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3時間過ごしてしまった

音楽を聴いたりぼっーとしたり

おうちに帰ると屋根のうえに

オリオン、おまえならなんて言うだろう


悪ぶってみたけれど

おまえを放っておくオスなん ....
いのちまで取られやしない

いのちのお陰で好きでいられる

さあ来いよ

ぼくはあなたのライオンになる


淋しいのも悲しいのも平気

慣れてしまえばこんなもの

胸のしびれ ....
ぽつんとひかる

それだけで嬉しくなれた

淋しくもなれた

悲しくもなれたし晴れやかにもなれた

ぽつんとひかる


遠くのマンションが

白いひかりを並べていた

あ ....
知らない町をぷらぷらと歩いた

ビルの影に空の水色が透けていた

ぼくは何に切り取られているのだろう

三次元にだろうか

四次元にだろうか

こころを入れたら

いったい世界は何次元になるのだろう
 ....
休みの日の朝は

なんの変哲もない喫茶店にゆく

香ばしくてゆるい珈琲の匂い

水っぽい湿気たぬくもりが心地好い

珈琲をすすり煙草をくゆらす

覚醒を待ちながら新聞を読む

僕はそれ以上のなにもので ....
カート道に蛇がいた

もう十組は出たはずだから

十回は轢かれかけたはずだ

まだ空をよく知りもしない

星だけ見つめて知った気の

地球にはぼくがいた


昔のひとは

空について

知らないことが ....
夜はなんのものまねしてるんだろう

宇宙の闇のものまねなら

それは孤独と奇跡のものまねだろう


ひかりが夜(ヨル)をそのままに

それが星(ホシ)のものまねなら

永遠(トワ)と刹那のものまねか
 ....
彼女がたとえ男だったとしても

ゾウだったとしても

ぼくは彼女の存在を愛しています

今朝そう告白して

そういうことだったんだと

はじめて楽になれたような気がしました

 ....
大人だって嘘をつく

じぶんの気持ちに嘘をつく

でも結果は本当だ

だから

嘘だったんだと分かるのだ


ふたりで築きたかった

今もそこだけはぶれていない

築きた ....
灰色をゆく

電車が横向きに灰色をゆく

建物や小山が左に流れる

アナウンスは駅名しか言わない

慣性の法則だけが生きろと言っている


逆らおうと運ばれる

哀しかろうと笑っている

言い寄られて ....
夢からさめると

とんがり帽子が胸にささっていた

ぼくは泣いていた

登場人物たちは

これでもかとばかり傷をつけてきた


疾走する理不尽は

残酷な現実

妄想のノ ....
西の夜空に

月が置いてあるよ

黄色いオレンジが

おまえの温度のようだ


夜はなぜ来るんだろう

地球のことが分からないから

この世のことが分からないから

夜は ....
好き島?

嫌い島?

