もういいから
ぶちまけっぺもう
な、
えらくむかつくから
ぶちまけてさっさと
天一食って帰っぺ
せっかく高円寺まできたんだから
絶対下痢すっけどしょうがね
もうしょうがね

おいダ ....
人は空を飛べない
けれども
人は空を見て夢を描ける
飛べなくても
しっかりと地面に踏ん張ればよい

人は宇宙を泳げない
けれども
人は頭の中で宇宙を創れる
泳げなくても
{ルビ颯爽 ....
実家から帰って来てからそろそろ2週間だ

生活環境のまったく違う中

やっと京都での生活にも慣れて来た

実家では久しぶりの帰省だと料理も大判ぶるまいしてくれ

色々な場所 ....
僕は悲しい
とてつもなく
無力を感じる
勢いにまかせて
自分の出した手紙は
もうポストの中で
出来るならただ
彼女の元へ
届かないで欲しい
ただそれだけを祈り
ただそれだけを祈る
 ....
東京と東京のあいだは
やはり
びっしり東京だった
銀色のパチンコ玉で{ルビ犇=ひしめ}いていて
覗き込めば
ひとつ、ひとつ
{ルビ歪=ゆが}んだ顔を映す

冷たい光の反射に
じっと身 ....
春めくのか夜になると
もぞもぞするもの
それは
あなたのつくしんぼう
今夜のわたしは疲れているのに
背中を向けた闇のなかで
何かを探し蠢いている
辛抱が足らないから
貧乏なのか
芯棒 ....
冬の雨が上がって
しっとりと潤った空気に
小さな蕾が目覚め始める

春と呼ぶにはあまりに早く
陽射が弱々しく届いて
蕾の外側だけがほんのり白く染まる

冷酷な北風には
他愛もない出来 ....
 ままならないのが人生劇場
 その中でいろんなことを学びとる
 自分の足で立ってない頃には
 すべての刺激は自分を責めていたっけ
 
 叔父に殴られ
 母は青ざめ
 父は妾をつくり
  ....
夜が更けていきますね
送電線を伝わって
ふらりふらりと麦畑を行けば
ほら
電線が囁いている
星屑をまとった天使たちが
口笛を吹きながら散歩しているんだ

軍用ブルドーザーに破壊されたガ ....
白い海触崖の上
見渡す限りさえぎるもののない
広大な草原の真中にいて
両手を広げ
はたはたと
羽ばたく鳥のまねをしてみたり
帆のように風をはらみ
さらに白い空の彼方へと
消え入りたいと ....
ひまわりが枯れて
バラが枯れて
チューリップがこぼれて
シベリアだけがまだ 
咲き誇っている

切られた花の優しさしか
あげられません
あげたくても
あげられません
 ....
あたしのスカートの
端っこを切ったのは あなたでしょう?

羽をばたばたさせて 空に浮かぶ
髪が伸びたので あたしは飛べるようになった

まっさらな夜を
あなたの匂いをたよりに飛んで
 ....
 自由の翼がほしかった
 好きでもないものばかりは食べられない
 わがままなんかじゃなくて
 自分らしく生きていたい

 自由の心を持ちたかった
 言いたいことを押さえて
 我慢する ....
暮れかかる
陽の手は伸びて
居ならぶ雲を
染めあげる
夜の扉をひらくため
灯された
あかりのように

瞬き、
という行為の
間に間に見える
人と人を結ぶ
曖昧な影
「優しさ」 ....
あなたはためすように
月を詠むのです
椿の花が落ちる夜に
闇から色を分かてるのか
ためすように
あなたは月を詠むのです

くれなゐは
いつぞの契り
くれなゐは
今わにみ ....
水が流れる
水車が回る
水が回る
僕は僕の血液で回る

風が吹く
風車が回る
風が回る
僕は僕の呼吸で回る

陽が昇る
地球が回る
陽が回る
僕は僕の意志で回る

星が輝 ....
おかもと君は
わたしの初めての人に
なってもいいと思ってたのに
夢ばかり語って
てんこーして行ってしまった
手紙を書くよと言ったきり
年賀状もこなかった

