール

幸せなはふたり

ル、ル、ル ....
あなたはもっと自信を持て

あなたはそんなもんじゃない

あなたに期待して

かつて地球におられた方々が

一心に合掌しているのだから


激流がしめされる

あなたは岩だ
 ....
あくびをしたら

なみだがポロポロでてきた

いまごろあなたの

町ではどかんどかんと花火だろう

強がってみたけれど

ふたりで花火見上げたかった

たくさんの写真の

 ....
恐竜のいそうな島に着くと

そのままゴルフ場に向かった

ロッカーに着替えを突っ込んで

朝の涼しい湿りに芝を踏んでゆく


日本でしようが

海外でしようが関係のないはずなのに ....
くそさびしい夜だ

痛かったやろ

こわばったやろ

目どこ見たら

わからんようなったやろ

胸こげたやろ

ゆびさきしびれたやろ

息あさくなったやろ

そんなじぶ ....
会社の女の子は俺に緊張している

いつのまにか会合でも

年下の奴には偉そうになっている

出会うひと

出会うひと

もう自然体で偉そうになっている

いつ頃くらいからだろ
 ....
めまいがする

にじんでいる

なみだがとまらない

さけびたいのに

おれのせいなのに


こころなんて蟻さ

きよらで柔らかな生き物に

知らぬまに踏み潰されている
 ....
ぼんじゅーる

はろー

こんにちわ


こころたちを

じぶんにわきおこる感情よりさきに

感じるんだ

受け取るんだ


ぼんじゅーる

はろー

こんにちわ
意味のないところから

始めなければならない

奪い

育み

意味もなく

にじみ

ぼやけ


増税のめくらましのなかで

社会保険料ばかりあがってゆく

そ ....
生きている

やさしいから

目につくことがある

傷つくことがある

こころが折れそうな

日々の機微を

吐き出したくて

みんなときどき意地悪になる

でも大丈夫 ....
あたたかな素肌

たがいにすべらし合うぐらい

あなたの粘膜に

つつまれる僕の素肌が好きだ


あなたもそんな感じなのだろう

僕の素肌に埋められる

じぶんの粘膜が好きな ....
ねたかなあ

ねたら

いい気になって

とくい顔になって

らくになってくれたら

いいなあ


あなたを想ってした

あなたの名を

たくさん呼んで

からだ ....
殿上 童さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(682)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
淋しい琵琶湖- 吉岡ペペ ...自由詩513-10-25
つめたい月- 吉岡ペペ ...自由詩913-10-17
秋の街道- 吉岡ペペ ...自由詩513-10-14
いまは金木犀- 吉岡ペペ ...自由詩713-10-8
一生懸命- 吉岡ペペ ...自由詩813-10-6
彼岸花さいている- 吉岡ペペ ...自由詩713-9-28
雨の日のダルビッシュ- 吉岡ペペ ...自由詩313-9-25
誕生日- 吉岡ペペ ...自由詩713-9-21
秋よ、秋の虫たちよ- 吉岡ペペ ...自由詩513-9-17
秋の虫たち- 吉岡ペペ ...自由詩313-9-14
秋の日暮れ- 吉岡ペペ ...自由詩413-9-9
だいじょうぶ- 吉岡ペペ ...自由詩413-9-8
誰も知らない- 吉岡ペペ ...自由詩813-8-31
秋よさらば- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-8-31
勝利なき戦い- 吉岡ペペ ...自由詩513-8-26
フランシス・アリス展にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-8-25
暑い夏- 吉岡ペペ ...自由詩1513-8-24
白いおこめの歌- 吉岡ペペ ...自由詩613-8-20
鈴虫の風が吹く- 吉岡ペペ ...自由詩313-8-20
あなたは岩だ- 吉岡ペペ ...自由詩613-8-18
花火- 吉岡ペペ ...自由詩313-8-17
恐竜のいそうな島- 吉岡ペペ ...自由詩413-8-11
くそさびしい夜- 吉岡ペペ ...自由詩1013-8-3
出会うひと- 吉岡ペペ ...自由詩213-8-1
こころなんて蟻さ- 吉岡ペペ ...自由詩813-7-30
こころたち- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-7-30
奪い育み、意味もなく- 吉岡ペペ ...自由詩313-7-28
機微の唄- 吉岡ペペ ...自由詩1113-7-27
素肌と粘膜- 吉岡ペペ ...自由詩113-7-21
ねたかなあ- 吉岡ペペ ...自由詩313-7-21

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