気持ち海

海いのち

なみ切実

風ちから


愛しい

たまらなく愁い

愛しい


気持ち海

海いのち

なみ切実

 ....
青灰色の夕暮れに

鳥の群れ

黒い影が

青灰色の夕暮れに


ぼくはあなたとはぐれていた

ガキの頃からのそれは宿命だ


青灰色の夕暮れに

鳥の群れ

黒い ....
横断歩道の

白いところしか歩かないことにしている

もう四ヶ月たつけれど

たった六十ヶ月で求めてしまった前科がある

もう時間じゃない

こころを忙しくさせて

連戦連勝し ....
あなたといれたらなにもいらない

なにもいらないからあなたもいない

見えないもの

すぐ結果となって返って来ないもの

だけど

たしかに存在するもの

今生の別れでさえ

そんなからくりのなかにあ ....
嘘を書いたりするのは

あなたの気をひきたいからと

ぼくのスキルを伴った方法だ


あなたを見つけて以来書いてきた

四千個くらい書いてきた

集中とバランスとスピードを手にした


嘘を書いたりす ....
歩道をわたる

小鳥がさえずる

三日月の見えないところを見つめている

見てないだろ

こころの目で見つめている


首が心配だ

足首が心配だ

フェイスブックで探してしまう

銀いろに波紋がさざ ....
今日もまた五万回あなたを思った

夢遊病者のようになりながら

ふたりは一生懸命生きている

こんな悲しい気持ちでひとり

明日もまたあなたを五万回思うよ


こんなにまだ苦しい ....
息子たちは

ついに私が身につけられなかったものを

すでに有している

すこし心配しつつ

それを頼もしくも

それを羨ましくも

息子たちを

ゴルフ帰りの渋滞のなかで ....
今朝

息子を起こすと

たんぽぽの詩を書いている夢を見ていたのだと言う

息子はつめたい目をして宙をにらんでいる

どんな詩だったのかは思い出せないのか

それとも説明するのがめ ....
息子たちがまるで舞台にでも上がるような感じで寝室に消えた

オレは面白いことを一言でも言って息子たちを送り出そうとする

気配くらいしか感じられない返事をしずけさのなかに幻視する


偉 ....
こどもが出来たみたいだ

みたいだと言うのもおかしいけれど

ふしぎなものだ

ぜんぶが静かに収束してゆく気がする

震災のときも

いちばん最初につながったのは

そのあとも

なんどもなんどもつな ....
悲しくもないのに

悲しい風が吹いている

透明でもないのに

透明な風が吹いている

色などもうないのに

空しいものなどもうないのに

悲しくもないのに

悲しい風が吹 ....
なんてことないゴルフ場

なんてことない日曜日

明日はなんてことない月曜日

なんてことない風にあたり

なんてことない煩わしさに

なんてことないものを感じている

なんてことない我慢でもするとす ....
あれだけの量の雨が7月から降っていたのか

大雨で河から溢れた泥水が

国土を覆い尽くそうとしている

タイは海抜の低いたいらな国だ

大阪でいうと寝屋川市みたいなところだ

タイ ....
最愛を通訳する者よ

ぼくは今からここを出る

999が旅立つように

ぼくは傍観者であり冒険家だ

目と手と足で告白する者だ


海底に連なる群れよ

そこに加わり

ゆっくりはぐれよう


最愛を ....
あなたが不幸になるのは絶対いやなのに

幸せになるのも絶対いやなのは

まだ好きなだけじゃないからなのだろう


幸せなあなたを見かけたら

飲めないお酒に酔ってしまったような

 ....
振り出した手形の期日をさきに延ばしてもらおうとアポもとらずにユキは仕入先の材料屋さんに朝駆けをした

その建物に入るとき一瞬ホアシトオルのことを思い浮かべてユキはクスッとほどけたような気持ちになっ ....
糞まみれの日常を

ホテルの部屋が

罠のふりをして毒を隠してゆく


考えても仕方がない

行動はシンプルに

仕方がないことを考え抜け

至らないことこそ素晴らしい

 ....
殿上 童さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(682)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オリオン- 吉岡ペペ ...自由詩811-11-5
胸のしびれ- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-4
ぽつんとひかる- 吉岡ペペ ...自由詩711-11-4
空の水色- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-4
休みの日の朝は- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-11-4
蛇つかい座の夜想曲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-11-3
夜をそのままに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-3
ギフト- 吉岡ペペ ...自由詩1511-11-3
大人だって- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-2
灰色をゆく- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-2
戦場のとんがり帽子- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-2
四谷の夜- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-1
愛愁- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-1
鳥の群れ- 吉岡ペペ ...自由詩311-10-30
白い横断歩道- 吉岡ペペ ...自由詩311-10-30
見えないもの- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...911-10-30
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-10-30
波紋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-10-30
五万回あなたを- 吉岡ペペ ...自由詩211-10-29
渋滞- 吉岡ペペ ...自由詩311-10-29
たんぽぽの詩- 吉岡ペペ ...自由詩1111-10-28
舞台- 吉岡ペペ ...自由詩211-10-28
前進- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-10-27
ウラ- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-25
自由- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-10-23
タイの思い出- 吉岡ペペ ...自由詩211-10-22
さよなら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1211-10-22
動悸- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-21
ユキの階段(1)- 吉岡ペペ ...自由詩311-10-20
日常- 吉岡ペペ ...自由詩511-10-19

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