おかもと君の夢は
とほうも ....
 どうしようもない風に吹かれて
 立ってもいられず
 ただうずくまっていた青春
 何度も何度も悩みのサークルを
 ぐるぐる回り続け
 周りには妖怪、悪魔が徘徊し
 ドアの向こうに絶望を ....
真実は二次会にある
アンパンマンとばいきんまんも
水戸黄門と悪代官も
きっと誰も知らない所で
「お疲れちゃーん!」とか言って乾杯しているに違いない
演技だからとかじゃなくてマジで。
黄門は ....
えのぐのあじがする
と、遠ざけられた皿には
白いドレッシングのかかった
シーザーサラダが
盛られたかたちのままだ
野菜も食べないと大きくなれません
と云われて
娘はふくれている


 ....
今日一日を生きることで
精一杯だったので
寒い日だったことは覚えているけれど
空が透き通るような青だったかどうかは
わかりませんでした

今日一日を生きることで
精一杯だったので
温か ....
私の想いは届かない
どんなに胸を焦がしても
あなたは私に気付かない

あなたの前を行ったり来たり
私は哀れな{ルビ自動人形=オートマタ}
涙さえも流せずに
くるくる踊る道化者


 ....
 疲れた身体を横たえて
 ひっそり眠る午後の一時
 モノクロームの夢の後
 窓辺に花が覗いてた
 ここは僕のオアシス
 すべての道に繋がる入り口
 生きてるという勲章を誇りに
 明日 ....
今日の運勢悪かったから
明日とカミサマに

あたしからPEACE!
彼女がいた
いく度も抱きしめた
東京を去った僕は今ここにいる
送られたままの荷物をひも解くと
数ヶ月前の君がいた
僕は深く
深呼吸をする
そうして昔そこに在った
君の体と、口づけ
甘 ....
彼は
勝つためだけに生まれ
勝つことだけしか許されなかった

勝つ論理しか与えられなかった彼にとって
勝ちとは
強いとは
定義や疑問をもつことすら許されなかった
彼は
勝ち続けること ....
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく

時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ....
合掌をしていただきます
生きるために
その命をいただきます
博愛主義でも
食べなければならないのです

わたしの肉じゃがは
一年前とはくらべものにならないくらいに
旨くな ....
幼い頃に広かった幼稚園の庭。大人になって訪れると
不思議なほど狭くなっていた。密かに憧れていた保母
さんは、ふたりめの赤ちゃんをだっこして。お腹の太
ったおばちゃんになっていた。 

年を重 ....
見知らねど行き着く場所はここにある
  夢見て君を連れた北国


いつのまにか眠った僕の携帯に
  隣の君から夕陽の小樽


真綿色の雪があまたの恋に染み
  冷たい北の印 ....
もののあはれさんのおすすめリスト(953)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひでやんsings_Marvin_Gaye〜What's_G ...- 構造自由詩1107-1-20
人は空を飛べない- ぽえむ君自由詩12*07-1-19
家族- DirectConnec ...自由詩7*07-1-19
郵便はポストに投函された- プル式自由詩2*07-1-19
東京パーラー- 佐野権太自由詩31*07-1-19
つくしんぼう- 恋月 ぴ ...自由詩32*07-1-18
きみに向けて- 銀猫自由詩28*07-1-18
あんなことあったなぁ- 山崎 風 ...自由詩907-1-18
旅の終わりに- ダーザイ ...自由詩52*07-1-17
路傍で- ダーザイ ...自由詩22*07-1-17
シベリア- 水在らあ ...自由詩39*07-1-17
- もも う ...自由詩41*07-1-17
夢みる自由- 山崎 風 ...自由詩1007-1-17
あかり- LEO自由詩31*07-1-17
月を詠むひと- Rin K自由詩39*07-1-16
僕は僕の夢で回る- ぽえむ君自由詩15*07-1-16
おかもと君の夢- ふぁんバ ...自由詩35+*07-1-16
俺は変った- 山崎 風 ...自由詩707-1-16
二次会の世界- 新守山ダ ...自由詩14*07-1-16
ファミリーレストラン- 佐野権太自由詩36*07-1-15
精一杯の一日なので- ぽえむ君自由詩10*07-1-15
恋する自動人形(オートマタ)- 未有花自由詩13*07-1-15
モノクロームの夢の後- 山崎 風 ...自由詩1207-1-14
明日にPEACE- 愛心携帯写真+ ...7*07-1-14
残り香に犬は吼える- プル式自由詩3*07-1-14
常勝することよりも上昇したかった- ぽえむ君自由詩8*07-1-14
時に逆らって- ぽえむ君自由詩22*07-1-13
肉じゃが- 小原あき自由詩19*07-1-13
遠い鐘音- 服部 剛自由詩13*07-1-13
北国にて- Rin K短歌18*07-1-13

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